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オーストラリアンミストを徹底解説♡特徴から飼い方まで可愛い魅力をご紹介!

オーストラリアンミストを徹底解説♡特徴から飼い方まで可愛い魅力をご紹介!

猫にはマンチカンやスコティッシュなど様々な猫種がいますが、それぞれに可愛く魅力的な部分がたくさんあります。数多くの猫種のなかで、まだ日本ではあまり知られていない、マイナーな猫種『オーストラリアンミスト』をご存知ですか。美しく癒やし系な見た目に親しみやすい性格の可愛い猫です。こちらの記事ではオーストラリアンミストについてまとめました。

 

オーストラリアンミストとは

オーストラリアンミストはアビシニアンやアメリカンショートヘア、バーミーズ、オーストラリア国内生まれの縞模様の猫などと交配されたかなり新しい猫種で、日本国内のペットショップではあまり見ることがないレア猫です。

オーストラリンミストの歴史

前述のように、オーストラリアンミストは新しい猫種、その歴史は1976年からになります。名前からも分かるように、原産国はオーストラリア、斑点模様の家猫を増やすことから生まれました。

上記記述の猫種をかけ合わせ、バーミーズの個性を強く受け継ぎ縞やマーブル模様の美しい猫がオーストラリアンミストです。 当時の猫種名はスポテッドミストでしたが、1998年にその特徴的な柄が基準として認可、さらにオーストラリアで生まれた代表的な猫(日本の三毛猫的存在)とするためにオーストラリアンミストとなったのです。

世界猫連盟・WCFや世界最大の猫の遺伝子登録機関・TICAの公認、猫血統登録機関・GCCFの仮認定を受けています。

オーストラリアンミストの特徴

「オーストラリアの霧」という意味合いがあるオーストラリアンミストは、美しい模様が魅力的な可愛らしい猫です。日本ではあまりお目にかかることのないオーストラリアンミストの特徴をチェックしてみましょう。

特徴①性格

 家猫として誕生したオーストラリアンミストは穏やかで人懐っこく、甘えん坊な性格をしています。家の中で過ごすことを好み、走り回ったり探索するよりも、飼い主さんや家族の膝の上でまったりとすることが多いですが、遊ぶことも大好きです。

また、子どもが苦手な猫が多い中で、オーストラリアンミストは人の子とも友好的、基本的に穏やかでおおらかな猫なので、攻撃的になることや引っ掻くことも少ないためお子様のいる家庭にも馴染みやすいでしょう。

甘えっ子で人が大好き、インドア派なので常に人がいる環境を好み、在宅ワークや子どもが独り立ちした夫婦、老夫婦などに可愛がられることが多いようです。

特徴②体重

オーストラリアンミストはほっそりとした見た目に反して筋肉質であり、スタイル抜群の美人さんが多くなっています。平均的な体重は3~6kgと中型、メスとオスとではオスのほうが骨格がしっかりしているため若干大きめです。

特徴③毛色

「オーストラリアの霧」を意味する名前を持つオーストラリアンミストの毛色は、ブラウンやブルー、チョコレート、ライラック(薄紫)、シナモン、フォーン(やや明るめのブラウン)、ゴールド、ピーチ、キャラメルと多数があります。

しかし原産国のオーストラリア団体ではシナモン・フォーン・キャラメルを除く6色を、GCCFではゴールド・ピーチを除く7色、TICAではシナモン・フォーンを除く7色を認定したいるようです。

これは団体ごとに認定色が異なるというよりも、若干の色名や分類によって多少の誤差があるだけです。オーストラリアンミストは毛色の違いよりも模様が特徴的であり、地色より濃い色で身体の両側面に名前由来である霧のような斑点や大理石模様があります。

他にも足としっぽには輪状や縞、首や顔にライン模様があり、子猫時代には明確な模様は見られず、身体が成長するにつれて模様が定着します。

特徴④寿命

ペットとして飼う以上、長く共にありたいと思うのが飼い主としての本音です。猫の平均寿命は12~18年ほど、近年では餌の質が良くなったり様々な治療法の開発が進んだことにより特に家猫の寿命を伸ばしています。

血統書付きの場合は平均寿命が短いとも言われていますが、オーストラリアンミストは身体が丈夫なので平均寿命は15~19年ほど、一般的な平均寿命よりも少しだけ長くなっています。

オーストラリアンミストに限らずどんな猫にも言えることですが、飼育環境を整え、病気や怪我などの早期発見による治療等で平均寿命を伸ばすことも可能です。

オーストラリアンミストを飼うには?

丸みを帯びた愛らしい顔に大きくクリっとした目で愛嬌たっぷりのオーストラリアンミスト、人懐っこく子どもにも優しいので「飼ってみたい」と興味を惹かれます。 しかし日本のペットショップではほとんど見ることのないオーストラリアンミストを飼うにはどうすれば良いのでしょう。

オーストラリアンミストの探し方

歴史の浅いオーストラリアンミストは日本国内のペットショップではまずお目にかかることはありません。猫は猫種によってブリーダーが存在しますが、オーストラリアンミストに限ってはこのブリーダーですら未だ多くないのが現状です。

以前まではオーストラリアンミストを飼おうと思ったら原産国であるオーストラリアでブリーダーを探し、交渉するしか方法はありませんでした。しかし2017年にはオーストラリアから日本に2匹の親猫がやってきて子猫を生んでいます。

オーストラリアンミストを探すにはTICAに登録されたキャッテリー(ブリーダーより一段回上)の資格を持つ方を探すことから始めましょう。 日本国内ではまだオーストラリアンミストのブリーダー・キャッテリーが少ないためにかなり競争率が高く、なかなか飼うことは困難です。

そのためキャッテリーの公式サイトでこまめに情報を集め、出産予定などをチェックしておきましょう。英語ができる方はオーストラリアのブリーダーを頼る方法もありますが、検疫や輸送費などがかかるので注意してください。

オーストラリアンミストの価格相場

ペットショップではなくブリーダーから譲り受けるしかないオーストラリアンミスト、実際に飼うとなればどれくらいの価格になるのでしょうか。日本での知名度が低いだけでなくブリーダー自体も少ないため、価格もそれなりに高くなります。

お迎えできる子猫自体の掲載も少ないため、相場価格を調べることが難しいですが、2022年11月時点で掲載されていたオーストラリアンミスト(子猫)の価格は27万5000円、高額になることは間違いないでしょう。

オーストラリアでは生体代のみで300~400ドル、日本円に換算すると2022年11月時点で約28万~38万、オーストラリアから輸入するのであれば生体代に検疫・輸送費の20万円以上がプラスされます。輸入代行業者などに依頼すれば合わせて仲介手数料や事務手数料が必要になります。

オーストラリアンミストの飼い方

希少なオーストラリアンミストは入手することが難しいですが、飼うのであれば長生きしてもらうためにも正しい飼い方を把握しておきましょう。

オーストラリアンミストの飼育環境

家猫として生まれたオーストラリアンミストは家の中が大好きですが、やはり飼育するとなればストレスフリーな環境で育てることが第一です。 穏やかな性格で噛んだり引っ掻くなど攻撃的な面が少ない分、自己主張が激しくなく我慢強い個体なので、できる限りストレスのないようにしなければいけません。

