magazine – – NIGAOE PETS

magazine — 大型猫

Blog Menu

大型猫用ケージおすすめ15選!大きくて過ごしやすいケージをご紹介!

大型猫用ケージおすすめ15選!大きくて過ごしやすいケージをご紹介!

自由が好きな猫は、放し飼いにするためケージは必要ないと思っていませんか?子猫から成長した成猫にもケージがあると便利で、災害時やもしもの時にケージが役立つのです。

今回は、口コミでも評価が高いおすすめの大型猫用ケージ15選を紹介します。また、猫用ケージのメリットや詳しい選び方のポイントなども合わせて記載していくので、ぜひ参考にしてみて下さい。

あると便利!大きい猫用ケージを使うメリット

まず初めに、大きい猫用ケージのメリットを紹介します。大型の猫用ケージは、邪魔になったり猫が入らなかった場合のことを考えて、購入するには勇気がいるでしょう。しかし、デメリットよりも実はメリットの方が多いので、各項目チェックしてみて下さい。

メリット①リラックスできる空間を確保


古くから猫は、狹い岩場や穴ぐらを住処にし、外敵から身を守る生活をしていました。その生態が今も残っており、外敵からの心配がない部屋の中でも狭い場所を好むのです。警戒心も強い動物なので、初めて猫を迎えいる際は猫用ケージを用意すると、猫に安心感を与えられます。

見知らぬ広い部屋よりも、自分の縄張りとなる猫用ケージの中では落ち着くでしょうし、飼い主には大きな猫用ケージの中に餌もトイレも置いておけるので、生活領域に猫グッズが散乱することも防ぐことができます。 最初は猫用ケージに入ることを渋る猫もいますが、慣れてしまえば入り口を開放しても自ら入るようになるでしょう。

メリット②留守番時の事故・ケガ防止

猫は好奇心が旺盛で、目にしたものを口に入れてしまうことが多いです。細かい部品や猫に害のある食べ物を食べてしまわないように、飼い主が目を離す外出時などは猫用ケージに入れておいた方が、猫の為になります。

また、猫はコードなどのひも状が大好きで、噛みついたりします。カバーがない電気コードに噛みつくと感電してしまう恐れがあるのです。感電してしまうと口の中を火傷したり、さらに筋肉の痙攣、不整脈が生じる場合もあります。

そして、最悪の場合、感電により肺の微細血管に障害を与え、肺水腫に可能性もあるのです。コンセントにカバーを付けることも大切ですが、他にも人間の住処には猫にとっての危険がいくつも存在するため、猫用ケージは必要となります。

メリット③体調不良時の安静場所

繁殖能力の高い猫は、生後半年頃に避妊や去勢の手術を受けさせる飼い主も多いでしょう。身体に負担をかける手術ですので、猫用ケージがあると限られた空間で安静に過ごしてもらえます。

また、手術以外でも体調不良で運動を控えた方が良い時なども、猫用ケージがあると便利なのです。

メリット④多頭飼いのトラブル防止

多頭飼いの方は、大型の猫用ケージがかなり重宝します。相性が悪く喧嘩ばかりする猫の場合、猫用ケージで物理的に距離を離すことで喧嘩を防ぐことができるのです。また、1匹の猫が病気をした場合、猫用ケージに入れておくと感染対策にもなります。

さらに、何匹も猫を飼っていると、食欲旺盛な猫が他の猫の餌を食べてしまうこともあるでしょう。そんな時に、大型の猫用ケージがあると、餌の空間も仕切れるため、トラブルを未然に防ぐことができるのです。

大型猫用ケージの選び方

続いて、大型猫用ケージの選び方を紹介します。大型の猫用ケージにも豊富な種類があり、飼い主の方はどのようなケージを選べばよいか迷ってしまうでしょう。こちらでは、選び方のポイントを詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみて下さい。

選び方①十分な高さがあるケージ

猫は高い場所を好む習性があるため、大型ケージ120㎝以上の十分な高さがある商品を選ぶと失敗しにくいです。大きな猫用ケージを置くと、部屋のスペースがなくなってしまう場合は、縦の広さに重点を置いて選びましょう。

