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長毛種の猫♡もふもふ9猫種の特徴・性格・飼い方・気をつけたい病気を徹底解説!

長毛種の猫♡もふもふ9猫種の特徴・性格・飼い方・気をつけたい病気を徹底解説!

もふもふとした長毛種の猫は外見も美しく、触り心地も良いため癒される方は多いはずです。今回は、そんな綺麗な毛並みが特徴的な9種の猫たちについて詳しくご紹介していきます。性格や飼い方、かかりやすい病気についても解説するので、家族に迎えることを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

長毛種のもふもふ猫①ノルウェージャンフォレストキャット


引用:Nationwide

神秘的なアーモンド型の目と長くふさふさした被毛が特徴のノルウェージャンフォレストキャットは「森の妖精」などと呼ばれることもあります。大きな体をしていますが、非常にフレンドリーなので子供やお年寄りのいる家庭でも問題なく飼育できるでしょう。

ノルウェージャンフォレストキャットの特徴・性格


体重 オス 4~9㎏ メス 3~7kg
毛色 ブラック、ブルー ホワイト、ブラウン、シルバー、レッド、クリームなど
平均寿命 14~16歳

 

穏やかで賢く、人間や他の猫、犬とも仲良くすることができます。ゴージャスな外見をしていますが甘えん坊で温厚なので、飼い主とのスキンシップを好みます。

ノルウェージャンフォレストキャットの飼い方・気をつけたい病気

運動能力が高く、高いところが大好きなのでキャットタワーを用意してあげると、肥満防止にもなります。被毛はダブルコートで抜け毛が多いため、週3回以上はブラッシングをしてあげてください。

また、定期的なシャンプーも必要です。 ブラッシングを怠ると毛球症のトラブルを招きます。これを放置すると腸閉塞になって命の危険も出てくるので、被毛のお手入れは必須です。他にも、肥大型心筋症や糖尿病などの遺伝性疾患になりやすいため、定期的に検診を受けて下さい。

長毛種のもふもふ猫②メインクーン

メインクーンは世界最大級とも言われるほど大きな体格をしていますが、その外見からは想像できないほどの優しさを持っています。毛色も30種類以上と豊富なので、同じ種類でも全く異なる外見をしていることがあります。

メインクーンの特徴・性格

体重 オス 6~10㎏ メス 4~6kg
毛色 ブラウンタビー(縞模様)、バイカラー(2色)、ホワイト、ブラック、キャリコ(3色) など
平均寿命 12~15歳

 

大人しく穏やかなで優しい性格をしています。知能も順応性も高いため、しつけも簡単でしょう。猫は「そっけない」というイメージを持たれがちですが、メインクーンは非常に人懐こいため「犬っぽい」と言われることも良くあります。

メインクーンの飼い方・気をつけたい病気

体が大きく筋肉質なので、成長期に関しては高カロリー・高タンパクのキャットフードを与えます。ただし成猫になると肥満になりやすいため、食事管理をしっかりして下さい。

好奇心旺盛で遊びが好きなので、キャットタワーを置くなど、体を十分に動かせる環境作りをしてあげて下さい。 また、ブラッシングは毎日行うのが望ましいです。怠ると毛球症を招きます。また、大型なので股関節異形成症を起こしやすく、体に負担もかかりやすいので肥満には十分注意して下さい

長毛種のもふもふ猫③ソマリ


引用:PURINA

独特な毛色とスリムな体型から「バレエキャット」と呼ばれることもあるソマリは、優雅な外見でありながらも非常に甘えん坊で可愛らしい一面があります。

ソマリの特徴・性格

体重 オス 3~5㎏ メス 2.5~4kg
毛色 ルディ、レッド、ブルー、フォーン、シルバー など
平均寿命 10~15歳

 

感受性が高く活発で甘えん坊な性格をしています。抱っこやなでられたりなどスキンシップを好むのもソマリの特徴でしょう。しかし、環境の変化は苦手で引っ越しや突然の模様替えがあると戸惑ってしまいます。来客や騒音にも敏感な面が見られます。

ソマリの飼い方・気をつけたい病気

筋肉質で運動が大好きなので、キャットタワーだけでなく走り回ったりなどの遊びを毎日してあげて下さい。活発に動き回るので、フローリングの場合はマットなどを敷いてあげると安心です。

毛玉や抜け毛がそこまで気になる毛質ではありませんが、毛並みを維持するために定期的なブラッシングをしてあげましょう。 遺伝的にピルビン酸キナーゼ欠損症や後天性重症筋無力症にかかりやすいと言われています。日々の様子をしっかり観察し、異変があればすぐに診察を受けて下さい。

