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猫の爪研ぎベッドおすすめ10選!猫に人気の商品はどれ?

猫の爪研ぎベッドおすすめ10選!猫に人気の商品はどれ?

猫にとって爪研ぎは欠かせないものです。爪研ぎとベッドを併せ持つ「爪研ぎベッド」を使うことで、リラックスしながら爪研ぎをすることが出来ます。今回は、おすすめの爪研ぎベッドを10製品を見てみましょう。爪研ぎに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

猫が爪研ぎする理由

可愛らしい猫ですが元々は肉食動物で、狩りをする生き物でした。そのため、猫にとって爪は、餌を捕らえたり、自分や家族を守ったりするための武器なのです。 爪研ぎをすると、爪表面の角質が取れて鋭い爪を出すことが出来ます。

生活する中で、引っかかりやすくなってしまったり、伸び過ぎたりした爪をケアするためにも、爪研ぎは猫にとって必須なものです。 その他にも、自分の縄張りとしてのアピールやストレス発散をするために爪研ぎをします。リラックスできるエリアに、爪研ぎの場所を作ってあげるのも効果的です。

猫の爪研ぎはしつけをしよう

室内で生活している猫が家具や壁で爪研ぎをしてしまうのは、動物の本能で行っているので仕方がないことです。そのため、正しい場所で爪研ぎをするしつけが必要になります。 子猫と成猫では、爪研ぎのしつけの方法が異なります。子猫の場合は、成猫よりも躾がしやすいです。

子猫には、爪研ぎをしていい場所とダメな場所を教えてあげましょう。猫は、高い場所で身体を伸ばした状態で爪を研ぎます。 爪を研いでも良い場所に連れていき、片足を持って爪の研ぎ方を教えてあげましょう。別の場所で爪を研ごうとしたら、爪を研ぐ場所に連れて行くのを繰り返します。

1週間程度で爪を研ぐ場所を覚えてくれるでしょう。 成猫の場合は、爪を研ぐ場所を縄張りと考えているので、子猫よりもしつけるのが難しいです。子猫のしつけと同様に根気強く、爪研ぎの正しい場所を教えてあげましょう。

猫の爪研ぎベッド人気おすすめ10選

ここからは、猫の爪研ぎベッドのおすすめを10選紹介します。それぞれの猫の性質にあった爪研ぎベッドを見つけてあげましょう。

猫爪研ぎベッドおすすめ①ComSaf 段ボール 楕円形

ComSafの段ボール爪とぎは、重さ0.9kg、大きさ44cm×34cm×10cm、適応体重は5kgです。楕円形のデザインで、寝っ転がったり、座ったり様々な体制でくつろぐことが出来ます。

縁に高さがあることで、猫が爪を研いだ時に出るゴミが内側に溜まる設計になっており、お掃除がとても楽です。 段ボール製でとても軽いのに安定感があるので、猫もゆったりとくつろぐことが出来ます。段ボールの密度が高く、爪を研ぎやすいのが特徴です。

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猫爪研ぎベッドおすすめ②ComSaf 段ボールトンネル

ComSafの段ボールトンネルは、大きさ58cm×25.4cm×25.4cmです。この爪とぎベッドは、ベッドとして、ソファーとして、爪とぎとしての3役を担うことができます。 トンネルが付いており、前からも後ろからもトンネルに入ることができます。暗くて狭いところが好きな猫にもおすすめです。

高密度の段ボールを使用しており、爪とぎの際に猫の肉球を傷つけにくく、耐久性にも優れています。段ボールはリサイクル可能なので、環境に優しく、ゴミが飛び散りにくいのが特徴です。

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猫爪研ぎベッドおすすめ③necoro 猫壱 バリバリベッド8

 necoroのバリバリベッド8は、重さ1.4kg、大きさ55cm×27cm×15cmです。幅が55cmと大きいので、大柄な猫もゆったりとくつろぐことが出来ます。八の字の絶妙なカーブが、猫の身体にフィットするのが特徴です。 原材料には、不純物を含まない100%紙の段ボールを使用しています。

