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チワックス(チワワ×ダックス)大人気ミックス犬の特徴や飼い方を詳しく解説!

チワックス(チワワ×ダックス)大人気ミックス犬の特徴や飼い方を詳しく解説!

犬を飼いたいと思っている方もいるのではないでしょうか。さまざまな犬種がありますが、その中でもチワワとダックスのミックス犬であるチワックスが人気を誇っています。チワワもダックスも好きという方は、おすすめの犬種だと言えるでしょう。この記事では、チワックスの特徴や飼い方を詳しく解説していくので、チワックスに興味のある方は参考にしてみてください!

チワックスとは

チワックスという犬種を聞いたことがある方もいるでしょう。チワックスとは実際どのような犬種なのかをご紹介していきます。

チワワとダックスフンドのミックス犬

チワックスとは、チワワとダックスフンドのミックス犬になります。チワワやダックスフンドのように正式には認められているわけではなく、ミックスやハーフといったように分類されています。

日本においてミックス犬の中でも人気があるのはもちろん、世界中で愛されているミックス犬だと言えるでしょう。お互いの良さが生かされているので、個性的な見た目が注目をひき、小柄なことからも飼いやすいのも特徴の1つです。

チワックスの特徴

そんな人気のあるチワックスですが、どのような特徴があるのか気になるでしょう。実際に飼うとなれば、性格や大きさ、寿命などさまざまなことを知っておきたいものです。チワックスの特徴をご紹介します。

特徴①性格

性格は生まれ持ったものもありますが、飼い主と過ごすことにより徐々に変わってくる部分もあるでしょう。チワックスは甘えるのが得意な性格をしています。その可愛さゆえについ甘やかしたくなるのです。 また、活発で親しみやすい性格をしており、遊ぶことが大好きです。

その一方で神経質な部分もあるため、チワワならではと言えるでしょう。 すばやい動きが得意なチワワ特有の気質と、冒険心があり好奇心が旺盛なダックスフンド特有の気質が混ざり合っているため、どちらの性格がより強く出てくるかはそれぞれ異なるので、飼うことで楽しみも増えることでしょう。さらに、チワックスは賢いため、さまざまなことを学んでいき、飲み込みも早いです。

特徴②大きさ

チワワとダックスフンドの小型同士のミックス犬になります。そのため、体高が22センチ程度、体重が3~4キロになります。小型であるため、室内でも飼いやすい種類だと言えるでしょう。

特徴③毛色

チワワもダックスフンドも複数の毛色があるため、ミックスとなるチワックスは毛色が豊富になります。ゴールドやクリーム、レッド、白をベースとしておりそこに斑模様が入ったカラーなど毛色もさまざまなので、チワックスを飼う時には色で迷ってしまうかもしれません。

特徴④寿命

チワックスを飼うことを考えているなら、寿命のことも知っておきたいものです。チワックスの寿命は13~15年ほどになります。平均寿命を比べてみると、チワワが14歳、ダックスフンドが15歳となっています。

全体から見ても環境が整っていれば、さらに平均的な寿命よりも延びて長生きすることができるでしょう。チワワ特有の神経質な部分が表れることで、ストレスを溜めやすいところがあります。 そのため、体調を崩しやすいので注意が必要です。せっかく寿命が平均値であっても健康的な生活を送ることが長生きにも繋がるため、飼い主がサポートしてあげることも大切になってきます。

特徴⑤成犬の姿

チワックスはチワワとダックスフンドの特徴を持っていますが、どちらの親からどの特徴を受け継ぐかにより、見た目はもちろん性格まで異なります。 子犬の時のままの顔で成犬になると思っている方も多いでしょう。

ミックス犬の場合は、子犬の状態から成犬になるまで見た目が大きく変わってしまう子もいます。ですから成犬になると、その風貌にビックリしてしまうこともあるかもしれません。 逆に子犬の時のまま成犬になる場合もあるので、一概には言えません。子犬のうちに成犬になった時の姿を想像するのは難しいと言えるでしょう。

