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猫が背中に乗るのはなぜ?お腹・肩・膝に乗る理由も解説!

猫が背中に乗るのはなぜ?お腹・肩・膝に乗る理由も解説!

猫が背中に乗る理由とは

猫を飼っていると、飼い主の背に陣取る場面も少なからず見受けられます。可愛らしくはありますが、たびたび飼い主の背中に来る理由を考えたことはありますか?まずは考えられている理由についてご紹介します。

背中に乗る理由①信頼・愛情表現

まず1つ目に考えられる理由は、飼い主に対する信頼や愛情表現です。ペットの猫が飼い主や家族の背中に乗ってくるのは、その人に対する信頼の証でありさり気ない愛情表現の部分もあります。

背中に乗ったままゴロゴロと喉を鳴らしていたり、体を摺り寄せてくるような動作が見られたら、飼い主に対しての愛情や信頼を持っていると捉えてよいでしょう。足を踏んだりする事もありますが、これも近くに居る分信頼していると言えます。

背中に乗る理由②暖かいから

続いては、暖かくて暖が取れるからというものです。非常にシンプルな理由ですが、秋の深くなってきた頃や冬の時期、暖かくなれる場所として飼い主の背中を選択しているというケースです。

まるで冬場にこたつの上で丸くなっているのと同じように背中で丸まっているのが見られた場合には、暖かい場所を求めて背中に来た可能性が最も高いと言えるでしょう。特に冬の寒い時期にはこうした理由が高いと考えられます。

背中に乗る理由③存在感を主張

飼い主の方をじっと見つめていて、その後に何の前触れもなく背中に陣取ろうとする事もあります。これらはすなわち、遊んでもらいたい、暇を持て余しているなどの理由が根底にあるとされます。

仕事や家事などで猫に構っている時間がなく、猫の方からかまってほしいという心理で乗ってくるというケースです。急に背中に乗ってきたりすると驚くでしょうが、猫の心理としてはようやく振り向いてくれたといったところです。

特に、信頼や愛情表現の中でもご紹介した通り背中に乗ったうえで喉をゴロゴロ鳴らしてくる場合には甘えたいというサインと言えます。飼い主に近くなればなるほどに信頼していると言えますので、猫の側から背中に登ってくるなら構ってあげましょう。

背中に乗る理由④飼い主よりも上に立ちたい

元々猫というのは、高い場所に登りたがる動物でもあります。木に登るのが得意であったりしますし、キャットタワーなども横ではなく上に高いものですので本能的に猫は高い場所へ行って、外敵の心配もなく安心できるスペースを確保しています。

加えて、猫はより優位な立場にいる個体の方が物理的にも高い場所を独占する傾向が見られています。もし多頭飼いをしている場合、キャットタワーがあるならその一番上に居るのが一番偉い猫であると言えます。

猫の側の心理として、自分がこの家では飼い主よりも上の立ち位置にいる事を、物理的に高くなることで示しているのです。特に多頭飼いの場合には他の猫に優位な立場にいるという誇示をしている可能性もあります。

背中に乗る理由⑤飼い主を独占したい

飼い主を独占したいケースというのも考えられています。飼い主も背中に乗られてしまうと思うようには動かなくなりますし、広い背中を自分が独占することで飼い主自信を自分のものだと主張しているのでしょう。

一般的には愛情深い個体の猫ほどに独占欲も強いと言われていて、一度こうした心理から背中に乗るとなかなか降りてはくれません。おそらくは気が済むまで乗せてあげないと、降ろしても効果は薄いでしょう。

うつ伏せの時に猫が背中に乗る理由は?

何か作業をしている時や、立っている時に背中に登ってくるようなケースの場合には、前述したような心理があると考えられます。ただ、飼い主がうつぶせの状態だと別のケースが想定されます。

所有権を主張

うつ伏せをしている場合も同じような心理が働いている事ももちろん想定されますが、猫の所有欲が影響している事もあります。背中に乗ってくるのは自身の方が優位であることを周囲に示す、という理由もご紹介しました。

これはマウンティングによる立場の誇示と考えられていて、かつ自分よりも立場が下だと思っている相手にしか背中を取るような行為は見られません。

日々可愛がる側としては甘えていて可愛いと感じるでしょうが、肝心の猫側の心理としては飼い主を見下している部分も考えられます。あまり甘やかしていると、うつぶせ状態のときにも乗ってきやすいでしょう。

猫が背中に乗る時はどう対応する?

基本的には何のために来ているかを考えましょう。もしも食事が欲しい、水を変えてもらいたい、トイレを綺麗にしてもらいたいといった要求をしているのならば、それらにはすぐ対応してください。

甘えたがっているという理由の場合にも、気が済むまで撫でたりスキンシップを取ってあげます。遊ぶのも基本的には好きですから、退屈しているのならばいっしょに遊んであげてください。

また、冬場で暖を取りに来るようなケースであれば室温の調整なども考えましょう。部屋の温度が猫にとって適切ではなかった可能性が出てきますので、過ごしやすい室温に設定してあげてください。

猫が背中に乗る時の注意点

猫の心理に関しては猫にしか分かりませんが、それでもある程度今回ご紹介してきたように把握することはできます。甘えたいなら甘えたいでそのまま好きにさせたいでしょうが、お互いがケガをしてしまうリスクがあります。

猫の爪が食い込む

まず、猫の爪が自分に食い込んでしまう点には注意してください。木などの高いところに登るのが得意な猫ですが、その理由は爪を自由に出し入れできるからです。普段は隠れているものの、背中に登ってくる時には使っています。

落ちないように踏ん張ろうとして出てきた爪が食い込むと、飼い主にとっては予想以上のダメージになりかねません。そして、痛さから驚いて猫を降ろそうとすると、落ちないようにさらに爪を食い込ませてくるでしょう。