原材料にこだわり、有害物質を含まない安心設計です。不純物を含まない良質な段ボールを使用しているので、嫌な匂いがしません。接着剤も自然由来の成分を使用しています。

ニュージーランド産のバルブ紙を10%配合することで、1枚1枚の段ボールの繊維が長くなっています。繊維が長いことで、爪を研いだ時に出るゴミが少なく、片付けが楽です。密度が高く設計されているので、長く使用することが出来ます。

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猫爪研ぎベッドおすすめ④necoichi バリバリボウル

necoichiのバリバリボウルは、大きさ40cm×40cm×12cmです。バリバリボウルの特徴は、台座と爪とぎパッドを分割することが出来ます。そのため、爪とぎパッドを交換して何度も使用することができるので、お財布にも環境にもエコです。

内側にカーブを描くようにへこんでいるので、猫が爪を研いだゴミが貯まるようになっています。また、カーブが猫の身体にフィットして居心地がとても良いです。計算され尽くした段ボールの配置で、研ぎカスが飛び散りにくくなっています。

原材料にこだわっており、段ボールには不純物を含んでいません。大切な猫のために配慮した安全な原材料を使用し、嫌な匂いがしないのが特徴です。段ボールの接着には、とうもろこし由来の接着剤を使用しています。

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猫爪研ぎベッドおすすめ⑤FUKUMARU 爪とぎ段ボール

FUKUMARUの爪とぎ段ボールは、大きさ43.5cm×29cm×12.5cmです。シンプルな段ボールタイプの中に爪研ぎを入れて使用します。箱に入って遊んだり寝たりするのが、好きな猫におすすめです。 爪研ぎは5個ついており、両面使用できるのでコストパフォーマンスが良いです。環境に優しい段ボールを使用しているので、使い終わった時の処分も簡単です。

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猫爪研ぎベッドおすすめ⑥mju: ガリガリサークル

mju:のガリガリサークルは、大きさ44cm×44cm×15.5cm、重さ1.5kgです。直径44cmで深さがある円形の爪研ぎベッドになっています。猫の身体にフィットしやすい形状で、リラックスできる場所になるでしょう。 内側全体で爪が研げるようになっているので、寝転びながら爪を研ぐことが出来ます。

内側には密度の高い段ボールが配置されており、爪が研ぎやすい設計です。 猫の好きなまたたびの粉末が付属しており、段ボールの隙間に入れることが出来ます。爪研ぎのしつけが出来ていない猫に、初めての爪研ぎベッドとしてもおすすめです。またたびには、ストレスを解消したり、食欲を増進したりする効果があると言われています。

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猫爪研ぎベッドおすすめ⑦mju:ガリガリソファスクラッチャー

 mju:のガリガリソファスクラッチャーは、大きさ60cm×24cm×14cm、重さ1.4kgです。猫がくつろげるように、設計されたウェーブ状のソファになっています。中央のカーブが身体にフィットして、爪研ぎ、ベッド、ソファとして3つの使い方が出来るのが特徴です。

猫に接する面が全て爪研ぎになっており、好きな体制で爪を研ぐことが出来ます。高密度な段ボールで、研ぎカスが出にくいのでお手入れも簡単です。 猫が爪研ぎに興味を示さない時は、付属のまたたびの粉末を爪研ぎにふりかけましょう。爪研ぎを定位置にするのに慣れてない猫にもおすすめです。ストレスを抱えやすい猫に、癒しの場所を作ってあげることが出来ます。

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猫爪研ぎベッドおすすめ⑧SONGWAY 大型猫つめとぎ ダンボール

SONGWAYの大型猫つめとぎダンボールは、大きさ60cm×30cm×18cmです。サイズが大きいので、大きめの猫も身体を伸ばしてくつろぐことが出来ます。ゆるいカーブで大型の猫の身体にもフィットするデザインです。

