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ホワイトシェパードはどんな犬種?特徴や気をつけたい病気など詳しく解説!

ホワイトシェパードはどんな犬種?特徴や気をつけたい病気など詳しく解説!

全身が美しい純白の被毛に覆われたホワイトシェパードは、温厚で忠誠心も高いため、大型犬の中でも比較的飼育しやすい犬種だと言われています。そこで今回は、ホワイトシェパードの特徴や気を付けるべき病気、飼育方法について詳しく解説するので、家族に迎え入れることを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

ホワイトシェパードの特徴

まずは、ホワイトシェパードの特徴について解説します。最も流通しているジャーマン・シェパード・ドッグと顔つきや体格は似ていますが、毛色や性格が少々異なるようです。

特徴①種類

ホワイトシェパードとは、通常"シェパード"と呼ばれるジャーマン・シェパード・ドッグを改良して誕生した白色種です。もともとはアメリカやカナダのブリーダーが白色の毛を持つシェパードを改良して繁殖させた「アメリカン・カナディアン・ホワイト・シェパード」をホワイトシェパードと呼んでいました。

その後、この犬種がスイスに輸入されたことで、更に改良されて「ホワイト・スイス・シェパード・ドッグ」も誕生しています。能力や性格に関しては、どのシェパードもほぼ違いは無いとされています。

カナディアンケネルクラブ、ユナイテッドケネルクラブ、そして日本ホワイトシェパード犬協会では、アメリカン・カナディアン・ホワイト・シェパードとホワイト・スイス・シェパード・ドッグをどちらもホワイトシェパードとして認めています。

しかし、ジャパンケネルクラブやドイツのケネルクラブでは、ホワイト・スイス・シェパード・ドッグのみホワイトシェパードとして認められ、それ以外の原産地や血統の場合は、例え白い毛をしていてもホワイトシェパードとして認めていません。

特徴②平均寿命

平均寿命は他の大型犬とほぼ同じで、10~12年とされています。ただし、ホワイトシェパードは白くて美しい毛並みを維持したいという思いから室内で飼育されることが多く、過ごしやすい環境で育つため、平均以上生きる個体が多いと言われています。

特徴③体重や大きさ

ホワイトシェパードの体高は、オスで60~66cm、メスで55~61cmが平均とされており、体重はオスで30~40kg、メスで25~35kgとなるようです。もちろん個体によって成長の度合いは様々ですが、オスよりメスのほうが小さめな傾向があります。

大型犬に分類される犬種で、筋肉質かつ骨格がしっかりとしていて、全体的に調和が取れたエレガントな外見をしています。

特徴④被毛や毛の色

ホワイトシェパードは、その名前の通り全身が純白の美しい被毛で覆われているのが特徴です。また、ダブルコートと呼ばれる二重構造をしている被毛で、硬いオーバーコートと柔らかいアンダーコートの2種類が生えています。

このダブルコートの犬種は、基本的に抜け毛が多く、特に春から夏と秋から冬に来る換毛期の間では、ごっそりと毛が抜け落ちます。そのため、この期間はブラッシングをこまめにしてあげると、部屋中の至る所に毛が落ちていくのを防ぐことができます。

特徴⑤値段

ホワイトシェパードの価格は、30~50万円と幅広いです。これは、犬種として新しくあまり流通していないことや、近年小型犬の人気が高まり、大型犬の需要が少ないという点が影響しているため、価格が定着していないという状況です。

基本的にはジャーマン・シェパード・ドッグより少々高額になる傾向があり、ペットショップではあまり見掛けない犬種でもあるので、直接ブリーダーに問い合わせるのがおすすめです。

ホワイトシェパードはどんな性格?

ホワイトシェパードは忠誠心が強く、活発で温厚な性格をしています。注意深く警戒心も少々強めなため、初対面の人に対してはあまり愛想を振りまくことがなく、控えめな面もあります。

ただし、ジャーマンシェパードほどの攻撃性はないので、至って穏やかです。 飼い主を始めとする心を許した人に対しては非常に友好的で、飼い主の声のトーンや態度、様子を良く読み取り、時には寄り添ってくれるような仕草も見せる、愛らしい部分も持ち合わせます。

ホワイトシェパードを飼う際に気をつけたい病気

ホワイトシェパードは、大型犬であるがゆえに関節系の病気になりやすい傾向があったり、皮膚の弱さから皮膚炎にも注意する必要があります。以下で特に気を付ける病気について詳しく解説します。

気をつけたい病気①股関節形成不全

大型犬に高確率で発生しやすい病気で、股関節の骨が変形してしまう症状が特徴的です。変形してしまうことで股関節の部分が上手く噛み合わなくなり、炎症を起こすと痛みを感じるようになります。

愛犬がこの痛みを感じている場合、散歩に行きたがらなくなる、運動することを嫌がる、起き上がりにくそうにする、歩行時にお尻が左右に揺れるなどの症状が見られるようになるでしょう。肥満や過度な運動が原因となるので、気をつけましょう。

気をつけたい病気②皮膚疾患

ホワイトシェパードは皮膚が弱いため、膿皮症という細菌性皮膚炎になりやすいと言われています。罹患した場合、皮膚が局所的に赤くなる、ニキビのようなものができる、フケが出やすくなる、異常に痒がるなどの症状が見られるようになります。

すぐに治療すれば内服薬で1ヶ月以内に治ることがほとんどですが、シャンプーで過剰に洗い過ぎたりする行為が原因になることもあるので、注意してください。

気をつけたい病気③関節炎

大型犬は小型犬よりも関節炎になるリスクが高いことがわかっています。原因は、外部からのダメージがほとんどですが、細菌による炎症の場合もあります。足を引きずる、散歩に行きたがらない、じっとしていることが多くなるといった症状が見られるようになったら、関節炎になっている可能性があります。

加齢による関節炎の場合は防ぎようがありませんが、肥満や運動のし過ぎ、もしくは運動不足が原因となる場合もあるため、体重管理や適度な運動量を心がけましょう。

ホワイトシェパードの飼い方のコツ

続いて、ホワイトシェパードを家族として迎え入れる際の、飼育方法について詳しくご紹介します。特に、飼育環境や運動の頻度が大切になってくるので、その点を考慮した上で飼うことを検討すると良いでしょう。

