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ドッグフードを砕くメリットは?簡単に砕けるアイテムの紹介と注意点を解説!

ドッグフードを砕くメリットは?簡単に砕けるアイテムの紹介と注意点を解説!

愛犬がドッグフードを食べにくそうにしていませんか。そんなときはドッグフードを砕いて食べやすくしてみましょう。食べやすくなることで食欲が増し、健康面でも良い影響があるかもしれません。この記事ではドッグフードを砕くのに便利な道具も併せてご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

ドッグフードを砕くメリットとは

犬の飼い主にとって、栄養バランスが取れていてさまざまな種類が販売されているドッグフードはとても便利な食材です。ただ、愛犬が大好きな味で喜んで食べてくれるけれど、ドッグフードの粒が大きすぎて食べにくそうだと感じることもあるようです。 そんなときはドッグフードをなんらかの方法で砕いて小さくし、食べやすくしてあげるとますます喜んで食べてくれる場合があります。

砕くメリット①食べやすくなる

大型犬なら大粒のドッグフードでも問題なく食べることができますが、小型犬は口が小さく顎の力も弱いのでドッグフードの粒の大きさによっては噛み砕くことも飲み込むこともできずに、食べにくさを感じているかもしれません。 食べにくさは食欲の低下に繋がることもあるので、このような場合はドッグフードを砕いて食べやすくすると喜んで食べてくれることがあります。

砕くメリット②食いつきが改善される

鼻筋がスッと長い犬は口が大きいのでサイズの大きな食べ物もしっかりと噛み砕くことができますが、パグやフレンチブルドック、シーズー、ボストンテリアなどの短頭種は口に奥行きがないので、食べ物を咥えたり噛み砕いたりすることが苦手です。 短頭種の犬がドッグフードに興味を示さないのは、食べにくいからかもしれません。このような場合もドッグフードを砕くことで食べやすくなり、食いつきの改善が期待できます。

砕くメリット③フードを変えなくてもOK

与えたドッグフードの食いつきが悪いと、味が好みではないのかとそのドッグフードを与えることを諦め、別のドッグフードを探す飼い主さんは多いと聞きます。 しかし、もしかしたら犬はドッグフードの味は好きなのに、食べにくいために積極的になれないのかもしれません。ドッグフードを砕くことで食べにくさが改善されます。そして、問題なく食べればドッグフードを破棄せずに済みますし、無駄になることもありません。

ドッグフードを砕くアイテムと方法

ドッグフードを砕くのに適したアイテムと方法をご紹介します。砕くドッグフードの粒の大きさや、どのくらいの細かさに砕きたいのかによっても適切な方法が変わってきますので、参考にして検討してください。

砕く方法①包丁・ハサミ

包丁を使って、玉ねぎをみじん切りするときのようにザクザクとドッグフードを砕くことができます。包丁の刃からドッグフードが逃げてしまうので苦労するかもしれませんが、好みの大きさに調節しながら砕くことができます。 ハサミを使う場合は1粒ずつ切っていかなければならないので時間がかかりますが、好みの大きさに確実に砕けるというメリットがあります。

砕く方法②めん棒・金づち

めん棒や金づちで叩いて砕く方法もあります。一度にたくさんのドッグフードを砕くことができるので便利です。そのまま叩くとドッグフードが飛び散ってしまうので、丈夫なビニール袋などにドッグフードを入れて叩きましょう。 木製のまな板などの上にタオルを折って敷き、その上に袋に入れたドッグフードを置くと安定するので、しっかりと叩いて砕くことができます。手を叩いて怪我をしないように気をつけましょう。

砕く方法③ミキサー・フードプロセッサー

調理家電であるミキサーやフードプロセッサーを使えば力要らずで楽にドッグフードを砕くことができます。ただし、ミキサーやフードプロセッサーは食べ物を入れて稼働させ続けるととても細かくしてしまうので、ドッグフードは粉末状になってしまいます。 粉末状まで細かくしてしまうと犬がドッグフードを噛んだとき食べた食感がなく、鼻息で粉状のドッグフードが飛んで行ってかえって食べにくくなることもあります。 ドッグフードを入れたらミキサーやフードプロセッサーをごく短時間稼働させながら、細かくし過ぎないよう、愛犬の好みの大きさに砕いてください。

砕く方法④すり鉢

身近な調理器具のすり鉢でもドッグフードを砕くことができます。すり鉢の大きさを選べば最適な量のドッグフードを一度に砕くことができ、便利です。するときにドッグフードが飛び散らないように、力加減と棒を入れる角度に注意しましょう。

砕く方法⑤コーヒーミル

コーヒー豆を粉状に挽く機械であるコーヒーミルもドッグフードを砕くのに使うことができます。ミキサーやフードプロセッサー同様粉状になるまで砕いてしまわないように注意しながら、コーヒーミルを稼働させてください。コーヒーミルは手動なので稼働時間を調節しやすいかと思います。 コーヒーミルでドッグフードを砕く際の注意点として、コーヒー豆を挽いたものと同じコーヒーミルは使わないようにしてください。 コーヒー豆には犬にとって危険なカフェインを含んでいますので、同じコーヒーミルを使うとカフェインがドッグフードに混ざってしまう恐れがあります。コーヒーミルでドッグフードを砕く場合は、人間のコーヒー豆用、犬のドッグフード用と分けるようにしましょう。