ストレスが溜まると毛繕いが増えたり走り回る、いつもより頻繁に鳴く、落ち着きがないなどの行動として現れます。ひどくなれば食欲が落ちたりトイレ以外で粗相する、爪とぎ以外で爪を研ぐこともあります。

このようにいつもとは異なる行動が見られた場合にはストレスが溜まっている可能性もあるので、膝の上に乗せる時間を増やしたり話しかけるなど、甘える時間を増やしてあげましょう。

また、おもちゃで遊ぶこともストレス解消になります。家の中や飼い主さん、家族が大好きなオーストラリアンミストはお留守番が苦手で一人の時間が長い、かまってもらえないとストレスを感じることもあるのです。 性格上、一人暮らしや共働きの家庭よりも家族が多い家庭や常に人がいる環境で飼育するほうがおすすめです。

オーストラリアンミストのお手入れ

オーストラリアンミストは短毛種ですが、美しい毛並みを保つためにもブラッシングはきっちりしてください。 もちろん自分で毛づくろいも行いますが、ブラッシングすることで毛を飲み込まない、スキンシップができる、病気や怪我の早期発見につながるなどのメリットがあります。

猫が自分で毛づくろいした場合、抜け毛を飲み込みお腹の中に毛を溜め込んでしまいます。通常溜まった毛は自分で吐き出したりうんちと一緒に排出しますが、消化管に溜まって毛球症になる可能性もあるので、できるだけブラッシングで手入れをしてあげましょう。

オーストラリアンミストを手入れするのにおすすめなのは獣毛ブラシやラバーブラシ、仕上げにコームなどを使います。短毛種なので毛が絡まることはありませんが、汚れを取り除いたりツヤを出すためにも1日1回はお手入れしてあげてください。

オーストラリアンミストの注意したい病気

オーストラリアンミストは複数の猫種をかけ合わせて生まれた猫ですが、遺伝性疾患がほとんどなく身体が丈夫な種類でもあります。それでも注意したい病気があるのでチェックしておきましょう。

先程も記述したように、オーストラリアンミストは非常に我慢強い性格をしています。そのためストレスを溜め込む傾向にあり、ストレスから過剰な毛繕いによって脱毛や皮膚炎になることもあります。

また、オーストラリアンミストだけでなく猫の病気として良く知られる尿路結石・尿石症にも注意が必要です。尿路結石はおしっこのpH値が崩れ、尿管や膀胱、尿道に結石・結晶ができ、尿道などを傷付けたり膀胱炎に繋がります。

最悪の場合には急性心不全から尿毒症を発症、命の危険性もあります。何度もトイレにいく頻尿や1回のおしっこ量が少ない、排尿時に鳴く場合には尿路結石を疑ってください。

おしっこがキラキラしたりピンク色になる、血尿になったときにはすぐに診察してもらいましょう。また、家猫に多い肥満にも気をつけ、適度な運動を心がけてください。

オーストラリアンミストは今後人気が高まりそうな猫

スマートなシルエットに長い足、美しい毛並みと人懐っこい性格のオーストラリアンミストは人が大好きで家猫としても飼育しやすい猫種です。現在では入手が難しいけれど、徐々に注目を集め、今後人気が高まりそうな猫となっています。

三毛猫は幸運を呼ぶ?性格・特徴・飼い方のポイント徹底解説♡

三毛猫は幸運を呼ぶ?性格・特徴・飼い方のポイント徹底解説♡

三毛猫とは3色の毛が生えている猫のことで、幸運を招く猫として知られています。その可愛らしい見た目から、日本人はもちろん世界中の愛猫家から人気を集めています。この記事では、三毛猫の性格や特徴を詳しく解説していくとともに、三毛猫の飼い方や迎える方法をご紹介していくので購入を考えている方はぜひご覧ください。

 

三毛猫(日本猫)とは

日本猫とは日本で生まれ生活している猫の総称で、特定に品種を示すものではありません。同様に三毛猫も品種ではなく、日本猫の柄のひとつで3色の毛が生えていることからそう呼ばれるようになりました。 三毛猫の多くは雑種ですが、その毛色や容姿は海外ではとても珍しく「Calico(キャリコ)」「Tortie and white(トーティ・アンド・ホワイト)」「Tricolore(トリコロール)」などとも呼ばれて親しまれています。

日本猫の品種として唯一、認められているもので「ジャパニーズ・ボブテイル」という猫がいますが、この品種はアメリカで繁殖・改良が行われ誕生したもので三毛猫のとは違う品種です。しかし、現在では逆輸入されて日本での愛猫家も増えています。

三毛猫の性格や特徴

招き猫のモチーフとなったも三毛猫は、幸運を招くとして猫として古くから多くの方に愛されてきました。ここからは、三毛猫の性格や特徴を詳しく解説していきます。

三毛猫の特徴①見た目

三毛猫は、白・黒・茶色のまだら模様が全体に入っているの一般的ですが、ひとつとして同じ柄は存在しません。丸みのある輪郭にクリクリした目を持つ猫が多く、耳は少し垂れているのが特徴です。また、手足は比較的短く、寸胴な体型をしています。

三毛猫の特徴②種類

3色の毛が生えている猫を三毛猫と呼びますが、毛の生え方(模様)によってその呼び方は変わってきます。もっとも、一般的なのが白・黒・茶色のまだら模様が全体に入っていて3色の境がはっきりしているタイプで「トーティー&ホワイト」と呼ばれています。

三毛猫と聞くとこのタイプを思い浮かべる方が多いと思います。「飛び三毛」と呼ばれるタイプは大部分は白が占めていますが、黒と茶色のブチがまばらにあらわれているのが特徴です。

「薄三毛(ダイリュート・キャリコ)」とは、白・明るめの茶色・濃い茶色など淡いい色合いの三毛猫のことで『キジ三毛』と呼ばれることもあります。そのほか、黒と茶色の毛の一部が縞模様になっている三毛猫は「縞三毛(トビー&ホワイト)」と呼ばれるなど、三毛猫にもいろいろな種類があるそうです。

三毛猫の特徴③歴史

犬に並ぶペットとして世界中の人から親しまれている猫ですが、野生のヤマネコを家畜にしたのがイエネコのはじまりだと言われています。 イエネコが人と生活を共にするようになったのは、約5,000年前の古代エジプトで、収穫した穀物をネズミから守るために猫を飼っていたという説が古くから伝わっています。

約3,600年ほど前には、人間と猫が一緒に暮らす様子が描かれていることから、その説が有力視されています。

日本猫のはじまりは、奈良時代ごろで経典などの書物をネズミから守る益獣として中国から輸入されたと言われています。 日本猫の1種である三毛猫は鼻筋が通っている・毛が短いなど日本猫特有を特徴をもっていますが、日本猫に住んでる三毛猫には純血種はほぼ存在せず、日本猫の血を引いた雑種がその多くを占めています。

三毛猫の特徴④オスが少ない

三毛猫には「オスが少ない」という話をよく耳にします。実際、三毛猫のオスが生まれる確率はおよそ3万分の1と言われていますが、なぜオスが生まれないのでしょうか? その理由にあげられるのが、猫の毛色を決めるための遺伝子です。先程から何度も解説しているように、三毛猫とは「白・黒・茶色」の毛色をもった猫を指します。

 

一方メスの猫の性染色体は「XX」なので、黒と茶色の両方を出現させることができます。ごくまれに「XXY」という特殊な染色体を持った個体が産まれると三毛猫になることがあるのです。Y遺伝子をもっているため、オスに分類されますが生殖機能を持たないことも多いそうです。

三毛猫の特徴⑤性格

猫と聞くと、自由奔放・気まぐれというイメージを持っている方も多いはずです。では、三毛猫はどのような性格をしているのでしょうか?

