猫に好かれる人になる方法をご存知ですか?この記事では、猫に好かれたい人向けに試して欲しい方法6つや、猫になつかれる人の特徴5つについて解説しています。また猫が心を許した相手に見せる行動やサインについてもふれているのでぜひ参考にしてみてください。
猫になつかれる人の特徴5つ
まず始めに、猫になつかれる人の特徴について紹介します。
ここでは、動作がゆっくりであったり、声が高い人、強いニオイがしない、かまわないで放置する、餌やおやつを与えてくれる人などといった特徴について説明しているのでぜひ参考にしてみてください。
猫になつかれる人①動作がゆっくりな人
猫は、動作がゆっくりな人を好む傾向にあります。これは、猫は動物の中でも警戒心が強い性格をしていて、早く動くものや大きい音を立てるものが非常に苦手です。そのため、猫に近づく際に大きな音を立てずに、ゆっくり近づくことをおすすめします。
猫になつかれる人②声が高い人
猫は、高い声を持つ人も好む傾向があります。ある博物学者は、「低い声は、うなってように聞こえる」「高い声は、喜んでいるように聞こえる」という「音程の法則」を提唱しています。
これにより、高い声は猫に好まれるのです。ただし、高い声であっても、大きい声を出してしまうと警戒されるので注意しましょう。ポイントは、落ち着いたトーンで、高めの声で猫に話しかけることです。
猫になつかれる人③強いニオイがしない人
猫は、強いニオイがしない人を好む傾向にあります。強いニオイの例は香水ですが、他にも柑橘系のニオイは、猫が苦手だとされています。猫は、犬ほどではありませんが、人間よりも鼻が敏感でよくききます。
そのため、猫になつかれたいと思っているのであれば、香水などの強いニオイや、柑橘系の香りをするものを身につけるのは避けた方が良いでしょう。
猫になつかれる人④放置してくれる人
猫のことを放置してくれる人は、なつかれることがあります。猫にかまわないことは、一見すると、猫から避けられると思われがちですが、実は違います。
猫は、基本的に一人で行動することを好む習性があるので、かまわれすぎると嫌われてしまう可能性があります。気分屋な性格をしている猫も多いので、無視に近い態度を続けていくと、自然と猫から寄ってくることも多いようです。
猫にたくさん毎日スキンシップをとってかまっているのにも関わらず、あまりなつかないのは、かまいすぎが原因かもしれません。猫の様子を見つつ、少し距離をとってみるのを試してみてください。
猫になつかれる人⑤餌・おやつをくれる人
猫は、餌やおやつをくれる人によくなつきます。一緒に暮らしている家族の中で、決まった時間に餌やおやつをあげているとその人になついていることがありませんか?猫は、お腹が減ると餌やおやつを与えてくれる人のところへ自然と寄ってきて、甘えた声で要求します。
餌やおやつを与えてくれる人を猫ははっきりと認識しています。もともと、餌をあげるのは親猫の役割であることから、親のように自分のことを大事にしてくれていると感じているのかもしれません。
猫に好かれる人になる方法6つ
続いて、猫に好かれる人になる方法について解説します。
ここでは、猫に対して一気に距離を縮めないようにすることや、視線を合わせない、嫌がるときはしつこくかまわない、猫が喜ぶスキンシップを見つける、おもちゃで遊ぶ、一緒の時間を増やすことなどについてふれています。
猫に好かれる人になる①一気に距離を縮めようとしない
猫に好かれるには、一気に距離を縮めないようにしましょう。必要以上に近づいていくと、猫は警戒心を持ったり不快に感じることがあります。猫にも人間と同じようにパーソナルスペースが存在します。
もし初めて会う猫と仲良くなりたいのであれば、2メートル以上離れたところからまず様子を見てみましょう。この距離は、猫の逃走距離と同じであるため、この範囲内で「自分はあなたにとって危険ではありません、安全です」というアピールをしてみるのがおすすめです。
急接近すると、引っ掻かれたり攻撃される恐れがあるので注意しましょう。少しずつ距離を縮めていくことがポイントです。
猫に好かれる人になる②視線を合わせない
猫に好かれるには、視線を合わせないことも大切です。猫を見ると、しゃがんで目線を合わせようとしたり、思わずさわりたくなったり、かわいいと大声で言いたくなるかもしれませんが、全てNGです。猫からすると、視線を合わせる行為は、喧嘩を申し込んでいる状況と同じになるのです。