こうなると服が破けてしまったり、本当にケガにつながってしまう恐れもあります。普段から爪切りや爪とぎなどを行って、伸びすぎないように気を配りましょう。

腰に負担

続いては、飼い主の腰への負担です。抱っこをする時とは違って、背中に乗られると体勢が悪いと感じる飼い主の方もいるでしょう。猫を優先して落ちないように体勢を取ろうとすると、腰に余計な負担がかかってしまいます。

猫の体重などによっても変わる部分はあるものの、猫を優先して自分の体を壊してしまうのは避けたい話でしょう。時には無理をしないで、腰や肩に負担にならないようにしましょう。

猫を下す時はゆっくりと

猫は何らかの心理から、飼い主の背中に乗っかりに来ています。飼い主がそれとなく降りてほしい事を伝えてあげれば、満足を感じてくれるでしょう。注意したいのは、降ろす際にぶっきらぼうに降ろすと落下させてしまう危険がある点です。

また、急に降ろそうとしたりすると踏ん張ろうとして爪を使い、先に述べたように互いのケガにつながる恐れがあります。降りてほしい理由が何であっても、実際に降ろす際にはお互いに怪我をしないようにゆっくりと降ろしましょう。

猫が背中以外に乗る理由とは

背中に乗ってくるケースもそれなりに飼い続けていると見られるでしょうが、それ以外の場所にも乗ってくる事があります。最後に、背中意外に猫が乗ってくる理由についてご紹介しましょう。

お腹に乗る

まずお腹に乗ってくるケースについてですが、撫でてもらいたかったり飼い主の上で落ち着きたいなど、甘えたがっている面が考えられます。信頼できる相手にしかやらないのは共通ですし、背中の時と同じく暖を取りに来ている場合もあります。

肩に乗る

人の肩という狭くて乗りにくい部位まで乗っかってくるのは、猫自身の本能的な部分が影響しているとされます。高くて且つ不安定な場所に登っていくのは猫にとっての習性ですが、人の顔に近ければ近い部位に来るほど、猫が信頼をしている事の裏返しでもあります。

膝に乗る

もう1つ、膝の上に乗ってくる場合についてです。この場合は背中同様暖まりたいからであるとされていて、特に冬場に関しては他の場所と同じく暖かい場所に行こうとして結果的に膝の上に乗ってくる場面がよく見られます。

猫が背中に乗った時にふみふみするのは信頼・愛情の証

猫が背中に乗ってきたり、それ以外の部位に登ったり、または足をふみふみしたりするのはそれなりの信頼や愛情があってのことだったのです。是非とも愛猫を可愛がってあげてください。

猫の「イカ耳」にはどんなサインがある?耳でわかる猫の気持ちを解説!

猫の「イカ耳」にはどんなサインがある?耳でわかる猫の気持ちを解説!

猫というのは、しっぽや耳での感情表現が非常に豊かな動物です。故にそれらを見ることである程度の心理を読み取れるのですが、イカ耳の時にはどんな気持ちになっているのでしょうか?今回は猫のイカ耳がどんなものなのか、どんな気持ちになっているのかなどを詳しく解説します。

猫の耳の特徴

猫の耳というのは、私たち人間の持っているそれ以上に重要な役割を担っています。音を聴くのはもちろんの事、自分の体温調節や平衡感覚の維持、更に感情表現なども耳1つで行っているのです。

猫や犬、ウサギなどはペットとしてよく飼育されていますが、赤くなっていたり熱を持っている事があります。外気に触れる耳には毛細血管が多く集まっており、ここを収縮させたり拡張させることで体温調節が行われています。

人間の属している哺乳類でも多く見られている現象で、寒い地域で生きる動物は小さい耳を、逆に暑い環境に居る動物は大きな耳を持っています。そして、前庭神経から繋がる三半規管という平衡感覚をつかさどる機能が、非常に発達しています。

猫のイカ耳とは

そんな中で猫のイカ耳というのは、真横にピンと張っていて外に伏せるかのように向けられている状態の事を指します。この様子が海に住んでいる生物であるイカに似ている形状であった事から、そのままイカ耳と名づけられました。

その他にも、飛行機の翼の形状にも似ている事から飛行機耳などとも呼ばれる事があります。光の少ないくらい草むらや森を好んで生活してきた猫にとって、このような形状変化が出来るほどに柔軟になった耳は最も大切と言っていい器官になったのです。

猫がイカ耳になる理由

イカ耳という言葉だけではピンと来ないかもしれませんので、簡単にではありますがどんな形態なのかをご紹介しました。本題はここからで、猫がイカ耳になっている時にはどんな心理状態になっているのでしょうか?

イカ耳の理由①警戒している

心理としては様々考えられるのですが、まず警戒をしているのが挙げられます。猫の耳というのは非常に大切な器官であり、その分筋肉も発達していて自在に動かし集音器のように使いこなせます。

光のあまり多くない暗い場所で生活をしてきたために音に対しては非常に敏感で、自分が置かれている状況を把握するためにイカ耳状態になって、わずかな音や聞き慣れない音を拾っていると考えられているのです。

イカ耳の理由②恐怖心を抱いている

続いて考えられるのが、恐怖心を持っているというものです。警戒にも関連している部分はありますが、特定のものや状況に恐怖心を抱いている時にもイカ耳になり、特に神経質な性格をしている猫にはよく見られる模様です。

耳を伏せてうずくまったり、体を縮めるようなしぐさも同時に見られるとされています。家族として家に迎えたばかりであったり、初めて会う人や動物と接触した時等、慣れない場所、相手がいる場合には恐怖または警戒を表すと考えましょう。

イカ耳の理由③怒っている

怒っているという気持ちを感情表現するときにも、耳がイカ耳になります。人相手ではなく猫同士で喧嘩一歩手前の状態になっている時には臨戦態勢とも言え、相手を威嚇しいつ攻撃してもおかしくないと考えられます。

