magazine – – NIGAOE PETS

magazine — キジトラ

Blog Menu

キジトラ猫の性格・特徴を徹底解説♡飼い方のポイントは?

キジトラ猫の性格・特徴を徹底解説♡飼い方のポイントは?

茶色の毛並みに縞模様が特徴的なキジトラ猫は、猫の中でもよく見かける馴染みのある種類でしょう。猫のルーツと言われており、雑種だからこその可愛らしさが魅力です。 今回は、そんなキジトラ猫の性格や特徴、買い方のポイントを徹底解説していきますので、キジトラを飼ってみたいとお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

【PR】可愛いペットでうちの子グッズを作ろう!NIGAOE PETS

NIGAOE PETSでは皆さまの愛するペットの写真を使ってうちの子グッズをお作りしています。犬や猫はもちろん、ハムスターやチンチラなど動物であればなんでもOK!注文方法は簡単で、ペットの写真をアップロードするだけで可愛いオリジナルグッズが作成できます。

アイテムは大人気のキーチェーンやペットの似顔絵で作る額縁付きキャンバス、マグカップなど多くの商品を取り揃えております。似顔絵はプロアーティストが書いてくれるので高品質。

毎月Instagramで無料のプレゼント企画も行っておりますので是非覗いていってください。

NIGAOE PETS公式サイトはこちら

キジトラとは

引用:Toletta

猫には多くの種類があり、毛色や柄もさまざまですが、茶色の毛に縞模様のキジトラはその中でもよく見かける猫で世界中に存在しています。キジトラは雑種猫ですが猫のルーツと言われており、キジトラから黒猫や白猫、サバトラ、茶トラ、サビ猫などが生まれました。

キジトラの歴史

まずは、キジトラの歴史を振り返ってみましょう。身近な存在である猫ですが、日本では1300年前の奈良時代に大切な書物を食べるネズミの駆除のために中国から輸入されたのが始まりです。

当時輸入されたのは中東の砂漠地帯に今も生息している野生のヤマネコであるリビアヤマネコと言われており、ペットというよりは益獣として活躍していました。このリビアヤマネコの柄はキジトラしかなかったため、今の日本でもキジトラ猫が多いと考えられています。

世界でみると、イエネコの最古の記録は約9500年前にあり、イエネコとして確立したのは紀元前3000年頃です。壁画やミイラとしても猫は残されており、当時のエジプトにいた猫のほとんどはキジトラだったため、キジトラは祖先の血を色濃く残す猫のルーツと言えるでしょう。

日本で一番飼われている

キジトラ柄の猫は雑種で、日本でもよく見られる代表的な猫です。アイリスオーヤマによる2019年の「猫の国勢調査」での「猫柄ベストテン」においても、キジトラは飼育頭数の第1位でした。キジトラは猫の毛柄の元祖と言われており、飼育されている頭数も多いのです。

 

キジトラの特徴

祖先の血を色濃く残し、猫の定番ともいえるキジトラには、どのような特徴があるのでしょうか。大きなアーモンド形のつり目、丸い頭など「これぞ猫」といった顔立ちをしており、可愛らしさが魅力です。ここではキジトラの見た目の特徴に加え、性格や寿命の特徴も解説していきます。

特徴①性格

祖先の血を濃く受け継いでいるため、性格にも野生的な部分が残っています。猫の中でも比較的警戒心が強く、電話やチャイムの音に驚いたり、知らない人には近づかないといった臆病な面があるのです。また猫によっては過度なスキンシップが苦手で、抱っこがあまり好きではないケースもあります。

一方で好奇心が強く活発で、体力や行動力、素早さがあるのも特徴です。大好きな飼い主さんに外から獲ってきた獲物をプレゼント、といった野性的な部分を見せてくれる可能性もあるでしょう。

