ラグドールを徹底解説!性格や特徴をご紹介!
温厚で人懐っこい性格と言われている猫のラグドールをご存知ですか?この記事では、ラグドールが誕生した歴史から特徴、そして、罹りやすい病気などをご紹介しています。ラグドールに興味のある方はぜひご覧ください。ラグドールの魅力を知ることができます。
ラグドールとは
猫の種類認定団体によって公認されたものだけで約50~60種類、認定されていない種類も含めると100種類以上存在すると言われており、猫の種類は様々です。そんな猫の種類の中から、今回はラグラドールと呼ばれる猫をご紹介します。まずはラグラドールの誕生から見ていきましょう。ラグドールの歴史
アメリカのカリフォルニア州に住んでいた「アン・ベーカー」が野良猫を助けたのがラグドールの起源と言われています。犬のブリーダーをしていたアン・ベーカーでしたが、助けた野良猫のに一目惚れをしました。 その猫の特徴は全身クリーム色で、顔や耳、足や尻尾の一部分に濃い黄色が差し色として入っており、長い毛を持った猫でした。猫の性格は温厚でとても可愛がっていましたが、猫は死んでしまいます。 そしてアン・ベーカーは同じような猫の品種を開発したいと考え、真っ白な被毛を持つメスのペルシャとバーマンを交配させました。そして、2匹の間に産まれた子猫をバーミーズと交配させてることで、誕生した猫がラグドールです。べー👅#ラグドール #猫のいる幸せ #猫 #猫のいる暮らし #猫好きさんと繋がりたい pic.twitter.com/7FzKAg8sHB
— メア (@Meer_0330) November 6, 2023
ラグドールの特徴
ではラグドールはどのような特徴を持った猫なのでしょうか。ここからはラグドールの特徴を5項目に分けてご紹介していきます。特徴①おだやかな性格
ラグドールの多くは温厚で落ち着いた性格の持ち主です。怒ることはあまりなく、人に抱っこされることには抵抗がありません。むしろ抱っこを好む子もが多くいます。そのことからぬいぐるみという意味を持つラグドールという名前がつきました。 抱っこしてくれる相手が知らない人でも身を任せてしまうほど、おだやかでマイペースな性格で、激しい遊びは好みません。頭が非常に良いのでしつけは比較的行いやすいく、猫をお迎えしたい初心者の方にはぴったりの猫ちゃんです。特徴②大型の猫
アジアキャットクラブのスタンダードブックによれば「やや大型の体躯は多少長めのボディで、骨格頑健、骨量豊富、極端に大きな体重を持つ。首は太く、頑強で重厚感を持つ体躯に良く調和している。胸深・胸幅は共に豊かで、肩幅と腰幅は同じ広さを持つ。筋腱良く発達し、特に腰部、後躯に大きな重量を持つ」と記載があります。 このことから大型の猫ということがわかります。大人になった時には男の子で6~9kg、女の子で4.5~6kgとなります。猫の中では比較的大きめです。中にはさらに大きく、10kg程度になる子もいるようです。
特徴③毛色の種類
ラグドールは生まれた時は全体的に白いですが、成長とともに毛の色も変化していきます。 主な毛色- シール(こげ茶)
- チョコレート
- ブルー
- ライラック
- 耳
- 顔
- 四肢の先端
- しっぽのみ濃い毛色が出る
- 白×有色でソリッド
- スモーク
- リンクス
- パーティカラー
特徴④抜け毛は少ない
全体的にはなめらかで柔らかく、美しい毛質が特徴的ですが、毛が長い割には絡まってしまうといった問題は少ないようで、お手入れは楽に行えます。被毛ですがセミロングでダブルコートです。 体に沿うように毛が生えているので他の毛長種に比べ、抜け毛も少ないです。換毛期と呼ばれる、毛が生え変わる時期のみ大量に毛が抜けるので、換毛期はまめにブラッシングをしてあげましょう。特徴⑤寿命
平均的な寿命は13~14歳と言われています。猫の寿命自体が14歳なので平均と言えるでしょう。ラグドールは外飼いには向いていなく、完全に室内飼いを推奨されている品種です。室内飼い猫の平均寿命は外飼いの猫よりも2.5年長いとも言われているので、より長く一緒に過ごせるでしょう。ラグドールを迎えるには?