チワックスの注意したい病気・健康管理

人間と同じように生きているので、もちろん病気もしてしまいます。病気にかかってしまったら辛くてかわいそうな思いをさせてしまうので、避けたいところです。チワックスの注意したい病気や健康管理についてご紹介していきます。

チワックスが注意したい病気

ミックス犬であるチワックスには注意したいさまざまな病気があります。ダックスフンドの長い胴体を支えているのはチワワの特徴である細い足になります。もちろん、長い胴体を支えるのに細い足では負担になってしまうでしょう。 足腰に負担がかかることから、椎間板ヘルニアを引き起こす可能性があります。

また、年老いてしまうことで骨がもろくなり骨折やケガも多くなってしまいます。それだけではなく、歩行が難しくなることも考えられるのです。 チワワとダックスフンド両方のかかりやすい病気も理解しておくことで、万が一病気にかかることがあってもスムーズに対処していくことができるのではないでしょうか。

チワックスの健康管理

チワックスは、細い足で長い胴体を支えることになるため、足腰に負担がかかりやすいです。健康管理としてできることは、足腰に負担がかからないように日頃から対処しておく必要があります。 脊髄を圧迫することを防いだり、骨折の危険性に対しても気を付けることが大切です。

足腰への負担を軽減するためにも、日頃から二本足で立たせることは避けましょう。また抱っこする時も腰に負担をかけないように、床と背中がまっすぐになるような体勢で抱き上げることが望ましいです。

チワックスの飼い方

チワックスの愛らしさゆえに家族として迎え入れたいと思っている方もいるのではないでしょうか。飼い方をマスターしておくことが大切です。チワックスの飼い方についてご紹介していくので、チェックしてみてください。

チワックスの迎え方

チワックスの迎え方は、ペットショップでの購入が一般的です。また、ブリーダーから購入したり、保護されているチワックスの里親になるという方法もあります。ペットショップやブリーダーの場合、子犬のうちから飼うことができ、成長するまで近くで見守っていくことができます。

ブリーダーの場合は、親犬や犬舎を見学することができ、直接ブリーダーの方と会い話を聞くことができるため、チワックスの飼育に関して不安な点があればその場で解決できるというメリットもあるでしょう。 里親になる場合は、成犬となっていて子犬の時から育てることはできないことが多いです。成犬であることから、育て方がわかりやすいところもあります。ただし、迎え入れたいと思った時にチワックスと出会えるかはわかりません。

チワックスの値段相場

チワックスの値段相場は、20~50万円ほどとなっています。このように値段に差があるのは、月齢や毛色、性別、体格などが関係しており、価格が変わってきます。さまざまな方法でチワックスを購入できるので、お気に入りの子を見つけてみてください。

チワックスの散歩・運動

ダックスフンドの遺伝を受け継いでいる胴長で短足の体は、足腰に負担をかけないようにすることが大切です。跳んだりひたすら走るといった行動や段差にも気を付ける必要があります。疲れが溜まりやすいため、運動のしすぎには注意しましょう。

散歩は毎日することが大切なので、1回20分程度を目安にして、年齢や体力などに合わせて回数を調整していくことがポイントとなります。適度に散歩や運動をさせることで、ストレス発散に繋がります。 また、冬に散歩するのは寒いです。チワックスは寒いのが苦手な子も多いため、寒い時の散歩には服を着せてあげたり、できるだけ暖かい時間を見計らって外に連れていくようにすることが必要になってくるでしょう。

チワックスのしつけ

チワックスはお互いの遺伝子を受け継いで、賢くフレンドリーな性格をしています。やんちゃで甘えん坊な一面もありますが、甘やかしすぎず信頼関係を築いていくことが大切です。 チワックスは警戒心が強く、吠えることも多いです。あまり吠えると近所迷惑になってしまうこともあるでしょう。