また、猫の1匹ずつにスペースがあると、縄張りとなり安心できる場所になるので、2匹の方は2段・3匹の方は3段と数に比例して段数を選ぶと失敗しにくいです。さらに、十分な高さがある猫用ケージは、運動不足が懸念される室内猫の上下運動にも役立ちます。

選び方②トイレや水を置く場所を考慮する

猫用ケージにトイレや餌を入れたい場合は、ケージの床版がトイレ・餌・水でスペースが埋まらないかチェックしましょう。ぎゅぎゅうに猫用品を詰めてしまうと、猫の足場がなく居場所を与えることができません。

また、猫は綺麗好きなのでトイレと餌を横付けしてしまうとストレスを与えてしまいます。その為、高さだけなくトイレや餌入れの大きさも考慮してサイズを選びましょう。

さらに、トイレ・エサ入れのサイズよりも大きなドアかも確認しておくと、出し入れもスムーズに行えます。 ドアは開閉式よりもスライド式の方が猫の脱走を抑制でき、ドアが猫に当たることもないのでおすすめです。

選び方③キャスター付きは移動がしやすい

大型の猫用ケージは重量もあり、掃除や移動が大変です。そんな時に、キャスターが付いていると清掃しやすく移動にも便利なのです。また、金属製の大型の猫用ケージあれば、他の素材よりも重量があるため、必ずキャスターが付いている商品を選択しましょう。

猫用ケージの周りは、猫砂や餌が散乱したりと他の部屋よりも掃除しなければいけないので、キャスターは必須です。さらに、キャスターが付いていると、来客時などのいつもと違う環境になる時に、猫が安心できる場所に簡単に移動させられます。

大型猫用ケージおすすめ15選

続いて、口コミでも好評なおすすめの大型猫用ケージ15選を紹介します。ペットショップやネット通販には、たくさんの大型猫用ージが販売されていますが、中でも口コミの評価が高く重宝する大型ージをピックアップしました。 愛猫も飼い主も気に入る大型猫用ージを、ぜひ見つけてみて下さい。また、口コミも参考にして頂けると、失敗しにくいでしょう。

大型猫用ケージ①RAKU 猫ケージ 大型 3段

RAKU 猫ケージ 大型 3段は、位置を自由に設置できる広々とした棚板が3枚付いているので、自由度の高い設計となっています。高さは109㎝とそこまで高いわけではありませんが、床面積は83×60㎝と広々スペースを確保できるため、餌置き場やトイレも楽に収納できるでしょう。

さらに、猫用出入り口は4段階の設定ができるので安心です。また、角や各パーツを固定するジョイント・取れ―本体をしっかりと安定させるバックルも付き、安全性が高い大型猫用ージに仕上がっています。1段でも2段、3段にも組み立てられるため、長く愛用できるでしょう。
販売サイトをチェック

大型猫用ケージ②Purlove キャットケージ 2段

Purlove キャットケージ 2段は、125×12.1×126㎝と高さも床面積も十分な広さがあります。かなり大型の猫用ージなので重さもありますが、キャスターも付いているので、掃除も移動にも便利です。

また、猫用のドアはロック・開放・入ることはできるが出られない3段階の設定が備わっているため、猫たちも安心してージの中に入れるでしょう。さらに、板版は8kgの重量に耐えられるため、ベッドやおもちゃも置けますし、揺れるハンモックも付いています。
販売サイトをチェック

大型猫用ケージ③NEOLEAD トイレ付き 猫ケージ 3段

NEOLEAD トイレ付き 猫ケージ 3段は、珍しいトイレ付きの画期的な商品です。1段目の片方の引き出しがトイレとなっており、外から楽に引き出せるため、トイレのお手入れも楽にできます。さらに、ージ横に引っ掛けられるトイレ用スコップも付属されている優れものです。

また、もう片方の引き出しは猫用グッズが収納でき、上部は床になっているため、餌置き場や足場にもなります。1段にも3段にも組み立てられるので、子猫から成猫・老猫まで長く利用できるでしょう。
販売サイトをチェック