高密度の段ボールを使用しており、爪研ぎをしたゴミが飛び散りにくくなっています。お手入れが楽な爪研ぎベッドを探している方におすすめです。 爪研ぎ部分は耐摩耗性に優れているので、長く使えてコストパフォーマンスが良いです。長持ちする爪研ぎベッドを探している方は試してみてください。

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猫爪研ぎベッドおすすめ⑨GLOWDAWN バリバリキャットハウス

GLOWDAWNのバリバリキャットハウスは、大きさ44cm×29.5cm×35cmです。この爪研ぎはハウス型になっているので、監視されるのを嫌う猫にとってリラックスできる空間を作ることが出来ます。 前面と裏面から入ることができて、様子を見られる穴もついています。

程よく狭い場所、暗い場所が好きな猫におすすめです。ハウスの中はもちろん、側面や上も爪研ぎがついているので、好きな体制で好きな場所で爪を研ぐことが出来ます。 木と高密度な段ボールをネジで止めているので耐久性が高い設計になっています。耐荷重は10kgまでなので、大きな猫が上に乗っても大丈夫です。爪研ぎ部分を取り外して交換することができるので、長く愛用できます。

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猫爪研ぎベッドおすすめ⑩アイリスオーヤマ ネコの爪とぎ

アイリスオーヤマのネコの爪とぎは、大きさ48.5cm×48.5cm×2.7cm、重さ606gです。フラットなパネルタイプなので、家の中の好きな場所に置くことができます。別売りのケースをつけることも可能です。目が荒い段ボールなので、爪が引っかかりやすくゴミが出にくいです。 両面使用できて、お得な6個パックでコストパフォーマンスも良いです。ストレス発散や、いたずらを防ぐのに効果があります。またたびパウダーが付属しているので、爪研ぎのしつけを始めるのにもおすすめです。

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愛猫が爪研ぎをしてくつろげる場所を作ろう

今回は、猫の爪研ぎベッドについて紹介しました。様々な爪研ぎベッドを試しながら、それぞれの性格や習性に合った爪研ぎを見つけてあげましょう。ぜひ、今回紹介した爪研ぎベッドを参考にしてみてください。

フェネックとは?値段や飼い方まで詳しく解説!

フェネックとは?値段や飼い方まで詳しく解説!

皆さんは、フェネックという動物をご存じでしょうか?犬や猫などのペットの代表格と比べると知名度では劣るかもしれませんが、見た目の可愛さから人気は高い動物でもあります。今回は、そんなフェネックがどんな動物なのか、ペットとして飼育可能かどうかなどを解説します。

 

砂漠のキツネ・フェネックとは

フェネックとは、哺乳綱食肉目イヌ科キツネ属に属しているキツネの仲間になります。正式な名前はフェネックギツネになっていますが、略してフェネックと呼ばれることの方が多いです。

生息地は主に砂漠で、群れを作って生息しています。 生息地故に「砂漠のキツネ」という異名で呼ばれることもあり、体長は30㎝から40㎝程度、小型の哺乳類や鳥類、果実など様々食べる雑食性です。キツネにも種類はいくつかありますが、その中でも最も小さいと目されているのが、フェネックなのです。

外見的な特徴として最も大きいのが、発達している大きな耳です。生息している砂漠において獲物を見つけるために発達したとされていて、広く生き残るのも困難な砂漠の中で小さな足音も逃さないように進化したと考えられています。

この耳はフェネック本人の体温調節機能も兼ね備えているようで、砂漠で生き抜くために大きな耳から体の熱を逃がしている模様です。総じて、耳の大きさが非常に特徴的な小柄のキツネと言えます。

フェネックの特徴

見た目の可愛さ、大きな耳という特徴、群れで集まっているところなど、様々な理由からフェネックの人気は高いものになっています。動物園などでも飼育されていますが、続いては具体的な特徴について探っていきましょう。

