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ホワイトシェパードはどんな犬種?特徴や気をつけたい病気など詳しく解説!

ホワイトシェパードはどんな犬種?特徴や気をつけたい病気など詳しく解説!

全身が美しい純白の被毛に覆われたホワイトシェパードは、温厚で忠誠心も高いため、大型犬の中でも比較的飼育しやすい犬種だと言われています。そこで今回は、ホワイトシェパードの特徴や気を付けるべき病気、飼育方法について詳しく解説するので、家族に迎え入れることを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

ホワイトシェパードの特徴

まずは、ホワイトシェパードの特徴について解説します。最も流通しているジャーマン・シェパード・ドッグと顔つきや体格は似ていますが、毛色や性格が少々異なるようです。

特徴①種類

ホワイトシェパードとは、通常"シェパード"と呼ばれるジャーマン・シェパード・ドッグを改良して誕生した白色種です。もともとはアメリカやカナダのブリーダーが白色の毛を持つシェパードを改良して繁殖させた「アメリカン・カナディアン・ホワイト・シェパード」をホワイトシェパードと呼んでいました。

その後、この犬種がスイスに輸入されたことで、更に改良されて「ホワイト・スイス・シェパード・ドッグ」も誕生しています。能力や性格に関しては、どのシェパードもほぼ違いは無いとされています。

カナディアンケネルクラブ、ユナイテッドケネルクラブ、そして日本ホワイトシェパード犬協会では、アメリカン・カナディアン・ホワイト・シェパードとホワイト・スイス・シェパード・ドッグをどちらもホワイトシェパードとして認めています。

しかし、ジャパンケネルクラブやドイツのケネルクラブでは、ホワイト・スイス・シェパード・ドッグのみホワイトシェパードとして認められ、それ以外の原産地や血統の場合は、例え白い毛をしていてもホワイトシェパードとして認めていません。

特徴②平均寿命

平均寿命は他の大型犬とほぼ同じで、10~12年とされています。ただし、ホワイトシェパードは白くて美しい毛並みを維持したいという思いから室内で飼育されることが多く、過ごしやすい環境で育つため、平均以上生きる個体が多いと言われています。

特徴③体重や大きさ

ホワイトシェパードの体高は、オスで60~66cm、メスで55~61cmが平均とされており、体重はオスで30~40kg、メスで25~35kgとなるようです。もちろん個体によって成長の度合いは様々ですが、オスよりメスのほうが小さめな傾向があります。

大型犬に分類される犬種で、筋肉質かつ骨格がしっかりとしていて、全体的に調和が取れたエレガントな外見をしています。

特徴④被毛や毛の色

ホワイトシェパードは、その名前の通り全身が純白の美しい被毛で覆われているのが特徴です。また、ダブルコートと呼ばれる二重構造をしている被毛で、硬いオーバーコートと柔らかいアンダーコートの2種類が生えています。

このダブルコートの犬種は、基本的に抜け毛が多く、特に春から夏と秋から冬に来る換毛期の間では、ごっそりと毛が抜け落ちます。そのため、この期間はブラッシングをこまめにしてあげると、部屋中の至る所に毛が落ちていくのを防ぐことができます。

特徴⑤値段

ホワイトシェパードの価格は、30~50万円と幅広いです。これは、犬種として新しくあまり流通していないことや、近年小型犬の人気が高まり、大型犬の需要が少ないという点が影響しているため、価格が定着していないという状況です。

基本的にはジャーマン・シェパード・ドッグより少々高額になる傾向があり、ペットショップではあまり見掛けない犬種でもあるので、直接ブリーダーに問い合わせるのがおすすめです。

ホワイトシェパードはどんな性格?

ホワイトシェパードは忠誠心が強く、活発で温厚な性格をしています。注意深く警戒心も少々強めなため、初対面の人に対してはあまり愛想を振りまくことがなく、控えめな面もあります。

ただし、ジャーマンシェパードほどの攻撃性はないので、至って穏やかです。 飼い主を始めとする心を許した人に対しては非常に友好的で、飼い主の声のトーンや態度、様子を良く読み取り、時には寄り添ってくれるような仕草も見せる、愛らしい部分も持ち合わせます。

ホワイトシェパードを飼う際に気をつけたい病気

ホワイトシェパードは、大型犬であるがゆえに関節系の病気になりやすい傾向があったり、皮膚の弱さから皮膚炎にも注意する必要があります。以下で特に気を付ける病気について詳しく解説します。

気をつけたい病気①股関節形成不全

大型犬に高確率で発生しやすい病気で、股関節の骨が変形してしまう症状が特徴的です。変形してしまうことで股関節の部分が上手く噛み合わなくなり、炎症を起こすと痛みを感じるようになります。

愛犬がこの痛みを感じている場合、散歩に行きたがらなくなる、運動することを嫌がる、起き上がりにくそうにする、歩行時にお尻が左右に揺れるなどの症状が見られるようになるでしょう。肥満や過度な運動が原因となるので、気をつけましょう。

気をつけたい病気②皮膚疾患

ホワイトシェパードは皮膚が弱いため、膿皮症という細菌性皮膚炎になりやすいと言われています。罹患した場合、皮膚が局所的に赤くなる、ニキビのようなものができる、フケが出やすくなる、異常に痒がるなどの症状が見られるようになります。

すぐに治療すれば内服薬で1ヶ月以内に治ることがほとんどですが、シャンプーで過剰に洗い過ぎたりする行為が原因になることもあるので、注意してください。

気をつけたい病気③関節炎

大型犬は小型犬よりも関節炎になるリスクが高いことがわかっています。原因は、外部からのダメージがほとんどですが、細菌による炎症の場合もあります。足を引きずる、散歩に行きたがらない、じっとしていることが多くなるといった症状が見られるようになったら、関節炎になっている可能性があります。

加齢による関節炎の場合は防ぎようがありませんが、肥満や運動のし過ぎ、もしくは運動不足が原因となる場合もあるため、体重管理や適度な運動量を心がけましょう。

ホワイトシェパードの飼い方のコツ

続いて、ホワイトシェパードを家族として迎え入れる際の、飼育方法について詳しくご紹介します。特に、飼育環境や運動の頻度が大切になってくるので、その点を考慮した上で飼うことを検討すると良いでしょう。

飼い方のコツ①室内で飼育する

ホワイトシェパードは被毛にボリュームがあるため暑さに弱く、白い毛並みも屋外で飼育しているとすぐに汚れてしまうので、室内での飼育がおすすめです。特に夏は、人間以上に暑さを感じているので、必ずクーラーを付けて室内を涼しくしてあげましょう。

飼い方のコツ②しっかり運動させる

ホワイトシェパードに限らず、大型犬は基本的に家の中にずっと放置するのではなく、必ず散歩に連れていき適度な運動をさせることが重要です。家の中をいくら歩き回っていても、大型犬にとってはそれだけの運動量では全く満足できません。 散歩は1日に2回、それぞれ1時間以上の歩行が必要でしょう。