大型猫用ケージ④Umi 猫ケージ 3段

Umi 猫ケージ 3段は、121×60×185㎝の広々とした大型ージです。かなり大型なので多頭飼いの方にもおすすめで、3枚の床版でそれぞれくつろげます。また、鍵付きの猫用ドアと、各段に飼い主用の大きなドアが付いているため、手入れや物の出し入れにも便利です。

重量のある商品ですが、キャスター付きなので移動も楽で、必要に応じて設置場所を変えられます。さらに、インテリアに馴染みやすいベージュとホワイトの2色の色展開も嬉しいポイントです。
販売サイトをチェック

大型猫用ケージ⑤PETEPELA 猫ケージ 大型 3段

PETEPELA 猫ケージ 大型 3段は121×60×185㎝の広さが魅力で、38kgの重量により安定感もあり、キャスター付きなので移動も楽々行えます。全ての段の正面に大き目のドアが付いているため、猫や物の出し入れも簡単です。

また、口コミでも広々空間で猫たちもストレスなく過ごせると高評価で、各段の大きな床版は成猫が寝転がってもはみ出すことのない広さと安定感があるとのです。
販売サイトをチェック

大型猫用ケージ⑥タンスのゲン 猫ケージ 3段 円型

タンスのゲン 猫ケージ 3段 円型は、プラスチック製でできるているため、水が付いても錆びずに劣化しにくく、丸ごと清掃もできるです。また、金属ではないので、移動音も響かず、猫も飼い主も快適です。

スリムな大型猫用ケージとなっているので、設置場所のスペースを取りませんし、高さは204cmと猫の上下運動にも十分です。さらに、各段のドアは横36㎝×縦34㎝と横広なので、物の出し入れや清掃もしやすい設計となっています。
販売サイトをチェック

大型猫用ケージ⑦TopCloud 猫ケージ 3段

TopCloud 猫ケージ 3段は、天然の欅の木を使用したフレームなので、愛猫が安全に過ごせます。また、しっかりと安定したフレームが、猫の飛び乗りなどの移動にも耐え、揺れや崩れの問題を解消してくれるのです。

さらに、全ての段に大きなドアが設置されており、物の出し入れもしやすいですし、全床版は取り外し可能で丸洗いできます。大型タイプの猫用ケージですが、4つにストッパーが施された安全なキャスターが付き移動も簡単です。
販売サイトをチェック

大型猫用ケージ⑧FEANDREA 猫用ケージ 大型

FEANDREA 猫用ケージ 大型は、高さが128㎝もあり3ステップで上下運動を促します。ケージの中央部には爪とぎポールが設置されているので、ストレス解消にも効果的です。

また、ステップはドア以外の場所であれば、どこでも付けられるので猫に合わせたステップ位置を見つけられます。さらに、全トレーは水洗いだけで簡単に汚れが落ちるため、清掃の手間もかかりません。
販売サイトをチェック

大型猫用ケージ⑨アイリスプラザ 猫ケージ 3段

アイリスプラザ 猫ケージ 3段は、大型ケージでも圧迫感を感じさせず、インテリアにも馴染みやすいホワイトカラーが魅力です。床面積は93×63㎝と広々空間でできているので、トイレや水入れを置いても十分な足場があります。

また、組立はドライバーなどの工具が不要で、各パーツをはめ込むだけで簡単に完成します。さらに、ストッパー付きのキャスターで楽に移動ができるのです。
販売サイトをチェック

大型猫用ケージ⑩TopCloud 猫ケージ 2段

TopCloud 猫ケージ 2段は、81.5×55.5×130㎝と横に広い設計となっています。大きい猫よりも小さめの猫のケージとしておすすめで、スライドロック付きの猫用ドアが猫たちの警戒心を軽減させます。

平たいステップの他にも、ベッドやトイレとしても使用できる多機能ステープが附属されており使い勝手も良いです。また、10kgまで耐久する丈夫なハンモックが、癒しの場となるでしょう。
販売サイトをチェック