フェネックの性格

まず個体としての性格についてですが、基本的に非常に警戒心が強く神経質な性格をしています。犬や猫といったペットの代表格は、人間が飼育しやすいように品種改良がおこなわれています。

しかし、フェネックにはそうした改良が施された歴史はありません。 特にやせいで育ってきた個体にとっては、砂漠という生きにくい環境を生活圏としている事もあって天敵も多く、臆病でもあります。よって、素の状態では非常に人間に懐きにくくなっています。

このため、もしフェネックを飼育する場合には、時間をかけてその警戒心を解く努力が必要となっています。人の手で育てられている個体もありますが、それでも臆病な性格の個体も居れば人懐っこく好奇心旺盛な個体も居るなど様々です。

フェネックの大きさ

体長は、大人の個体で30㎝から40㎝程度となります。体重に関しては1キロ少々という事で小型犬程度の大きさとなりますが、やはり見た目で目を惹くのは何といっても大きな耳です。その長さは8㎝少々から15㎝ほどと、多くを占めている事が分かります。

体全体をふわふわの体毛に覆われており、一度「世界一可愛い動物」と言われるようになったこともあります。そこから世間での知名度や注目度も高まり、インスタグラムなどのSNSでも昨今は注目が集まっているほどの人気です。

フェネックの毛色

毛の色は、背中は赤色を帯びているクリーム色、そして腹側は白色を帯びたものになっています。これは、生息地域である砂漠において保護色の役割を果たすためであり、天敵が多いフェネックにとっては身を守る大切な色の組み合わせなのです。

しっぽの背側基部には黒い斑点が見られ、先端部分は完全な黒色をしています。顔に目を向けてみると、目の内側から唇辺りにかけて赤褐色の筋模様が入っているのが見られます。特徴的な耳の背側に縦方向の赤色の縞模様があり、白色で縁取られています。

フェネックの寿命

ペットとして飼育する場合に気になるのが、その動物の寿命です。フェネックの場合、野生の個体だと約10年程度が平均的な寿命となっています。ただ、自然では天敵であるジャッカルやハイエナ、大鷲などに餌食になることも珍しくないので、完全に寿命を迎えきることも難しいのです。

自然界においてフェネックは食物連鎖のピラミッドで言えば下位側に属しており、雑食性で哺乳類や鳥類を食べられるとはいっても、先に挙げた天敵のような鋭い牙や爪を併せ持っている訳ではありません。

飼育をする場合では、そういった天敵による餌食になる心配はありませんので、そのまま10年ほどの寿命となるか、長く生きると12年程度まで生きるとされます。

フェネックはペットとして飼育可能?

フェネックという動物がどんな個体なのか、どんな特徴を持っているのかなどについて解説してきました。ペットとしてあまり普及しているとはいいがたいフェネックですが、果たして人間が飼育する事は可能なのでしょうか?

フェネックはどこで購入できる?

まず結論から言えば、フェネックをペットとして飼育する事自体は可能です。ただ、性格は犬と猫を足して2で割ったもの、と言われているように臆病さや警戒心の強さが目立つので、飼う事は不可能ではありませんが懐いてもらいたいなら根気良く付き合っていく必要があります。

実際にフェネックを飼いたいとなった時には、国内にいるブリーダーや動物取扱業者を頼るか、または海外から輸入するといった方法を取ります。ただ、フェネックという動物自体繁殖させるのが難しく、国内で扱っているブリーダーなどもそう多くありません。

フェネックの値段

ペットショップに行けば犬や猫などは普通に見られますが、たいしてフェネックはほぼ見たことが無い筈です。先に述べた通り繁殖が難しい事、そして輸入するのも簡単ではない事から、ペットショップに並んだ時には100万円前後という値段が付きます。