1回しか行けないという方は、時間を長めに取ってあげて下さい。また、時には走り回ることも大切なので、ドッグランなど自由に走れる場所に行き、ノーリードで思う存分走らせてあげるとストレス解消にもなります。 万が一、散歩などの運動量が足りないと、ストレスで無駄吠えや噛み癖の悪化、破壊行動などが見られるようになります。

こうなると女性や子供だと手に負えなくなる可能性もあるため、散歩や運動のできる環境が整えられない場合は、飼育を考え直したほうが良いでしょう。

飼い方のコツ③ストレスに注意する

ホワイトシェパードは、周囲の状況を良く観察し敏感に察知するという特性があるため、環境に左右されやすく、少しの変化でもストレスを感じてしまう場合があります。 前述したように、運動不足もストレスの一因ではありますが、部屋の雰囲気を突然ガラッと変える、フードを突然違うものにする、いつも一緒にいないような人と留守番をするといったことも、過剰にストレスを感じる場合があります。

何事もいきなり変えるということは避けて、少しずつ変化させてあげると愛犬自身も受け入れやすくなるでしょう。また、飼育環境が狭いこともストレスになりやすいので、狭い部屋に長時間閉じ込めたりするのも控えて下さい。

飼い方のコツ④定期的にブラッシングする

ホワイトシェパードは抜け毛の多い犬種なので、1日に1回はブラッシングをしてあげると、整った被毛環境を保つことができます。また、毛の表面が汚れた際は、濡れたタオルなどで優しく拭いてから乾かしてあげて下さい。

ホワイトシェパードのしつけのコツ

ホワイトシェパードはもともと温厚な性格であることが多いですが、幼いうちから社会化トレーニングを行うことで、人間との適度な距離感をより保てるようになります。散歩や外部の音に対する慣れなどの社会化トレーニングは、生後2~3ヶ月のうちに少しずつ始めていきましょう。

また、それに加えてしつけも出来るだけ早いうちから開始することが大切です。幼犬の頃から様々な経験をさせたり、良いこと・悪いことを覚えさせると、成長した時に起こり得る人間や他の犬とのトラブル、過剰な警戒心を防ぐことができます。

ホワイトシェパードの特徴を理解して大切に飼おう

ホワイトシェパードは、最も認知されていて警察犬としても有名なジャーマンシェパードに比べて穏やかな性格をしており、家族として迎えるのにおすすめの大型犬でもあります。室内で飼育することができるので、環境さえ整っていれば安心して育てられるでしょう。

ペキニーズは歩き方が可愛い!性格・特徴・飼い方のポイント徹底解説♡

ペキニーズは歩き方が可愛い!性格・特徴・飼い方のポイント徹底解説♡

ペキニーズは、ライオンのたてがみのような被毛に短い鼻とつぶらな瞳を持つ中国原産の犬種です。その見た目から「ライオン・ドッグ」と呼ばれることもあるそうです。この記事では、ペキニーズの性格や特徴・飼い方のポイントを詳しく解説していきます。また、注意したい病気についても触れているので興味のある方はぜひご覧ください。

ペキニーズとは

洋梨のような体型につぶらな瞳と愛らしい見た目が魅力のペキニーズは長年多くの方々に愛されてきました。ここからは、ペキニーズの歴史や可愛いと言われる歩き方について解説してきます。

ペキニーズの歴史

中国語では「京巴(ジンバー)」などの呼ばれることもあるペキニーズですが、その先祖犬は「チベタン・スパニエル」だと考えられています。ペキニーズの歴史はとても古く、8世頃にはペキニーズが存在していたことが示される記録が残っています。

中国の歴代王朝で門外不出とされ、愛玩犬として飼育・改良されてきたペキニーズですが、1860年のアヘン戦争の時にイギリス軍が5匹のペキニーズを発見し母国に連れて帰りました。そのうちの1匹がヴィクトリア女王に献上され大切に育てられました。

しばらくは、宮廷や貴族だけで飼育されていましたが、1893年にショーに出展されたことで、世界中で知られるようになりました。その後の研究では、ペキニーズがシーズやパグの先祖犬であることが分かってきました。

歩き方は可愛いローリング歩行

ペキニーズの前脚はややくの字に曲がっているため、重心のバランスがとれるように体を左右に揺らしながら歩きます。この独特な歩き方は「ローリング歩行」と呼ばれています。同じような歩き方をする犬種は少なく、この可愛い歩き方もペキニーズの魅力のひとつになっています。

ペキニーズの特徴

ここまではペキニーズの歴史やローリング歩行と言われる歩き方について解説してきました。ここからは、ペキニーズの性格や大きさ・毛色などの特徴をご紹介していきます。

特徴①性格

ペキニーズは可愛らしい見た目と違い、勇敢で負けず嫌いな性格をしています。自分から相手に喧嘩をしかけることはしませんが、喧嘩になっても引かずに立ち向かっていきます。

また、独立心が強く頑固な一面を持ち合わせているため、飼い主に忠実ではありますがべったり甘えることはなく、飼い主の膝の上にのったり抱かれたりするのが苦手な子もいるようです。

人見知りでもあるため飼い主以外に懐くことはほとんどなく、周りの人に愛想を振りまいたりもしません。そのためか、猫みたいな性格の犬と言われています。

特徴②大きさ

次はペキニーズの大きさをみていきましょう。ペキニーズは小型犬に分類されます。体高は15~30cm・体重は3~6kg程度で、抱き上げると見た目よりも重く感じます。理想の体重はオスが5kg・メスが5.5kgでこれを超えない方が良いとされています。

特徴③毛色・毛質

続いては毛色と毛質についてみましょう。ペキニーズは、ホワイト・ブラック・フォーン・レッド・クリームなど様々な色味が認められています。単色以外にも、ブラック&ホワイトのように2色が混じったものや3色以上が混じったパーティーカラーの個体も認められています。

ただし、先天的にメラニンが欠乏して誕生した「アルビノ」とユーメラニンが着色している「レバーカラー」と呼ばれるタイプは認められていません。日本では、ホワイトやフォーン・ブラックなどが多くみられます。 毛質は、分厚い下毛と長くて硬めのストレートな上毛のダブルコートです。耳と尻尾には飾り毛があり、顔に長い毛はかかりません。換毛期には大量の毛が抜けるため、こまめなブラッシングが必要です。

特徴④寿命

ペキニーズの平均寿命は12歳~15歳です。同系統のシーズの平均寿命が10歳~16歳・パグの平均寿命が12歳~15歳・日本の小型の平均寿命が14歳なので、ほぼ平均的な寿命と言えます。

ペキニーズを飼うには?