飼い方のコツ①室内で飼育する

ホワイトシェパードは被毛にボリュームがあるため暑さに弱く、白い毛並みも屋外で飼育しているとすぐに汚れてしまうので、室内での飼育がおすすめです。特に夏は、人間以上に暑さを感じているので、必ずクーラーを付けて室内を涼しくしてあげましょう。

飼い方のコツ②しっかり運動させる

ホワイトシェパードに限らず、大型犬は基本的に家の中にずっと放置するのではなく、必ず散歩に連れていき適度な運動をさせることが重要です。家の中をいくら歩き回っていても、大型犬にとってはそれだけの運動量では全く満足できません。 散歩は1日に2回、それぞれ1時間以上の歩行が必要でしょう。

1回しか行けないという方は、時間を長めに取ってあげて下さい。また、時には走り回ることも大切なので、ドッグランなど自由に走れる場所に行き、ノーリードで思う存分走らせてあげるとストレス解消にもなります。 万が一、散歩などの運動量が足りないと、ストレスで無駄吠えや噛み癖の悪化、破壊行動などが見られるようになります。

こうなると女性や子供だと手に負えなくなる可能性もあるため、散歩や運動のできる環境が整えられない場合は、飼育を考え直したほうが良いでしょう。

飼い方のコツ③ストレスに注意する

ホワイトシェパードは、周囲の状況を良く観察し敏感に察知するという特性があるため、環境に左右されやすく、少しの変化でもストレスを感じてしまう場合があります。 前述したように、運動不足もストレスの一因ではありますが、部屋の雰囲気を突然ガラッと変える、フードを突然違うものにする、いつも一緒にいないような人と留守番をするといったことも、過剰にストレスを感じる場合があります。

何事もいきなり変えるということは避けて、少しずつ変化させてあげると愛犬自身も受け入れやすくなるでしょう。また、飼育環境が狭いこともストレスになりやすいので、狭い部屋に長時間閉じ込めたりするのも控えて下さい。

飼い方のコツ④定期的にブラッシングする

ホワイトシェパードは抜け毛の多い犬種なので、1日に1回はブラッシングをしてあげると、整った被毛環境を保つことができます。また、毛の表面が汚れた際は、濡れたタオルなどで優しく拭いてから乾かしてあげて下さい。

ホワイトシェパードのしつけのコツ

ホワイトシェパードはもともと温厚な性格であることが多いですが、幼いうちから社会化トレーニングを行うことで、人間との適度な距離感をより保てるようになります。散歩や外部の音に対する慣れなどの社会化トレーニングは、生後2~3ヶ月のうちに少しずつ始めていきましょう。

また、それに加えてしつけも出来るだけ早いうちから開始することが大切です。幼犬の頃から様々な経験をさせたり、良いこと・悪いことを覚えさせると、成長した時に起こり得る人間や他の犬とのトラブル、過剰な警戒心を防ぐことができます。

ホワイトシェパードの特徴を理解して大切に飼おう

ホワイトシェパードは、最も認知されていて警察犬としても有名なジャーマンシェパードに比べて穏やかな性格をしており、家族として迎えるのにおすすめの大型犬でもあります。室内で飼育することができるので、環境さえ整っていれば安心して育てられるでしょう。

ラブラドゥードルは飼いやすい犬種?特徴や飼い方を詳しく解説!

ラブラドゥードルは飼いやすい犬種?特徴や飼い方を詳しく解説!

もふもふとした可愛らしい、プードルのような見た目で大きな身体がまるでぬいぐるみのような犬を見て飼いたいと思ったことはありませんか。もしかするとその犬は「ラブラドゥードル」、ドゥードルの愛称で知られる日本ではまだちょっと珍しい犬種かもしれません。海外では人気のドゥードル、こちらの記事ではラブラドゥードルの特徴や飼い方などをまとめました。

ラブラドゥードルとは

ラブラドゥードルは海外では人気の犬種ではあるものの、日本で販売しているペットショップは少なく、お迎えするにはブリーダーや里親制度を利用する方法がメインとなっています。そんなラブラドゥードルを迎えるためにも、どんな犬種なのか把握しておきましょう。

ラブラドゥードルの歴史

ラブラドゥードルの歴史は1970年代頃、ハワイ在住の女性の言葉がきっかけとなります。それは「アレルギーを起こしにくい盲導犬がいないか」というものでした。 女性の夫は犬の毛にアレルギーあるためオーストラリア王立盲導犬協会に相談、盲導犬協会がアレルギーフリーの介助犬を生み出すためにラブラドールレトリバーとスタンダートプードルを交配させたことが始まりです。

プードルは知的で抜け毛少ないためアレルギー症状を引き起こしにくく、ラブラドールレトリバーは愛嬌と忠誠心があるのでアレルギーフリーの介助犬候補として交配を試みました。 誕生した仔犬は3頭、そのうちの1頭が相談者の夫のアレルギーは発症しなかったため、盲導犬の訓練を経て引き渡されることになりました。

その後関心を寄せた少数のブリーダーが、1988年にオーストラリアンラブラドゥードル協会を設立、2004年には能力やカラーバリエーションを増やそうとアイリッシュ・ウォーター・スパニエルやカーリーコーテッド・レトリーバー、アメリカン・コッカー・スパニエル、イングリッシュ・コッカー・スパニエルなどと交配、その血統を取り入れました。 現在ではその血統が確立、オーストラリアンラブラドゥードル同士の交配を重ねているためミックスではなくなっています。

ラブラドゥードルの特徴

抜け毛が少なく介助犬としても優秀なラブラドゥードルの特徴を見てみましょう。こちらでまとめている特徴はあくまで一般的なものであり、他の犬種同様にラブラドゥードルの個体ごとに多少の違いがあることを理解してください。

特徴①性格

介助犬やセラピー犬としても適した能力を持つラブラドゥードルは基本的に穏やかで人に懐きやすい性格をしていますが、少し怖がりな面もあります。 通常の犬と同じ、しっぽに感情が現れやすく、怖いときや悲しいときはしっぽを巻き、嬉しい、喜んでいるときはしっぽを大きく振る、感情が分かりやすいので初心者にも向いています。

初めて会う人に威嚇するような凶暴性は少なく、顔見知りになって慣れてくれば喜んでしっぽを振ってくれる様がどこか「ツンデレ」のようでたまらないと言われることもあります。