小さい頃からのしつけが物を言うので、子犬の時からできるだけ外に連れだし、さまざまな物や音を聞かせることで徐々に慣れていき、吠えなくなる可能性が高いです。 また、家の中で吠えてしまう場合、リラックスした環境ではないことからいつでもストレスを抱えている状態なのかもしれません。家の中でも専用のゲージを与えるなどリラックスして過ごせる環境を作ってあげましょう。

チワックスの病気や飼い方をよく把握して家族に迎えよう

チワックスはチワワとダックスフンドの遺伝子を受け継いでおり、賢くフレンドリーな性格をしています。甘えん坊でもあるので、そのかわいい性格にメロメロになってしまうことでしょう。 チワックスは子犬の時と成犬の時では見た目が大きく異なる場合があります。

また、小型同士のミックスなので小柄で室内でも飼いやすいです。 胴長短足の体をしているため、足腰に負担がかかりやすく、椎間板ヘルニアや骨折のリスクもあり、さまざまな病気に気を付ける必要があります。チワックスの病気や飼い方をよく把握して、家族に迎えましょう!

人気のミックス犬【ポメプー】を徹底解説!特長や性格・値段はいくらくらい?

人気のミックス犬【ポメプー】を徹底解説!特長や性格・値段はいくらくらい?

近年異なる犬種を掛け合わせたミックス犬の人気が高まっていますが、中でも注目されているのがポメプーです。

ポメプーはポメラニアンとトイプードルのミックス犬で、人懐っこくぬいぐるみのような可愛らしさがあり、飼ってみたいという方もいるのではないでしょうか。今回は、そんなポメプーの特長や性格、値段について徹底解説していきます。

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ポメプーとは

引用:PET STATION

ミックス犬の中でもポメプーが注目されるきっかけになったのが、ある車のCMにポメプーが出演したことです。まずは、ポメプーがどのような犬なのかチェックしておきましょう。

ポメラニアンとトイプードルのミックス犬

ポメプーとはポメラニアンとトイプードルを掛け合わせたミックス犬で「プーラニアン」という別名で呼ばれることもあります。いつ誕生したのかという明確な歴史は不明ですが、比較的最近アメリカで誕生した新しい犬種と言われています。

ポメラニアンもトイプードルも、いずれも人気の高い犬種です。その2つを掛け合わせて誕生したポメプーは、ポメラニアンとトイプードルの魅力と言える可愛らしい見た目や人懐っこい性格を引き継いでおり、小型犬種の掛け合わせのためポメプーも小型で飼いやすいという特徴があります。

CMで話題に

 ポメプーが人気となったきっかけが、2022年に放映されたトヨタの新型「シエンタ」のTVCMです。トヨタはフルモデルチェンジした新型「シエンタ」を2022年8月23日に発売するにあたりTVCMを放映しており、その中の「いいことできた!」編に登場していた「シエン太」が実はポメプーだったのです。

出演していたのはタレント犬の「ちょうじゅうろう(長十桜)くん」で、グレーの毛色のポメプーでした。このCMに登場した「シエン太」が「ぬいぐるみみたいで可愛い」「仕草にキュンとする」と話題になり、ポメプーが注目されるきっかけになったのです。

ポメプーの特徴

 

可愛らしい見た目が魅力のポメプーですが、どのような特徴があるのでしょうか。ポメラニアンとトイプードルの掛け合わせのため、どちらの特徴も持ち合わせていますが、個体によってどちらの特徴を強く受け継いでいるかは違ってきます。

個体によって体格、顔つき、毛色や毛質、模様などが変わってくるのがミックス犬ならではで、1頭1頭違ったオンリーワンの特徴を持っているのも大きな魅力です。 成長していくうちに、いずれかの犬種の特徴が強く出てくることもあり、それがポメプーを飼う楽しみの一つともいえるでしょう。

特徴①性格

性格においても、ポメラニアンとトイプードルの特徴を併せ持っています。ポメラニアンは活発で遊び好き、好奇心旺盛、勇敢である一方、神経質で警戒心が強い一面もあります。