大型猫用ケージ⑪N&Sキャットランドケージ 大型


N&Sキャットランドケージ 大型は、金属製の素材でできていますが、エポキシ樹脂を採用しているので錆びにくく扱いやすいです。また、高さのある床版が、毛や猫砂の飛び散りを防止します。

さらに、底トレー部分は水分や汚れに強い加工が施されており、丸洗いもしやすく便利です。ジョイントパーツを留めれば完成するので、工具不使用で簡単に組み立てられます。
販売サイトをチェック

大型猫用ケージ⑫Gguwug 猫用ケージ 大型

Gguwug 猫用ケージ 大型は、4段タイプの広々設計です。板版は自由な位置に取り外し可能なので、ケージ内に小さなキャットタワーを置くこともできます。 また、頑丈なスチール製を採用することで、傷に強く、耐久性と防錆性も兼ね備えているのです。脱獄防止ロックも万全で、外出時や目を離したすきに脱走する心配もありません。
販売サイトをチェック

大型猫用ケージ⑬アイリスオーヤマ キャットタワー付ケージ ワイド

アイリスオーヤマ キャットタワー付ケージ ワイドは、3段タイプで多頭飼いの方にもおすすめです。爪とぎポールやハンモックなど猫が喜ぶ付属品も充実しており、ドアも大きく、ストッパー付きのキャスターも施されているため、使い勝手も良いです。

また、猫には難しいつまみ式のロック機能なので、脱走の心配もありません。さらに、エポキシ紛体塗装やメラミン樹脂で錆びにくく耐久性にも優れています。
販売サイトをチェック

大型猫用ケージ⑭sumunior ねこ3段ケージ

sumunior ねこ3段ケージは、頑丈なアイアン製で傷に強く、耐久性と防錆性に優れた商品です。組み立てによって形状を変えられるので、小さめの個室を作ることもできます。また、環境に配慮した数値ペレット加工・成形と200°高温焼成用塗料で、猫たちの健康面にも安全です。
販売サイトをチェック

大型猫用ケージ⑮Ywanwj 猫ケージ 3段

Ywanwj 猫ケージ 3段は、剥がれず、毒性がなく、ペットに優しい塗料を使用しているので、耐久性と安全性を兼ね備えています。 正方形や長方形、八角形、L字型など部屋に合わせた組立ができる点もメリットで、工具なしで簡単に組み立てられます。また、子猫や老猫でも段を上がれるようい梯子付きも嬉しいポイントです。
販売サイトをチェック

愛猫が快適に過ごせる大型猫用ケージを見つけよう!

今回は、口コミでも評価が高いおすすめの大型猫用ケージを厳選して紹介しました。放し飼いの猫にはケージは必要ないと思われがちですが、元気盛りの成猫にも合う大型ケージはたくさんのメリットがあります。

また、部屋のスペースを取りますし、購入した後に後悔するような買い物には絶対にしたくないでしょう。そんな時は、紹介した選び方を参考にして頂くと、購入後の使い心地をイメージして住まいや愛猫に合うケージが選べます。愛猫・飼い主が気に入る大型猫用ケージを見つけ、快適な猫ライフを楽しみましょう。

大型猫の種類まとめ♡ギネスに載ってる世界一大きい猫は?

大型猫の種類まとめ♡ギネスに載ってる世界一大きい猫は?

猫と言っても種類は様々存在していますが、中でも比較的大きめの体格をしている大型猫には、どんな種類が居るのかご存じでしょうか?可愛らしくありながらも存在感があり、そういった猫を愛でるのが好きな方も多いでしょう。今回は、大型猫の種類などについて詳しく解説します。

大型猫の大きさは?