ドッグフードを砕くおすすめの商品

ドッグフードを砕くための専用の商品も販売されています。おすすめの商品と口コミをご紹介しますので、ドッグフードを砕いて与えたいと考えている方はぜひ検討してみてください。

おすすめ①ペティオ ヘルス プログラム フードクラッシャー ハンディ

引用:Amazon ドッグフードをカップに入れ、本体をセットして上部をプッシュすることで刃がドッグフードを砕きます。プッシュを解除すると刃が回転するので、様子を見ながら好みの大きさに砕くことができます。 カップをセットせず、ドッグフードをまな板の上に直接置いた状態でも使用できます。ドッグフード以外にも煮干しやクッキーなどのおやつにも使用可能です。

ペティオ ヘルス プログラム フードクラッシャー ハンディの口コミ

口の小さい愛犬の為に購入しました。手動なので、粒の状態を確かめながら砕けるのが良さそうです。 引用元:https://www.rakuten.co.jp/
うちのフレンチブルドッグは固形が食べれないのでこちらの商品で粉々にしてからふやかしてあげています。この商品を見つける前は、麺棒で粉々にしていたので大変でした。 引用元:https://www.rakuten.co.jp/
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おすすめ②マルカン GONTA CLUB らくらくブレンダー ミニ

引用:Amazon ドッグフードを入れて上部のボタンをプッシュすると刃が回転しドッグフードを砕きます。USB充電式なので力要らずで楽にドッグフードを砕くことができ、ドッグフードが周囲に飛び散る心配もありません。 ドッグフードだけでなく手作りご飯用の食材なども細かくすることができるので、愛犬のご飯作りのレパートリーが広げるのに役立ちそうです。

マルカン GONTA CLUB らくらくブレンダー ミニの口コミ

今まで1時間かけてハサミでカットしていたのが20分弱になりました。時短でき、ハサミを持つ手や首肩のコリから解放されました。充電も数分でOKだし、粗く潰したかったので十分です。 引用元:https://www.rakuten.co.jp/
老犬になり噛むのが大変になったためこちらの商品で小さくしています。食べやすくなり、犬も喜んでいます。 引用元:https://www.rakuten.co.jp/
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100均のすり鉢もおすすめ

引用:キャン★ドゥ 100均では実にさまざまな商品を取り扱っていますが、ミニすり鉢もあります。ドッグフードは外気に触れると酸化が進んでしまいますので、食べる分だけを砕いてすぐに食べさせるのが理想です。 そんなときに100均のミニすり鉢はぴったりです。適量のドッグフードをミニすり鉢に入れ、飛び散りに注意しながら愛犬の好みの大きさに砕いてあげましょう。1度に大量のドッグフードを入れずに、何度かに分けて砕くほうが結局は手早く砕くことができます。

ドッグフードを砕いて与える際に注意したいこと

ドッグフードを砕いて与える際には注意点もあります。愛犬が美味しく楽しく食事できるよう、以下の点にはぜひ注意して砕いたドッグフードを与えるようにしてください。

砕くことで酸化しやすく傷みやすくなる

ドッグフードを砕くと表面積の割合が増え空気に触れることにより、酸化しやすくなります。食品が酸化すると過酸化物質が生成されたり変色を起こしたりするので、愛犬の食事として適当ではありません。 ドッグフードは空気に触れないように密閉して保存し、砕く際には1回の食事の分のみ砕き、完食させるようにしましょう。

歯石がつきやすい

ドッグフードを砕いて細かくすることにより、食べかすが歯の間に挟まりやすくなってしまいます。食べかすは歯垢となり、やがては歯石となって、恐ろしい歯周病の原因となります。 犬を飼育する際には歯磨きなどのデンタルケアはとても大切なお手入れですので、きちんと行うようにしましょう。ドッグフードを砕いて与えることが日常的になっている場合は、デンタルケアは特に念入りにするようにしましょう。

細かくし過ぎるとむせやすくなる

ドッグフードを砕くにしても細かい粉状になるまで砕いてしまうと、それを飲み込んだ犬がむせてしまうことがあります。犬が食べる様子を観察して、むせることなく食べられる大きさを把握し、あまり細かくし過ぎないようにしてください。 粉状になったドッグフードは砕いていない粒のままのドライフードやウエットフードにふりかけのようにトッピングしたり、少し水分を加えて練ってあげるなどして与えれば問題なく食べさせることができます。

ドッグフードを上手に砕いて食べやすくしよう

せっかく愛犬好みの味のドッグフードが見つかっても、粒が大きすぎて食べにくそうにしているなら、砕いてあげることを検討してください。砕いて食べやすくなることで食いつきが良くなり食欲が増すことで、健康面にも良い影響が期待できます。 ドッグフードを砕くことで食べやすくなるのはメリットですが、歯石がつきやすくなったり、かえって食べにくくなるなどのデメリットもありますので、愛犬がドッグフードを食べる様子を良く観察して、砕く大きさなどを決めるようにしてください。