トイプードルはフレンドリーで人懐っこく、甘えん坊ですが、賢さと物覚えの良さも持っています。ポメプーは基本的に友好的で甘え上手、従順な性格で飼いやすいと言えるでしょう。 人と一緒に過ごしていたいので、留守番は苦手な傾向です。また、中には警戒心が強く小さな物音でも吠えてしまう子もいます。

特徴②大きさ

大きさに関しては両親ともに小型犬のため、ポメプーも小型犬に分類されます。体重は2~3kg、体高は22~28cmが平均です。トイプードル寄りだと多少大き目に育つことがありますが、女性や子供、お年寄りでも無理なく抱き上げることができ、飼いやすいサイズでしょう。

特徴③毛色

毛色は両親の特徴によって、またどちらにより似るかによって変わります。ポメプーの毛色はアプリコット、レッド、ブラックタン、ブラック、オレンジ、ゴールデン、ベージュ、クリームなどさまざまです。

中でもブラック、アプリコット、クリームが多い傾向にあり、成長するにしたがって濃淡が変化することもあります。毛質についても、トイプードル寄りならカールがついたふわふわの毛、ポメラニアン寄りならストレートになりますが、成長して変化するケースもあります。

特徴④寿命

寿命は、犬を飼う上で気になることの一つではないでしょうか。犬の寿命は、一般的には純血種よりもミックス犬、大型犬よりも小型犬の方が長い傾向にあります。ミックス犬の寿命が長いのは、純血種がかかりやすい病気を発症する確率が低くなるためです。

ポメプーはミックス犬で小型犬、と2つとも条件を満たしており、比較的長生きすると言えるでしょう。ポメプーの平均寿命は13~15年と言われています。

ポメプーの注意したい病気

ミックス犬であるポメプーは純血種よりも病気にかかる確率が低い傾向にあります。健康に長生きしてくれるのは、飼い主にとっても嬉しいことでしょう。 しかし全く病気にかからないということはなく、ポメプーがかかりやすい病気もあります。注意すべき病気を知っておくことで、かからないよう予防することも可能です。

病気①膝蓋骨脱臼・骨折

ポメプーは小型犬のため、膝蓋骨脱臼や骨折になりやすいと言われています。膝蓋骨脱臼とは、膝蓋骨という後ろ足の膝にある皿のような骨が正常な位置から外れることで、小型犬はこの骨が内側に脱臼してしまうことが多いのです。

また、小型犬は骨が細く弱い傾向にあり、骨折もしやすくなっています。そのため、高い場所から飛び降りたり転落すると骨を損傷する危険があるため、注意が必要です。

病気②てんかん

両親であるポメラニアンとトイプードルはてんかんになりやすいため、ポメプーも気を付ける必要があるでしょう。てんかんとは突然硬直や痙攣といった症状が起きてしまう疾患で、環境や遺伝などさまざまなものが要因です。

肥満やストレスは、あらゆる病気の原因になります。食事の与えすぎ、運動不足などに気を付けて肥満を予防し、甘やかしすぎたり、しつけのためと突き放し過ぎて過度なストレスを与えないようにしましょう。

病気③白内障

目の病気のうち、白内障にかかりやすいと言われています。白内障は目の中でレンズの役割を果たしている水晶体が白く濁ってしまい、視力が低下する病気で、進行すると失明してしまう可能性もあります。

また眼頭に涙跡が付いて茶色くなってしまう「涙やけ」にも注意が必要です。涙やけをしている部分は雑菌が繁殖しやすく、目の炎症を引き起こしてしまうことがあるため、こまめに目頭を拭き取って綺麗な状態をキープしてあげましょう。

ポメプーを迎えるには?