特徴②大きさ

元々ラブラドールレトリバーとプードルを交配させた犬種のラブラドゥードルは基本的に大型ですが、3つの大きさに分かれます。スタンダードと言われる大きさが体高53~60cm、体重23~30kg、ミディアムが体高43~52cm、体重13~20kg、ミニチュアとして体高35~42cm、体重7~13kgとなっています。 スタンダードはゴールデンレトリバー、ミディアムがボーダーコリー、ミニチュアは柴犬サイズといったところでしょう。ただし毛量によっては規定サイズよりも大きく見える場合もあります。

特徴③毛色・毛質

毛色は10種類以上あり、単色ではゴールドや、チョコレート、ブラック、レッド、クリーム、それ以外では白地に1~2色の斑があるブラックパーティーやゴールデンパーティーなども認められています。 カラーバリエーションが豊富なので色の組み合わせ次第で様々な毛色のラブラドゥードルが存在します。

身体の一部分に模様があるタイプや身体全体の50%未満が白のアブストラクト、毛先にだけ色が混じっているほかに色々なパターンがあるため10種類以上の毛色となっています。

毛質はアンゴラヤギのような柔らかでゆるいウェーブやカールがかったフリースコート、子羊のように緩やかにカールした羊毛のようなウールコート、細い毛で季節の変わり目など換毛期には抜け毛があるヘアーコートの3タイプがあります。ヘアーコートは抜け毛や若干のニオイがあるため、アレルギーフリーではなく通常のペットとしてなら心配ありません。

特徴④寿命

ラブラドゥードルはまだ日本での飼育数が少なく、はっきりしたことは言えませんが平均寿命は約10~15年、犬全体の平均寿命が14年なので若干長めとなっています。

また、大きさによっても違いがあり、中・大型犬は9~13年、小型犬は12~15年と小型犬のほうが平均寿命が長いため、スタンダードとミディアム、ミニチュアではミニチュアの平均寿命が長いと考えて良いでしょう。

しかし近年では室内飼いによる怪我や誤飲、病気などの減少、食事の質や治療の発展によって長生きする子も増えています。

ラブラドゥードルを飼うには?

アレルギーフリーの介助犬としても活躍するラブラドゥードルは人懐っこく、学習能力や洞察力の鋭いため、きちんとしつけをすればとても飼いやすい犬種です。そんなラブラドゥードルを飼うには様々な情報を確認しておくことをおすすめします。

ラブラドゥードルの迎え方

日本ではまだあまりメジャーではないラブラドゥードルを迎えるには、里親やブリーダーから迎える方法がメインとなっています。場所によってはペットショップで購入することも可能ですが、数が少ないので事前に確認するようにしましょう。

里親

里親制度は民間の保護団体や動物愛護センター保健所などに保護された場所から引き取ることができる制度です。 ペットショップやブリーダーから迎えるよりも比較的費用が安い場合が多いものの、譲渡には様々な規則があったり、引き渡し後も飼育状況等を報告しなければならないこともあります。まずは里親募集のサイトでラブラドゥードルがいるかどうかを確認してください。

ブリーダー

ブリーダーは血統を守るため、血統書付きの犬種を専門に繁殖・飼育を行うものです。資格はないものの、繁殖・飼育するには膨大なな知識や経験が必須となり、かなりのレベルが必要になります。 日本国内ではまだラブラドゥードルのブリーダーはごく僅か、希少な犬種であるが故に単純なミックス犬をラブラドゥードルとして販売する悪質なブリーダーも存在します。

実際にブリーダーの元を訪れて飼育環境をチェックしたり、飼うための注意点などをしっかりと確認して信頼できるブリーダーから譲り受けるようにしましょう。 海外のブリーダーから譲り受ける方法もありますが、やり取りに語学力が必要だったり、輸送費や税関手続き費などが必須となります。

ペットショップ

日本では希少種であるラブラドゥードルは国内のペットショップで見かけることはほとんどありません。ペットショップで購入したい場合には海外のペットショップをチェックしてみましょう。

ラブラドゥードルの値段相場

ラブラドゥードルの値段相場は30万~50万円ほどとなります。日本オーストラリアン。ラブラドゥードル協会認定のブリーダーからであれば仔犬の場合35万~50万円、認定されていないブリーダーであれば30万~40万円ほどです。人気色や個体サイズによって値段が異なり、成犬よりも仔犬のほうが高額になります。

ラブラドゥードルの飼い方

ラブラドゥードルは室内・室外どちらでも飼うことができますが、個体差はあるものの基本的に抜け毛やニオイが少なくアレルギーフリー、人懐っこい犬種なので性格を考えて室内飼いがおすすめです。 室内飼いしない場合でも目が届く範囲で、しっかりと触れ合ってください。

高温多湿が苦手なので、温度・湿度調整をして快適な室内にしてあげましょう。また、散歩は1日2回、スタンダードで1時間ほど、ミニチュアでも15分は散歩させてあげましょう。散歩をすることで運動不足解消やストレス発散にもなります。 散歩以外ではボール遊びや専用おもちゃで遊んでコミュニケーションをとってみましょう。

ドッグランなどを利用して、広い場所で思う存分走らせてあげるのもおすすめです。ただし真夏や真冬、雨や雪などの悪天候のときは安全面を考慮して散歩しないことも視野に入れておきましょう。

ラブラドゥードルのしつけ

しつけはその子の性格を考慮して行うことが重要です。穏やかで人懐っこい性格ですが、喜びのあまり人に飛びついてしまうこともあります。 大人であれば平気でも、小さな子どもにスタンダードサイズのラブラドゥードルが飛びつけば怪我をする可能性も少なくありません。

また、何かに気を取られて散歩中に駆け出し、リードが離れてしまうこともあります。 思わぬ事故や怪我をしないためにも、しつけをすることは飼い主の義務です。「待て」や「おいで」、「お手」「おすわり」「ふせ」などはもちろん、粗相しないようにトイレのしつけもしてください。元々賢い犬なのでしつけに苦労することは少ないでしょう。

ラブラドゥードルのお手入れ

抜け毛が少ない犬種といってもお手入れは必要です。ふわふわとした毛質は絡まりやすく、毛玉もできやすいので、定期的なブラッシングやトリミングを行ってください。 シャンプーは月1回トリミングは1~2ヶ月に1回ほどが良いでしょう。また、垂れ耳なので汚れが溜まりやすいので耳掃除も必須、定期的に爪や目などもチェックしてください。