メスが多い三毛猫は、賢くて環境に柔軟なところがあります。また、好き嫌いが激しく気分屋な一面も持ち合わせているなど、これぞ猫という性格をしています。

三毛猫の飼い方

ここまでは、三毛猫の性格や特徴について詳しく解説してきました。ここからは、三毛猫の飼い方をご紹介していくので一緒にみてきましょう。

三毛猫の飼い方①運動ができるスペースを確保

のんびりしているイメージが強い猫ですが、実際は運動能力が高く身体を動かすことが大好きな生き物です。そのため、健康な身体を保つためには「運動ができるスペースを確保」することが大切です。

キャットタワーを設置したりジャンプ移動できるように部屋を工夫したりと、自然に身体を動かせる環境を作ってあげると良いでしょう。また、おもちゃなどの使って積極的に遊んであげることも運動不足解消につながります。そのほか、こまめに掃除をしてあげるなど清潔な環境を保つことも重要です。

三毛猫の飼い方②フードは飽きさせないようにしよう

三毛猫に限ったことではありませんが猫を飼っていると「突然、いつもフードを食べなくなった」「なぜか違う食べものを欲しがるようになった」という経験をしたことがある方もいるがはずです。

猫がごはんを食べなくなるにはいくつかの要因があります。そのひとつが「単純にその味に飽きてしまった」です。人間も、いつも同じご飯を食べていると飽きてしまいます。猫も同じで、毎日同じフードを食べ続けることで、違う味が食べたいという気持ちになってしまうのです。

体調の変化や季節によって食欲が変化している・そのフードを食べた時に嫌な思いをしたなどの原因も考えられますが、飽きさせないためにもフードをいくつか準備しておき、ローテーションであげるようにしてください。また、時にはトッピングなどで味変してげるもの良いでしょう。

三毛猫の飼い方③季節の変わり目は抜け毛が多い

猫は自分で毛づくろいを行うため、通常の季節はブラッシングなどのお手入れは必要はありません。しかし、春・秋の季節などの変わり目には抜け毛が増えるため、ブラッシングを行うようにしてください。短毛種の三毛猫なら2~3日に1度、長毛種の三毛猫は、毛玉が付きやすいので毎日ブラッシングしてあげるのがおすすめです。

 

三毛猫を迎える方法

動物を迎え入れようとする場合「ペットショップで探す」という方も少なくありません。ミックス猫やハーフ猫のように、両親の品種がはっきりしている場合はペットショップで購入できますが、両親の品種がわからない雑種はペットショップでは取り扱われていないことがほとんどです。

では、三毛猫を迎え入れる場合どのようにしたら良いのでしょうか?三毛猫を迎える方法をご紹介していくので、三毛猫を探すときの参考にしてください

方法①里親

三毛猫を迎え入れるには「里親から譲り受ける」という方法があります。ネットで検索すると、たくんさんの里親サイトがヒットするのでそういったものを利用すると良いでしょう。 また、タウン誌や地元の新聞・ポスターなどでも里親を募集している場合があります。

友人や知人など身近な人に里親を探している人がいないかを聞いてみるのもひとつの方法です。ただし、悪質な里親サイトも存在するので利用する際は十分注意してください。

方法②ブリーダー

三毛猫は「ブリーダーから迎える」こともできます。ブリーダーは猫を育てるプロであり豊富な知識も備えているので、初めて猫を飼う方の利用にもおすすめです。最近ではブリーダーと飼い主を合わせるアプリなどもあり、猫の種類や性別はもちろん、産まれた場所など自分の条件にあった猫を探すことができます。

ブリーダーによってはその子の親に会わせてくれるので、どんな風に成長するかも想像ができます。また、不安なことや気になることにも気軽に相談できるのも、ブリーダーから迎えるメリットです。

三毛猫はツンデレな性格が可愛い

白・黒・茶色の3色の毛色をした三毛猫は、招き猫のモチーフになったと言われ、幸運を招くとして猫として古くから多くの方に愛されてきました。

今回は三毛猫の性格や特徴をご紹介するとともに、三毛猫の飼い方や迎え入れる方法についてまとめてみました。ここでご紹介したことを参考にして、ツンデレな性格が可愛い三毛猫を迎え入れてみてはいかがでしょうか。

【獣医師監修】猫砂おすすめ15選!安全性が高い・臭わない素材はどれ?選び方を解説

【獣医師監修】猫砂おすすめ15選!安全性が高い・臭わない素材はどれ?選び方を解説

猫を飼っていると、トイレ問題を抱える方も多いでしょう。最近では、臭いを抑えてくれる砂や衛生的に使用できる砂などもあります。しかし、種類も増えているのでどれを選んだら良いのか迷う方もいはずです。この記事では、臭わない猫砂のおすすめアイテムや選び方、素材なども詳しく解説していくので、参考にしてください。 

【この記事の監修者(Supervisor/Reviewed)】

アリーズ動物病院グループ 総院長 助川昭宏

東京都渋谷区に25年前にアリーズ動物病院を開院し、地域の皆様に愛され、現在では都内には珍しい、猫の専門病院であるアリーズ猫医療センターを含む5つの動物病院を運営している。
アリーズ動物病院(渋谷区)、動物病院うみとそら(杉並区)、ココニイル動物病院(中野区)、アドバンスペットクリニック(中野区)

安全性・消臭力を比較!猫砂の素材5つ

昔の猫砂といえば、グレーの細かい砂をイメージする方もいますが、最近では紙製、鉱物製、木製、シリカゲル、おからなど種類がさまざまです。では、それぞれどのような特徴があるのでしょうか。

ここでは、トイレ砂の種類と特徴についてご紹介するので、どのタイプを選んだら良いのか迷っている方はこちらを参考にしてください。

種類①紙製

 

再生パルプで作られている紙製のタイプは、トイレットペーパーと同じ素材のため、自宅のトイレに流すことができるのが最大のメリットです。自宅のトイレに流すことで、処理も楽になります。

ただし、猫用のトイレ砂は吸収性が抜群のため、一度に大量の砂を流してしまうとトイレ詰まりの原因となるので注意が必要です。一度に流す量は、一塊を目安にすることで、トイレ詰まりを防ぐことができます。

紙製の最大の魅力としては、排泄物を放置することなくトイレに流せることから、臭いが残りにくいということです。特に一人暮らしをしている方は、部屋が狭い分臭いが気になることもありますが、排泄する度に処理ができるため、臭いも気にならないことが多いです。

種類②鉱物製

昔からあるタイプの鉱物製タイプは、排泄をした時に塊として残るため、処理がしやすいというメリットがあります。さらに、吸収性や防臭性にも優れているため、すぐに処理ができないという方にもおすすめです。

また、鉱物製は自然な砂に似ていることからどの猫にも対応できる万能タイプとなっており、性格を問わずに導入できるというのも魅力の一つです。 鉱物製の注意ポイントは、砂が細かいということです。