イカ耳に合わせて、瞳が小さくなったり口角が後ろに引かれて歯がむき出しの状態になっている、ヒゲを横に引き寄せているといった動作も同じく怒っている時に見られる代表的な感情表現です。

イカ耳の理由④意識を集中している

怒ったり警戒しているといったようなマイナスな感情ではなく、意識を何かに集中している際にもイカ耳状態になります。例えば、興味を惹かれる音が発生すると聴力に敏感な猫はイカ耳になってその音に集中する姿が見られます。

状態としては警戒している時と似通ってはいるものの、気になる何かを特定しようとして意識を集中させているので興奮しているといった方が近いでしょう。

イカ耳の理由⑤リラックスしている

警戒したり興奮するときとは真逆の、リラックスしている状態のときにもイカ耳が見られます。不機嫌なサインと思われがちであり実際そうしたケースは多いものの、個体によってはリラックス状態のときに耳が少し外側に向きます

怒っていたり不満があるなどの不機嫌な状態の時とは違い、リラックス状態の時にはイカ耳と合わせて頭が少し下がっていますし、目元地気味になっています。喉をゴロゴロとならしていたら、更にリラックスしている証拠と言えます。

イカ耳の理由⑥不満を抱いている

もう1つ、不満を持っている場合にもイカ耳状態になります。何かに対してイライラしていたり、不満を持っている時にも耳の形が変化し、例えばおやつがもらえていない、飼い主に構ってもらえていないなどの時に不機嫌になったりします。 こうした時には、表情やしぐさなどにも不満である事が現れます。無理な要求であったり我儘な内容でない場合には、ストレスの原因を取り除いてあげた方が良いでしょう。

イカ耳以外の耳に現われる猫の気持ち

これまでにもご紹介してきた通り、猫にとって耳というのは聴力が優れている分非常に重要な器官となっています。よってイカ耳のような感情を表す際にも動きが見られるのですが、これ以外にも様々な形で気持ちが表されています。

耳をピクピク動かす

例えば、耳をぴくぴくと動かしている時があります。このケースでは、周囲から聞こえる音や声をキャッチして、その出所を探ろうとしていると考えられています。よって、イカ耳であれば集中しているというケースが近いでしょう。

自分にとって危険のあるものなのか安全なのかを、かすかに聞こえてくる音などから聞き分ける情報収集を行っていると言っても良いです。多少不安から敏感になる部分もあるでしょうから、安心させてあげると良いかもしれません。

耳を平たく伏せる

続いては、耳を平たく伏せている時についてです。こちらは怖いと思っている時に見られる耳の動きで、嫌な音を聴いたり苦手な相手に遭遇した時には体全体に力が入って委縮し、耳は平らな状態になります。

正面から見ると、まるで耳が無くなってしまったかのように平らに伏せられた状態になります。表情に関しても恐怖からひきつっている面が見られます。

耳を後ろへ反る

耳が後ろに反っている場合には、怒っていたり拒否するような気持を表しています。イカ耳も不機嫌な気持ちを表す場合に出てくる耳の形でしたが、後ろに反っている状態では十中八九不機嫌な状態と見てよいでしょう。

また、眠い時やあまりかまってほしくない時等にも同様の形で耳が動きます。基本的に猫にとっては落ち着かない状態と言ってよいですから、あまり不安やストレスを与えるような事は控えた方が良いです。

耳を横に傾ける

耳が横に寝ている時には、穏やかでリラックスした状態になっています。例えばお気に入りの場所で日向ぼっこをしている時や、頭を撫でられている時等に見られる耳の動きです。自然と耳が横に倒れているのがイカ耳との違いになります。

耳を動かさない

もう1つ、全く耳が動いていない時もあります。このままの状態で飼い主の方を見たりしている時は、暇を感じていると考えられています。おもちゃなどを使って遊びに誘うと、喜んで反応をしてくれやすいです。

あまり耳を動かさない場合には、猫の気持ちを読み取るのは動きが見られない以上困難になっています。ただこの場合にはしっぽの方に感情表現が表れやすいので、表情や行動などとも合わせて観察してみましょう。

猫が耳を気にする時は病気の場合も

普通にイカ耳であったり今回ご紹介したような耳の動きが見られるだけならばまだよいですが、猫本人が自分の耳を気にしている場合もあります。このケースは、病気になってしまっている可能性も考えられます。

外耳炎からくる症状

イカ耳やぴくぴくと動いているだけであれば、正常な状態と見て取れます。しかし、やたらと猫本人が耳を気にしている時には外耳炎などが考えられ、一般的な耳の病気であり猫の種類や年齢などを問わず発生する可能性のあるものです。

例えば頻繁に耳を掻いていたり、頭を振る、耳から臭いがするといったケースは外耳炎の可能性が潜んでいます。その原因も様々で、カビやダニなどの過剰な繁殖、寄生虫や過敏性皮膚炎などのアレルギーというケースもあります。

外耳炎の予防方法

猫の耳の掃除は必ずやらなければならないものではないですが、体調や体質によっても発生しやすい部分があります。外耳炎の予防については、とにかく耳を掃除して清潔に保つのが一番の対策になります。濡れたままや、種子が付いたままになっていないか気にかけましょう。

イカ耳になっている猫の気持ちを理解しよう

感情の表現を耳としっぽによって行うのが猫である以上、耳からは様々な心理をキャッチすることができます。イカ耳の中でも色々な心理が隠れていますので、是非とも状態などと合わせて猫の心理を理解してみて下さい。

猫が首輪を嫌がるときの対処法は?首輪が必要な理由と正しい選び方

猫が首輪を嫌がるときの対処法は?首輪が必要な理由と正しい選び方

飼っている猫には首輪をつけるのが常識になっていますが、時に猫は首輪をつけるのを嫌がったりする場面が見受けられます。どんな心理で首輪をつけるのを嫌がっているのでしょうか?今回はそのあたりの猫の心理や首輪の必要性、つけ方などについて詳しく解説します。