実際にキジトラを飼育した飼い主さんによれば「ツンデレ甘えん坊が多い」といった声もあり、警戒心が強いものの飼い主さんにはベッタリ甘える傾向があります。ただし性格は猫によって違い、個性や育った環境によっても変わってきますので、その猫に合った接し方をしましょう。

特徴②毛色・模様

キジトラという名前は鳥のキジ(メス)に似ていることに由来しており、英語では「ブラウンマッカレルタビー」と言います。特徴的なのは、茶色っぽい毛色と背骨に沿った太く黒い縞模様です。

縞模様はお腹まで続いており、目元や足に濃く出る傾向がありますが、濃淡は個体差があり中には模様が薄かったり全体に茶色っぽい猫もいます。 ちなみに、縞部分の地肌も周りより黒っぽくなっています。

またキジトラは、他のトラ柄と比較して口の周りが白くなりやすく、白の部分がはっきりしているのも特徴です。

 

特徴③肉球・尻尾

引用:Toletta

キジトラはメラニン色素が多いため肉球は黒や濃い茶色になっており、足の裏の毛色も濃くなりやすくなっています。濃い色の肉球は光の反射がよく分かり、キジトラの肉球はつるんと光っていて綺麗です。

ただし、白い毛色がある場合には肉球がピンクになることもあります。尻尾は根元から先に向かってだんだん黒の縞模様の割合が高くなっていき、先端は黒一色であることが多いです。

特徴④寿命

寿命はペットを飼う上で気になることの一つです。キジトラは祖先の血を色濃く継いでいることに加え、雑種のため比較的丈夫で寿命も長い傾向にあります。雑種は生き残ってきた強い血を引き継いでおり、純血種に比べると遺伝疾患や病気になりにくいと言われているのです。

平均寿命は15年前後と言われていますが、個体差や飼育環境によって変わってきます。野良猫の場合はケガや病気、事故などによって短命になる可能性がありますが、室内飼育をして健康的に過ごせるように環境を整えれば平均寿命、もしくはそれ以上長生きすることも可能でしょう。

キジトラを飼うには?

猫らしい見た目とツンデレな性格、丈夫さと魅力に溢れるキジトラを買いたいと考えている方もいるでしょう。しかしキジトラは雑種で、ペットショップなどで販売されていることはほとんどありません。では、キジトラを飼うにはどうしたら良いのでしょうか。

キジトラの探し方

キジトラは雑種のため、ブリーダーはおらずペットショップでも取り扱っていません。キジトラを飼いたい場合は、里親サイトや譲渡会などで探すか、野良猫を保護するという方法があります。

先にご紹介したようにキジトラは日本で一番飼育されている猫であり、里親サイトを見ると新しい家族を探しているキジトラがたくさんいます。また保健所で保護されている猫を引き取ったり、動物病院で里親を探している猫の情報を訪ねてみても良いでしょう。

キジトラの価格相場

ご紹介したように、キジトラを飼う場合はブリーダーやペットショップで購入するのではなく、里親サイトや譲渡会、保健所、動物病院などで情報を得て探すことになります。そのため基本的に生体の代金はかかりませんが、避妊去勢費用やワクチン代が発生したり、飼う上での審査がある場合もあります。

キジトラの飼い方

引用:Toletta

キジトラに限らず、ペットを飼う前にその生き物について知り、飼い方を調べておくことが大切です。猫は散歩をする必要がなく比較的飼いやすいとされていますが「可愛いから」「なんとなく飼ってみたいから」といった勢いではななく、きちんと飼えるかどうかよく考えて決めるようにしましょう。

キジトラの飼育環境

猫は室内でも十分に生活でき、外に散歩に出す必要はありません。キジトラを飼育するときには、室内に安心して過ごせるスペースを作ったり、身体能力に合った家具を配置することで、安全かつ快適な飼育環境になります。

静かに眠れる場所、一人になれる隠れ場所、高い所から周りを見ることができる場所を作りましょう。またキジトラは活発なので、室内でもおもちゃなどを使い一緒に遊んで、ストレス解消や絆を深めていくことも大切です。