猫の種類と言えば、三毛猫やスコティッシュフォールドといった種類が思い浮かびがちですが、大型猫と言われたときにどんな猫が該当するのかご存じでしょうか?小さな猫と比べると対角ゆえに迫力があり、まるで人間の様です。

一般的には、大型と呼ばれている猫は体重が5㎏程度ある種類が該当するとされていて、基本的に日本人が猫と言われてイメージする三毛猫などの雑種は、体重が約3㎏から4㎏程度なので中型猫に相当します。

明確にどこからが大型、中型などという定義は決められていないものの、マンチカンやシンガプーラといった小型の猫の体重は約3㎏程度、アメリカンショートヘアやスコティッシュフォールドなどは体重が4㎏ほどなので、中型になります。

大きめの猫として知られていて、今回も後にご紹介するメインクーンの標準体重はオスだと6㎏から8㎏、メスでも4㎏から6㎏になるとされていて、特に大きい個体だと8㎏を超える様なケースもあるとされます。

大型猫の特徴

体のサイズが大きい猫を見ると、何となくどっしりと構えていて多少の事では動じないような性格をしている印象を覚えるかもしれません。続いては、大型猫の性格などをはじめとした特徴についてです。

大型猫の魅力

まず魅力に関してですが、何をおいても大型と言われるだけの体格の大きさでしょう。とても威厳のありそうな大きな体をしていますが、普通の猫の同様に甘えてくる姿を見られれば、虜になってしまうのも無理はありません。

種類によってそれぞれの特徴はありますが、古来から存在している大型の猫というのはロシアや北欧といったように、寒さの厳しい北の地方を発祥地に持っている事が多い傾向にあるとされます。

故に寒さに対しての耐性があり、毛並みについても長い種類が多く居ます。ただ、傾向として多いと言うだけであって、サバンナキャットやブリティッシュショートヘアなどのように短めの毛の猫も居ます。

成長速度については、一般的な猫であれば生後、半年程度で性成熟して、ほぼ1年ほどで体格が大人になります。そして、精神的な面については約2年ほどかけて成熟するとされます。

対して大型の猫というのは、身体的に大人の猫になるまでには約2年から3年ほどの時間がかかると言われており、他の中型、小型の猫と比べても体が大きい分成長に時間を要します。

大型猫の性格

体の大きい猫は、どうしても体格の大きさなどから気難しさや人間の言う事を素直に聞いてくれなさそうな、言ってしまえば我儘そうなイメージを持ってしまいがちですが、実際にはフレンドリーで人懐っこく、穏やかな性格の個体が多いのです。

猫という動物自体、同じくペットの代表である犬などと比べても自由奔放で我儘そうなイメージが強いですし、特に体が大きな猫という事もあってこうした性格をしているのは中々意外に思うでしょう。

世界最大とされている猫であるメインクーンは「ジェントル・ジャイアント」直訳すれば優しい巨人という呼ばれ方もしています。勿論正確に個体差は出るものの、優しい性格をしている事も大型猫の魅力の1つであるのは間違いありません。

大型猫の身体的特徴

身体的な特徴としては、既に少し触れていますが毛の長い個体が多い傾向が見られます。起源をたどっていけば北欧などをはじめとした寒い地域を原産地に持っていて、元々寒さに弱かった猫が環境に適応したためであるという考えがあります。

種類によっても身体的特徴は異なる部分があるものの、大型であるからと言って余分な脂肪がたくさんあるという訳ではありません。どちらかといえば骨格もしっかりしていて、筋肉質な体つきをしています。

寿命についても触れていくと、犬の場合には大型になればなるほど短命になってしまいやすい傾向があり、逆に小型犬ほど長生きする事が分かっている中で、猫は大型であっても平均して9年から15年ほどと、そこまで変化がありません。

中型の猫と同程度の寿命ではありますが、成長の早さについては大型になるほど遅くなっています。体が大きい分、成熟した大人の個体になるまでには小型猫や中型猫のおおよそ2倍から3倍の時間を要します。

ギネスに載ってる世界一大きい猫は?