では、ペキニーズを飼うにはどうすれば良いのでしょうか?ここからは、ペキニーズの迎え方や値段相場・飼い方やしつけなどペキニーズを飼うためのポイントをまとめていきます。

ペキニーズの迎え方

ペキニーズを迎え入れるには「ペットショップで探す」「ブリーダーから探す」「里親から譲り受ける」といった方法があります。一番手軽なのがペットショップから購入する方法です。

ペットショップで好みの子を見つけたら、まずはそのペットショップの「衛生・管理状況」や「購入後のアフターフォロー」「法律違反をしていないか」「スタッフの対応はどうか」などきちんとした業者であるかを確認してください。

ペキニーズは換毛期にはたくさんの毛が抜けるため、とても手間がかかります。飼育にはどのようなものが必要なのか・かかりやすい病気・普段のお手入れ方法など丁寧に説明してくれるショップを選ぶようにしましょう。

ブリーダーから購入するのもひとつの方法です。ブリーダーとは、血統書付きの犬や猫などの繁殖を行っている業者です。ペキニーズを専門に取り扱うブリーダーなら、豊富な知識を備えているので魅力やかかりやすい病気などについてもしっかり説明してくれるはずです。

最近では、インターネットの動画や写真で子犬の様子が確認できる業者もありますが、インターネット上のやり取りだけでは購入できません。 最後は里親から譲り受ける方法です。保健所や動物愛護団体には多くの犬や猫・動物たちが保護されています。

インターネットで検索すると、里親を探すサイトがたくさんヒットするのでそういったもの利用するのも良いでしょう。 里親を探している動物たちは、一度辛い思いをしています。同じ思いさせないために厳しい条件をクリアしなければなりませんが、運命の子出会えるかもしれません。

ペキニーズの値段相場

ペキニーズの価格相場は毛色によって多少違いがありますが、オスが24万円前後でメスが34万円前後で全体の平均は30万円ほどです。オスとメスではメス方が価格がやや高い傾向があります。ペットショップでセールなどをしていれば15万円~25万円程度で購入できますが、有名なブリーダーから購入するとと30万円~50万円する場合もあります。

ペキニーズの飼い方

ペキニーズに限ったことではありませんが、動物を迎え入れるときはきちんと環境を整えてあげることが大切です。短頭種で長い毛で覆われているペキニーズは、あまり暑さに強くありません。

そのため、夏はエアコンやサーキュレーターなどがある部屋で飼育します。室内は25℃程度を保つようにしてください。 また、床はカーペットやコルクマットなど滑りにくい素材にするのがおすすめです。

フローリングは滑ってしまう可能性があるので避けるようにしましょう。ペキニーズは綺麗好きな子が多いので、ベッドとトイレを離して設置してあげるとより安心して過ごすことができます。

ペキニーズのしつけ

ペキニーズは、頭が良いが良く・「吠え」や「噛みつき」などの問題行動が少ない犬種です。しかし、頑固なところがあるため大人になるとしつけるのが難しくなります。大きくなってから苦労しないためにも、子供の頃に良い事と悪い事をしっかり教えておくようにしましょう。

ペキニーズのお手入れ

ペキニーズは抜け毛の多く、特に換毛期には大量の毛が抜けます。抜けた毛をそのままにしておくと、家の中の毛だらけになるだけでなく皮膚病にかかってしまう危険性もあります。 それを防ぐには、こまめにブラッシングしてあげることが大切です。

ピンブランやスリッカー・コームなどを使い、表面の抜け毛から除去していきます。その後アンダーコートもしっかりブラッシングしていきます。強くやりすぎりと、痛がる場合があるのでやさしくブラッシングしてあげるようにしましょう。 月に1~2回程度はシャンプーもしてあげます。37℃~38℃くらいが適温です。

いきなりお湯をかけるとビックリするので、お尻などからゆっくりかけてあげましょう。毛がしっかり濡れたらシャンプーをしていきます。 目にシャンプーが入らないように注意し、マッサージするように優しく洗ってください。シャンプーは残らないように念入りにすすいであげましょう。タオルで水分を取ったら、ドライヤを使ってしっかり乾かします。人間のシャンプーは刺激が強すぎるので、必ず犬用のシャンプーを使用してください。

ペキニーズの注意したい病気

ここまでは、迎え方や価格相場・飼い方などペキニーズを飼うためのポイントをまとめてきました。ここからは、ペキニーズの注意したい病気についてご紹介してきます。

病気①眼疾患

ペキニーズがかかりやすい病気1つ目は「眼疾患」です。これは、遺伝的なことが要因と考えられており、『睫毛重生(しょうもうじゅうせい)』『異所性睫毛(いしょせいしょうもう)』『眼瞼内反(がんけんないはん)』といった病気を持っている可能性があります。

これらの病気はまつ毛が眼球を傷つける恐れがあるので発見次第、早目に治療してあげるようにしてください。

また、ドライアイや白内障もペキニーズがかかりやすい眼の病気です。 眼窩が浅いペキニーズは、高所から転落したり顔面を強くぶつけると眼球が飛び出てしまうこともあるのでそれも注意してください。

病気②軟口蓋過長

ペキニーズがかかりやすい病気2つ目は「軟口蓋過長」です。軟口蓋過長とは、口腔内にある軟口蓋と呼ばれる部分が通常よりも長いことで呼吸がしにくくなる呼吸器系の疾患です。ひどくなると「嚥下障害」や「誤嚥」を起こすこともあります。

病気③椎間板ヘルニア

ペキニーズがかかりやすい病気3つ目は「椎間板ヘルニア」です。椎間板ヘルニアとは、椎間板が変性して突出し脊髄を圧迫することで発生する病気で、痛みや麻痺など起こります。場合によっては歩くことも困難になるので、普段から腰に負担をかけないように心がけましょう。

ペキニーズは頑固で気まぐれな猫のような犬

ライオンのたてがみのような被毛に短い鼻とつぶらな瞳・体を左右に揺らしながら歩くローリング歩行が魅力のペキニーズは多くの方から支持されています。今回は、ペキニーズの特徴や飼い方ポイント・注意したい病気についてまとめてみました。ここでご紹介したことを参考に、頑固で気まぐれ猫のような性格のペキニーズを飼ってみてはいかがでしょうか。

茶トラ猫のメスは珍しい?性格・特徴・飼い方のポイント徹底解説♡

茶トラ猫のメスは珍しい?性格・特徴・飼い方のポイント徹底解説♡

三毛猫のオスが珍しいという話はよく耳にしますが、茶トラ猫のメスも珍しいことを知っていますか?この記事では、茶トラ猫のメスが珍しい理由や茶トラ猫の特徴・性格などを詳しく解説していきます。また、茶トラ猫の飼い方や注意したい病気についてもまとめているので、興味のある方はぜひご覧ください。

茶トラ猫とは

茶トラ猫とは、明るいオレンジ色の毛と濃いオレンジ色の毛の2色の毛色を持つ猫のことで、首からしっぽの付け根のかけてトラのような縞模様が描かれています。

縞模様はストライプのほかに斑模様・薔薇斑など様々な種類があり、その多くの額には『M』のような模様が入ってるのが特徴です。英語では「ジンジャーキット」や「レッドマッカレタビー」と呼ばれています。

茶トラ猫の歴史

家庭用のペットとして世界中の人々から愛されている猫ですが、約5,000年前の古代エジプトで、収穫した穀物をネズミから守るために野生のヤマネコを家畜にしたのが始まりでした。

日本に猫が伝わったのは奈良時代から平安時代にかけてで、経典などの書物をネズミから守る益獣として中国から輸入されたそうです。 もともとはこげ茶と黒のキジトラ柄しか存在しませんでしたが、キジトラ柄の突然変異により茶トラ柄が生まれたと言われています。

日本で茶トラ猫が普及したのは江戸時代以降で、第二次世界大戦後に洋猫が入ってくるともにその数は増えていったと推測されます。

茶トラ猫のメスは珍しい?