猫に首輪が必要な理由

猫にとって、首輪というのは万が一やもしもの時があった場合に助けてくれるアイテムでもあります。常識とは言われているものの、飼い猫に首輪をつけることの必要性や理由については様々挙げられます。

理由①脱走して迷子になった時

まず1つ目の理由は、家から脱走して迷子になってしまった時、身元などを証明してくれるアイテムとなるからというものになります。飼っている時の大きな悩みの1つとして脱走が挙げられますが、首輪なしではたとえ誰かが見つけてくれたとしても身元が分かりません。

素のままの状態では、飼い猫なのか野良猫なのかも脱走してしまった時には見分けがつかなくなってしまうのです。その時自分で付けた首輪があれば、飼い猫である事は誰でもすぐに分かりますし、飼い主が見れば飼っている猫だと分かります。

理由②災害時に避難する時

続いては、災害時に避難する際に必要であるという理由になります。万が一の災害、特に日本では地震など、いつ大きなものが発生するか分かりませんし、もし避難が必要となった時には飼い猫と離れ離れになってしまう可能性もあります。

混乱している災害時の状況の中で、迷子になってしまうことも十分あります。そんな時首輪があれば飼い主の特定もしやすいですし、野良猫ではないということも誰の目から見ても明らかです。

理由③子猫の位置がわかりやすい

更に、子猫の位置を分かりやすく把握できるというものもあります。これは使う首輪の種類にもよりますが、鈴などが付いている首輪であれば今どこに猫が居るのか、体格の小さい子猫が居るのかも音で分かります。 更には、後に詳しくご紹介するようにGPSが付いているハイテクなタイプの首輪もあります。こうした物を使っていれば、より具体的な位置の把握が可能になります。

猫が首輪を嫌がる理由

この様に、脱走のようないつ起きてもおかしくない理由や災害といった万が一の時の理由など、つけるべき理由は様々挙げられます。では、猫がそんな必要性の高い首輪をつけるのを嫌がるのはなぜなのでしょうか?

首輪を嫌がる理由①サイズが小さい・大きい

まず1つ目に考えられる理由は、首輪のサイズが大きすぎる、または小さすぎるという理由です。小さすぎればもちろん窮屈ですし、大きい場合でも無駄に隙間が空いてしまうなどサイズが合っていなければ不快になってしまいます。 猫に使う首輪のサイズは、指が2本入る程度が最も望ましいと言われています。ある程度の余裕は必要ではあるものの、飼い猫の首にマッチしているサイズへと調整をしてあげましょう。

首輪を嫌がる理由②重くてストレス

続いて考えられるのが、重さがストレスになっているというものです。猫専用に市販されている首輪であっても、サイズの大小と同じくそれぞれの猫によって適している重量があります。 例えば装飾が多いものは無駄に重量があるので当然ながらストレスになってしまいますし、金属製のものなども素材の特性上負担がかかってしまいます。また、摩擦によって首周りの毛が抜ける首輪ハゲになってしまうこともあるのです。

首輪を嫌がる理由③音がストレス

首輪の種類も現在では様々ですが、ケースの1つとして音がストレスになっている場合も考えられます。鈴が付いている首輪などはイメージしやすいでしょうが、人間が位置を把握したり自分の飼い猫であると知るために付けているにすぎません。

この点、当の本人である猫にとっては聴覚も非常に優れていますので、動くたびに音がするとどうしてもストレスになってしまいます。同様に、音がしなくとも首元で揺れるリボンなどが付いているものを嫌がる猫もいる模様です。

首輪を嫌がる理由④素材が固く皮膚に刺激

サイズによってストレスになったり、重さや音といった理由もありますが、素材が刺激を与えてしまっているというものもあります。特に、ナイロンや皮革、合皮などの固い素材は猫の皮膚を刺激し痛みやかゆみといった刺激を起こします。 酷い場合には接触性のアレルギーを起こしてしまい、獣医の世話になってしまう可能性も考えられます。もし素材がストレスという場合には、被毛や皮膚に優しい素材の首輪を使用するべきです。

首輪を嫌がる理由⑤首輪への警戒心

そもそもの本能として、首輪に対する警戒心を持っている事もあるのです。猫という動物は初めて見るものに対しては警戒を覚え、首輪だけではなく自宅に来た来客や爪とぎ用のグッズといったものであっても、最初は警戒するものです。 こうした警戒心があると、危険なものかもしれないとして首輪も付けるのを嫌がる事があります。この場合には首輪そのものが嫌という訳ではなく、慣れていないのが根本的な理由であると考えられます。

猫が首輪を嫌がるときの対処法

首輪を嫌がる理由についても様々考えられますし、個体やタイミングによっても理由は違っています。とはいえ嫌がっていたとしても飼う以上は首輪は必要ですから、嫌がられた場合の対処法を解説しましょう。

首輪を嫌がるときの対処法①少しずつ慣れさせる

まずは、少しずつ慣れさせるようにしましょう。初めて首輪を見る場合には警戒心のせいで付けるのを嫌がっている可能性が高いですから、その日のうちに絶対付けるというのではなく徐々に警戒心を解いて慣れさせていきましょう。

首輪を嫌がるときの対処法②首輪をつけたら褒める

続いては、首輪を実際につけられたら褒めるという対処法になります。特に子猫などには首輪があるのは良い事だと覚えさせるのが効果的ですので、撫でる、おやつをあげるといったように猫にとってうれしい事を同時にしてあげます。

首輪を嫌がるときの対処法③子猫の頃から慣れさせる

子猫の時から飼育するのなら、子猫のころから慣れさせるのも効果的です。勿論最初は警戒されるでしょうが、この時から付けておけば使っているのが当たり前になるので、ストレスになってしまう可能性も低くなります。