様々な世界一が記録されているギネス記録には、これまで最高齢の猫や最も毛が多い猫、最もひげの長い猫などが載っています。その中で、大きさという観点でも載っている猫が「複数」存在しているのです。

ギネスに載る猫の基準と変遷

これまでにもギネス世界記録には、様々な動物が登録されています。猫に関しても同じで、長く生きた猫や毛の長さ、ヒゲの長さなど多様な世界一の記録を有している猫がいます。

特に注目を浴びており、大きさにも関係してくるのは「最も背が高い猫」と「最も長い猫」です。最も長い猫に関しては割と最近更新されているのですが、実は動物の長さを基準にして記録を始めたのは最近でした。

最も長い飼い猫が初めて登録されたのも1990年の後半と、長い歴史を持っているギネス記録の中でも比較的新しい方ですし、始めて獲得したのはスコットランドの4歳猫である、103㎝のスノービーでした。

以前ギネス世界記録では、動物の大きさを判断する際には体重を基準としていました。最も大きな猫では1986年に記録を更新して以降、オーストラリアの21.3㎏の重さのトラネコが記録を保持し続けていました。

ですが現在では、ペットの重さを記録の基準としては認めておらず、高さと長さを計って認定するようになったのです。新しい記録で上記のトラネコを調べたところ、長さが96㎝となります。

ギネスに載った世界一大きな猫【長さ】

まず、最も長い猫という記録についてですが、最も新しい基準で登録されたのは先ほどに挙げたスコットランドのスノービーで、103㎝という記録を有していましたが、18年後の2015年にイギリスのメインクーンが118.33㎝と更新しました。

これで終わりではなく、3年後の2018年ではイタリアの同じくメインクーンであるバリベルが長さ120㎝という大台を記録しました。さらには、アメリカのメインクーン、ステューイーの123㎝が最も長い猫として認定されたのです。

ステューイーは、一時期最も長い尻尾を持つ猫として2つのギネス記録を保持していたことになりますが、2013年に亡くなってしまった為、存命している猫で世界一長い猫としては、120㎝のバリベルが該当します。

ギネスに載った世界一大きな猫【高さ】

最も長い猫と並んで大きさに関係してくる記録に、世界一の背の高さを持つ猫があります。こちらも正式にギネスに登録されているもので、現在のギネス登録個体はアメリカに住むサバンナキャット、アークトゥルスの48.4㎝です。 このアークトゥルスの前に最も背の高い猫の記録を有していたのが、同じくサバンナキャットのサバンナで48.3㎝と、わずか0.1㎝の差でした。

アークトゥルスと同じ屋根の下で暮らしていたメインクーンのサイナスは、長さで世界一でもあったステューイーが一時期保持していた最も長い尻尾を持つ猫という記録を有しており、44.66㎝でした。 ですが、アークトゥルスもサイナスも2018年に残念ながら亡くなっているので、現在では存命中の最も背の高い猫を探している最中である模様です。

大型猫の種類まとめ

この様に、大型猫にも種類が様々存在しており、数多く存在している猫の中でも大型とされることから、ギネス記録に乗っている個体も居るのです。ここからは、ペットとしても飼育できる大型猫の種類をご紹介しましょう。

大型猫①メインクーン

まずは、メインクーンになります。大型の猫の中でも代表格といえるほど有名で、性格は大型猫によくある穏やかで温厚なものとなっており、別名を「ジェントル・ジャイアント」、優しい巨人とも呼ばれています。

人にもなつきやすいところがあり、ギネス記録に登録された経験のある個体も多くがメインクーンであったほどです。起源に関しては、猫とアライグマのハーフ、マリーアントワネットの飼い猫であったなど、様々な説がささやかれているところも面白いです。

体格は大型猫の代表というだけあってしっかりしており、4年ほどかけて大人の猫に成長します。頭も良く回る様で、躾をすれば「お手」や「おすわり」など犬のように動作を覚えてもらえる事もあります。

大型猫②オシキャット

続いては、オシキャットです。こちらは犬のような性格、知恵の猫などという別名を有していて、異名の通り非常に知性に優れている猫です。躾もしやすく、ペットとして飼育する観点からすればとても飼いやすいところがあります。

名前を付けて呼べば自分の近くに来てくれる、ボールを投げれば捕まえて戻ってきてくれるなど、犬のような性格というのがそのまま当てはまるのが分かるほどに賢い猫なのです。