こんな価格だと普通の人ではおいそれと手が出せないのが分かるでしょうが、非常人気が高いのは変わりなく予約して数か月間待たなければ入手できない、とされるほどにペットとして飼育したい需要は大きいのです。

フェネックのペットとしての飼い方

飼育の難易度としてもそこまで簡単ではなく、そもそも買うために入手するのも難しいフェネックですが、可愛いので需要はずっと高いままとなっています。最後に、そんなフェネックを飼育する際の飼い方をご紹介します。

フェネックを飼う際に用意するもの

  • ケージ
  • エサ皿
  • ヒーター
  • ペットシーツ
  • おもちゃ
実際にフェネックを飼育する際に必要な物としては、上記のアイテムたちが挙げられます。ヒーターは、砂漠で生きているフェネックにとってある程度までの寒さには耐えられるものの、気温が下がる冬場には快適な環境維持のために必要と言えます。

フェネックの餌

雑食性であるフェネックは、キツネ属に居る分犬と同じで色々と食べます。犬と同様のドッグフードをはじめとして、ニンジンやキャベツといった野菜類、リンゴやバナナなどの果物も食べられます。

ドッグフードでなくても、キャットフードをあげても問題はありません。ただ、ネギやニラ、ニンニクやチョコレートなどは逆に犬と同じく中毒になってしまいますので、与えないように注意してください。

フェネックの体のお手入れ

神経質な性格をしているフェネックにとって、あまり人間が手を加え過ぎても逆効果になってしまう可能性があります。よって、体の手入れに関しては動物用のブラッシング用ブラシを使って毛並みを整える程度にします。 換毛期となると、フェネックの柔らかく細い毛がそこら中に抜け落ちます。ブラッシングが好きな個体も居ますので、毎日のスキンシップに取り入れても良いかもしれません。

フェネックを飼う際の注意点

鳴き声は「ワンワン」「キキキキ」といったような甲高い声を発します。且つ夜行性ゆえに夜間に鳴くことが多いので、集合住宅などで飼育していると周りに迷惑になってしまう可能性があります。 フェネック自体の体臭はあまりきつくありませんが、雑食故か排せつは臭いがきついといわれています。ペットシートをまめに取り換えてあげたりといったような手助けは必要でしょう。

フェネックの病気

イヌ科の動物であるフェネックは、犬と同じ感染症に罹りやすくなっています。ただ、だからと言って犬用のワクチンを接種するのも、フェネックにとってはリスクのある事です。その為購入時からショップやブリーダーなどにアドバイスを受ける必要があるといえます。

換毛期などにはいつもと比べて目に見えて食欲が落ちる事はありますが、キツネにはよくある現象です。偏食を避けるため、日ごろから好みを把握しておけると良いでしょう。

フェネックはしっかり環境を整えて飼おう

飼育するレベルとしては、犬や猫と比べても簡単とは言えませんし、そもそも入手する事自体難しくなっています。それでも、可愛い動物の筆頭とも言えるほど有名ですから、飼育する際にはしっかり愛でてあげてください。

フェレットとは?種類から値段や飼い方まで詳しく解説!

フェレットとは?種類から値段や飼い方まで詳しく解説!

皆さんは、フェレットという動物をご存じでしょうか?見た目はイタチのような可愛らしいものであり、その可愛い見た目からとても人気が高い動物でもあります。ただ、ペットとしてはあまり有名でない中で、今回はフェレットがどんな動物か、飼い方などについて解説します。

 

フェレットは飼育しやすいペット?