三毛猫のオスが生まれる確率はおよそ3万分の1だと言われていますが、茶トラ猫の場合オスが生まれる確率が8割なのに対しメスが生まれる確率は2割と圧倒的にオスの確率の方が高くなっています。

中でもオレンジ色の毛色に濃いオレンジ色の縞模様が入った「まるどら」と呼ばれる種類が珍しくその確率は2万分の1となっていて、三毛猫のオスほどではありませんが茶トラ猫のメスはも珍しい存在であるといえます。

茶トラ猫のメスが少ないのはなぜ?

茶トラ猫のメスが少ない理由には、毛色を決めるための遺伝子が大きく関係しています。性別や毛色を決める遺伝子「O」はX染色体の中にありY染色体には存在しません。 さらにO遺伝子にはO(ラージオー)とo(スモールオー)の2種類に分けられ、茶色になるためにはO(ラージオー)の遺伝子が必要です。

オスの染色体は「XY」でメスの染色体は「XX」ですから、オスは両親のどちらかがO(ラージオー)の遺伝子を持っていれば茶トラ柄になります。 しかし、メスの場合は両親ともにO(ラージオー)遺伝子をもっていないと茶トラ柄にはなりません。そのため、茶トラ柄のオスが生まれる確率は約28%・メスが生まれる確率は約7%と大きな差がでてしまうのです。

茶トラ猫の特徴

ここまでは、茶トラ猫の歴史や茶トラ猫のメスが少ない理由について詳しく解説してきました。ここからは、茶トラ猫の性格や体格など茶トラ猫の特徴をまとめていきます。

特徴①性格

茶トラ猫は、甘えん坊で人懐っこく比較的警戒心が薄いと言われています。さらに「やんちゃ子」「穏やか子」に分けることでき、やんちゃな子は人見知りなどが少なく初対面の方にもすぐ慣れる傾向があります。

穏やかな子は、臆病なところがあり知らない場所や人に慣れるのに少し時間がかかるようです。

特徴②オスとメスの性格の違い

では、オスとメスでは性格の違いがあるのでしょうか?ここでは、オスとメスの性格の違いをみていきましょう。オスとメス共通していえるのは、甘えん坊で人懐っこい性格で「抱っこされたり撫でられたりすることが大好き」ということです。

オスはメスよりも、活発・友好的で一緒に遊んで欲しいとせがんでくることもあります。 しかし、遊んでくれるまで待っている忍耐強さも持ち合わせています。また、小心者で怖がりな一面を備えているため、喧嘩はあまり好きではありません。

メスはオスよりもマイペースな性格をしています。甘えるときはしっかり甘えてきますが、オスほど構わなくても一人で上手に遊べる子が多いようです。

特徴③体が大きい?

茶トラ猫は他の猫も大きいというイメージを持っている方もいますが、それはメスよりもオス多いことが関係してます。多くの哺乳類は女性よりも男性の方が大きい傾向にあります。それは猫も同じで骨格ががっしりしているだけでなく、メス猫の標準体重が3.52kgなのし対しオス猫の標準体重は4.91kgとオス猫の方が1kg以上重くなっています。

特徴④毛色

明るいオレンジ色の毛と濃いオレンジ色の毛の2色の毛色を持つ猫を茶トラ猫といいますが、茶トラ猫には毛色のバリエーションがいくつかあります。 「茶トラ白(茶白)」呼ばれるのは、顔の下半分またはお腹などに真っ白な毛が混じっているタイプです。

茶トラ柄と白い毛の割合は半分ずつくらいで、多くの子は顔の上半分または背中・しっぽなど茶トラ柄が残る子が多いようです。 「クリーム・マッカレルタビー」と呼ばれる子は、茶トラ猫よりも全身の毛色薄く、淡いオレンジ色をしてます。シルバーの毛色の遺伝子が入ったことでより淡い色合いになった茶トラ猫は「レッドシルバー・マッカレルタビー」はと呼ばれています。

特徴⑤寿命

茶トラ猫の寿命は15年程度です。一般的な猫の平均寿命は12年~18年程度なので、毛色が寿命に影響を与えることはありません。

近年猫の平均寿命は延びてきており、運動量や食事量に気を使うなどしっかり健康管理を行うことでさらに寿命が延びる可能性もあります。

茶トラ猫を飼うには?

甘えん坊で人懐っこく警戒心が薄い茶トラ猫は初心者も飼いやすい猫ですが、どこで入手すれば良いのでしょうか?ここでは、茶トラ猫の迎え方やメスを迎える方法・飼い方のポイントご紹介していくので、茶トラ猫の購入を考えている方は参考にしてください。

茶トラ猫の迎え方

猫に限らず動物を迎え入れようとする場合、ペットショップで探すのが一般的です。しかし、茶トラ猫という品種の猫は存在しないためペットショップでは販売されていません。そのため、保護猫の里親になるのが主な入手方法です。

ネットにはたくさんの里親サイトが掲載されているので、そういったサイトを探してみましょう。保護猫の里親になるためには、クリアしなけらばならない条件がいくつもあります。その条件をクリアできるように、しっかり環境を整えておきましょう。

里親サイトなかには悪質な業者も存在するので、利用するときは騙されないように注意してください。また、地元の新聞やタウン誌・ポスターで里親を探していたり友人や知人が里親を探したりしている場合のあるので、いろいろな情報を集めてみるのもおすすめです。

茶トラ猫のメスを迎えるには?

茶トラ猫のメスを迎え入れたい!という方は、里親サイトをこまめにチェックするようにしましょう。たくさんの情報を集めて譲渡会などに参加することで、茶トラ猫のメスに出会えるかもしれません。

茶トラ猫の飼い方のポイント

茶トラ猫を迎え入れるときには、どのような点に気を付ければ良いのでしょうか?ここでは、茶トラ猫の飼い方のポイントを解説していきます。まずは、猫を迎え入れるための環境を作ります。 猫が自由に動けるように8~10畳程度お部屋を確保するようにしてください。十分な広さが確保できない場合には、間取りや形を工夫すると良いでしょう。

また、おもちゃや爪とぎ・トイレ・水なども用意します。 甘えん坊の茶トラ猫は、1人にされるが好きではありません。長時間ひとりでいるとストレスが溜まるため、寂しくさせないようにしてください。

また、一緒に遊んであげる・適度な食事を与えるなどして、ストレスを発散させることも大切です 家を空ける時間が多いけど茶トラ猫を飼いたいという方は、お友達を作ってあげるようにしましょう。茶トラ猫は人懐っこく警戒心も薄いので、ほかの猫やほかの動物とも仲良く生活できるでしょう。