おおらかな性格が多い大型犬ですが、オシキャットは臆病で警戒心が強いところがあります。その為、焦らずにゆっくりと信頼関係を築いていくのが大切になってきます。

大型猫③ノルウェージャンフォレストキャット

北欧、ノルウェーを原産地に持っている、ノルウェージャンフォレストキャットです。生まれが北欧であるために寒さに強いですが、反面夏の暑さには弱く、特に日本の高温多湿な気候では飼育するのに注意が必要です。

性格は穏やか、かつ頭も回る傾向があるので、小さい子供や高齢の方と一緒に生活するのも無理なく出来ます。ただし体質的に太りやすいところがあるので、肥満など健康面では注意しなければなりません。

型猫④サイベリアン

「シベリア」の意味を持っているサイベリアンは、サイベリアンフォレストキャット、シベリアの森にすむネコという別名を持っています。こちらも「待て」「おすわり」など、犬のようにコマンドを覚えられる賢い猫です。

大型猫に多く見られる温厚で穏やかな性格なので、やんちゃに動き回るような事は稀です。ただし、縄張り意識が強いところがあるので、飼い始めた当初などは信頼をしてもらうために付き合っていかなければなりません。

大型猫⑤チャウシー

チャウシーは、ヤマネコを祖先に持っている大型猫です。体長が長く、手足や胴も長いなど身体的な特徴が目立つ部分があり、珍しく被毛が短いのが特徴で黒ベースのシルバーの毛並みをしています。

コマンドをしっかり覚えれば飼い主の指示を聞いてくれたり、投げたボールなどを持ってきてくれたりと、こちらも犬のように賢いです。ペットの初心者にも勧められている、飼いやすい猫になっています。

大型猫⑥ラグドール

ブルーの瞳と顔の中心や尻尾などの末端部分の色が濃く、体の中央部は薄いポイントカラーが特徴的な、ラグドールです。のんびりとした性格で、攻撃的な部分はほとんど見せない、猫らしくないとも言える穏やかな猫です。

あまり体を動かさないタイプの猫なので、多少太りやすいところがあります。よって、食事管理を十分に行って肥満にならないように気を付ける必要が出てきます。

大型猫⑦エキゾチックショートヘア

ラグドールと同じく毛が短いのが特徴的なのが、エキゾチックショートヘアです。体は約3.5㎏から6㎏ほどの体重になり、人懐っこく飼い主とのスキンシップを好みます。他の猫や犬、子どもなどとも仲良くできるなど、協調性も有しています。

大型猫⑧ラガマフィン

あまり鳴いたりせず、穏やかな性格をしているラガマフィンです。非常に甘えん坊で飼い主の近くに居たがる個体が多く見られ、抱っこをしたりしても滅多に嫌がったりはしないなど可愛らしい面があります。

好奇心が旺盛な部分もあり、飼い主の目が届いていないと遊び代わりに悪戯をしてしまうところもありますので、その部分に関しては先に躾をしておくといった対処が必要になってきます。

大型猫⑨ブリティッシュショートヘア

猫の種類としても有名な、ブリティッシュショートヘアです。イギリスにおける最古の猫と言われるほどに歴史の長い個体で、自立心が高くあまり触られるのは好みませんが、だからといって自由奔放という訳ではなく穏やかな性格です。

大型猫⑩ベンガル

最後は、ベンガルです。外見こそ我儘そうですがこちらも人になつきやすい性格で、ベンガルヤマネコの血を引いており活発に動き回ります。珍しく水遊びも好むので、水浴びをさせてあげると喜んで遊ぶでしょう。

大型猫を飼うときは運動不足に注意

実際に大型猫を飼育する場合、運動不足には特に注意が必要です。小型猫の何倍もの体格を有する分、フードの食べすぎやあまり動かない個体も居ますので、その分の対策が必要です。

代表的な対策として、キャットタワーを設けてあげるなどが挙げられます。動き回るのが好きな個体も居ますから、こうしたアイテムを揃えてあげるのはどちらにしても損は無いでしょう。

大型猫は性格が穏やかな子が多い

体格が大きいゆえに気難しそうなイメージを持ちやすい大型猫ですが、その実犬と同じレベルの賢さと穏やかな性格で飼育もしやすくなっているのです。是非とも気になった時には飼ってみる事も考えてみてください。