首輪を嫌がるときの対処法④おもちゃで遊んであげる

おもちゃで遊んであげるというのも対処法の1つです。つけたは良いものの嫌がっているという場合、遊んだりする事でとにかく首輪に意識を向けさせないようにこちらが対処してあげれば、気にならなくなるかもしれません。

猫の首輪の正しい選び方

首輪そのものを嫌がっているというよりは、警戒していたりサイズや素材が合っていないといったような点が原因になっているケースの方が多いです。よって、使う首輪に関しても猫に合うよう選ぶ必要があります。

選び方①サイズ

まずはサイズについてです。理想的なのは指が2本分入るサイズ感ですが、猫の首周りの長さ+4㎝程度の長さの首輪が最も理想に近くなるとされています。ただ、長毛種の場合には一般よりも大きめで、指3本分のゆとりがあると理想的です。

選び方②素材

続いては、首輪に使われる素材です。ポリウレタンやレザー、PUレザーといったように様々な素材がありますが、慣れていない猫の場合にはアレルギーを起こしにくく肌触りも柔らかいコットン素材が最も慣れやすいとされます。

選び方③デザイン

素材の他にもデザインも首輪は千差万別になっています。セーフティバックルが付いていたり、シュシュタイプで装着感が薄かったりするものがあります。見た目の好みでは適していないものを選択する可能性があるので、初めての場合にはシュシュタイプがおすすめされます。

マイクロチップは猫の首輪の代わりになる?

首輪を嫌がる猫が居るのも事実ではありますが、ならば最初から首輪の代替となるものを使用するというのが代案として挙げられます。そしてそこでよく名前が出てくるのが、マイクロチップの存在です。

マイクロチップとは


引用:Amazon

マイクロチップというのは、動物の体内に埋め込む小さな電子タグの事を指します。動物の個体識別や情報確認などに用いられていて、犬や猫などのペットとして馴染み深い動物の他、両生類、魚類、爬虫類等に使えます。

令和4年6月1日からマイクロチップの装着が義務化

2019年6月12日には、犬や猫の販売に際してマイクロチップの装着、所有者情報の環境省への届け出が義務付けられました。施工は令和4年6月12日から開始されており、罰則などは無いものの飼い主になるためには自身の情報に変更する必要があります。

GPS機能はついている?

もしマイクロチップにGPSが付いていれば首輪が必要なくなりますが、残念ながら付帯はしていません。ただチップを読み取ると、15桁のオリジナルの数字が読み取られ、これをリーダーで読む事で飼い主の名前・住所・連絡先等登録されている情報が見れます。

猫が首輪を嫌がる理由を理解して対処法を試そう

首輪を嫌がってしまう猫は珍しくありませんが、その理由は様々存在しているのです。マイクロチップは義務化されていますがGPS付きの首輪などもありますので、色々と活用してみてください。

チワックス(チワワ×ダックス)大人気ミックス犬の特徴や飼い方を詳しく解説!

チワックス(チワワ×ダックス)大人気ミックス犬の特徴や飼い方を詳しく解説!

犬を飼いたいと思っている方もいるのではないでしょうか。さまざまな犬種がありますが、その中でもチワワとダックスのミックス犬であるチワックスが人気を誇っています。チワワもダックスも好きという方は、おすすめの犬種だと言えるでしょう。この記事では、チワックスの特徴や飼い方を詳しく解説していくので、チワックスに興味のある方は参考にしてみてください!

チワックスとは

チワックスという犬種を聞いたことがある方もいるでしょう。チワックスとは実際どのような犬種なのかをご紹介していきます。

チワワとダックスフンドのミックス犬

チワックスとは、チワワとダックスフンドのミックス犬になります。チワワやダックスフンドのように正式には認められているわけではなく、ミックスやハーフといったように分類されています。

日本においてミックス犬の中でも人気があるのはもちろん、世界中で愛されているミックス犬だと言えるでしょう。お互いの良さが生かされているので、個性的な見た目が注目をひき、小柄なことからも飼いやすいのも特徴の1つです。

チワックスの特徴

そんな人気のあるチワックスですが、どのような特徴があるのか気になるでしょう。実際に飼うとなれば、性格や大きさ、寿命などさまざまなことを知っておきたいものです。チワックスの特徴をご紹介します。

特徴①性格

性格は生まれ持ったものもありますが、飼い主と過ごすことにより徐々に変わってくる部分もあるでしょう。チワックスは甘えるのが得意な性格をしています。その可愛さゆえについ甘やかしたくなるのです。 また、活発で親しみやすい性格をしており、遊ぶことが大好きです。

その一方で神経質な部分もあるため、チワワならではと言えるでしょう。 すばやい動きが得意なチワワ特有の気質と、冒険心があり好奇心が旺盛なダックスフンド特有の気質が混ざり合っているため、どちらの性格がより強く出てくるかはそれぞれ異なるので、飼うことで楽しみも増えることでしょう。さらに、チワックスは賢いため、さまざまなことを学んでいき、飲み込みも早いです。

特徴②大きさ

チワワとダックスフンドの小型同士のミックス犬になります。そのため、体高が22センチ程度、体重が3~4キロになります。小型であるため、室内でも飼いやすい種類だと言えるでしょう。

特徴③毛色

チワワもダックスフンドも複数の毛色があるため、ミックスとなるチワックスは毛色が豊富になります。ゴールドやクリーム、レッド、白をベースとしておりそこに斑模様が入ったカラーなど毛色もさまざまなので、チワックスを飼う時には色で迷ってしまうかもしれません。

特徴④寿命

チワックスを飼うことを考えているなら、寿命のことも知っておきたいものです。チワックスの寿命は13~15年ほどになります。平均寿命を比べてみると、チワワが14歳、ダックスフンドが15歳となっています。