ぬいぐるみのように可愛らしく、人懐っこくて飼いやすいと人気のポメプーを飼ってみたい、という方もいるでしょう。では、ポメプーを飼うにはどうすればよいのでしょうか。ここでは、ポメプーの迎え方や値段の相場について解説していきます。

ポメプーの迎え方

ポメプーを迎える方法としては、ペットショップやブリーダーから購入したり、里親募集サイトや保健所で探すという方法があります。 ポメプーは人気が高く、ブリーダーはインターネットで簡単に探すことが可能ですが、見学や受け渡し、購入後のアフターフォローなどを考慮すると自宅から近いブリーダーが良いでしょう。

また里親募集サイトや保健所、動物愛護センターなどで新しい家族を待っているポメプーがいる可能性があります。

里親募集サイトや保健所、動物愛護センターなどのポメプーは成犬だったり持病があるなど、何らかの事情があることも少なくないため、それらを理解した上で最後まで責任持って飼えるかどうか、家庭でしっかり確認しましょう。

ポメプーは個体によって見た目や性格が違い、同じような子にまた出会える可能性は低いため、気に入った子を見つけたら早めに迎えるかどうか判断することをおすすめします。

ポメプーの値段相場

ポメプーの値段の相場は、ペットショップが7~15万円、ブリーダーが10~20万円です。ブリーダーの方が高めなのは、優良なブリーダーは繁殖や管理に時間と手間をかけており、健康で良質な犬を育てるためにコストがかかるためです。

ブリーダーから購入するメリットは、取り扱うポメプーの個体数が多く好みの子犬を選びやすい、親犬について詳しく知ることができる、赤ちゃんのうちに対面したり親犬を見せてもらうことが可能、知識と経験が豊富なので分からないこともアドバイスしてもらえることなどが挙げられます。

引用:maruone

毛色や毛質によっても価格が異なり、アプリコットなどの毛色や、トイプードル寄りのふわっとした毛質は人気が高いため、価格も高めになる傾向です。里親募集サイトでは生体代が無料の場合がほとんどですが、去勢費用やワクチン代が発生したり、飼う上での審査が場合もあります。

ポメプーの飼い方

甘えん坊で家族と一緒に過ごすことが好きなので、室内飼育に適しています。寂しいとストレスを感じることがあるため、長時間ひとりで留守番させないように注意しましょう。

また運動量が多いため、毎日1日2回15~20分程度の散歩をするようにし、外で一緒にボール遊びなどをするのもおすすめです。食事は穀物不使用・添加物不使用の良質な成分で、顎や消化器官に負担をかけないよう小粒で嚙み砕きやすい形状のものにします。

涙やけを防ぐためにも、涙腺の詰まりを改善させる穀物不使用のフードや高たんぱくなフードが良いでしょう。また、オメガ3とオメガ6脂肪酸を含む高たんぱくのフードは毛並みを整える効果があります。

お手入れは毎日のブラッシングと月に1~2回のトリミングやカットが基本です。ポメラニアン寄りの毛質の場合は抜け毛が多く、プードル寄りの場合は絡みやすいという傾向にあります。

ポメプーのしつけ

ポメプーは従順で賢く、素直に飼い主の言うことを聞くため、比較的しつけやすいと言われています。主従関係をきちんと認識させつつ、厳しくしすぎずに誉めながらしつけていくことがコツです。

警戒心が強い子だと少しの事でびっくりして吠えたり、寂しさからずっと吠え続けたりすることがあり、吠え癖がついてしまうとなかなか直らないため、無駄吠えのしつけはしっかりしましょう。運動不足やコミュニケーション不足も無駄吠えの要因となります。

安心して生活できるよう、子犬の頃から周りの環境や音に慣れさせることで、日常的なチャイムの音などに驚いて吠えることはなくなります。その他、トイレのしつけや「待て」「おすわり」といった基本的なしつけは教えると良いでしょう。

飼い主が一貫した態度でしつけをし、できた時にはたくさん褒め、愛情をたくさん注ぎながら一緒に遊ぶことでしつけの効果があがります。

成犬になっても可愛いポメプーを家族に迎えよう

今回はポメラニアンとトイプードルのミックス犬、ポメプーの特長や性格、値段や飼い方についてご紹介しました。 ポメプーは人懐っこく、ぬいぐるみのような可愛らしい見た目から人気が高まっており、飼いやすくしつけもしやすいのが魅力です。成犬になっても可愛いポメプーを、ぜひ家族に迎え入れてはいかがでしょうか。

ゴールデンドゥードルはどんな犬種?特徴から飼い方まで徹底解説!