ここからはラグドールをお迎えするにあたり、どのような方法でお迎えをするのか?また、ラグドールはどの程度の金額が必要となるのかについてご紹介していきます。ラグドールの迎え方
ラグドールはペットショップまたはブリーダーからお迎えすることでできます。温厚な性格や特徴的な毛質を持つラグドールは非常に人気のある品種なので、近所のペットショップでも見つけることができるでしょう。 ブリーダーからのお迎えを考えている場合は、親猫や兄弟猫も見ることができます。ブリーダーは生まれた時から育てていること、また、専門的な知識もあるので安心してお迎えできるでしょう。お迎え後にご飯のことや日々の飼育などで困ったときに気軽に相談できるのもメリットです。ラグドールの価格相場
お迎えする際の価格相場ですが、平均的には約26万3,262円となっています。性別で見ると女の子は約26万7,324 円で男の子だと約25万7,056 円程度です。女の子の方が少し高いですが、金額的にはメスもオスもあまり変わりはません。ラグドールの飼い方
続いてはラグドールをお迎えした後の飼い方についてです。飼育するための環境や、病気の原因にならないように行う、お手入れの方法、また、どのような食事を与えれば良いのかをご紹介します。飼育環境
まず初めに飼育環境ですが、上記でもご説明したように室内飼育を推奨されています。また、体重は男の子で6~9kg、女の子で4.5~6kg、大きくて10kgほどになる子もいる、比較的体の大きい子に成長するので部屋は多少広い方が良いでしょう。 猫は基本的に薄明薄暮性の動物です。日中は寝ていることがほとんどとなるので、ゆっくりと眠れるスペースを作ってあげてください。 また、飼い主が出かける時には部屋の扉は閉じて出かけるようにしてください。他の部屋に行き、物を誤飲してしまうなどの事故につながることは避けましょう。お手入れ
ラグドールはなめらかで柔らかい毛質ですが毛は長いという特徴を持っているので、ブラッシングやコーミングはこまめに行いましょう。時間がある時には毎日、忙しくなかなか時間が取れなくても週に2~3回は毛のお手入れをしてあげましょう。
食事
日々、健康に暮らしてもらうためにも食事はとても大切です。年齢や健康状態にあった食事を与えてください。また、ラグドールはあまり活発には動かない特性がありますが、それは運動不足にも繋がる部分です。 あまり動かず日々のんびり生活しながら、食事はしっかりと摂っていると肥満になってしまいます。よく遊ぶ幼少期は問題ありませんが、大人になるにつれて運動をすることが減り出したら、高カロリーな食事からミネラルが豊富でバランスの良い食事へと切り替えていきましょう。ラグドールの注意したい病気
ペットをお迎えする上でどうしても直面してしまうのが病気です。以下にラグドールが罹りやすい病気を3つまとめました。どのような病気に罹りやすいのかを先に知っておけば、気になる変化にもすぐに気がつく事ができ、病気を予防できる場合もあります。お手🐾#ラグドール #猫 #Cat #猫好きさんと繋がりたい pic.twitter.com/JuSB18BMQF
— うちのニャンコ (@megmamadesu) November 5, 2023
肥大型心筋症
ラグドールが罹りやすい病気の1つ目、肥大型心筋症とは心筋が分厚くなってしまう心臓の病気です。猫ちゃんそれぞれに症状は違いますが、今までよりも疲れやすくなってきたと感じる時、呼吸が苦しそうに見え、息が早くなっていると感じたら肥大型心筋症を疑ってみてください。 病気の症状は薬を服用することで進行を遅せることができますので、最近少し気になると感じた場合には病院で診察してもらいましょう。尿結石
2つ目は尿結成です。尿結成は尿管、膀胱、尿道などの部分に石や砂ができてしまう病気です。頻繁にトイレに行くようになった気がするけれど、オシッコの量が少ない場合や血尿が出ている場合は尿結成を疑ってください。 排尿時に痛がっていたり、症状が悪化すると食欲が減り、オシッコも出なくなります。症状が軽い場合は薬で石を溶かす処置で済みますが、症状が悪化していると最悪、手術をしなければなりません。 普段からあまり水を飲まない子、ビタミンが不足している子、抵抗力の低い子が罹りやすいと言われているのでこの点に注意してください。毛球症
最後は毛球症です。毛球症はラグドールのように毛が長い猫ちゃんが罹りやすいとされています。自分でグルーミングをしているときに一緒に毛を飲み込んでしまい、胃の中で毛が詰まってしまう病気です。 少量の毛なら排泄物と一緒に出てきてくれますが、長い毛を大量に飲み込んでしまうと毛球症になってしまう可能性が高くなります。なのでこまめなブラッシングやコーミングが大切になります。 食欲がなくなったと感じた時、便秘、嘔吐といった症状がある場合には毛球症を疑いましょう。症状が軽いのであれば市販薬の毛玉除去剤で問題は解決できますが、症状がひどい場合は切開手術になってしまう事もあります。可愛くて飼育もしやすいラグドールを家族に迎えよう
引用:ペット保険比較のピクシーの記事ではラグドールの特徴から、お迎えする時に必要な情報などをご紹介しました。温厚で人懐っこい性格のラグドールを家族に迎え入れてみてはいかがでしょうか。