細かすぎると肉球に挟まり部屋中に転がることも珍しくありません。粉っぽさもあるので、こまめに掃除をしないと大変なことになります。

種類③木製

自然な香りが特徴の木製の猫砂は、ひのきやパインウッドが原材料として使われることが多く、とにかく香りがとても良いです。排泄物の臭いを防ぐ効果が高く、フレッシュな空間を保つこともできるでしょう。

消臭効果に優れている木製タイプは、他の素材と比べると塊として残りづらく、処理をする際に崩れてしまうというデメリットもあります。排泄物を処理することに問題はありませんが、少し手間がかかります。

中には、燃えるゴミとして出すのではなく、土や自然に返せるタイプやトイレに流せるタイプもあるので、使いやすいタイプを選ぶのが良いでしょう。

種類④シリカゲル

 シリカゲルは、砂におしっこを通過させ、臭いだけを取り去り、通過した排泄物は下に敷いてあるシートで吸収されます。他のタイプのようにおしっこをすることで砂が固まるわけではなく、砂を通して臭いを消すことができるため、高い消臭効果を期待できます。

また、うんちに含まれる水分も吸収し、乾燥したうんちを残すので、排泄物の処理も楽です。直接おしっこの塊を処理するのではなく、吸収しているシートの方を変えるだけなので手間も要りません。

中には、毎日シートを変えなく良いタイプもあり、月一程度の交換で済むタイプもあります。すぐに処理ができないという方にもおすすめで、こまめにトイレ掃除をしなくても良いのが最大のメリットです。

種類⑤おから

 大豆が原料となっているおからは、口にしても大丈夫なほど安全性の高いタイプなので、猫が誤って食べてしまっても問題ありません。ホコリが舞うこともなく、トイレに流せることからトイレの処理も手軽です。

小さなお子様のいる家庭にも最適で、お子様だ万が一猫砂を触ってしまっても安心です。ただし、おから独特の香りがするめ、消臭効果よりもおからの香りが気になる方もいるため、購入する際には匂いを確かめてからにしましょう。

猫砂の選び方

続いて、猫砂の選び方についてご紹介します。猫砂のタイプで選ぶこともできますが、他にも注意すべきポイントはいくつかあります。ここでは、猫砂の選び方のポイントを見ていきましょう。

選び方①トイレの種類

 猫砂を購入する際には、どのようなトイレを使用しているのかを確認してください。トイレの種類にはノーマルタイプとシステムタイプの2種類があり、トイレの種類に合わせて猫砂も選びます。

ノーマルタイは一層式になっており、構造がとてもシンプルです。簡単な作りのトイレなので、扱いやすく掃除もしやすいメリットがあります。また、トイレ砂は、おしっこが固まるタイプを使用するため、都度処理をする必要があるでしょう。 

 トイレにそのまま流せるタイプかゴミとして処分するタイプか、これは猫砂の種類によって異なります。システムタイプは、2層式になっており、おしっこを猫砂に一度通して下の層に溜める仕組みとなっています。

下のシーツにおしっこが吸収されるため、都度処理をしなくてもよいメリットがあり、こまめに処理ができない方にもおすすめです。

中にはトイレとセットで猫砂を販売していることもあるので、どの組み合わせが良いのか分からない方は、メーカーが推奨している組み合わせで揃えと良いでしょう。

選び方②消臭力の高さ

こまめに処理ができず、排泄物の臭いが気になるという方は、消臭効果の高い猫砂を選ぶと良いです。最近の猫砂は、ほとんどの商品が消臭効果付きのタイプになるため、排泄物の臭いが気になるということも少なくなってきました。

ただし、その中でも特に消臭効果に優れているタイプ、フレッシュな香りが付いているタイプなど様々なので、好みで選ぶと良いでしょう。また、香りの強すぎるものだと、排泄物と混ざった時に嫌な臭いとなることもあるため、無臭で消臭に特化したタイプだと使いやすいです。

選び方③掃除のしやすさ

猫砂はこまめに処理をする必要があり、またトイレのお手入れも欠かせません。このことを考慮し、なるべく掃除のしやすいタイプだと苦にならないのでおすすめです。

猫砂は、トイレに流るタイプ、月1程度取り替えるもの、きれいに使えるなど様々です。この中で自分がどのタイプだと使いやすいのか、どの機能性を重視するのかで選ぶタイプも異なります。

掃除のしやすさで言えば、トイレに流すだけ臭いが残らずに快適に過ごせるタイプが適しています。忙しくてこまめに掃除ができない方は月1交換するタイプがおすすめです。

【紙製】猫砂のおすすめ3選

ここからは、猫砂のおすすめアイテムを「紙製」「鉱物製」「木製」「シリカゲル」「おから」の種類別にご紹介していきます。 まだどの種類を選ぶか迷っている方、種類は決まったけど、実際にどの商品を購入したら良いのか悩んでいる方は、こちらも参考にしてください。まずは、比較的処理もしやすく一般的に使われている紙製のおすすめ猫砂からご紹介していきます。

おすすめ①新東北化学工業 猫砂 ペーパーズグリーン ひのきの香り

ひのきの香りが際立つ木製の猫砂で、おしっこをした後には砂が緑色に変わるため、お掃除をする目安が分かるだけでなく、どこにあるのかも一目で見つけられるので、お手入れの手間がいりません。

緑色のオシッコボールを取り除けば、残っている砂はそのまま継続して使用できるのもポイントです。おしっこが固まってスコップで取る際にも崩れにくいとの声もあり、お掃除がしやすいのも魅力です。

メーカー 新東北化学工業
素材 紙材
重量 1.9キログラム
香り ひのき
販売サイトをチェック

おすすめ②アイリスオーヤマ トイレに流せる 紙の猫砂

トイレットペーパーにも使われている再生パルプを使用しているため、トイレに流すことができので処理も楽に行えます。特に消臭効果が高く、うんちをしても臭いがしないため、消臭力を重視ている方にもおすすめです。

粒の大きさが従来の物に比べて大きくなっているので、肉球に挟まりにくい工夫もされています。また、砂が飛び散りにくいことから、トイレ周りが汚れずに済みます。

メーカー
アイリスオーヤマ
素材 紙材
重量 2キログラム
香り --
販売サイトをチェック

 

おすすめ③ペティオ トイレに流せる紙の猫砂

おしっこをした後に小さく固まるので、とても経済的な猫砂です。瞬間的な消臭力のあるデオンDと呼ばれる専用の消臭成分も含んでいるので、比較的消臭効果も高いです。

トイレに流すだけでなく、可燃ゴミとしても処理することができます。砂粒も小さいため、子猫のトイレ砂にも最適です。さらに、リサイクル材を使用していることから、ペットはもちろん人にも環境にも優しいのも特徴です。

メーカー
ペティオ
素材 紙材
重量 0.6キログラム
香り --
販売サイトをチェック

 

【鉱物製】猫砂のおすすめ3選

 続いてご紹介するのは、鉱物製のおすすめ猫砂です。鉱物製は、消臭力が高く、抗菌力もあることから衛生面を気にしている方におすすめのタイプでもあるので、臭いや衛生的なアイテムが気になる方はこちらを参考にしてください。