ゴールデンドゥードルはどんな犬種?特徴から飼い方まで徹底解説!

ゴールデンドゥードルとはゴールデンレトリバーとプードルのミックス犬で、穏やかで優しい性質で最近注目されている犬種です。賢くて訓練性能が高く、抜けにくい被毛を持っているので、盲導犬や介助犬としても活躍しています。そんなゴールデンドゥードルの特徴や飼い方を詳しくご紹介します。

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ゴールデンドゥードルとは

ゴールデンドゥードルというちょっと耳慣れない犬種名をご存知でしょうか。その犬の姿を見ても何の犬種だか分からないという方もいるかもしれません。 この記事ではそんなゴールデンドゥードルという犬種の特徴や歴史、迎え方や飼い方の注意点などを詳しく解説していきます。

 

ゴールデンレトリバーとプードルのミックス

 ゴールデンドゥードルとは、ゴールデンレトリバーとスタンダードプードルを掛け合わせたミックス犬を指します。犬種名の「ゴールデン」はゴールデンレトリバーから、「ドゥードル」はプードルの頭文字であるPを逆さまにしてDと読ませているそうです。 この犬種名は1992年に出来た造語で、「ドゥードル」とは英語で「いたずら好き」を意味していることもあり、この犬種の人懐っこく明るい性格を表現しています。

 

ゴールデンドゥードルの歴史

 ゴールデンドゥードルの歴史の始まりは1990年頃からで、まだ歴史が浅い犬種です。犬と接触することでアレルギー症状を発症する犬アレルギーを持つ人は少なくありません。 ゴールデンレトリバーと毛が抜けにくいプードルを交配することにより、そういった人でも扱える盲導犬を育てることを目的として、この犬種が生み出されました。

 純血のゴールデンレトリバーと純血のプードルを交配して誕生した子犬のみを正式なゴールデンドゥードルとして認めるという厳密な定義も設けられています。 しかし、現在のところひとつの犬種として認められているわけではなく、血統書のないミックス犬(雑種)扱いとなっています。日本国内のJKC(ジャパンケンネルクラブ)でも、正式な犬種として認めておらず、血統書も発行されません。

 

ゴールデンドゥードルの特徴

 ゴールデンドゥードルの生まれた背景や歴史が分かったところで、その特徴について見てみましょう。性格や見た目の特徴、どのくらいの大きさに成長するのか、寿命などを確認していきます。

 

特徴①性格

 親犬であるゴールデンレトリバーもプードルも頭が良く賢い犬種です。その2犬種を交配したゴールデンドゥードルも賢く知的で、高い訓練性能が評価されています。

素直で従順なので教えたことをすぐに覚え、人とともに仕事をすることが好きなので、盲導犬、介助犬、聴導犬、セラピー犬などの使役犬としても活躍しています。 また、人や他のペットに対する受容性も高く社交的で温厚なので、犬を飼った経験が少ない家庭や、幼い子供や高齢者のいる家庭でも飼いやすい犬種です。

 

特徴②見た目

ゴールデンドゥードルはゴールデンレトリバーとプードルのミックス犬で、見た目の特徴は固定されていません。ゴールデンレトリバー的な特徴が強く出たり、逆にプードルが強く出たりとさまざまです。
顔立ちはぱっちりとした大きな瞳とスッとした鼻先を持ち、大きなたれ耳であることがおおよその特徴となります。被毛は柔らかく毛量が豊富で、長い尻尾には飾り毛があることが多いです。
毛色もさまざまですが主な毛色としては、アプリコット、クリーム、ゴールド、茶、黒の5色です。これから混ざって出ることもあります。 さらに被毛の特徴として、ゴールデンレトリバーのようにストレートで長めであったり、あるいはプードルのようにカールしていたり、ウェーブがかかっていることもあります。ミックス犬なので被毛の特徴にも個体ごとにばらつきがあります。