ラブラドゥードルの注意したい病気

室内飼いしていても、病気にかかることはあります。そこでラブラドゥードルの注意したい病気をまとめているので、気になったときはすぐにかかりつけ医に診てもらいましょう。

病気①股関節形成不全

大型犬が発症しやすい病気のひとつに股関節形成不全症があります。ラブラドゥードルは体の大きさによっては大型犬に分類されない場合もありますが、ラブラドゥードル全般に起こりうる病気なので注意しましょう。

股関節形成不全は発育途中に股関節が異常形成される病気です。骨盤くぼみと大腿骨先端が噛み合わずに股関節が緩んでしまい、歩行困難となることがあります。 軽度であれば症状が現れないこともありますが、重度になれば手術が必要になってきます。

歩き方や走り方がおかしい、階段の上り下りを嫌がる、動作が遅い、飛びつかないなどの様子が見られた場合には診察してもらいましょう。

病気②進行性網膜萎縮症

進行性網膜萎縮症遺伝疾患のひとつで、ラブラドゥードルに発症しやすい病気です。網膜機能が異常を起こし、徐々に視力が低下、光を感知できなくなるため暗い場所で物にぶつかるなどの症状が現れます。

進行すれば失明、二次的に白内障を発症することもあります。遺伝疾患のため、現在では治療法がなく、予防法も見つかっていません。補助的治療として網膜の異常を抑える薬を処方されることがあります。

地面の匂いを頻繁に嗅ぎながら歩いたり、普段より鳴いて側から離れない、物にぶつかるなどの症状が現れたら進行性網膜萎縮症の疑いがあります。 徐々に視力が低下する病気のため、昼間は比較的普段どおりでも、夜など暗い状況で行動がおかしい、と感じたときはすぐに病院に行きましょう。

病気③外耳炎

外耳炎は特に垂れ耳の犬種に多く見られる病気で、ラブラドゥードルもかかりやすい病気です。耳が垂れているため通気性が悪いので高温多湿状態になり、細菌やカビ、耳ダニなどの寄生虫、異物混入やアレルギーなどによって炎症を引き起こし、赤みやかゆみが出たり、匂いがある、湿疹などの症状が出ます。

耳垢が増えたり、耳を掻く、頭を振ったり耳を床にこする仕草が見られたら外耳炎の可能性があります。重度になれば痛みや耳道がふさがったり膿が出るので、早めの対処が必要です。

治療法として投薬や外科処置があり、早期発見早期治療であれば1週間ほどで完治することもあります。重症化や外耳炎を発症しないためにも定期的な検診や適度な耳掃除を行いましょう。

賢いラブラドゥードルを家族に迎えよう

ラブラドゥードルは賢く人懐っこい性格、珍しい犬種なのでお迎えするには難易度が高いですが、とっても可愛い家族となります。ラブラドゥードルを家族として迎えるなら、性格などの特徴や飼い方などをしっかりと把握して末永く可愛がってあげましょう。

シルケン・ウインドハウンドってどんな犬種?特徴から値段まで解説!

シルケン・ウインドハウンドってどんな犬種?特徴から値段まで解説!

珍しい犬種として最近注目を浴びているのがシルケン・ウインドハウンドです。どんな犬種なのか、日本ではどこで手にいられらるのか、気になる方もいるでしょう。 そこで今回はシルケン・ウインドハウンドの特徴や性格、購入方法や価格、かかりやすい病気などについてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

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シルケン・ウインドハウンドとは

引用:dog time

シルケン・ウインドハウンドという犬種を聞いても、あまりピンとこない方もいるでしょう。シルケン・ウインドハウンドはボルゾイとロングヘアーウィペットの掛け合わせで、犬種としては、「獣猟犬」に分類されます。

ボルゾイに似た外見から写真で見ると大きく見えることもあり、大型犬と間違われることもありますが、標準体重は13~22㎏となっており、日本では小型から中型犬扱いになります。

シルケン・ウインドハウンドはアメリカで生まれた新犬種

この犬種は1985年頃にテキサス州のクリスタル・ボルゾイ・ケネルのフランシー・スタル夫妻によってアメリカで誕生し、以後、美しい毛並みと育てやすい大きさで多くの犬好きを魅了しています。

日本では2008年秋に開催された関東の展覧会で初めて公に披露され、KCジャパンがその大きさや美しさ、飼育のしやすさなどの点から新犬種として公的に認めました。

その後、1999年にインターナショナル・シルケン・ウィンドハウンド協会、英語表記ではISWS(International Silken Windhound Society)がアメリカで創設され、雑種ではなく正式な犬種として登録しました。

シルケン・ウインドハウンドは国内では珍しい犬種

シルケン・ウインドハウンドは日本国内では大変珍しい犬種なので、身近で見かける機会も少ないことでしょう。ペットショップなどにもいないので、家族として迎えたい場合にはKCジャパンのホームページから問い合わせをするか、直接ブリーダーを探し出して連絡を取る必要があります。

シルケン・ウインドハウンドの特徴

ここでシルケン・ウインドハウンドの特徴について詳しくみてみましょう。これからシルケン・ウインドハウンドをお迎えしたいと考えている方、ハウンド系が好きな方や新しい犬種に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

シルケン・ウインドハウンドの特徴①大きさ・容姿

引用:Euro pet net

シルケン・ウインドハウンドの成犬の体高は体高47.0から60cmとなっており、大型犬より小さいサイズです。体重はオスの場合15~25㎏ぐらい、メスはそれよりも軽く10~20㎏ぐらいになるとされています。

耳は折れており、サーベルのような形を下垂れ尾をしています。容姿はボルゾイにそっくりなものの、サイズが小さいのですぐに見分けられます。ボルゾイの容姿が好きだけれど、大型犬は飼えないという方におすすめの犬種です。

シルケン・ウインドハウンドの特徴②絹のような毛

シルケン・ウインドハウンドの特徴の一つに、その名前の由来にもなった「絹のような毛」が挙げられます。シルケン・ウインドハウンドは、英語で「絹のような美しい被毛をなびかせて走る犬」という意味合いを持っており、その名の通り美しい被毛に覆われています。

ボルゾイにも似たその美しい毛並みに心惹かれる愛犬家も多いことでしょう。撫でたときの手触りも柔らかですべすべしており、そばにいるとつい手で触れたくなる犬種です。

シルケン・ウインドハウンドの性格

シルケン・ウインドハウンドを飼いたいけれど、その性格が気になるという方もいるでしょう。猟犬というと荒々しい性格なのではと心配になることもあります。ここではシルケン・ウインドハウンドの性格にスポットを当ててみます。

シルケン・ウインドハウンドは性格が良い!