長毛種のもふもふ猫④サイベリアン


引用:Daily Paws

ロシアで古くから愛されたサイベリアンは、優雅で豊かな被毛と丸みのある特徴的な体型をしています。性格は温厚でしつけやすいので、家族として迎えるのは難しくありません。

サイベリアンの特徴・性格

体重 オス 6.5~10㎏ メス 4.5~9kg
毛色 ブラック、ブラウン、ホワイト、シルバー、レッド、ブルー、タビー(縞模様)、バイカラー、キャリコカラー など
平均寿命 10~15歳

 

従順で賢く、愛情深い性格です。しつけもしやすいので、初めて猫を飼う人でも苦労することはないでしょう。しかし縄張り意識が強いため、家族以外の人には警戒心を見せる一面があります。活発で好奇心旺盛なので、猫の嫌いな水中にも平気で飛び込むこともあります。

サイベリアンの飼い方・気をつけたい病気

肥満になりやすいのですが、丸みを帯びた体格のため体重の変化がわかりにくい部分があります。食事管理をしっかりして、肥満にならないよう気をつけましょう。大型の猫ですが運動能力に長けているので、大きく安定感のあるキャットタワーを置いてあげて下さい。

トリブルコートの被毛を持つため、毎日のブラッシングが必須です。換毛期にはシャンプーとブラッシングでしっかり毛並みを整えて下さい。 ブラッシングを怠ると毛球症を引き起こし、放置すると便秘になって食欲不振や嘔吐を起こします。また、遺伝的にピルビン酸キナーゼ欠損症になりやすいため、定期検診を受けると良いでしょう。

長毛種のもふもふ猫⑤ラグドール


引用:PURINA

英語で「ぬいぐるみ」の意味を持つラグドールは、その名の通り大人しく抱っこされることが大好きな猫です。モフモフしていて穏やかなので、子供からも好かれやすいでしょう。

ラグドールの特徴・性格

体重 オス 5~9㎏ メス 4~6kg
毛色 シール、ブルー、チョコレート、ライラック、クリーム など
平均寿命 12~17歳

 

大人しく穏やかで、愛情深い性格をしており、人間と一緒に過ごすことが大好きです。狩りへの関心がない種類なので、爪を立てたりアクティブに動き回ることは少ないでしょう。基本的におっとりと行儀よく過ごします。

ラグドールの飼い方・気をつけたい病気

運動が苦手で鈍くさい部分があるので、キャットタワーを置く場合は高さのないものを選んで下さい。動かない分カロリー消費量が少ないため、肥満になりやすいです。食事量や原料のチェックをしながら管理することを心がけましょう。

また、長毛種ですが抜け毛は少ないため、週2~3回程度のブラッシングで十分です。遺伝的に肥大型心筋症という心臓病にかかりやすいので、定期検診を受けることをおすすめします。

長毛種のもふもふ猫⑥アメリカンカール


引用:Daily Paws

後ろ向きにくるんとカールした耳が特徴的なアメリカンカールは、温厚で人懐っこい猫です。他のペットや小さな子供ともフレンドリーに接することができるので、飼育しやすいでしょう。

アメリカンカールの特徴・性格

体重 オス 3~5㎏ メス 2~4.5kg
毛色 ブラウン、レッド、ホワイト、クリーム、ブルー など
平均寿命 15~20歳

 

好奇心がとても強く、活発で人懐っこい性格をしています。人間に従順なのでしつけがしやすいでしょう。縄張り意識も低いため、子供や他の猫、犬とも仲良くできて多頭飼いに向いています。

アメリカンカールの飼い方・気をつけたい病気

機敏さのある身体で運動が得意なので、おもちゃなどで遊んであげることが大切です。被毛は長毛種と短毛種の2種類が存在しますが、どちらにしても抜け毛がそこまで多くないため、程よい頻度でのブラッシングを行って下さい。

アメリカンカールは遺伝性疾患のリスクの低い猫種で、健康リスクは少ないと言われています。ただし、先天性の病気には注意が必要なので、特に飼い始めはしっかりと検診を受けて下さい

長毛種のもふもふ猫⑦ペルシャ


引用:PURINA

ゴージャスな毛並みから「猫の王様」とも呼ばれるペルシャは、美しい長毛と落ち着いた性格を持ち合わせています。おっとりと穏やかな性格なので、環境問わず飼いやすいでしょう。