全体から見ても環境が整っていれば、さらに平均的な寿命よりも延びて長生きすることができるでしょう。チワワ特有の神経質な部分が表れることで、ストレスを溜めやすいところがあります。 そのため、体調を崩しやすいので注意が必要です。せっかく寿命が平均値であっても健康的な生活を送ることが長生きにも繋がるため、飼い主がサポートしてあげることも大切になってきます。

特徴⑤成犬の姿

チワックスはチワワとダックスフンドの特徴を持っていますが、どちらの親からどの特徴を受け継ぐかにより、見た目はもちろん性格まで異なります。 子犬の時のままの顔で成犬になると思っている方も多いでしょう。

ミックス犬の場合は、子犬の状態から成犬になるまで見た目が大きく変わってしまう子もいます。ですから成犬になると、その風貌にビックリしてしまうこともあるかもしれません。 逆に子犬の時のまま成犬になる場合もあるので、一概には言えません。子犬のうちに成犬になった時の姿を想像するのは難しいと言えるでしょう。

チワックスの注意したい病気・健康管理

人間と同じように生きているので、もちろん病気もしてしまいます。病気にかかってしまったら辛くてかわいそうな思いをさせてしまうので、避けたいところです。チワックスの注意したい病気や健康管理についてご紹介していきます。

チワックスが注意したい病気

ミックス犬であるチワックスには注意したいさまざまな病気があります。ダックスフンドの長い胴体を支えているのはチワワの特徴である細い足になります。もちろん、長い胴体を支えるのに細い足では負担になってしまうでしょう。 足腰に負担がかかることから、椎間板ヘルニアを引き起こす可能性があります。

また、年老いてしまうことで骨がもろくなり骨折やケガも多くなってしまいます。それだけではなく、歩行が難しくなることも考えられるのです。 チワワとダックスフンド両方のかかりやすい病気も理解しておくことで、万が一病気にかかることがあってもスムーズに対処していくことができるのではないでしょうか。

チワックスの健康管理

チワックスは、細い足で長い胴体を支えることになるため、足腰に負担がかかりやすいです。健康管理としてできることは、足腰に負担がかからないように日頃から対処しておく必要があります。 脊髄を圧迫することを防いだり、骨折の危険性に対しても気を付けることが大切です。

足腰への負担を軽減するためにも、日頃から二本足で立たせることは避けましょう。また抱っこする時も腰に負担をかけないように、床と背中がまっすぐになるような体勢で抱き上げることが望ましいです。

チワックスの飼い方

チワックスの愛らしさゆえに家族として迎え入れたいと思っている方もいるのではないでしょうか。飼い方をマスターしておくことが大切です。チワックスの飼い方についてご紹介していくので、チェックしてみてください。

チワックスの迎え方

チワックスの迎え方は、ペットショップでの購入が一般的です。また、ブリーダーから購入したり、保護されているチワックスの里親になるという方法もあります。ペットショップやブリーダーの場合、子犬のうちから飼うことができ、成長するまで近くで見守っていくことができます。

ブリーダーの場合は、親犬や犬舎を見学することができ、直接ブリーダーの方と会い話を聞くことができるため、チワックスの飼育に関して不安な点があればその場で解決できるというメリットもあるでしょう。 里親になる場合は、成犬となっていて子犬の時から育てることはできないことが多いです。成犬であることから、育て方がわかりやすいところもあります。ただし、迎え入れたいと思った時にチワックスと出会えるかはわかりません。

チワックスの値段相場

チワックスの値段相場は、20~50万円ほどとなっています。このように値段に差があるのは、月齢や毛色、性別、体格などが関係しており、価格が変わってきます。さまざまな方法でチワックスを購入できるので、お気に入りの子を見つけてみてください。

チワックスの散歩・運動

ダックスフンドの遺伝を受け継いでいる胴長で短足の体は、足腰に負担をかけないようにすることが大切です。跳んだりひたすら走るといった行動や段差にも気を付ける必要があります。疲れが溜まりやすいため、運動のしすぎには注意しましょう。

散歩は毎日することが大切なので、1回20分程度を目安にして、年齢や体力などに合わせて回数を調整していくことがポイントとなります。適度に散歩や運動をさせることで、ストレス発散に繋がります。 また、冬に散歩するのは寒いです。チワックスは寒いのが苦手な子も多いため、寒い時の散歩には服を着せてあげたり、できるだけ暖かい時間を見計らって外に連れていくようにすることが必要になってくるでしょう。

チワックスのしつけ

チワックスはお互いの遺伝子を受け継いで、賢くフレンドリーな性格をしています。やんちゃで甘えん坊な一面もありますが、甘やかしすぎず信頼関係を築いていくことが大切です。 チワックスは警戒心が強く、吠えることも多いです。あまり吠えると近所迷惑になってしまうこともあるでしょう。

小さい頃からのしつけが物を言うので、子犬の時からできるだけ外に連れだし、さまざまな物や音を聞かせることで徐々に慣れていき、吠えなくなる可能性が高いです。 また、家の中で吠えてしまう場合、リラックスした環境ではないことからいつでもストレスを抱えている状態なのかもしれません。家の中でも専用のゲージを与えるなどリラックスして過ごせる環境を作ってあげましょう。

チワックスの病気や飼い方をよく把握して家族に迎えよう

チワックスはチワワとダックスフンドの遺伝子を受け継いでおり、賢くフレンドリーな性格をしています。甘えん坊でもあるので、そのかわいい性格にメロメロになってしまうことでしょう。 チワックスは子犬の時と成犬の時では見た目が大きく異なる場合があります。

また、小型同士のミックスなので小柄で室内でも飼いやすいです。 胴長短足の体をしているため、足腰に負担がかかりやすく、椎間板ヘルニアや骨折のリスクもあり、さまざまな病気に気を付ける必要があります。チワックスの病気や飼い方をよく把握して、家族に迎えましょう!

レトリバー6種類の特徴・性格・飼い方・気をつけたい病気を徹底解説!