気になるシルケン・ウインドハウンドの性格ですが、犬種としては人間にとても友好的で穏やか、飼い主に懐きやすく、親しみやすい性格をしています。 警戒心が薄いので、家族の中にすんなりと馴染んでいけることでしょう。ただ、ほかの犬に対しては警戒心を抱くこともあるので、ほかの犬種と一緒に買う場合は要注意です。

シルケン・ウインドハウンドは大人しめ

引用:Pet Smile News

シルケン・ウインドハウンドは室内ではとてもおとなしく過ごす犬として知られています。外遊びやドッグランなどでは元気いっぱいに走り回り、やんちゃな一面を見せることもありますが、一歩家の中に入ると、日中は丸まって眠るなど穏やかに過ごせます。

今日はうちでゆっくりと過ごす日、明日はドッグランで思いっきり走り回る日など区別した生活リズムを作ることにより、室内でも静かに落ち着いてくれます。

シルケン・ウインドハウンドを購入方法

シルケン・ウインドハウンドが気になるけれど、どこで購入できるのか知りたい方もいるでしょう。ここではシルケン・ウインドハウンドを取り扱っているブリーダーや購入費用などについてご紹介していきます。参考にして、ぜひシルケン・ウインドハウンドを家族に迎えてみてください。

山梨県のブリーダー「B.D.S Hound」

日本国内ではまだその存在自体が珍しいシルケン・ウインドハウンドなので、国内のブリーダーの数も決して多くはありません。国内でシルケン・ウインドハウンドのブリーダーの先駆者的存在であるのが山梨県の北杜市にある「B.D.S Hound」です。

ボルゾイの繁殖をしていたブリーダー、手島麻佐子さんの運営している施設で、自宅兼犬舎となっており広い庭でシルケン・ウインドハウンドたちを育てています。 数年前にボルゾイの視察をしにアメリカへ行ったところ、現地のショーに登場したシルケン・ウインドハウンドに魅了され、かねてよりボルゾイよりもサイズの小さい犬種を探していた手島麻佐子の興味をひきました。

しかしその場ではどうすることもできず、その2年後にアメリカのテキサスで開催されたシルケンフェスタに参加し、現地のブリーダーから交配のために2頭譲ってもらったということです。

そこから日本で最初のシルケン・ウインドハウンドのブリーダーとしての一歩が始まりました。手島麻佐子さんは、犬たちをできるだけ遠い血縁で交配させながら繁殖活動に務めており、日本国内でシルケン・ウインドハウンドという犬種が定着していくよう努力しています。

人気殺到!予約受付停止中

日本に存在するほぼ唯一のブリーダーということで、「B.D.S Hound」での新規予約は2022年2月末でしばらく予約受付停止となっています。いつ予約が再開されるかは犬たちのコンディションにもよるので、直接問い合わせるか頻繁にサイトをチェックして確認するようにしましょう。

シルケン・ウインドハウンドの購入費用

シルケン・ウインドハウンドは日本国内でその個体数が圧倒的に少ないことから、購入費用が気になる方もいるはずです。 「B.D.S Hound」ではその価格は公表されておらず、直接メールや電話などで問い合わせて聞く必要があります。公式サイトから直接メールが送れるようになっているので、気になる方はぜひ一度コンタクトを取ってみてください。

シルケン・ウインドハウンドの飼い方

シルケン・ウインドハウンドはほかの犬種に比べて飼い方は難しいのか、ここではしつけやお手入れ、シルケン・ウインドハウンドがかかりやすい疾患などについてご紹介します。 事前に知っておくことにより、実際に自宅で飼えるかどうか判断しやすくなります。事前に情報を得てから、慎重に判断するようにしましょう。

シルケン・ウインドハウンドのしつけやお手入れ

シルケン・ウインドハウンドはまだ日本ではあまり流通していない犬種だけに、一般的な犬の飼育本にはその情報が掲載されていないことがほとんどです。しつけに関しては、とても賢い犬種なので、してはいけないことなどきちんと最初に教えることにより、覚えていくようです。 ストレスを溜めないよう、時折しっかりと走らせることが大切です。

走っている姿が美しいと評判の犬種なので、ドッグランなどでもきっと注目を浴びることでしょう。 日々のお手入れは、気になったときに体のブラッシングをし、換毛期にはブラッシングの回数を増やし、シャンプーをすることにより抜け毛を防ぐことができます。毛の量全体は少なめなので、あまり抜け毛の付着なども気にならないようです。

シルケン・ウインドハウンドがかかりやすい疾患

犬種によってかかりやすい疾患というのが存在します。シルケン・ウインドハウンドは、英語で「Collie Eye Anomaly」と呼ばれる「コリー眼異常」を患うことがあると言われています。この病気は先天性常染色体劣性疾患とされており、根治治療ができない疾患です。

眼球後部の内側をおおっている網膜や脈絡膜、強膜に異常が現れ、軽度の症状で済むこともあれば失明に至ることもあります。それ以外には、イベルメクチンに副反応を示してしまう個体もいるようです。

シルケン・ウインドハウンドは人気の新犬種

今回はシルケン・ウインドハウンドについてご紹介しましたが、いかがでしたか?シルケン・ウインドハウンドはまだ日本では圧倒的に数が少なく、飼育している方も非常に少ない犬種です。今回の記事を参考にして、ぜひ一度家族に迎えるかどうか検討してみてください。

犬もおならをする?病気が原因の場合も|病院に連れて行くべき症状は?

犬もおならをする?病気が原因の場合も|病院に連れて行くべき症状は?

犬というのも、私たち人間と同じくおならをするものです。音があるものもあればないものもありますし、匂いがあったりなかったりと、人間のそれと同じく生理現象ではあるのですが、実は病気などが原因の場合もあるのです。今回は、犬がおならをする理由や危険な場合の見分け方などを解説します。

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犬はおならをするのか?