ペルシャの特徴・性格

体重 オス 3~5.5㎏ メス 3~5kg
毛色 ホワイト、ブルー、クリーム、レッド、各色のタビー(縞模様) など
平均寿命 12~17歳

 

穏やかで落ち着きがあり、人との距離感を程よく取れる猫です。甘えすぎず神経質でもないので、手間がかからないと言えます。ゆったりとしていて興奮することもほとんどないでしょう。マイペースなので、構いすぎると嫌がられることもあります。

ペルシャの飼い方・気をつけたい病気

肥満になりやすいので、食べ過ぎやカロリーの過剰摂取に注意して下さい。成猫になると運動量がグッと減るため、高さのないキャットタワーを置くなど少量の運動をできる環境は作っておきましょう。

被毛はダブルコートなので抜け毛が多く毛玉もできやすいです。毎日のブラッシングを欠かさず行って下さい。 眼瞼内反症や多発性嚢胞腎症、肥大型心筋症などといった遺伝性疾患にかかりやすい猫種でもあります。定期検診を必ず受けるようにすることをおすすめします。

長毛種のもふもふ猫⑧ヒマラヤン


引用:Daily Paws

ペルシャのシャムの交配によって作出されたヒマラヤンは、両猫種の特徴を持ち合わせます。特徴的なポイントカラーをまとった外見は、おしゃれで高貴な印象を与えるでしょう。

ヒマラヤンの特徴・性格

体重 オス 4~6㎏ メス 3~5kg
毛色 シール、ブルー、フレーム、トーティー、クリーム、チョコレート、ライラックなどのポイントカラー
平均寿命 12~15歳

 

社交性が高くのんびりした性格をしています。マイペースな一面はペルシャの特徴を引き継いでいるのでしょう。子猫の頃は活発ですが、大人になるとゴロゴロとゆったり過ごします。

ヒマラヤンの飼い方・気をつけたい病気

積極的に走り回ったり、飛んだり跳ねたりする猫ではないため、食事管理をしっかりして肥満を防ぎましょう。被毛はダブルコートで毛量もあるので、ブラッシングを毎日行って下さい。

夏は熱中症になりやすいため、温度管理もしっかりする必要があります。 鼻先が短い個体の場合、短頭種気道症候群にかかりやすいです。また、ペルシャ系の遺伝から多発性嚢胞腎症の発症率も高いので、不安な症状がある場合は獣医師の診察を受けて下さい。

長毛種のもふもふ猫⑨バーマン


引用:Daily Paws

日本では希少な猫種であるため見かけることが少ないバーマンは、淡くふわふわとした被毛が特徴的です。愛情深く穏やかな性格なので、飼いやすいでしょう。

バーマンの特徴・性格

体重 オス 4~7㎏ メス 3~4.5kg
毛色 シールブラウン、ブルー、シルバー、チョコレート、クリーム、ライラック、トーティ など
平均寿命 13~15歳

 

とても人懐っこく社交的で甘えん坊な性格です。飼い主のあとをついて回るなど、人間が大好きな一面も見られます。従順なのでしつけも入りやすく多頭飼いにも向いています。

バーマンの飼い方・気をつけたい病気

運動はあまり好まないので、キャットタワーは高さのないものがおすすめです。肥満防止のため、進んで動かない場合は、ちょっとした遊びを一緒に行って下さい。絡まりにくい毛質なので、お手入れは難しくありませんが、ブラッシングは毎日行って抜け毛を防ぎましょう。

ウールサッキングという異食症が起こりやすいので、食事以外のものをかじっていたら注意して下さい。ほかにも、股関節形成不全や肥大型心筋症などの遺伝性疾患にかかりやすいため、定期検診を怠らないようにしましょう。

長毛種の猫を飼うときのポイント

長毛種は基本的に毛が絡まりやすく毛玉ができやすい猫種がほとんどです。ブラッシングはできるだけ毎日欠かさず行い、皮膚トラブルや毛球症を防ぎましょう。

とはいっても自宅でのお手入れに限界があるのも確かなので、トリミングサロンなどプロのトリマーにお願いするのもおすすめです。 また、毛が長いと汚れやすく、それを放置すると見た目が非常に悪くなります。定期的なシャンプーをしてあげると美しい毛並みを維持できます。

可愛いもふもふ長毛猫に癒されよう

もふもふとした長毛種の猫はとても可愛らしく高貴な印象で、なでたり抱っこしているだけでも癒されること間違いなしでしょう。穏やかな性格の猫も多いので、猫好きな方はぜひ家族に迎え入れてみてはいかがでしょうか。