おすすめ①ライオン ニオイをとる砂

ガッチリと固まる鉱物製砂を使用し、24時間ニオイ菌をパワフル抗菌してくれる優れものです。消臭効果が特に高く、トイレ菌も抑えてくれるため、清潔な環境を常にキープすることもできるでしょう。 時間とともに発生するアンモニア臭も長時間抑えることも可能なので、家にいる時間が短く、こまめにトイレ掃除ができない方にもおすすめです。

メーカー
ニオイをとる砂
素材
ベントナイト
重量 4.4キログラム
香り 無香
販売サイトをチェック

 

おすすめ②Catmania 鉱物系 ターキッシュホワイトの猫砂 

トルコで15年以上猫砂生産をしているメーカーの商品で、ホワイトベントナイトを利用した真っ白な猫砂がおしゃれだと大人気です。

見た目だけでなく、吸収性にも優れており、ガッチリ固まるのでお手入れも簡単に行えます。 汚れた部分だけを取り除けば良いので、衛生的かつ経済的なのも魅力です。何より見た目がおしゃれなので、清潔感も感じられます。

メーカー
Catmania
素材
ベントナイト
重量 4.2キログラム
香り 無香
販売サイトをチェック

 

おすすめ③ペットプロ 猫砂 オードロック

40日間消臭を持続することができるので、月1程度の取り替えで十分な猫砂です。カナダ製で超高品質な「オードロック」 粘土を使用しており、猫はもちろん人にも害のない優しい素材なので安心して使用できます。

また、優れた消臭効果で長期間臭いを防ぎ、吸収性も抜群なのも魅力です。猫の足に砂が付きにくいこともあり、部屋中に砂がこぼれるという悩みも解消できるでしょう。

メーカー
ペットプロ
素材
石灰岩
重量 6キログラム
香り --
販売サイトをチェック

 

【木製】猫砂のおすすめ3選

続いてご紹介するのは、木製タイプのおすすめ猫砂です。木製は、処理がしやすく衛生的なこともあり、こまめに取り替えをする必要もないので使い勝手抜群です。

おすすめ①常陸化工 トイレに流せる木製猫砂

大粒の砂なので、飛び散ったりトイレ周りに散らかる機会も少なく、どのタイプのトイレにも使用できます。おしっこの臭いだけでなく、うんちの臭いもしっかりと消臭してくれるのもポイントです。燃えるゴミに出せて、トイレにも流せるので衛生的で楽に処理ができます。

メーカー
常陸化工
素材 木材
重量 4.6キログラム
香り ひのき
販売サイトをチェック

 

おすすめ②ペティオ 流せる固まる木の猫砂

おしっこが小さく固まるので、少量の砂で処理が可能です。おしっこを吸収した部分だけトイレに流せば良いため、処理も手軽なのが嬉しいです。 リサイクル材の木粉を主原料とし、猫だけでなく環境にも優しく、子猫にも安心して使用できます。もちろん、消臭効果もあり、うんちの臭いもしっかり消臭してくれます。

メーカー
ペティオ
素材
リサイクル 材
重量 --
香り --
販売サイトをチェック

 

おすすめ③花王 ニャンとも清潔トイレ 脱臭・抗菌チップ

猫のことを一番に考えて設計された木製タイプの猫砂で、高い脱臭と抗菌効果が期待できます。ニオイや菌の発生を抑える効果を持つ成分も含んでおり、針葉樹の木材を主原料としていて優しい素材なのもポイントです。

尿で固まらないから取り除く手間がなく、尿を残すことなくサラサラな状態をキープしてくれるため、常に清潔な環境を保つこともできます。システムトイレ各社共通で使用可能なので、トイレの種類を選ばないのも嬉しいものです。

メーカー ニャンとも清潔トイレ
素材
木材
重量 2.75キログラム
香り 無香
販売サイトをチェック

 

【シリカゲル】猫砂のおすすめ3選

次に、シリカゲルのおすすめ猫砂をご紹介します。シリカゲルは、おしっこを通過させてシーツに吸収させるタイプになり、同時に臭いもしっかり消臭してくれるので、手間要らずなタイプです。

おすすめ①アイリスオーヤマ 猫砂 シリカゲルサンド

シリカゲルがしっかりとおしっこやうんちの水分を吸収してくれるため、こまめに処理をしなくても清潔な環境をキープすることができます。

また、水分をしっかり取ってくれるので、うんちも固まり、処理もしやすいです。 木製などの猫砂に混ぜて、脱臭剤として使用することも可能で、他のアイテムを組み合わせることでより強力な消臭効果も期待できるでしょう。

メーカー アイリスオーヤマ
素材
シリカゲル
重量 2.1キログラム
香り --
販売サイトをチェック

 

おすすめ②ユニ・チャーム デオトイレ 消臭サンド シリカゲル

約1ヶ月交換不要なのに、おしっこをした後素早く下層通過させ、シーツに吸収させます。臭いもほとんど気になることなく、普段はシーツを取り替えるだけなので手間要らずです。

猫砂は1ヶ月ほど放置しても臭いが気になりにくく、うんちをした時はうんちだけを取り除けば良いので経済的です。消臭効果も施されているので、1週間しっかりと消臭してくれるでしょう。

メーカー
デオトイレ
素材 シリカゲル
重量 --
香り --
販売サイトをチェック

 

おすすめ③ジョイペット 猫砂 シリカサンドクラッシュ

 

高性能シリカゲルを使用しているので、高い消臭効果を期待できます。また、尿をした部分は茶色に変化するので、一目で分かるので使いやすいです。

メーカー
JOYPET
素材 シリカゲル
重量 2.1キログラム
香り --
販売サイトをチェック

 

【おから】猫砂のおすすめ3選

最後は、おからタイプのおすすめ猫砂をご紹介します。食べられる素材を主原料としているので、何より安全性を重視したい方はこちらを参考にしてください。

おすすめ①常陸化工 おからの猫砂グリーン

水に溶けやすい原料なので、トイレ詰まりを気にすることなく処理ができるのが魅力です。もちろん、燃えるゴミとしても処理ができ、堆肥として再利用することもできます。しっかりと固めて臭いも消臭してくれるため、おしっこの臭いも気になりません。

メーカー
常陸化工
素材 おから
重量 4キログラム
香り --
販売サイトをチェック

 

おすすめ②DCM 猫砂 固まる猫砂 おから

 

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メーカー
DCM
素材 おから
重量 --
香り 無香
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超吸収チューブタイプが特徴で、しっかり固まって飛び散りにくい粒形状だから、トイレ周りに散らかることもありません。また、肉球に挟まることもなく、さらにお掃除がしやすいでしょう。

メーカー 新東北化学工業
素材 おから
重量 2.4キログラム
香り 無香
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今の猫砂は、どれも使いやすく消臭効果も期待できるので、飼っている猫の性格などに合わせて、処理のしやすいタイプを選ぶようにしましょう。

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大型猫の種類まとめ♡ギネスに載ってる世界一大きい猫は?

大型猫の種類まとめ♡ギネスに載ってる世界一大きい猫は?

猫と言っても種類は様々存在していますが、中でも比較的大きめの体格をしている大型猫には、どんな種類が居るのかご存じでしょうか?可愛らしくありながらも存在感があり、そういった猫を愛でるのが好きな方も多いでしょう。今回は、大型猫の種類などについて詳しく解説します。

大型猫の大きさは?