特徴③大きさ

 現在のところゴールデンドゥードルの大きさは3タイプです。大きい順にスタンダード、ミディアム、ミニチュアとなっており、最近ではミニチュアより小さい「プチ」なるサイズも出現しています。体高と体重の目安は以下です。

  • スタンダード:体高50~70センチ、体重20~30キロ
  • ミディアム:体高44~55センチ、体重13~20キロ
  • ミニチュア:体高35~45センチ、体重7~13キロ

前述した通りゴールデンドゥードルは見た目や大きさの特徴は固定されていませんので、厳密にこの3タイプ、または「プチ」に分けられるとは言えません。 ミニチュアサイズのゴールデンドゥードルを飼ったつもりだったのに、成長したらスタンダートサイズになってしまった、ということも多々ありますので、その点を念頭に置いておきましょう。

特徴④寿命

ゴールデンドゥードルの寿命はおおよそ10年~15年です。身体の大きさにばらつきがあり、ゴールデンレトリバーとプードルの特徴の出方も個体差があることから、寿命の推測も難しいのが現状です。

 

一般的に大型犬より小型犬のほうが寿命が長いので、ゴールデンドゥードルにも当てはまるのかもしれませんが、あくまで推測の域を出ません。 飼育数が多くなるとともにさまざまなデータが蓄積されていきますので、ゴールデンドゥードルの寿命について今後研究が進むことを期待しましょう。

 

ゴールデンドゥードルのかかりやすい病気

 犬には犬種ごとにかかりやすかったり注意すべき病気がありますが、ゴールデンドゥードルはどのような病気に注意して飼育すれば良いのでしょうか。

 

病気①股関節形成不全

股関節形成不全はゴールデンレトリバーに多く見られる疾患ですので、ゴールデンドゥードルにおいても発症する可能性があります。交配する前にしっかりと遺伝子検査をしてリスクを回避することが重要です。

 

症状としては、痛みのために歩きたがらない、歩くときに腰を左右に振る、座り方がおかしい、などがあります。若年での発症が多いので成長過程をしっかり見守る必要があります。 治療法としては、手術などの外科的治療のほか内服薬、体重制限、運動制限などの内科的治療も検討してください。

 

病気②進行性網膜萎縮症

 犬の眼の奥にある光や映像を感じ取る部分を網膜と言います。この網膜が変性、萎縮して光や色を感じる視細胞が正常に働かなくなり、じょじょにモノが見えにくくなります。この病気は、ゴールデンレトリバー、プードルともに遺伝子検査の対象犬種となっています。

 

最初は夜間や昼間でも暗い場所でモノにつまづいたり壁にぶつかったりします。症状が進行していくと明るい昼間でも夜間と同じような動作を見せるようになります。 初期症状のうちはなかなか犬の異変に気付けず、飼い主がはっきりと異変に気付いたときには症状がかなり進行している場合が多く見受けられます。幸いにも犬が痛みを感じることはないそうです。

 

見えなくなってくると不安そうな表情や動きをします。この病気の進行は比較的緩やかなので、もし発症してしまったら居住スペースを明るく保つ、モノの配置を変えないなどの工夫をして、不安なく生活できるようにしてください。

 

病気③膝蓋骨脱臼

 股関節形成不全とともに発症しやすい関節の病気として膝蓋骨脱臼があります。この病気は通称「パテラ」と呼ばれ、症状としては膝蓋骨が正常な位置から内側または外側に外れることを指します。