ペットと言えば犬、猫などが最もメジャーな所ですが、最近はそれ以外の動物をペットとして飼う人も増えているところがあります。そんな中で、見た目の可愛らしさからフェレットという動物にも人気が集まっているのです。

フェレットの特徴や性格

フェレットは、見た目はイタチのような細長い体をしているのが一番の特徴となっています。それもそのはずでイタチ科に属している動物であり、野生のヨーロッパケナガイタチというイタチが家畜化した品種がフェレットになります。

放屁が非常に臭いことで知られているスカンクに近しい血を持っている動物でもあります。ただ、日本国内で扱われている品種はその臭さの元になる臭腺が取り除かれていますので、スカンクのような強烈な臭いがする事はありません。

性格の面については品種や繁殖地を意味しているファームによって異なっている部分はあるものの、全体として性格は好奇心旺盛で人に対しても懐きやすい傾向が見られます。躾もしっかり覚えてくれるので、犬や猫と同じように飼育が可能な動物です。

フェレットの寿命

平均的なフェレットの寿命は6年から8年程度であるとされています。中型哺乳類に属している別の動物と比べると割と短命な部類にはなっているものの、環境さえ整っていれば10年、中には15年飼えたという個体もいるほどです。

なぜ他の哺乳類と比べて短命になっているかというと、それは体が虚弱で病気に罹りやすいという特性を持ってしまっているからです。特に内蔵の疾患、癌などを抱えてしまう個体が多く見られていて、4歳になるまでの全個体のうちおよそ3割は癌に罹るといわれます。

こうした病気については、飼育をして人の手で管理を行う以上は食生活、バランスや運動量などに気を配ることである程度の予防は可能です。ただ、完全な予防には至りませんので、基本的には病気に罹りやすいデリケートな動物であると覚えておきましょう。

フェレットの人気3種類&大きさ

フェレットと一口に言っても、大きく分けて3つの種類が存在しています。それぞれで見た目上の特徴やサイズなども異なっていますので、ペットとして飼育する事も考えてそれぞれの特徴を知っておきましょう。

マーシャルフェレット

まずは、マーシャルフェレットという品種になります。アメリカ、ニューヨークを原産地に持っている品種で、フェレットの中でも噛み癖がとても少ない温和な性格をしています。その為、飼育初心者の方にも買いやすい品種といわれています。

比較的身体は細身で、顔に関しても体と同じくほっそりとした形になる個体が多いです。右耳には丸い刺青が入っており、体にはマイクロチップが入っています。ある程度大きくなってから海外へ輸出されるので、幼体を見るのは稀でしょう。

パスバレーフェレット

続いては、パスバレーフェレットになります。こちらは種類もいくつかあるフェレットの中でも流通している個体数が最も多いとされるファームが生産しているフェレットであり、体毛のカラーバリエーションも多いのが特徴的です。 フェレットを扱っているペットショップに行けばほとんどの店舗で目にする事が出来るといえば、如何に流通個体数が多いかが分かるでしょう。

ほっそりとした体と顔つきをしているマーシャルに比べて丸っこい顔つきをしているのが外見上の特徴で、性格はわんぱくで遊びたがりな個体が多く飼い主とのコミュニケーションも取りやすいです。

カナディアンフェレット

もう1つ、カナディアンフェレットという品種も居ます。他のフェレットと比べると体が大きめで、筋肉質な体格をしています。その為実際に手に乗せた時のずっしりとした感触があり、2キロ近くの体重になる個体も確認されています。 オスの個体は大型になり、大きめの個体が欲しい方にとっては人気です。

体格が大きい分噛む力についても強めとなっています。その為、飼育する際には噛み癖に対するしっかりとした躾が必要な部分もあります。 2017年から海外から日本への輸入が無くなっている品種でもあり、その理由はファームの運営者の体調不良によって、生産や輸出が困難になったためとされています。

フェレットを飼育する準備

自分の家にペットとしてフェレットを迎える場合、購入する際の値段ももちろん気になるところではありますが、出来る限り長生きしてもらうためには事前の準備も大切です。続いては、フェレットをペットにする際の準備や飼い方についてです。

フェレットの値段の目安

まず値段に関してですが、一般的にはペットショップで2万円少々から6万円半といったところで販売されています。国内で販売されている個体はそのほとんどが海外輸入個体であり、円安や円高などで変動する部分はあるものの、大体は数万円に収まります。