猫の種類と言えば、三毛猫やスコティッシュフォールドといった種類が思い浮かびがちですが、大型猫と言われたときにどんな猫が該当するのかご存じでしょうか?小さな猫と比べると対角ゆえに迫力があり、まるで人間の様です。

一般的には、大型と呼ばれている猫は体重が5㎏程度ある種類が該当するとされていて、基本的に日本人が猫と言われてイメージする三毛猫などの雑種は、体重が約3㎏から4㎏程度なので中型猫に相当します。

明確にどこからが大型、中型などという定義は決められていないものの、マンチカンやシンガプーラといった小型の猫の体重は約3㎏程度、アメリカンショートヘアやスコティッシュフォールドなどは体重が4㎏ほどなので、中型になります。

大きめの猫として知られていて、今回も後にご紹介するメインクーンの標準体重はオスだと6㎏から8㎏、メスでも4㎏から6㎏になるとされていて、特に大きい個体だと8㎏を超える様なケースもあるとされます。

大型猫の特徴

体のサイズが大きい猫を見ると、何となくどっしりと構えていて多少の事では動じないような性格をしている印象を覚えるかもしれません。続いては、大型猫の性格などをはじめとした特徴についてです。

大型猫の魅力

まず魅力に関してですが、何をおいても大型と言われるだけの体格の大きさでしょう。とても威厳のありそうな大きな体をしていますが、普通の猫の同様に甘えてくる姿を見られれば、虜になってしまうのも無理はありません。

種類によってそれぞれの特徴はありますが、古来から存在している大型の猫というのはロシアや北欧といったように、寒さの厳しい北の地方を発祥地に持っている事が多い傾向にあるとされます。

故に寒さに対しての耐性があり、毛並みについても長い種類が多く居ます。ただ、傾向として多いと言うだけであって、サバンナキャットやブリティッシュショートヘアなどのように短めの毛の猫も居ます。

成長速度については、一般的な猫であれば生後、半年程度で性成熟して、ほぼ1年ほどで体格が大人になります。そして、精神的な面については約2年ほどかけて成熟するとされます。

対して大型の猫というのは、身体的に大人の猫になるまでには約2年から3年ほどの時間がかかると言われており、他の中型、小型の猫と比べても体が大きい分成長に時間を要します。

大型猫の性格

体の大きい猫は、どうしても体格の大きさなどから気難しさや人間の言う事を素直に聞いてくれなさそうな、言ってしまえば我儘そうなイメージを持ってしまいがちですが、実際にはフレンドリーで人懐っこく、穏やかな性格の個体が多いのです。

猫という動物自体、同じくペットの代表である犬などと比べても自由奔放で我儘そうなイメージが強いですし、特に体が大きな猫という事もあってこうした性格をしているのは中々意外に思うでしょう。

世界最大とされている猫であるメインクーンは「ジェントル・ジャイアント」直訳すれば優しい巨人という呼ばれ方もしています。勿論正確に個体差は出るものの、優しい性格をしている事も大型猫の魅力の1つであるのは間違いありません。

大型猫の身体的特徴

身体的な特徴としては、既に少し触れていますが毛の長い個体が多い傾向が見られます。起源をたどっていけば北欧などをはじめとした寒い地域を原産地に持っていて、元々寒さに弱かった猫が環境に適応したためであるという考えがあります。

種類によっても身体的特徴は異なる部分があるものの、大型であるからと言って余分な脂肪がたくさんあるという訳ではありません。どちらかといえば骨格もしっかりしていて、筋肉質な体つきをしています。

寿命についても触れていくと、犬の場合には大型になればなるほど短命になってしまいやすい傾向があり、逆に小型犬ほど長生きする事が分かっている中で、猫は大型であっても平均して9年から15年ほどと、そこまで変化がありません。

中型の猫と同程度の寿命ではありますが、成長の早さについては大型になるほど遅くなっています。体が大きい分、成熟した大人の個体になるまでには小型猫や中型猫のおおよそ2倍から3倍の時間を要します。

ギネスに載ってる世界一大きい猫は?

様々な世界一が記録されているギネス記録には、これまで最高齢の猫や最も毛が多い猫、最もひげの長い猫などが載っています。その中で、大きさという観点でも載っている猫が「複数」存在しているのです。

ギネスに載る猫の基準と変遷

これまでにもギネス世界記録には、様々な動物が登録されています。猫に関しても同じで、長く生きた猫や毛の長さ、ヒゲの長さなど多様な世界一の記録を有している猫がいます。

特に注目を浴びており、大きさにも関係してくるのは「最も背が高い猫」と「最も長い猫」です。最も長い猫に関しては割と最近更新されているのですが、実は動物の長さを基準にして記録を始めたのは最近でした。

最も長い飼い猫が初めて登録されたのも1990年の後半と、長い歴史を持っているギネス記録の中でも比較的新しい方ですし、始めて獲得したのはスコットランドの4歳猫である、103㎝のスノービーでした。

以前ギネス世界記録では、動物の大きさを判断する際には体重を基準としていました。最も大きな猫では1986年に記録を更新して以降、オーストラリアの21.3㎏の重さのトラネコが記録を保持し続けていました。

ですが現在では、ペットの重さを記録の基準としては認めておらず、高さと長さを計って認定するようになったのです。新しい記録で上記のトラネコを調べたところ、長さが96㎝となります。

ギネスに載った世界一大きな猫【長さ】

まず、最も長い猫という記録についてですが、最も新しい基準で登録されたのは先ほどに挙げたスコットランドのスノービーで、103㎝という記録を有していましたが、18年後の2015年にイギリスのメインクーンが118.33㎝と更新しました。

これで終わりではなく、3年後の2018年ではイタリアの同じくメインクーンであるバリベルが長さ120㎝という大台を記録しました。さらには、アメリカのメインクーン、ステューイーの123㎝が最も長い猫として認定されたのです。

ステューイーは、一時期最も長い尻尾を持つ猫として2つのギネス記録を保持していたことになりますが、2013年に亡くなってしまった為、存命している猫で世界一長い猫としては、120㎝のバリベルが該当します。

ギネスに載った世界一大きな猫【高さ】

最も長い猫と並んで大きさに関係してくる記録に、世界一の背の高さを持つ猫があります。こちらも正式にギネスに登録されているもので、現在のギネス登録個体はアメリカに住むサバンナキャット、アークトゥルスの48.4㎝です。 このアークトゥルスの前に最も背の高い猫の記録を有していたのが、同じくサバンナキャットのサバンナで48.3㎝と、わずか0.1㎝の差でした。

アークトゥルスと同じ屋根の下で暮らしていたメインクーンのサイナスは、長さで世界一でもあったステューイーが一時期保持していた最も長い尻尾を持つ猫という記録を有しており、44.66㎝でした。 ですが、アークトゥルスもサイナスも2018年に残念ながら亡くなっているので、現在では存命中の最も背の高い猫を探している最中である模様です。

大型猫の種類まとめ

この様に、大型猫にも種類が様々存在しており、数多く存在している猫の中でも大型とされることから、ギネス記録に乗っている個体も居るのです。ここからは、ペットとしても飼育できる大型猫の種類をご紹介しましょう。

大型猫①メインクーン

まずは、メインクーンになります。大型の猫の中でも代表格といえるほど有名で、性格は大型猫によくある穏やかで温厚なものとなっており、別名を「ジェントル・ジャイアント」、優しい巨人とも呼ばれています。