このことを知っていれば、「あなたに私は興味がありません」という態度で視線を全く合わせなければ、敵としてみなされず、自然と寄ってくるでしょう。もし、猫のどこの部分を見たらよいかわからない場合は、体や足もとを見てみると良いです。
猫に好かれる人になる③嫌がる時はしつこくしない
猫に好かれるためには、嫌がるときはしつこくかまわないことです。猫は気分屋な性格をしていることが多いので、人間と接触したり遊ぶのを嫌がる兆候を見せるときがあります。
例えば、猫がシャという声を出したり、耳を平らにする、しっぽをぴくぴくさせる、音を立てて何かを噛むなどです。これらの態度や様子が見られたときは、猫が一人でいたいときなので、嫌がるときはしつこくかまわずに、距離を置きましょう。
猫も人間と同じように、自分のことを尊重してくれる相手を好みます。嫌がるときはそっとしてあげることで、猫との信頼関係も築いていけるかもしれません。
猫に好かれる人になる④猫が喜ぶスキンシップを見つける
猫に好かれるためには、喜ばれるスキンシップを見つけてみましょう。猫が示してくれる愛情表現は個々により違います。自分からすり寄っていく猫もいれば、触られることが好きではない猫もいます。
しかし、個々の性格を全然知らずに、早く仲良くなりたいという一心で、猫について回ったり、無理やり抱っこをしようとすると、嫌われてもう近寄ってきてくれない可能性もあります。
抱っこやなでるなどのスキンシップを色々試してみて、それぞれの猫に合うスキンシップを続けてやっていくと、自然と仲良くなれるでしょう。
猫に好かれる人になる⑤おもちゃでたくさん遊ぶ
猫に好かれるためには、おもちゃでたくさん遊ぶようにしましょう。猫のおもちゃとして代表的なものが「猫じゃらし」や「小さなボール」があります。それらを使い適度に遊んでいくと、自然と猫との信頼関係ができ、好かれるでしょう。
おもちゃは、猫に対して小刻みに揺らしたり、動かすのが効果的だと言われています。そうすることで、猫の本能を刺激することができ、猫自身も楽しめるでしょう。
また、おもちゃは、若い猫ほど好む傾向があり、おとなしい猫は猫じゃらしやボールではなく、箱や袋がおすすめです。動くものよりも、小さな空間で遊ぶと落ち着く猫もいるのでぜひ試してみてください。
猫に好かれる人になる⑥一緒にいる時間を増やす
猫に好かれるためには、一緒にいる時間を増やしてみましょう。猫に限らず、同じ時間を一緒の空間で過ごすことは、距離を縮め仲良くなれる方法の1つです。
この方法は、猫がなついてくるというよりも、猫自身が「私と一緒にいるのが当たり前」と感じるようになるためです。そうすることで、自然と信頼関係が築けるだけでなく、猫からすり寄ってきてなついたりするかもしれません。
猫が心を許した相手に見せる行動はある?
それでは最後に、猫が心を許した相手に見せる行動について解説していきます。
ここでは、ペロペロ舐めまくる、スリスリしてくる、お尻を向けて寝るなどのサインについてふれているので参考にしてみてください。
ペロペロ舐めてくる
猫がペロペロ舐めてくるときは、心を許しているサインです。人間の指だけでなく、髪の毛や顔を舐めることがあります。
これは猫同士でも同じことで、体を舐めあったり毛づくろいをしていると心を許しているという行動になります。このような行動をすると、猫も家族の一員であると感じているので、優しくなでるなどしてかまってあげると良いでしょう。
スリスリしてくる
猫がスリスリしてくると、心を許しているサインです。スリスリするという行動は、あいさつやマーキングなどの意味がありますが、心を開いた相手に対しては「もっと遊んで」や「ごはんちょうだい」などの甘えたサインになります。自分からスリスリしてきた場合は、距離を縮めてスキンシップをとると良いでしょう。
お尻を向けて寝る
猫あお尻を向けて寝るときは、心を許している証拠です。猫は、よく寝る動物としても有名で、中でもお尻を向けて寝るという行為は、その相手に対して安心感を持っているというサインになります。
一見するとそっぽを向かれているような態度ですが、後ろ姿を見せるということは、警戒していないつまり心を許しているという意味になるのです。
猫の気持ちに寄り添うことが大事!
いかがでしたか?今回は、猫に好かれる人になる方法や、なつかれる人の特徴について解説しました。猫に好かれるためには、猫の習性を理解してスキンシップをとることが大事です。
ぜひ猫の気持ちに寄り添って一緒に楽しい時間を過ごしてみてください。