品種や毛色などによっても違ってくる部分はあり、レアな品種となると10万円や20万円といった値段で販売されることもあります。生後1か月から3か月あたりの幼体は特に高値で、4か月後以降になると段々値段が下がっていきます。

フェレットを迎えるときに必要な飼育用品

  • ケージ
  • トイレ砂
  • ハンモック、おもちゃ

実際にフェレットを迎える際に必要になる飼育用品としては、上記のようなものが挙げられます。多頭飼いの場合は大きめのケージが必要になりますし、丸まって寝られる場所を好むためにハンモックを与えるのがベストです。

 

フェレットの餌の選び方と与え方

餌に関してですが、基本的に肉食性で高タンパク、高脂肪の餌を与えてあげる必要があります。フェレット用に調整されているドライフードなどもありますので、それを選択して餌として与えるのが最も無難です。

動物性脂肪を好む傾向があり、食べ残した分については酸化してしまいやすいですから、早めに好感してあげるのがお勧めです。逆に食物繊維を消化できませんので、野菜などを与えるのはNGとなっています。

フェレットの飼い方と注意点

犬や猫と並んで、躾などをすれば人懐っこい性格も相まって飼育する難易度としてはそこまで高くありません。そんなフェレットを実際に飼育する際には、快適に買うためにも注意点などを覚えておきましょう。

ケージから出して遊ぶ

まず、ケージから出して遊んであげるようにしてください。フェレットは1日のうち大半を寝て過ごす動物ですが、逆に起きている時間帯は常に動き回っているほどに遊び好きでもあります。 よって、起きているなら毎日ケージから出して遊んであげる必要があります。一日の内遊びに要する時間は30分から1時間ほどですが、家の外に出てしまわないようにするなど注意してください。

温度・室温の管理をしっかりする

続いて、部屋の温度をしっかりと管理するようにもしましょう。人間と違ってフェレットは体温の調節が苦手な動物であり、人間が持つ体温調節機能の為に欠かせない汗腺を有していないのです。

特に、夏場と冬場は気温の変化が激しい時期ですので、最も注意が必要と言えます。該当する時期には24時間エアコンやヒーターなどを使用して、極端に室温が変化してしまわないように気を配ってください。

臭い対策をする

臭いの対策についても必要です。スカンクに近い種でありながら出回っている種はそこまで臭いはありません。それゆえに犬や猫などと臭いのレベルについてはほとんど同じになってはいますが、長時間手入れなどをしていないと悪臭の原因になります。

よって、1か月に1回程度の頻度でお風呂に入浴させてあげる必要があります。特にしっぽ付け根の部分は体の構造上汚れが付きやすいですから、特に念入りに洗ってあげましょう。

定期的に体のお手入れをする

入浴時の体の掃除と合わせて、体の手入れも各種必要です。フェレットは春と秋に換毛期を迎えますので、その時期は毛がどんどん落ちていきます。自分の毛を誤飲してしまう事もあるので、その時期になったらブラッシングが必要です。

その他、1週間に1回程度の頻度で爪を切る事、耳の汚れについても落としてあげる事、そして先に述べた1か月に1回の入浴で体全体を綺麗にしてあげましょう。

予防接種を受ける

命取りとなる病気を防止するためにも、予防接種を推奨します。例えばとても致死率が高いジステンパー感染症の予防はほぼ必須と言え、犬用のワクチンが代用されています。 その他、蚊が媒介をするフィラリア、人間と同じくインフルエンザにも稀ですが罹ることもあります。

フェレットを飼うなら知識と準備が必要!

比較的飼いやすい動物であることは間違いないフェレットですが、それでも犬や猫と全く一緒という訳にはいきません。よって、もし飼いたいと思っているのならば十分に準備をしてから迎えてあげてください。