茶トラ猫の注意したい病気

ここまでは、茶トラ猫を迎え入れる方法と飼い方のポイントをまとめてみました。ここからは、茶トラ猫の注意したい病気をオスとメスに分けてご紹介してきます。

オスがかかりやすい病気

茶トラ猫のオスがかかりやすい病気には「糖尿病」「尿路結石」「猫エイズ」「猫白血病」などがあげられます。なかでも、糖尿病は発症する猫の7割がオス猫だと言われています。

糖尿病を発症させないためにも、太り過ぎないように注意してください。 オスの尿道はメスよりも細くS字に曲がっているため尿路結石にもかかりやすくなっています。予防するには、水飲み場を増やすなど水分を多くとらせるための工夫が必要です。

猫エイズや猫白血病は、噛まれたり交尾したりすると感染します。茶トラ猫は喧嘩があまり好きではありませんが、家から出さないようにする・ワクチンを打つなどの対策をしてください。

メスがかかりやすい病気

メスがかかりやすいのは「卵巣や子宮の病気」「乳がん」「細菌性膀胱炎」といった病気です。猫の乳腺はお腹全体に広がっており、乳腺にしこりができると悪性である確率は90%で、悪性の腫瘍は転移や再発の可能性も高くなります。

「卵巣や子宮の病気」「乳がん」の発生を防ぐためにも、早目に避妊手術を受けさせるのがおすすめです。 メス猫は尿路結石にはかかりにくいですが、細菌が入りやすく細菌性膀胱炎にかかることがあります。症状が出ない場合もあるので、定期的に尿検査(特に高齢の場合)受けるようにしてください。

メスが少なく甘えん坊の茶トラ猫を家族に迎えよう

明るいオレンジ色の毛と濃いオレンジ色の毛の2色の毛色を持つ茶トラ猫は、甘えん坊で人懐っこく初めての方でも飼いやすい猫です。今回は、茶トラ猫の歴史や特徴ついてもまとめてみました。また、茶トラ猫を迎え入れる方法・注意したい病気などについても触れているので、ここでご紹介したことを参考にメスが少なく甘えん坊の茶トラ猫を家族に迎えてみましょう。

ラブラドゥードルは飼いやすい犬種?特徴や飼い方を詳しく解説!

ラブラドゥードルは飼いやすい犬種?特徴や飼い方を詳しく解説!

もふもふとした可愛らしい、プードルのような見た目で大きな身体がまるでぬいぐるみのような犬を見て飼いたいと思ったことはありませんか。もしかするとその犬は「ラブラドゥードル」、ドゥードルの愛称で知られる日本ではまだちょっと珍しい犬種かもしれません。海外では人気のドゥードル、こちらの記事ではラブラドゥードルの特徴や飼い方などをまとめました。

ラブラドゥードルとは

ラブラドゥードルは海外では人気の犬種ではあるものの、日本で販売しているペットショップは少なく、お迎えするにはブリーダーや里親制度を利用する方法がメインとなっています。そんなラブラドゥードルを迎えるためにも、どんな犬種なのか把握しておきましょう。

ラブラドゥードルの歴史

ラブラドゥードルの歴史は1970年代頃、ハワイ在住の女性の言葉がきっかけとなります。それは「アレルギーを起こしにくい盲導犬がいないか」というものでした。 女性の夫は犬の毛にアレルギーあるためオーストラリア王立盲導犬協会に相談、盲導犬協会がアレルギーフリーの介助犬を生み出すためにラブラドールレトリバーとスタンダートプードルを交配させたことが始まりです。

プードルは知的で抜け毛少ないためアレルギー症状を引き起こしにくく、ラブラドールレトリバーは愛嬌と忠誠心があるのでアレルギーフリーの介助犬候補として交配を試みました。 誕生した仔犬は3頭、そのうちの1頭が相談者の夫のアレルギーは発症しなかったため、盲導犬の訓練を経て引き渡されることになりました。

その後関心を寄せた少数のブリーダーが、1988年にオーストラリアンラブラドゥードル協会を設立、2004年には能力やカラーバリエーションを増やそうとアイリッシュ・ウォーター・スパニエルやカーリーコーテッド・レトリーバー、アメリカン・コッカー・スパニエル、イングリッシュ・コッカー・スパニエルなどと交配、その血統を取り入れました。 現在ではその血統が確立、オーストラリアンラブラドゥードル同士の交配を重ねているためミックスではなくなっています。

ラブラドゥードルの特徴

抜け毛が少なく介助犬としても優秀なラブラドゥードルの特徴を見てみましょう。こちらでまとめている特徴はあくまで一般的なものであり、他の犬種同様にラブラドゥードルの個体ごとに多少の違いがあることを理解してください。

特徴①性格

介助犬やセラピー犬としても適した能力を持つラブラドゥードルは基本的に穏やかで人に懐きやすい性格をしていますが、少し怖がりな面もあります。 通常の犬と同じ、しっぽに感情が現れやすく、怖いときや悲しいときはしっぽを巻き、嬉しい、喜んでいるときはしっぽを大きく振る、感情が分かりやすいので初心者にも向いています。

初めて会う人に威嚇するような凶暴性は少なく、顔見知りになって慣れてくれば喜んでしっぽを振ってくれる様がどこか「ツンデレ」のようでたまらないと言われることもあります。

特徴②大きさ

元々ラブラドールレトリバーとプードルを交配させた犬種のラブラドゥードルは基本的に大型ですが、3つの大きさに分かれます。スタンダードと言われる大きさが体高53~60cm、体重23~30kg、ミディアムが体高43~52cm、体重13~20kg、ミニチュアとして体高35~42cm、体重7~13kgとなっています。 スタンダードはゴールデンレトリバー、ミディアムがボーダーコリー、ミニチュアは柴犬サイズといったところでしょう。ただし毛量によっては規定サイズよりも大きく見える場合もあります。

特徴③毛色・毛質

毛色は10種類以上あり、単色ではゴールドや、チョコレート、ブラック、レッド、クリーム、それ以外では白地に1~2色の斑があるブラックパーティーやゴールデンパーティーなども認められています。 カラーバリエーションが豊富なので色の組み合わせ次第で様々な毛色のラブラドゥードルが存在します。

身体の一部分に模様があるタイプや身体全体の50%未満が白のアブストラクト、毛先にだけ色が混じっているほかに色々なパターンがあるため10種類以上の毛色となっています。

毛質はアンゴラヤギのような柔らかでゆるいウェーブやカールがかったフリースコート、子羊のように緩やかにカールした羊毛のようなウールコート、細い毛で季節の変わり目など換毛期には抜け毛があるヘアーコートの3タイプがあります。ヘアーコートは抜け毛や若干のニオイがあるため、アレルギーフリーではなく通常のペットとしてなら心配ありません。

特徴④寿命

ラブラドゥードルはまだ日本での飼育数が少なく、はっきりしたことは言えませんが平均寿命は約10~15年、犬全体の平均寿命が14年なので若干長めとなっています。

また、大きさによっても違いがあり、中・大型犬は9~13年、小型犬は12~15年と小型犬のほうが平均寿命が長いため、スタンダードとミディアム、ミニチュアではミニチュアの平均寿命が長いと考えて良いでしょう。

しかし近年では室内飼いによる怪我や誤飲、病気などの減少、食事の質や治療の発展によって長生きする子も増えています。

ラブラドゥードルを飼うには?