人にもなつきやすいところがあり、ギネス記録に登録された経験のある個体も多くがメインクーンであったほどです。起源に関しては、猫とアライグマのハーフ、マリーアントワネットの飼い猫であったなど、様々な説がささやかれているところも面白いです。

体格は大型猫の代表というだけあってしっかりしており、4年ほどかけて大人の猫に成長します。頭も良く回る様で、躾をすれば「お手」や「おすわり」など犬のように動作を覚えてもらえる事もあります。

大型猫②オシキャット

続いては、オシキャットです。こちらは犬のような性格、知恵の猫などという別名を有していて、異名の通り非常に知性に優れている猫です。躾もしやすく、ペットとして飼育する観点からすればとても飼いやすいところがあります。

名前を付けて呼べば自分の近くに来てくれる、ボールを投げれば捕まえて戻ってきてくれるなど、犬のような性格というのがそのまま当てはまるのが分かるほどに賢い猫なのです。

おおらかな性格が多い大型犬ですが、オシキャットは臆病で警戒心が強いところがあります。その為、焦らずにゆっくりと信頼関係を築いていくのが大切になってきます。

大型猫③ノルウェージャンフォレストキャット

北欧、ノルウェーを原産地に持っている、ノルウェージャンフォレストキャットです。生まれが北欧であるために寒さに強いですが、反面夏の暑さには弱く、特に日本の高温多湿な気候では飼育するのに注意が必要です。

性格は穏やか、かつ頭も回る傾向があるので、小さい子供や高齢の方と一緒に生活するのも無理なく出来ます。ただし体質的に太りやすいところがあるので、肥満など健康面では注意しなければなりません。

型猫④サイベリアン

「シベリア」の意味を持っているサイベリアンは、サイベリアンフォレストキャット、シベリアの森にすむネコという別名を持っています。こちらも「待て」「おすわり」など、犬のようにコマンドを覚えられる賢い猫です。

大型猫に多く見られる温厚で穏やかな性格なので、やんちゃに動き回るような事は稀です。ただし、縄張り意識が強いところがあるので、飼い始めた当初などは信頼をしてもらうために付き合っていかなければなりません。

大型猫⑤チャウシー

チャウシーは、ヤマネコを祖先に持っている大型猫です。体長が長く、手足や胴も長いなど身体的な特徴が目立つ部分があり、珍しく被毛が短いのが特徴で黒ベースのシルバーの毛並みをしています。

コマンドをしっかり覚えれば飼い主の指示を聞いてくれたり、投げたボールなどを持ってきてくれたりと、こちらも犬のように賢いです。ペットの初心者にも勧められている、飼いやすい猫になっています。

大型猫⑥ラグドール

ブルーの瞳と顔の中心や尻尾などの末端部分の色が濃く、体の中央部は薄いポイントカラーが特徴的な、ラグドールです。のんびりとした性格で、攻撃的な部分はほとんど見せない、猫らしくないとも言える穏やかな猫です。

あまり体を動かさないタイプの猫なので、多少太りやすいところがあります。よって、食事管理を十分に行って肥満にならないように気を付ける必要が出てきます。

大型猫⑦エキゾチックショートヘア

ラグドールと同じく毛が短いのが特徴的なのが、エキゾチックショートヘアです。体は約3.5㎏から6㎏ほどの体重になり、人懐っこく飼い主とのスキンシップを好みます。他の猫や犬、子どもなどとも仲良くできるなど、協調性も有しています。

大型猫⑧ラガマフィン

あまり鳴いたりせず、穏やかな性格をしているラガマフィンです。非常に甘えん坊で飼い主の近くに居たがる個体が多く見られ、抱っこをしたりしても滅多に嫌がったりはしないなど可愛らしい面があります。

好奇心が旺盛な部分もあり、飼い主の目が届いていないと遊び代わりに悪戯をしてしまうところもありますので、その部分に関しては先に躾をしておくといった対処が必要になってきます。

大型猫⑨ブリティッシュショートヘア

猫の種類としても有名な、ブリティッシュショートヘアです。イギリスにおける最古の猫と言われるほどに歴史の長い個体で、自立心が高くあまり触られるのは好みませんが、だからといって自由奔放という訳ではなく穏やかな性格です。

大型猫⑩ベンガル

最後は、ベンガルです。外見こそ我儘そうですがこちらも人になつきやすい性格で、ベンガルヤマネコの血を引いており活発に動き回ります。珍しく水遊びも好むので、水浴びをさせてあげると喜んで遊ぶでしょう。

大型猫を飼うときは運動不足に注意

実際に大型猫を飼育する場合、運動不足には特に注意が必要です。小型猫の何倍もの体格を有する分、フードの食べすぎやあまり動かない個体も居ますので、その分の対策が必要です。

代表的な対策として、キャットタワーを設けてあげるなどが挙げられます。動き回るのが好きな個体も居ますから、こうしたアイテムを揃えてあげるのはどちらにしても損は無いでしょう。

大型猫は性格が穏やかな子が多い

体格が大きいゆえに気難しそうなイメージを持ちやすい大型猫ですが、その実犬と同じレベルの賢さと穏やかな性格で飼育もしやすくなっているのです。是非とも気になった時には飼ってみる事も考えてみてください。

サビ猫は幸運を運ぶ猫?性格・特徴・飼い方のポイント徹底解説♡

サビ猫は幸運を運ぶ猫?性格・特徴・飼い方のポイント徹底解説♡

皆さんは、サビ猫をご存じでしょうか?日本でも見る事は出来ますので、どこかで見た経験もあることでしょうが、実は幸運を呼ぶ猫などともされているのです。今回は、そんなサビ猫の性格や特徴、飼い方のポイントなどを解説しますので、ぜひ参考にしてください。

サビ猫とは

そもそもサビ猫というのは、漢字で書くと「錆猫」となり、文字通り鉄が錆びた時のように黒と茶色の錆びているような色合いの被毛を持っている猫の事を指します。日本においては古くから存在している猫とされ、三毛猫の一種とも考えられています。

ですが、実際の色合いについては黒と茶色などの2色なので、二毛猫と称されることもあります。そのほか、色合いや不規則に混ざっている柄から鼈甲のようにキレイとして「べっこう猫」と呼ばれたり、逆にまとまらない色なので「ぞうきん猫」とも呼ばれます。 実際にサビ猫を見てみると、模様や柄が複雑です。

それゆえに、同じ柄が存在していない唯一無二の猫であるともされています。こうして考えると、錆びやぞうきんなどの形容とは裏腹に希少さをうかがわせるところがあります。

サビ猫は幸運を運ぶ猫

 そんなサビ猫ですが、実は幸運を運んでくれる猫であるという噂、言い伝えが存在しています。というのも、サビ猫、ひいては三毛猫自体が「福猫」とされており、サビ猫に限らず幸運を呼んでくれるという言い伝えがあります。

三毛猫に多い茶色と白、黒のそれぞれの毛色は魔除けの意味合いや幸運のシンボルとしても位置付けられており、先に述べた通り全く同一の柄が存在しないという事からも、スピリチュアルな意味が付けられた可能性が考えられます。

そして、サビ猫、三毛猫のオスというのは大変希少な存在です。というのは、三毛猫自体が交配によって生まれるのが染色体などの関係によってほとんどメスであり、オスが生まれるのは染色体異常など極めて低い確率でしか発生しないためです。