 

おならといえば、私たち人間からすれば人前でするのは恥ずかしいものという認識ですが、犬でもする事があります。人間と同じ生理現象ではあるのですが、なぜするのかといった理由まで考えたことがある人はおそらく少ないでしょう。

 

犬もおならをする

まず、犬がおならをするというのは事実です。人間と同じくするものであり、おなら自体が消化管の中に入り込んだ空気、あるいは体内で発生したガスを排出するものです。犬と人間では姿かたちこそ違っても、消化器官に大きな違いはありません。

食べているものも多少異なってはいても、構造が大きく違わない以上はおならをする事は十分にありますし、実際に獣医に診断をしてもらう時等、緊張している時におならが出ている光景というのはそう珍しくはないとされています。

犬のおならの音は?

人間もおならをするのは当然ですし、音があったりなかったりするわけですが、犬のおならも人間のそれと同様に、ハッキリと音が出る場合もあれば、そうでない場合の両方ともあります。まず、音が大きく出る場合は一度のガス排出量が大きく、勢いよく出てきたときに見られます。

そして音が出ない場合のおならはにおいが強めになっており、人間でも音が出ない方のおならはにおいがあります。ただ、犬がこのタイプのおならをした時には、お腹の調子があまり良くない時に見られます。

犬がおならをする理由

最も気になる犬のおならの理由に関してですが、基本的には体内に溜まっているガスを外へと排出するというのが目的になっています。人間は呼吸をした時に吸った空気がおならとして排出される事がありますが、通常それほどの空気がガスになることはありません。

犬の場合には、パンティングと言われる体温調整が行われていて、口呼吸をするので大きく空気を吸い込みます。空気が腸まで流れてくると、それがおならとして排出されます。

また、食事をすれば食べたものは消化されますが、人間の腸内と同様に消化する過程でもガスが発生します。これも同じくおならとして排出され、胃の調子の程度によってにおいの有無や回数も異なります。

犬のおならが臭いのはなぜ?

犬のおならも、人間と同じくにおいがある時もあれば全くない時もあります。もし臭いがあるという場合に考えられる原因は様々あるのですが、例えばたんぱく質を多く摂った、老化によって腸内細菌のバランス変化といったような食事が元になっているケースがあります。

体がストレスを感じる事で、おならのにおいにつながることもあります。免疫力が低下して腸内細菌のバランスが崩れてしまい、悪玉菌が増えたり異常な発酵が体内で起こると臭いおならになります。

更に、病気の可能性も考えられます。食べすぎやストレス、細菌などを原因とする腸炎、膵臓という消化酵素を分泌する臓器に異常が起こり、消化不良になる膵外分泌不全、腸に腫瘍が発生しているといった原因があります。

犬のおならには病気が潜んでいる?

おならをしたときに臭い理由はいくつかありますが、その中でも病気が原因になっているというケースもあると解説しました。その病気についても色々とありますので、ここからはおならからわかる病気に関して解説します。

病気①腸の炎症

まずは、腸の炎症、腸炎と呼ばれるものです。もしもおならの回数がいつも以上に多いと感じたり、においが気になるレベルになっているのであれば、この腸炎が疑わしくなってきます。

腸炎というのは、小腸や大腸が何らかの理由で炎症を引き起こす、文字通りの腸炎状態であり、消化不良や食べ物によって中毒が起きているというような原因が考えられます。おならの臭いだけではなく、下痢や嘔吐といった症状も併発するケースがあります。

病気②腸閉塞

続いては、腸閉塞です。イレウスとも呼ばれており、消化器官の中でも細く長い小腸が関係しています。胃を拡張すれば広い空間が出来上がりますが、その先で内容物が上手く消化できなければ、どこかで身動きが取れなくなります。

これが腸閉塞の原因であり、特に食べ物では無いものをそのまま飲み込む誤飲によって、腸のどこかでその呑み込んだものが遺物となり蓋をしてしまう状態が見られます。

これによって、腸内で発生したガスがおならになったり、排便がほとんど出ない状態となります。

病気③膵外分泌不全

膵外分泌不全症は、膵臓が関係している病気です。膵臓というのは私たち人間の体にもありますが、犬にも備わっており、食べ物の消化に必要な酵素を製造、分泌している器官に該当します。ここから本来分泌されるべき消化酵素が、十分に出てこないために慢性的な消化不良が発生します。

これは膵外分泌不全であり、特に比較的年齢の若い犬で見られやすい病気であると言われています。消化管で小腸から十分な栄養の吸収が出来ず、下痢、ガスの発生といった症状が見られます。その為、食事と一緒に消化酵素剤を与えるのが効果的です。

病気④腸内腫瘍

腸内に腫瘍ができるのも、おならがにおう原因となります。異様な臭いと感じた時には腫瘍ができている可能性が考えられ、早急に切除をしなければ命に関わるようなケースも多くなっていますから、早めに動物病院を利用するのを推奨します。

病気⑤ストレス

犬も、人間のようにストレスを感じる生き物です。ストレスのかかった状態が続くと、交感神経が優位に働き、消火器に対して機能を抑える作用があるために食欲がわかなかったり、消化器官がしっかり機能しなくなったりします。

犬の場合には、ペットホテルなどに預けるといったような環境下では排せつを我慢するような傾向も見られます。間違いなくストレスがかかっており、これがおならの臭いにつながっています。

病気⑥消化不良による下痢

慢性小腸性下痢、というのも考えられます。基本的に下痢というのは便に水分が多く含まれている状態を指しますが、小腸は先に解説した通り栄養を吸収するのが主な役割であり、これが上手くいかない時があります。

すると当然ながら食べ物の消化不良となり、その影響によって臭いが強い下痢便やおならが発生します。腐っている食べ物を食べた時の食あたり、寄生虫やウイルスといったような様々な原因が考えられます。

犬のおならは寄生虫が原因の可能性も

おならには食事の内容が関係しているケースが非常に多くなっていて、中には寄生虫、ウイルスなどが原因になっている可能性も大いに考えられます。先に挙げた病気の中の、慢性小腸性下痢などはその代表的な例となります。

犬はコクシジウムやジアルジア、犬回虫といったような寄生虫が代表的で、腸内環境を悪化させます。寄生されても無症状のケースが多いですが、子犬の場合には命にかかわってくる事もあるので、気になった場合にはやはり病院の受診をお勧めします。

犬のおならの改善方法

犬のおならの臭いが気になった時には、ストレスをはじめとして何らかの腸内環境の悪化をしている可能性が非常に高くなっています。ほぼ確実と言ってもいいレベルなので、おならの臭いが気になった時の改善の方法を解説します。