アレルギーフリーの介助犬としても活躍するラブラドゥードルは人懐っこく、学習能力や洞察力の鋭いため、きちんとしつけをすればとても飼いやすい犬種です。そんなラブラドゥードルを飼うには様々な情報を確認しておくことをおすすめします。

ラブラドゥードルの迎え方

日本ではまだあまりメジャーではないラブラドゥードルを迎えるには、里親やブリーダーから迎える方法がメインとなっています。場所によってはペットショップで購入することも可能ですが、数が少ないので事前に確認するようにしましょう。

里親

里親制度は民間の保護団体や動物愛護センター保健所などに保護された場所から引き取ることができる制度です。 ペットショップやブリーダーから迎えるよりも比較的費用が安い場合が多いものの、譲渡には様々な規則があったり、引き渡し後も飼育状況等を報告しなければならないこともあります。まずは里親募集のサイトでラブラドゥードルがいるかどうかを確認してください。

ブリーダー

ブリーダーは血統を守るため、血統書付きの犬種を専門に繁殖・飼育を行うものです。資格はないものの、繁殖・飼育するには膨大なな知識や経験が必須となり、かなりのレベルが必要になります。 日本国内ではまだラブラドゥードルのブリーダーはごく僅か、希少な犬種であるが故に単純なミックス犬をラブラドゥードルとして販売する悪質なブリーダーも存在します。

実際にブリーダーの元を訪れて飼育環境をチェックしたり、飼うための注意点などをしっかりと確認して信頼できるブリーダーから譲り受けるようにしましょう。 海外のブリーダーから譲り受ける方法もありますが、やり取りに語学力が必要だったり、輸送費や税関手続き費などが必須となります。

ペットショップ

日本では希少種であるラブラドゥードルは国内のペットショップで見かけることはほとんどありません。ペットショップで購入したい場合には海外のペットショップをチェックしてみましょう。

ラブラドゥードルの値段相場

ラブラドゥードルの値段相場は30万~50万円ほどとなります。日本オーストラリアン。ラブラドゥードル協会認定のブリーダーからであれば仔犬の場合35万~50万円、認定されていないブリーダーであれば30万~40万円ほどです。人気色や個体サイズによって値段が異なり、成犬よりも仔犬のほうが高額になります。

ラブラドゥードルの飼い方

ラブラドゥードルは室内・室外どちらでも飼うことができますが、個体差はあるものの基本的に抜け毛やニオイが少なくアレルギーフリー、人懐っこい犬種なので性格を考えて室内飼いがおすすめです。 室内飼いしない場合でも目が届く範囲で、しっかりと触れ合ってください。

高温多湿が苦手なので、温度・湿度調整をして快適な室内にしてあげましょう。また、散歩は1日2回、スタンダードで1時間ほど、ミニチュアでも15分は散歩させてあげましょう。散歩をすることで運動不足解消やストレス発散にもなります。 散歩以外ではボール遊びや専用おもちゃで遊んでコミュニケーションをとってみましょう。

ドッグランなどを利用して、広い場所で思う存分走らせてあげるのもおすすめです。ただし真夏や真冬、雨や雪などの悪天候のときは安全面を考慮して散歩しないことも視野に入れておきましょう。

ラブラドゥードルのしつけ

しつけはその子の性格を考慮して行うことが重要です。穏やかで人懐っこい性格ですが、喜びのあまり人に飛びついてしまうこともあります。 大人であれば平気でも、小さな子どもにスタンダードサイズのラブラドゥードルが飛びつけば怪我をする可能性も少なくありません。

また、何かに気を取られて散歩中に駆け出し、リードが離れてしまうこともあります。 思わぬ事故や怪我をしないためにも、しつけをすることは飼い主の義務です。「待て」や「おいで」、「お手」「おすわり」「ふせ」などはもちろん、粗相しないようにトイレのしつけもしてください。元々賢い犬なのでしつけに苦労することは少ないでしょう。

ラブラドゥードルのお手入れ

抜け毛が少ない犬種といってもお手入れは必要です。ふわふわとした毛質は絡まりやすく、毛玉もできやすいので、定期的なブラッシングやトリミングを行ってください。 シャンプーは月1回トリミングは1~2ヶ月に1回ほどが良いでしょう。また、垂れ耳なので汚れが溜まりやすいので耳掃除も必須、定期的に爪や目などもチェックしてください。

ラブラドゥードルの注意したい病気

室内飼いしていても、病気にかかることはあります。そこでラブラドゥードルの注意したい病気をまとめているので、気になったときはすぐにかかりつけ医に診てもらいましょう。

病気①股関節形成不全

大型犬が発症しやすい病気のひとつに股関節形成不全症があります。ラブラドゥードルは体の大きさによっては大型犬に分類されない場合もありますが、ラブラドゥードル全般に起こりうる病気なので注意しましょう。

股関節形成不全は発育途中に股関節が異常形成される病気です。骨盤くぼみと大腿骨先端が噛み合わずに股関節が緩んでしまい、歩行困難となることがあります。 軽度であれば症状が現れないこともありますが、重度になれば手術が必要になってきます。

歩き方や走り方がおかしい、階段の上り下りを嫌がる、動作が遅い、飛びつかないなどの様子が見られた場合には診察してもらいましょう。

病気②進行性網膜萎縮症

進行性網膜萎縮症遺伝疾患のひとつで、ラブラドゥードルに発症しやすい病気です。網膜機能が異常を起こし、徐々に視力が低下、光を感知できなくなるため暗い場所で物にぶつかるなどの症状が現れます。

進行すれば失明、二次的に白内障を発症することもあります。遺伝疾患のため、現在では治療法がなく、予防法も見つかっていません。補助的治療として網膜の異常を抑える薬を処方されることがあります。

地面の匂いを頻繁に嗅ぎながら歩いたり、普段より鳴いて側から離れない、物にぶつかるなどの症状が現れたら進行性網膜萎縮症の疑いがあります。 徐々に視力が低下する病気のため、昼間は比較的普段どおりでも、夜など暗い状況で行動がおかしい、と感じたときはすぐに病院に行きましょう。

病気③外耳炎

外耳炎は特に垂れ耳の犬種に多く見られる病気で、ラブラドゥードルもかかりやすい病気です。耳が垂れているため通気性が悪いので高温多湿状態になり、細菌やカビ、耳ダニなどの寄生虫、異物混入やアレルギーなどによって炎症を引き起こし、赤みやかゆみが出たり、匂いがある、湿疹などの症状が出ます。

耳垢が増えたり、耳を掻く、頭を振ったり耳を床にこする仕草が見られたら外耳炎の可能性があります。重度になれば痛みや耳道がふさがったり膿が出るので、早めの対処が必要です。

治療法として投薬や外科処置があり、早期発見早期治療であれば1週間ほどで完治することもあります。重症化や外耳炎を発症しないためにも定期的な検診や適度な耳掃除を行いましょう。

賢いラブラドゥードルを家族に迎えよう

ラブラドゥードルは賢く人懐っこい性格、珍しい犬種なのでお迎えするには難易度が高いですが、とっても可愛い家族となります。ラブラドゥードルを家族として迎えるなら、性格などの特徴や飼い方などをしっかりと把握して末永く可愛がってあげましょう。

エキゾチックショートヘアはどんな猫?特徴や気をつけたい病気など詳しく解説!