こうした希少性も相まって、サビ猫が幸運を運んでくれる存在という認識もあると考えられます。アイルランドやスコットランドといった西欧諸国でも、サビ猫を「幸運をもたらす猫」として位置付けされている模様です。

サビ猫の英語名

英語でサビ猫を表すと「tortoiseshell cat」、トーティシェルキャットと呼びます。実際にネイティブの英語圏の人が発音をしているのを聞くと、分かっていても聞き取るのが難しいくらいの呼び方である模様です。

キャットは猫と分かるとして、トーティシェルというのは英語で「べっこう模様」という意味を持っています。先にご紹介している通り、サビ猫の模様から日本では錆び色として表されていますが、その柄からべっこう猫などとも呼ばれています。

   サビ猫だけではなく、通常の三毛猫に対しても、同じように「tortoiseshell cat」と呼ぶ外国の人もいます。実際に三毛猫とサビ猫を見比べてみると、一見しただけでは違いが分からないくらい似ているので、どちらでも英語圏の人には通じるでしょう。

英語では「tortoiseshell cat」でしたが、フランス語でサビ猫を表すときには「Écaille de tortue」、エカイユ・デ・トルテュ、と言います。エカイユというのがべっこうを意味しているので、こちらもべっこう模様を例えた呼び方なのです。

サビ猫の歴史

現在日本を含めた世界でペットとして飼われている猫たちの先祖をたどってみると、古代エジプトのイエネコにたどり着くとされています。これは、かつて野生であったリビアヤマネコがネズミ等の害獣駆除に役立ったために、人間に重宝されたことが始まりです。

そこから猫と人間との密接な関係を作り出したのが、今日まで続いている家畜化の素であると考えられています。古代のエジプトで野生からペットとして共存するようになったイエネコですが、当時にはキジトラ種しか存在していませんでした。

現在でこそ様々な毛色や柄をしている猫が珍しくなく見つけられますが、それらは古代エジプトから続いている長い歴史の中で、突然変異であったり交配を繰り返すことで生まれた種たちであるというのが有力です。

サビ猫も今回紹介している通り三毛猫の一種に数えられ、日本に比較的多く見られますが世界的にも見られる種です。エジプトからヨーロッパへと猫が広がり、ペットとして飼われる中で、自然では存在しなかった毛色の猫が生き残りやすくなったのでしょう。

サビ猫の性格

 

サビ猫も三毛猫の一種であり、メスが多いというのは共通しています。そして、ペットなどとして飼育する際にも気になる性格の面に関しても、メス猫に多い性格を有しているとされます。

サビ猫は賢くて優しい

まず、サビ猫は賢くそして優しい性格をしている子が多いと言われます。元々犬や猫といったペットの代表的な生き物は最初から賢い動物ではあるのですが、ペットとして飼育している際には飼い主の行動や表情を察知し、空気を読めるのです。

ほとんどがメスであるサビ猫は母性本能も強く有していて、愛情も豊かな傾向が見られます。それゆえに面倒見も良い方で協調性にも優れる事から、多頭飼いをしたとしても喧嘩などをせず上手く生きられます。

さび猫は甘えん坊

優しい性格をしているのは間違いないのですが、同時に甘えん坊な性格であることも多いのです。これもメス猫が多い点が関係しているとされていて、メスであるがゆえに怖がりであったり、警戒心が強い一面もあります。

それゆえに、ペットとして飼い始めた当初はそうした警戒心の強さから、人間に対してもいきなり友好的になったりはしにくいです。仲良くなるまでに時間はかかるものの、一度飼い主との信頼関係さえ築ければ甘えん坊な一面が見られます。

サビ猫の特徴

ペットとして見た時には、飼いやすさを見るために性格などの内面が注目されることも多いですが、同時に寿命をはじめとした各種の特徴に関しても押さえておきましょう。

サビ猫の種類

実はサビ猫と言っても毛の色によって大きく2種類に分けられており、黒サビと赤サビ(べっこう)があります。まず黒サビは黒色に茶トラの毛が混ざったようなまだら模様をしており、赤サビは茶トラの柄に黒が混ざったような毛色をしていて、べっ甲などとも呼ばれます。

基本的にはまとめて「サビ猫」と呼ばれてはいるものの、この2種以外にもグレーや薄めの茶色をしているサビ猫もおり、灰サビやパステルサビなどといった呼ばれ方をしている模様です。

サビ猫のオスメスの割合

オスとメスの割合についてですが、何度か触れている通りサビ猫はほとんどがメス猫です。これは毛の色を決める染色体が関係しているとされ、性別を決める染色体2本がXXならメスが、XYであればオスが生まれます。

猫の毛色を決めるのは、メスの染色体であるXであって、オスの染色体であるYには毛色を決められません。もしオスが生まれるとすれば突然変異などしかありえず、その場合には染色体がXXYとなりクラインフェルター症候群という染色体異常が起こった場合に限ります。

サビ猫の寿命

飼う事を考えた時に気になるのが寿命の面についてですが、サビ猫を含めた雑種である三毛猫は、これまでの長い歴史の中で生き残ってきた遺伝子を受け継いでいますから、純潔の血統に比べると遺伝疾患や病気にはかかりにくいとされます。

ペットとして飼う場面を考えてみると、室内での飼育を行って健康的に生活ができる環境さえ整っていれば、一般的な猫の寿命である15年か、もしくはそれ以上の年齢まで生きられる可能性があります。

サビ猫の飼い方ポイント

基本的にサビ猫は純血種などではありませんので、ペットにしたい場合には里親になるというのが一般的な迎え入れ方になります。最後に、実際に買う際のポイントをいくつかご紹介します。

サビ猫の飼い方①ストレスに注意

まず、飼育する環境下でのストレスに注意してください。性格の中でもご紹介した通り、メスがほとんどのサビ猫は母性本能が強く、我慢強い傾向があります。協調性も高いのですが、その分ストレスを抱え込みやすい点もあるのです。

人間と同じくストレスの蓄積はよくありませんので、家の中でもくつろげる場所をしっかり用意してあげてください。特に多頭飼いの場合には他の猫などに遠慮しがちなので、飼う側が気を配ってあげましょう。

サビ猫の飼い方②しっかりとしつけをする

猫という動物は基本的に躾が難しい生き物なのですが、サビ猫は賢く空気も読めると言われています。その為、一度躾で「これはしてはいけない事である」と理解ができれば、それ以降繰り返すことはありません。

よって、基本的なしつけをしっかり行っておけば特段素行に問題は生まれないのですが、賢さ故に飼い主が見えないところで悪戯をしてしまう可能性があります。やっていい事といけない事を、しっかり目を光らせて教えましょう。

サビ猫の飼い方③気をつけたい病気

雑種であるサビ猫は、寿命の中でも述べている通り基本的には丈夫で、疾患にもかかりにくい部類ではあります。ただし、食べ過ぎによる肥満や高齢化による腎臓等の内臓の不調はどんな猫にもあり得ますので、気になった時には診療をためらいなく受けましょう。

穏やかでお利口なサビ猫

毛の色からサビ猫、などと呼ばれてはいるものの、その実一度仲良くなってしまえばとても穏やかで頭も良い猫なのです。保護猫のマッチングサイトなどもありますので、気になるのであれば里親になってみてはいかがでしょうか?