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シルケン・ウインドハウンドってどんな犬種?特徴から値段まで解説!

シルケン・ウインドハウンドってどんな犬種?特徴から値段まで解説!

珍しい犬種として最近注目を浴びているのがシルケン・ウインドハウンドです。どんな犬種なのか、日本ではどこで手にいられらるのか、気になる方もいるでしょう。 そこで今回はシルケン・ウインドハウンドの特徴や性格、購入方法や価格、かかりやすい病気などについてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

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シルケン・ウインドハウンドとは

引用:dog time

シルケン・ウインドハウンドという犬種を聞いても、あまりピンとこない方もいるでしょう。シルケン・ウインドハウンドはボルゾイとロングヘアーウィペットの掛け合わせで、犬種としては、「獣猟犬」に分類されます。

ボルゾイに似た外見から写真で見ると大きく見えることもあり、大型犬と間違われることもありますが、標準体重は13~22㎏となっており、日本では小型から中型犬扱いになります。

シルケン・ウインドハウンドはアメリカで生まれた新犬種

この犬種は1985年頃にテキサス州のクリスタル・ボルゾイ・ケネルのフランシー・スタル夫妻によってアメリカで誕生し、以後、美しい毛並みと育てやすい大きさで多くの犬好きを魅了しています。

日本では2008年秋に開催された関東の展覧会で初めて公に披露され、KCジャパンがその大きさや美しさ、飼育のしやすさなどの点から新犬種として公的に認めました。

その後、1999年にインターナショナル・シルケン・ウィンドハウンド協会、英語表記ではISWS(International Silken Windhound Society)がアメリカで創設され、雑種ではなく正式な犬種として登録しました。

シルケン・ウインドハウンドは国内では珍しい犬種

シルケン・ウインドハウンドは日本国内では大変珍しい犬種なので、身近で見かける機会も少ないことでしょう。ペットショップなどにもいないので、家族として迎えたい場合にはKCジャパンのホームページから問い合わせをするか、直接ブリーダーを探し出して連絡を取る必要があります。

シルケン・ウインドハウンドの特徴

ここでシルケン・ウインドハウンドの特徴について詳しくみてみましょう。これからシルケン・ウインドハウンドをお迎えしたいと考えている方、ハウンド系が好きな方や新しい犬種に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

シルケン・ウインドハウンドの特徴①大きさ・容姿

引用:Euro pet net

シルケン・ウインドハウンドの成犬の体高は体高47.0から60cmとなっており、大型犬より小さいサイズです。体重はオスの場合15~25㎏ぐらい、メスはそれよりも軽く10~20㎏ぐらいになるとされています。

耳は折れており、サーベルのような形を下垂れ尾をしています。容姿はボルゾイにそっくりなものの、サイズが小さいのですぐに見分けられます。ボルゾイの容姿が好きだけれど、大型犬は飼えないという方におすすめの犬種です。

シルケン・ウインドハウンドの特徴②絹のような毛

シルケン・ウインドハウンドの特徴の一つに、その名前の由来にもなった「絹のような毛」が挙げられます。シルケン・ウインドハウンドは、英語で「絹のような美しい被毛をなびかせて走る犬」という意味合いを持っており、その名の通り美しい被毛に覆われています。

ボルゾイにも似たその美しい毛並みに心惹かれる愛犬家も多いことでしょう。撫でたときの手触りも柔らかですべすべしており、そばにいるとつい手で触れたくなる犬種です。

シルケン・ウインドハウンドの性格

シルケン・ウインドハウンドを飼いたいけれど、その性格が気になるという方もいるでしょう。猟犬というと荒々しい性格なのではと心配になることもあります。ここではシルケン・ウインドハウンドの性格にスポットを当ててみます。

シルケン・ウインドハウンドは性格が良い!

気になるシルケン・ウインドハウンドの性格ですが、犬種としては人間にとても友好的で穏やか、飼い主に懐きやすく、親しみやすい性格をしています。 警戒心が薄いので、家族の中にすんなりと馴染んでいけることでしょう。ただ、ほかの犬に対しては警戒心を抱くこともあるので、ほかの犬種と一緒に買う場合は要注意です。

シルケン・ウインドハウンドは大人しめ

引用:Pet Smile News

シルケン・ウインドハウンドは室内ではとてもおとなしく過ごす犬として知られています。外遊びやドッグランなどでは元気いっぱいに走り回り、やんちゃな一面を見せることもありますが、一歩家の中に入ると、日中は丸まって眠るなど穏やかに過ごせます。