改善方法①ご飯を変える

まず、ご飯の内容を変えるという方法があります。特に病気では無かったとしても、動物性のたんぱく質は人間と同じくおならのにおいを強くしますから、魚系や穀類系のフードに変更してあげれば、変化がみられる可能性があると考えられます。

改善方法②水分を多く与える

勢い良く食事をするタイプの犬は、飲水量が少なくなってしまう事もあります。すると消化をするときにも負担がかかっておならにつながるといったケースが考えられますので、与える水の量を多くしてフードと水のバランスを摂りましょう。

改善方法③早食いをやめさせる

早食いをするタイプの犬は、食べ物を食べる時に一緒にたくさんの空気を吸い込みます。すると、体内に入った空気がそのままガスとしておならになるという流れがありますので、早く食べにくいフードや食器を使わせるといった対処法が効果的です。

改善方法④病院に相談する

食事の内容を変えても気になり続けているという場合には、病気を患っている可能性が高くなります。下痢、嘔吐などの症状が併発しているのなら更に危険ですので、早めに動物病院への相談をしましょう。

こんな犬のおならは注意しよう

特に、臭いではなくおならの回数が多くなっている場合には、消化器の働きが上手くいっていない可能性があります。一時間に数度程度の頻度というのは多いので、何らかの消化器官の異常があると考えてよいでしょう。

お腹が張っている場合にも注意が必要です。この場合には腸閉塞、重度の腸炎が発生していると考えられ、犬にとっても苦しい状態であると推測されますので、早急に病院を利用してください。

犬のおならで困ったら病院に行こう

犬も、色々な理由でおならをしますが、人と違っておならによって危険な病気になっているかどうかを見分ける事が出来ます。いつもと違うと思ったのならば、出来る限り病院を頼ってみてください。

アメリカンブリーはどんな犬種?似ているピットブルとの違いも解説!

アメリカンブリーはどんな犬種?似ているピットブルとの違いも解説!

ピットブルに似た犬種として、その特徴的な外見や温厚な性格から最近人気のあるアメリカンブリーですが、具体的にどのような犬種なのでしょうか。今回は、アメリカンブリーの性格や飼い方、迎え入れる際の注意点などを詳しく解説していくので、気になっている方はぜひ参考にしてみてください。

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アメリカンブリーとは

まず、アメリカンブリーが誕生するまでの歴史や、同じ犬種として分類されることが多いピットブルとの違いについて解説していきます。

アメリカンブリーの歴史

アメリカンブリーは、アメリカ原産であるアメリカン・ピット・ブル・テリアの中でも温厚で家庭犬に適した性格の個体を交配して生み出された、まだ新しい犬種です。

アメリカン・ピット・ブル・テリアは、かつて闘犬として飼育されていたこともあり、攻撃的で危険な一面を持ちますが、アメリカンブリーは温和で愛情深く、一般家庭でも育てやすい性格のため日本でも迎え入れる家庭が増えています。

しかし、アメリカンブリーとしてはまだ歴史が浅いので、犬の品種認定などを行うアメリカンケネルクラブやジャパンケネルクラブでは現時点で認定されていません

アメリカンブリーとピットブルの違い

まずピットブルというのは、前述したアメリカン・ピット・ブル・テリアがこれに該当します。更に、アメリカでピットブルと呼ばれる犬種に、アメリカン・スタッフォードシャー・テリア、スタッフォードシャー・ブル・テリア、一部のアメリカン・ブルドッグなども含まれます。

これらピットブルは、闘犬タイプ、ショータイプ、ブリータイプと分けて交配されていますが、アメリカンブリーはこの中のブリータイプに分類される犬種となります。そのため、身体的な特徴はピットブルもアメリカンブリーもほぼ変わりありません。 では、何が違うのかと言えば、性格的な特徴です。

ピットブルは1800年代に闘犬として繁殖した犬種で、飼い主に対しては比較的従順ですが、そうでない相手に対しては攻撃的な一面があります。これに対して、アメリカンブリーは愛情深く温厚でフレンドリーな一面も持ちます。

アメリカンブリーの特徴

続いて、アメリカンブリーの身体的・性格的な特徴、平均寿命などについて解説します。外見に関しては、ピットブルと同じ特徴を持つことがほとんどだと言われています。

特徴①性格

先ほどもご紹介したように、闘犬タイプとして作出されたアメリカン・ピット・ブル・テリアの攻撃的な一面を取り除いているのがアメリカンブリーなので、子犬の時から正しく飼育していれば非常に優しく愛情深い性格に育ちます。

また、IQも高いので、賢くてしつけやすいという部分もあるでしょう。とにかく飼い主に対して従順で、家族思いな性格の子がほとんどです。更に明るくて好奇心も旺盛なので、おもちゃなどで遊ぶことも大好きです。

特徴②大きさ

アメリカンブリーは中型犬に分類され、体高は41~51cm、体重は14~27kg程度となります。頭が大きくがっしりと筋肉質な体型で、足は短めなので、地面を這うように歩くのも特徴です。顔つきはブルドッグに似ており、マズルが短く目が離れています。

特徴③被毛・毛色

アメリカンブリーの被毛は、オーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛)との二重構造からなるダブルコートをしており、硬めの毛質で短毛です。 ダブルコートの犬種は、春から夏にかけてアンダーコートが生え変わる換毛期が訪れるため、この時期は特に抜け毛が激しくなります。

基本的には年間通して抜け毛が多めの犬種ではありますが、長毛の犬種に比べるとお手入れは比較的簡単でしょう。 毛色に関してはあまり統一性がなく、ホワイト、ブラック、ブラウン、グレー、ブリンドル(虎のような柄)と様々です。

特徴④寿命

アメリカンブリーは歴史が浅いこともあり具体的な平均寿命は示されていませんが、ピットブルの寿命が12歳前後と言われているので、アメリカンブリーも同程度でしょう。

しかし、犬の寿命は個体によって大きく変わるほか、飼育環境が良い子ほど長生きする可能性が高いと言われています。特にアメリカンブリーは筋肉質で運動量もそれなりに必要なので、1日2回程度の散歩やストレスフリーな生活を心がけることが大切でしょう。