発症すれば膝関節を正常に動かすことができなくなり、痛みもあり、歩行困難となってしまいます。体重管理や運動をして筋肉を付けることはもちろん、居住スペースの床を滑らない素材にするなどの予防対策も大切です。

 

病気④外耳炎

外耳炎とは犬の外耳(耳の穴から鼓膜までの間)に起こる病気で、犬に日常的に起こる症状です。外耳炎になる原因は、ダニや食物アレルギー、異物や細菌などがあります。 ゴールデンドゥードルのように耳が重く垂れさがっている犬種は、その耳の構造から外耳炎に罹りやすいと言われています。

 

耳垢や膿が出たり、赤くなって出血があるなどの症状があります。執拗に耳を搔いたり、舐め回すなどしているときも要注意です。早期に発見して治療することで軽症で済むことがあります。

 

ゴールデンドゥードルを迎えるには?

 実際にゴールデンドゥードルを愛犬として迎えるにはどのような入手経路があるのでしょうか。その場合価格の相場はいくらくらいか、という点についてご紹介します。

 

ゴールデンドゥードルの迎え方

 ゴールデンドゥードルはまだまだ一般的に広く見かける犬ではありませんので、専門のブリーダーを探して迎えることになるでしょう。 信頼できる良質なブリーダーでであれば親犬たちの飼育環境も整っていますし、事前の見学や飼い方のアドバイスも受けることができます。

 

ゴールデンドゥードルの価格相場

ゴールデンドゥードルの価格の相場はおおよそ20万円~30万円ほどです。血統や飼育目的(盲導犬など)によってはもっと値段が張る場合もあります。

 

ゴールデンドゥードルの飼い方

 ゴールデンドゥードルを飼うにはどのような点に注意すべきなのでしょうか。犬を飼うということは事前の準備も必要ですし、迎えたら迎えたでしつけや被毛のお手入れなど、さまざまな手間と費用がかかるということを頭に入れておきましょう。

 

飼い方①飼育環境

 人間や他の動物と友好的で良好な関係を築くことができるゴールデンドゥードルは、室内で問題なく飼うことができます。毛も抜けにくいのでその点からも室内飼いに向いていると言えます。

 

暑さに強くないこともあるので、室内飼いをおすすめします。 必要な運動量はゴールデンドゥードルのサイズによって異なりますが、毎日の散歩と運動で体格に合わせた運動量を確保してあげてください。

 

飼い方②しつけ

 

訓練性能の高い犬なので、しつけ自体は難しくありません。教えたことができたら、しっかりと褒めてあげることで覚えも早くなるでしょう。教えればあっという間に覚えてしまう非常に賢い犬種です。

 

飼い方③カットの頻度

ゴールデンドゥードルは定期的なカットが必要なトリミング犬種です。カットを怠ると被毛が伸びてもつれ、毛玉となってしまい見た目も悪くなりますし、犬自身にも負担がかかりますので定期的にトリミングサロンに連れて行ってあげましょう。

 

ゴールデンドゥードルは個体により毛質にばらつきがあるので、カットの頻度はその個体の毛質にもよりますが、月に1回程度を目安とします。

 

飼い方④ブラッシングの仕方

 ロングコートのゴールデンドゥードルは毎日のブラッシングも欠かせません。長い被毛の中に隠れているゴミやほこりをブラッシングによって取り除き、被毛のもつれを防ぎましょう。

 

小型~大型犬もいるゴールデンドゥードルは穏やかで優しい犬

ゴールデンレトリバーとプードルのミックス犬であるゴールデンドゥードルは、身体の大きさがまちまちであったり、被毛の特徴にもばらつきがあったりとまだ歴史が浅い犬種です。

 

しかしその性格は親たる2犬種の良いところを受け継ぎ、穏やかで優しく、訓練性能にも優れているので、愛犬として一緒に暮らしやすい犬種だと言えます。 犬と暮らすことをお考えでしたら、ぜひ、ゴールデンドゥードルを飼うことも検討されてみてはいかがでしょうか。