エキゾチックショートヘアはどんな猫?特徴や気をつけたい病気など詳しく解説!

エキゾチックショートヘアは、丸い顔につぶれたような鼻と大きなまん丸目、愛嬌たっぷりで可愛い猫です。エキゾチックショートヘアを飼うなら性格や気をつけるべき病気、飼い方などを理解して、上手にお世話してあげると良いでしょう。愛らしく可愛いエキゾチックショートヘアのルーツや見た目の特徴、注意点や飼い方、値段相場などをまとめました。

 

エキゾチックショートヘアとは

エキゾチックショートヘアは飼い猫として人気があるだけでなく、飼いやすい猫種ランキングでも上位に入る猫で、初心者にもおすすめできます。

エキゾチックショートヘアの歴史

エキゾチックショートヘアの歴史はそれほど古いものではなく、長毛種で被毛も厚く、グルーミングに手間がかかるペルシャ猫の短毛種を望むことで生まれた猫種です。

1960年代にペルシャ猫と短毛種のアメリカンショートヘアーを交配したエキゾチックショートヘアが誕生、当時はシルバーの毛色が多かったことで「スターリング」と呼ばれていましたが、1966年にCFA登録される際にエキゾチックショートヘアとなりました。

一方で1950年代後半、茶色の毛色のペルシャ猫を生み出すためバーミーズを交配、結果的には失敗したものの、その過程で短毛種や鼻が低い個体としてエキゾチックショートヘアが誕生したルーツもあります。

エキゾチックショートヘアの特徴

ブサカワで知られるエキゾチックショートヘア、穏やかで飼い猫として扱いやすい猫種ですが、その見た目や毛色、性格などの特徴をまとめました。

特徴①性格

ペルシャ猫を基本としたエキゾチックショートヘアは、その穏やかな性格を引き継ぎ、温厚で落ち着いた性格であり、人懐っこく甘えん坊な子が多くなっています。 しかしアメリカンショートヘアーの活発なところもあり、好奇心旺盛で遊ぶことも大好きです。

それでも一般的な活発な猫種よりもおとなしく、マイペースなので、走り回ったりすることは少なめとなっています。 甘えん坊で人懐っこい性格のため、飼い主や家族にすり寄ったり抱っこ好きであるものの、それほど依存性はありません。温厚な性格なので猫や犬など他のペットとも友好的にできるので多頭飼にも向いています。

特徴②見た目・体型

見た目の大きな特徴は低く、つぶれたような鼻でしょう。それ故に「ブサカワ」と言われることもありますが、とても愛嬌のある顔をしています。また、目は大きくて丸く、個体によっては若干垂れ目気味の子もいます。

顔は楕円形で耳は小さく、太い首と短い足、短く太いしっぽで体型が全体的に丸く、意外と筋肉質です。一般的にずんぐりむっくりとした体型で、穏やかな性格と相まってのんびりした印象を与えます。鳴き声は小さく、ほとんど鳴かないので家猫にもぴったりです。

特徴③毛色

短毛種ですがミックスのような短さではなくふわふわした毛の色は多くがレッド、他にもロシアンブルーの毛色であるブルーやクリーム、ホワイト、スモーク、ブラックなどの単色から各色のしま模様・タビー、三毛猫・キャリコ、白を含んだ2色のバイカラーなどがいます。

特徴④寿命

家族の一員として共に暮らすなら、気になるのが寿命です。猫の寿命は猫種によって異なりますが、一般的な猫の平均寿命は12~18年、エキゾチックショートヘアの平均寿命は10~13年前後と、若干短命です。

もちろん平均寿命はあくまで平均であり、飼育環境や個体によっては10~13年よりも早く亡くなってしまう場合や、長く生きることもあるでしょう。

近年では餌や薬の質が向上治療方法の開発も進化しているため、病気になっても早期発見早期治療で長生きできる可能性も高くなります。 より長生きしてもらうためには、日頃のスキンシップで、普段と違ったところがないか常にチェックし、定期的な健康診断やおかしいと思ったらすぐに獣医師に診てもらいましょう。

エキゾチックショートヘアが気を付けたい病気

どんな猫を飼っていても、猫種ごとにかかりやすい病気というものがあります。エキゾチックショートヘアを飼うのであれば、気をつけたい病気を知ることで万が一その病気になった場合にどういった対策をすれば良いのか心構えができます。エキゾチックショートヘアがかかりやすい病気をまとめているので把握しておきましょう。

気を付けたい病気①鼻涙管狭窄

鼻涙管狭窄(びるいかんきょうさく)は目頭にある、涙の通り道・涙点から骨内部を通り鼻腔内にぬける管・鼻涙管が詰まる、または狭くなることで、特にエキゾチックショートヘアのように鼻がつぶれたような猫は元々の骨格の状態で狭くなりがちです。

鼻涙管狭窄になると涙が正常に処理されず、行き場をなくした涙があふれ、常に涙目になっている、涙を流すなどが見られます。涙が出続けると目の周辺が荒れて目ヤニが増えたり、涙やけを起こします。

鼻涙管狭窄になると涙があふれてしまう病気、流涙症を発症することもあります。鼻涙管狭窄はエキゾチックショートヘアのような鼻が低い猫には先天的に発症しやすく、涙を流しているのを見つけたときはまず、清潔なティッシュなどでそっと拭き取り、一度様子を見てください。 それでも常に涙が出ている、目が充血していたり目ヤニが黄色いなどの症状があれば動物病院で診てもらいましょう。

気を付けたい病気②尿石症

尿石症は尿路結石症とも言われる病気で、エキゾチックショートヘアだけでなく多くの猫が発症しやすい病気です。尿石症は尿を通る道である尿路に結晶や結石が発生し、膀胱や尿道をキズつけたり詰まる病気で、気付かずに治療が遅れると命の危険性が高まります

尿石症になると頻繁にトイレに行くにも関わらずおしっこがあまり出ない頻尿や、おしっこをするたびに鳴く、血尿が出る、おしっこがキラキラしているなどの症状が現れます。

トイレ以外で少量のおしっこをする、食欲低下や元気がなくなる、発熱することもあるので、おかしいと思ったらすぐに受診してください。 予防法として普段から水分をしっかり摂るミネラルバランスの良い食事を心掛けましょう。早期発見であれば食事療法での治療も可能、特にオス猫のほうが発症しやすいので、気になる場合には定期的な尿検査もおすすめです。