引用:Amazon

キャットタワーやキャットウォークを用意する他、段ボールや紐、ビニール袋、新聞紙などをおもちゃにする、家具を階段になるよう配置してキャットウォークのようにする、高い家具の上にクッションやブランケットを置くのも良いでしょう。

猫は綺麗好きな生き物なので、トイレは特に清潔に保つようにし、砂は月に1回総入れ替えをします。その際にトイレも水洗いすると、より清潔です。毛づくろいの際に毛が落ちるため、ダニやノミを防ぐためにもカーペットやフローリングなども定期的に掃除することでキジトラも人も気持ちよく過ごせるでしょう。

野生的なキジトラは警戒心が強く単独行動を好む傾向にあり、神経質で他の猫に対して攻撃的になったり、他の猫がいるとストレスでうまく排泄や食事ができないことがあります。多頭飼育をする場合は、焦らずに徐々に鳴らしていくようにしましょう。

また多くの猫は人間の子供の予測不能な行動や大きな声が苦手で、ストレスを感じやすく、警戒心から攻撃的になることもあります。小さなお子様がいる家庭は、お子様に「猫はおもちゃではない」「猫はそっとしておいて欲しい時がある」ことなどを教え、しっかりルール作りをしましょう。

キジトラとお子様どちらの安全も確保できるよう、キジトラがお子様への警戒心を解くまで一緒に遊ばせないように注意することも大切です。

キジトラのお手入れ

キジトラのお手入れの基本は、ブラッシングです。毛並みを美しく保つだけではなく、健康管理のためにもできれば毎日ブラッシングしましょう。 抜け毛や毛玉を放置しておくと、毛づくろいの際に飲み込んで胃や腸に溜まり吐いてしまうことがあるため、胃腸への負担を減らすためにもこまめにブラッシングすることが大切です。

引用:Amazon

ブラッシングには皮膚を刺激し、血行促進や新陳代謝を促す効果も期待できます。またブラッシングでスキンシップすることにより、体調の変化に気づきやすいというメリットもあります。

嫌がる場合には、まずブラシをかじらせたり遊ばせたりして怖いものでは無いと理解させ、触れられて嬉しい部分から始めましょう。慣れないうちは一気に全部やろうとせずに、背中だけなど一部分を短時間で行っていき、嫌がったらすぐにやめるようにします。

キジトラの健康管理

キジトラは室内飼育でも十分生活できる生き物ですが、健康管理のためにもストレスの少ない環境を整えることが大切です。ストレスが溜まると夜鳴きをする、他の場所でトイレをするといった問題行動がみられることがあります。

キジトラの健康管理の方法は、まずさりげなく1日の様子を観察することです。普段と違った様子があった場合はその原因を探り、ストレスを感じているようであればブラッシングやマッサージでスキンシップをとる、話しかけたり遊んであげる、一人の時間を作ってあげるなど対処しましょう。

また普段の様子をノートに簡単に記録しておくと、病院に行った際に役立ちます。食欲不振や目やに、よだれ、体臭、元気がない、呼吸が荒い、排泄などに普段と違う様子があれば、動物病院に相談しましょう。

食事は栄養価が高く、バランスの良い総合栄養食を与え、おやつはご褒美として与えるようにします。食事の1日の摂取量をきちんと管理することで、肥満防止にもなります。

キジトラは日本で一番馴染みのある魅力的な猫

今回は、キジトラ猫の性格や特徴、飼い方のポイントをご紹介しました。キジトラはよく見かける雑種の猫ですが、猫のルーツと言われており野性的な面を残す猫らしい種です。

日本では一番馴染みがあり、ツンデレな性格や丈夫でしなやかな身体、体力や行動力など魅力が満載です。キジトラを飼いたいとお考えの方は、飼育方法もチェックした上でぜひ里親サイトや譲渡会、保健所などで情報を集めてみてください。