今日はうちでゆっくりと過ごす日、明日はドッグランで思いっきり走り回る日など区別した生活リズムを作ることにより、室内でも静かに落ち着いてくれます。

シルケン・ウインドハウンドを購入方法

シルケン・ウインドハウンドが気になるけれど、どこで購入できるのか知りたい方もいるでしょう。ここではシルケン・ウインドハウンドを取り扱っているブリーダーや購入費用などについてご紹介していきます。参考にして、ぜひシルケン・ウインドハウンドを家族に迎えてみてください。

山梨県のブリーダー「B.D.S Hound」

日本国内ではまだその存在自体が珍しいシルケン・ウインドハウンドなので、国内のブリーダーの数も決して多くはありません。国内でシルケン・ウインドハウンドのブリーダーの先駆者的存在であるのが山梨県の北杜市にある「B.D.S Hound」です。

ボルゾイの繁殖をしていたブリーダー、手島麻佐子さんの運営している施設で、自宅兼犬舎となっており広い庭でシルケン・ウインドハウンドたちを育てています。 数年前にボルゾイの視察をしにアメリカへ行ったところ、現地のショーに登場したシルケン・ウインドハウンドに魅了され、かねてよりボルゾイよりもサイズの小さい犬種を探していた手島麻佐子の興味をひきました。

しかしその場ではどうすることもできず、その2年後にアメリカのテキサスで開催されたシルケンフェスタに参加し、現地のブリーダーから交配のために2頭譲ってもらったということです。

そこから日本で最初のシルケン・ウインドハウンドのブリーダーとしての一歩が始まりました。手島麻佐子さんは、犬たちをできるだけ遠い血縁で交配させながら繁殖活動に務めており、日本国内でシルケン・ウインドハウンドという犬種が定着していくよう努力しています。

人気殺到!予約受付停止中

日本に存在するほぼ唯一のブリーダーということで、「B.D.S Hound」での新規予約は2022年2月末でしばらく予約受付停止となっています。いつ予約が再開されるかは犬たちのコンディションにもよるので、直接問い合わせるか頻繁にサイトをチェックして確認するようにしましょう。

シルケン・ウインドハウンドの購入費用

シルケン・ウインドハウンドは日本国内でその個体数が圧倒的に少ないことから、購入費用が気になる方もいるはずです。 「B.D.S Hound」ではその価格は公表されておらず、直接メールや電話などで問い合わせて聞く必要があります。公式サイトから直接メールが送れるようになっているので、気になる方はぜひ一度コンタクトを取ってみてください。

シルケン・ウインドハウンドの飼い方

シルケン・ウインドハウンドはほかの犬種に比べて飼い方は難しいのか、ここではしつけやお手入れ、シルケン・ウインドハウンドがかかりやすい疾患などについてご紹介します。 事前に知っておくことにより、実際に自宅で飼えるかどうか判断しやすくなります。事前に情報を得てから、慎重に判断するようにしましょう。

シルケン・ウインドハウンドのしつけやお手入れ

シルケン・ウインドハウンドはまだ日本ではあまり流通していない犬種だけに、一般的な犬の飼育本にはその情報が掲載されていないことがほとんどです。しつけに関しては、とても賢い犬種なので、してはいけないことなどきちんと最初に教えることにより、覚えていくようです。 ストレスを溜めないよう、時折しっかりと走らせることが大切です。

走っている姿が美しいと評判の犬種なので、ドッグランなどでもきっと注目を浴びることでしょう。 日々のお手入れは、気になったときに体のブラッシングをし、換毛期にはブラッシングの回数を増やし、シャンプーをすることにより抜け毛を防ぐことができます。毛の量全体は少なめなので、あまり抜け毛の付着なども気にならないようです。

シルケン・ウインドハウンドがかかりやすい疾患

犬種によってかかりやすい疾患というのが存在します。シルケン・ウインドハウンドは、英語で「Collie Eye Anomaly」と呼ばれる「コリー眼異常」を患うことがあると言われています。この病気は先天性常染色体劣性疾患とされており、根治治療ができない疾患です。

眼球後部の内側をおおっている網膜や脈絡膜、強膜に異常が現れ、軽度の症状で済むこともあれば失明に至ることもあります。それ以外には、イベルメクチンに副反応を示してしまう個体もいるようです。

シルケン・ウインドハウンドは人気の新犬種

今回はシルケン・ウインドハウンドについてご紹介しましたが、いかがでしたか?シルケン・ウインドハウンドはまだ日本では圧倒的に数が少なく、飼育している方も非常に少ない犬種です。今回の記事を参考にして、ぜひ一度家族に迎えるかどうか検討してみてください。