レトリバー6種類の特徴・性格・飼い方・気をつけたい病気を徹底解説!

レトリバーと言うと、ゴールデンレトリバーやラブラドールレトリバーなどが有名ですが、実は様々な犬種が存在します。それぞれ外見は少々異なりますが、どの犬種も穏やかな性格なのでファミリー犬としてもおすすめです。そこで今回は、レトリバー6種類の特徴や飼い方について詳しく解説していきましょう。

レトリバーの共通点

レトリーバーの外見ですが、優しい顔つきや体格は比較的どの犬種も似ています。ただし、被毛の色や長さ、体の大きさにはバラつきが見られるでしょう。性格も穏やかで優しく、フレンドリーな個体が多いです。

また、賢いのでしつけも難しくありません。 基本的に中~大型犬で豊富な運動量が必要になるため、室内・外どちらで飼育していても毎日の散歩は欠かさず行わないとストレスの原因になります。散歩する時間が無いという方は、残念ですがレトリーバーの飼育は諦め、小型犬を選ぶことをおすすめします。

レトリバーの種類①ゴールデンレトリバー

ゴールデンレトリバーは、ゴールドやクリーム色の長い被毛が特徴で、バランスの取れた均整な体格をしています。優しい表情を持ち、性格も温厚でフレンドリーです。更に、従順かつ利口なのでしつけもしやすく、小さな子供のいる家庭でも安心して迎え入れることができるでしょう。

ゴールデンレトリバーの体高・体重・平均寿命

体高 オス 56~61㎝ メス 51~56㎝
体重 オス 29~34㎏ メス 25~29㎏
平均寿命 10~12歳

 

 

ゴールデンレトリバーの飼い方

人間と一緒に働くことを目的に作り出された犬種なので、屋外ではなく室内で家族と一緒に暮らすのが適切です。アクティブな犬種でもあるため、朝晩の2回、それぞれ1時間ほどの散歩が必要となります。

時間のある時は、ドッグランに連れて行くなどして、自由に走り回れる環境を作ってあげると、ストレスも溜まらず健康に育つでしょう。また、泳ぐことも得意なので、プールや海などで一緒に遊ぶのもおすすめです。毛足が長いため、ブラッシングはこまめにしてあげる必要があります。

ゴールデンレトリバーの気をつけたい病気

大型犬に多い、股関節形成不全を起こしやすい傾向があります。生後60日の間に体重の急激な増加があると、関節の異形成を起こしてしまう可能性が高まるので、肥満にはくれぐれも注意してください。 また、長い被毛を持つため、アトピー皮膚炎などの皮膚疾患を起こす場合もあります。こまめにブラッシングを行ったり定期的なシャンプーで散歩時の汚れやダニなどの付着をしっかり落とし、身体を清潔な状態に保つことが重要です。

大型犬はサイズの大きな食べ物を与えたり、エサの量も多いため、胃捻転を起こす場合があります。急いで食べる癖のある犬の場合、食事を数回に分けて与えたり、食べにくい皿を使うなど工夫しましょう。食後すぐの運動も避けるべきです。

レトリバーの種類②フラットコーテッド・レトリバー

フラットコーテッド・レトリバーは、ブラックまたはレバー色の被毛を持ち、細身ながらも力強い体格をした犬種です。 ガンドッグとして作り出された歴史があり、非常に快活で活動的なため、体力のある方向けの犬でもあります。楽天的かつフレンドリーで優しい性格をしていますが、少々やんちゃな部分も見られるでしょう。

フラットコーテッド・レトリバーの体高・体重・平均寿命

体高 オス 59~61.5㎝ メス 56.5~59㎝
体重 オス 27~36㎏ メス 25~32㎏
平均寿命 8~14歳

 

 

フラットコーテッド・レトリバーの飼い方

飼育環境は、屋外でも室内でも可能ですが、できるだけ室内飼いが望ましいでしょう。暑さに弱いので、夏はクーラーの効いた部屋で休ませることも大切です。 非常に活動的な犬種のため、1日1時間以上の散歩を2回以上する必要があります

また、ボールやフリスビーを投げて持ってくるというレトリービングトレーニングを好むので、長いリードを用意してこういった遊びを取り入れるのもおすすめです。 散歩や遊びが不十分だとストレスが溜まり問題行動を起こす危険性もあるため、運動ができない場合は他の犬種を選ぶのが賢明です。抜け毛が多いので、ブラッシングはこまめにしてください。

フラットコーテッド・レトリバーの気をつけたい病気

活動量が多く体も大きいため、股関節形成不全になりやすいです。肥満に注意し、あまりに激しすぎる運動は避けましょう。また、糖尿病になる個体も多く存在します。

食生活にはできるだけ気を付け、定期的な通院も行ってください。 レトリーバー系は腫瘍ができやすいと言われていますが、フラットコーテッドレトリバーは組織球肉腫ができる確率がやや高めです。悪性度が高く進行も早いため、親犬の遺伝子検査をしっかり行うことが重要です。

レトリバーの種類③ラブラドール・レトリバー

ラブラドールレトリバーは、イエローやクリーム色、もしくはレバーやチョコレート色の短い被毛を持ち、力強くバランスの取れた体格が特徴の犬種です。 気立てが良く聡明、優れた嗅覚、高い適応能力など総合的に見て非常に賢いため、盲導犬としても活躍します。また、穏やかで優しい性格なのでしっかりしつけをすれば、大変飼いやすい犬へと成長するでしょう。

ラブラドール・レトリバーの体高・体重・平均寿命

体高 オス 56~57㎝ メス 54~56㎝
体重 オス 29~36㎏ メス 25~32㎏
平均寿命 10~12歳

 

 