アメリカンブリーのかかりやすい病気

それぞれの犬種が持つ身体的な特徴によって、かかりやすい病気があるということも事実です。ここではアメリカンブリーの罹患しやすい病気について解説するので、迎えたい方は事前にチェックしておくことをおすすめします。

 

【熱中症】

マズルの短い短頭種と呼ばれる犬種であるアメリカンブリーは、気道が短く呼吸で体温を下げることが苦手なので、熱中症になりやすいと言われています。更に、足も短く地面の熱気も受けやすいため、数ある犬種の中でも特に熱中症のリスクが高いことがわかります。 従って、夏場は気温の高い時間帯の散歩を避ける、室内は涼しくする、水は常に補充しておくなどの対策は必須です。  

【白内障・緑内障】

アメリカンブリーはブルドッグの血を引く犬種でもありますが、このブルドッグは先天的に白内障や緑内障のリスクが高いと言われています。つまり、アメリカンブリーもこれらのリスクがあることは否めません。 目が白く濁る、足で目をかく仕草を頻繁にする、床に目をこすりつける、目を開けづらそうにするなどの症状が見られたら、一度動物病院を受診しましょう。

【皮膚病】

アメリカンブリーは顔にも体にもシワが多めの犬種だと言えます。そのため、シワの間が蒸れて菌が繁殖しやすくなり、様々な皮膚病を招いてしまいます。 皮膚病になると頻繁に体をかいて傷ができたり、皮膚に発疹ができたりすることもあるので、日頃からシワの部分を綺麗に保つお手入れは怠らないようにしてください。

アメリカンブリーを迎えるには?

アメリカンブリーはあまり頻繁に見かける犬種ではなく、交配を行う国内ブリーダーも少ない傾向にあります。迎え方や値段相場について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

アメリカンブリーの迎え方

アメリカンブリーはまだ知名度が低く、日本国内の頭数も少ないので、ペットショップで見たことがあるという方も少ないでしょう。そのため、アメリカンブリーを迎えたい方はブリーダーから直接入手するのがおすすめです。

しかし、ピットブル種と外見の違いがないため、性格は関係なく交配させたり、他犬種と掛け合わせてアメリカンブリーだと言って販売している悪質なブリーダーも中には存在します。

できるだけアメリカンブリー専門のブリーダー、もしくは口コミなどを参考に過去の実績が豊富なブリーダーを選ぶようにしましょう。そして、インターネットを見て即決するのではなく、犬舎へ行って実際に見学してから選ぶことが特に重要です。

アメリカンブリーの値段相場

アメリカンブリーをブリーダーから購入する場合の値段相場は、25~30万円程度となります。とは言っても、ブリーダーによって価格が大きく異なる場合もあるので一度相談してみると良いでしょう。

また、アメリカンブリー専門のブリーダーは国内でも非常に少なく、その中でも優良ブリーダーから購入したい場合は、予約待ちとなる可能性も高いです。キャンセルが可能な場合も多いため、検討している方は早めにブリーダーへアポを取っておくことをおすすめします。

アメリカンブリーの飼い方

犬はそれぞれの種類や体の大きさによって、性格や適した飼育環境が全く異なります。アメリカンブリーの正しい飼い方について解説するので、参考にしてください。

飼い方①しつけ

アメリカンブリーはいくら優しい性格を持つ犬種だとしても、ピットブルの性質を受け継いでいることは常に念頭に置く必要があります。そのため、しつけは幼い頃から正しく行いましょう。難しい場合は、ドッグトレーナーを付けるのもおすすめです。

まず、トイレトレーニングと並行して「してはいけないことと良いことの区別」をしっかり教え込むことが必要です。特に、人や物を噛んだり、人に襲いかかったりすることは将来的にも大きなトラブルを招くので、少々厳しくなってもこれらは阻止します。 ただし、手を上げることは厳禁です。

恐怖心を覚えると逆効果となり、自分の身を守るために攻撃的になることがあります。また、飼い主との信頼関係を築くことで、より理解してくれるようになるので愛情もたっぷり注ぎましょう。

飼い方②散歩

アメリカンブリーは適度な運動が必要な犬種です。そのため、散歩は1日1~2回、それぞれ30分~1時間程度を目安に行ってください。夏場の猛暑時は、夕方以降の直射日光が当たらない時間帯を選んだり、屋内ドッグランに連れて行くのも手です。

飼い方③飼育環境

アメリカンブリーは、熱中症にかかりやすいというリスクや、屋外では攻撃性が高まりやすくなる可能性もあります。そのため、屋内での飼育が適しています。また、ある程度の運動量も必要なので、散歩のほかに家の中を歩き回れる十分なスペースも必要でしょう。

飼い方④お手入れ

短毛種であるため、被毛のお手入れは簡単です。ブラッシングは頻繁にしなくとも定期的に行いましょう。重要なのは、シワの間を毎日拭いてあげること、よだれや目やには気づいた時に拭き取ってあげることです。これらは病気を防ぐためにも大切なお手入れなので、習慣づけてください。

アメリカンブリーを飼う際の注意点

最後に、アメリカンブリーを迎えるにあたっての注意点について解説します。特に、攻撃的な一面を持つピットブルの血を引く犬種なので、外出した際のトラブルには気をつけましょう。

注意点①公共の場でのトラブル

ピットブルの性質を持つアメリカンブリーなので、散歩やドッグランなど公共の場では他の犬に対する配慮も重要です。家では穏やかで優しい性格だとしても、他の犬や人に対しては性格が豹変する場合もあるため、絶対に目を離さないようにしてください。

かと言って、他の犬とのふれあいを避けて家の中でこもってばかりいると、家庭犬に必要不可欠な「社会性」が身につかなくなります。最初のうちは同じ犬種のオーナーとコミュニケーションを取って遊ばせたり、できるだけ同じ体型かそれ以上の犬と会わせてあげると良いでしょう。

注意点②激しい運動

アメリカンブリーはマズルが短い短頭種なので、激しい運動をすると呼吸が上手に行えなくなって呼吸困難をきたす場合があります。そのため、長時間走るなどの激しい運動は避けておきましょう。

アメリカンブリーは特徴・飼い方をよく理解してから迎え入れよう

アメリカンブリーは、ピットブルに分類される犬種の中でも温和で賢く、家庭犬に向く犬種ではあります。しかし、個体や飼育環境によっては攻撃的な部分が見え隠れする可能性も否めないので、そういった部分は理解した上で迎え入れることが大切です。