気を付けたい病気③多発性嚢胞腎

多発性嚢胞腎(たはつせいのうほうじん)はペルシャ系の猫が発症する遺伝性疾患で、ペルシャ猫と交配されて生まれたエキゾチックショートヘア特有の病気でもあります。遺伝性疾患なので、両親のどちらかがこの疾患だった場合には50%の確率で発症してしまいます。

多発性嚢胞腎は腎臓内に嚢胞ができ、徐々に肝機能が低下する病気で、現段階では治療法が確立していないため発症してしまうと根治が困難な病気です。早期発見で症状を緩和することは可能なので、定期的な健康診断をしておきましょう。

気を付けたい病気④眼病

エキゾチックショートヘアは流涙症や白内障などの眼病にも注意してください。流涙症は鼻涙管狭窄以外に目の中にゴミなどの異物が入って起こる場合や、結膜症・角膜炎・眼瞼炎(がんけんえん)など目の炎症や、目の周辺の筋肉である眼輪筋の衰えからまばたきが減ることで涙の過剰分泌が起こり、発症します。

また、鼻炎や副鼻腔炎など鼻の基礎疾患が引き金となる場合もあります。先天的な鼻涙管閉塞で流涙症を発症した場合には外科手術を行うこともありますが、炎症や基礎疾患が原因であれば薬で治療することも可能です。

白内障は目の中にある水晶体全体、または一部が白く濁った状態で視力低下が見られます。加齢や眼病からの続発外傷などが原因として挙げられますが、一般的に猫の白内障は人間よりも発症する可能性が低いものの、エキゾチックショートヘアの場合は遺伝子的な要因もあり、かかりやすい病気の1つになります。

目が白く濁っている、常に瞳孔が開いている、柱や物にぶつかったりしている場合には白内障を疑ってください。発症したら視力低下の進行を遅らせる点眼などの内科治療や、手術による外科治療を行います。予防として年1回の目の検査や、野良猫との喧嘩による外傷を避けるための完全室内飼育をしてください。

エキゾチックショートヘアを飼うには?

穏やかな性格で猫初心者にも飼いやすいエキゾチックショートヘアですが、初めて猫を飼う方は、まず猫のテリトリーとなるペットサークルや通院に必要なペットキャリー、寝床・ベッドやキャットフードやフードボウル、水ボトル、トイレとトイレ砂などを準備します。他にエキゾチックショートヘアを飼うための迎え方や値段相場、適切な飼い方などをチェックしておきましょう。

エキゾチックショートヘアの迎え方

 エキゾチックショートヘアを迎える方法は保護猫からの譲渡ブリーダーやペットショップから迎える3つの方法があります。保護猫からの譲渡は保護猫団体が行っている譲渡会や譲渡型保護猫カフェを利用したり、里親募集サイトなどを調べてみましょう。

血統を重視するのであればエキゾチックショートヘアのブリーダーやペットショップから迎える方法がありますが、よりハイクラスのブリーダーを選ぶならキャッテリーをチェックしましょう。  

キャッテリーはアメリカの猫愛護団体・TICAとCFAどちらかに認められた一部のブリーダーで、信頼性が高く、遺伝性疾患を発症しやすいエキゾチックショートヘアが、できるだけ病気を発症しない管理・繁殖を行っています。ペットショップで迎える場合には清潔な店内でスタッフの対応や動物の扱いが良いところを選びましょう。

エキゾチックショートヘアの値段相場

エキゾチックショートヘアの値段は個体によって異なりますが、10万~35万円前後です。オス・メスの性別の違いや毛色、月齢などによって値段が変わり、子猫と成猫では子猫のほうが高く、月齢が増すごとに安くなります。 2022年の値段相場は約28万円、オスとメスではオスのほうが高く、人気の毛色・ポイント系の場合は32万円を超える場合もあります。

特にオスのキャリコは誕生率が低いので、かなりの高額になることも珍しくありません。 譲渡会や里親募集サイトから迎える場合にはブリーダーやペットショップよりも値段が抑えられますが、子猫よりも成猫が多くなっています。

エキゾチックショートヘアの飼い方

人懐っこく愛嬌たっぷりのエキゾチックショートヘア、より快適に一緒に暮らすためにも飼い方の注意点を理解しておきましょう。飼い方として特に中止したいのが温度・湿度の管理とトイレの管理、フードの選び方です。

温度・室温管理

猫は寒さよりも暑さが苦手、夏場はクーラーや直射日光を避けるためのカーテンを利用、空気循環を行うなどの暑さ対策が必要です。クーラーや扇風機は猫に直接風が当たらないようにしてください。猫は自分で涼しい場所を求めて移動するので、邪魔しないようにしましょう。

冬は暖房の温度を高くしすぎないようにしてください。頻繁にグルーミングしているときは暑いと感じているので温度を下げてみましょう。また、乾燥しないための適度な加湿も必要です。 快適に過ごせる温度は20~28度、夏場は27度前後で冬場は23度前後でしょう。

子猫やシニア猫はもう少し暖かくしてください。湿度は60%ぐらいが最適、乾燥しすぎると風を引いたり皮膚トラブルを起こす、肉球がひび割れてしまいます。

トイレ管理

猫は本来きれい好きなので、トイレが汚れたままだとトイレ以外で粗相することもあります。用を足したらすぐに取り除き、常に清潔にしておきましょう。 エキゾチックショートヘアを迎える際に、これまで使用していたトイレ砂の一部をもらう場合があります。これは砂に自分の匂いがついているので、新しいトイレに混ぜておくことで、そこが自分のトイレだと認識できるようになります。

トイレは猫の数プラス1つが理想、多頭飼で2匹いる場合にはトイレを3つ準備しましょう。トイレ砂を変えるときはそれまで使っていた砂を混ぜ、徐々に新しい砂だけにしていきます。 猫はトイレ砂が気に入らない、砂の量が少ない、トイレサイズが小さいと粗相しがちなので、その子に適したものを選びましょう。

フード選び

エキゾチックショートヘアは温厚な性格ゆえに暴れ回ることが殆どありません。そのため運動不足による肥満に注意が必要です。フード選びでは良質のタンパク質を含み、バランスよく栄養素が配合されているものを選んでください。

筋肉質なので動物性高タンパク質・高脂質のものを、さらに低炭水化物で肥満を防ぐようにしますが、腎不全や慢性腎臓病の場合には高タンパク質がNGになることもあるので必ず獣医師に相談してください。

また、のんびりした性格でご飯は時間をかけて食べる子も少なくありません。フードを残してしまう場合には1回分を少なく、与える回数を増やしてみましょう。

可愛いエキゾチックショートヘアを家族に迎えよう

人に懐いて甘えん坊なエキゾチックショートヘアは多頭飼いや犬など他のペットとも友好的です。憎めない愛らしさで可愛いエキゾチックショートヘアを家族の一員として迎えてみませんか。