ラブラドール・レトリバーの飼い方

基本的には室内で人間と一緒に生活するのが適切です。もともと賢いため、しつけも難しくありませんが、怠るとわがままに育つ可能性もあります。動くことが好きで太りやすい特徴もあるので、1日2回1時間前後の散歩が必要です。 被毛は短毛ですが、ダブルコートのため抜け毛は多めです。しっかりブラッシングをして、こまめなお手入れを心がけてあげましょう。

ラブラドール・レトリバーの気をつけたい病気

中~大型犬で活発な犬は、股関節形成不全や前十字靭帯断裂などに気を付ける必要があります。どちらも肥満や、ジャンプ、ターンなど激しい運動などが原因となるため、食事管理をしっかりして適度な運動をしましょう。 また、垂れ耳のラブラドールレトリバーは外耳炎にもなりやすいです。定期的に耳の中の掃除をしたり、トリミングに連れていくことが大切です。

レトリバーの種類④チェサピーク・ベイ・レトリバー


引用:THE KENNEL CLUB

チェサピーク・ベイ・レトリバーは、ブラウン、セッジ、デッドグラス(枯草色)などの短くウェービーな被毛を持ち、バランスの取れた力強い体格が特徴です。明るく陽気で穏やかな性格をしていて、優れた感覚器官も持つ犬種なので、幼い頃からしっかりしつけをすれば、非常に賢くなります。

チェサピーク・ベイ・レトリバーの体高・体重・平均寿命

体高 オス 58~66㎝ メス 53~61㎝
体重 オス 29.5~36.5㎏ メス 25~32㎏
平均寿命 10~12歳

 

 

チェサピーク・ベイ・レトリバーの飼い方

飼育環境は、屋外でも室内でもどちらでも可能ですが、夏の暑さには弱いため室内での飼育が望ましいです。非常に賢いので、しつけは全く難しくありません。ただ、成長に従い我が強くなる場合もあるため、飼い主との関係性はしっかり認識させましょう

豊富な運動量が必要なので、1日2回1時間以上の散歩をしてください。水遊びやドッグランなどで遊ばせるのもおすすめです。短毛種ですが抜け毛が多いため、ブラッシングを最低でも2日に1回は行い、清潔な体を保ちます。

チェサピーク・ベイ・レトリバーの気をつけたい病気

他のレトリバー犬種と同じように、股関節形成不全になりやすいです。食事の与え過ぎによる肥満や、激しすぎる運動は避けてください。垂れ耳で外耳炎の危険性もあるため、耳の掃除を行ってあげると良いでしょう。 また、活発な性格をしているので、食後に激しく動くと胃捻転を起こします。食後30分程度は運動をさせないよう注意してください。

レトリバーの種類⑤カーリーコーテッド・レトリバー


引用:THE KENNEL CLUB

カーリーコーテッドレトリバーは、ブラックまたはレバー色のカールした被毛を持ち、すらりと気品のある体形が特徴です。勇敢で落ち着きのある、フレンドリーな性格をしていますが、知らない人や犬にはドライに接することもあります。自立していて育てやすい犬種でしょう。

カーリーコーテッド・レトリバーの体高・体重・平均寿命

体高 オス 67.5㎝ メス 62.5㎝
体重 32~36㎏
平均寿命 9~14歳

 

 

カーリーコーテッド・レトリバーの飼い方


引用:AMERICAN KENNEL CLUB

人間との距離感を大事にする犬種で、特徴的な被毛も持っているので、室内で飼育するのがおすすめです。散歩は1日2回、1時間程度を目安に行ってください。広い場所で水遊びやボール遊びをすると、ストレス解消にもなります。

被毛はシングルコートなので、換毛期以外の抜け毛はあまり気になりません。ただ、独特のカールした美しい毛足を持つため、丁寧なブラッシングで維持してあげましょう。

カーリーコーテッド・レトリバーの気をつけたい病気


引用:AMERICAN KENNEL CLUB

股関節形成不全になりやすい傾向があります。フローリングにはマットを敷いたり、過度な運動は控えることと、肥満には気を付けましょう。また、垂れ耳なので外耳炎にも注意し、耳の中を清潔に保ってあげてください。

レトリバーの種類⑥ノヴァ・スコシア・ダック・トーリング・レトリバー

ノヴァ・スコシア・ダック・トーリング・レトリバーは、レッドやオレンジの被毛に、飾り毛や尾下がホワイトなどの明るい毛色をしているのが特徴です。

また、レトリーバー系の中では小さめで、中型犬に分類されますが、筋肉質でしっかりとした体格を持ちます。忍耐力が強く有能なのでしつけもしやすく、優しいため小さな子供がいても安心でしょう。

ノヴァ・スコシア・ダック・トーリング・レトリバーの体高・体重・平均寿命

体高 オス 48~51㎝ メス 45~48㎝
体重 オス 20~30㎏ メス 17~20㎏
平均寿命 10~14歳

 

 

ノヴァ・スコシア・ダック・トーリング・レトリバーの飼い方

長い被毛を持っていて、家族に寄り添って育つため室内飼いが適切です。アクティブなので、1日2回30~60分程度の散歩を行いましょう。筋肉質なため、水遊びやドッグランで走り回ることも必要です。ダブルコートで抜け毛が多いので、ブラッシングは定期的に行うことをおすすめします。

ノヴァ・スコシア・ダック・トーリング・レトリバーの気をつけたい病気

非常に分厚い被毛を持つため、熱中症にはくれぐれも注意してください。夏の散歩は夕方以降の気温が下がったタイミングで行い、室内はしっかりクーラーをかけてあげてください。また、こまめな水分補給も大切です。 ほかに、活発な一面があるので、関節炎に注意する必要があります。フローリングには滑らないようマットを敷き、激しい運動は控えましょう

レトリバーはファミリー向けの犬種!

レトリバーは優しく賢いので、しつけさえしっかりできれば、小さな子供からお年寄りまで問題なく一緒に暮らすことができるでしょう。それぞれの特徴や飼い方を踏まえながら、家族に迎えることを検討してみてください。