犬がマウンティングする理由&やめさせる方法を解説!続けさせると主従関係が崩れる?
愛犬がマウンティングをする理由は、一つではありません。一般的に犬が喧嘩している様子を見て「発情期だ」と結論づけることが多いようですが、他にもさまざまな理由でマウンティング行為を行なっていることがあるのです。当記事では犬のマウンティング行為に隠されている理由や、他のワンちゃんに迷惑をかけないようにするための方法をご紹介します。日常生活や愛犬とのお出かけの際に活かしていきましょう。
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犬のマウンティングは性行為だけでなく、成長過程やコミュニケーションの一環として自然に行われるものです。まず、犬のマウンティングとは何かについて説明します。
交尾を行うための腰振り動作
犬が腰を振るような動作を行う一番の理由といえば、やはり繁殖行動でしょう。雄(オス)犬が雌(メス)犬の上に乗って腰を振るような仕草を見せているなら、ごく普通の繁殖行為とみなせます。 発情期のオス犬だけがする仕草のように思われるかもしれませんが、そうとは限りません。まだ性成熟していない子犬や、メス犬も相手に馬乗りになる行動をすることがあります。
自分の強さを示す意味も
メスもマウンティングすることがある
実はマウンティングに性別は関係ありません。そのため、「うちの犬はメスなのにオスみたいに腰を振ってる、異常なのではないか」と思う飼い主さんもいるかもしれません。しかし、メス犬であっても腰を振る動作をすることがあるので、心配する必要はありません。
犬がマウンティングする理由
犬のマウンティングには、大きく分けて3つの種類があります。それぞれのケースの理由と対処法を考えてみましょう。
他の犬にマウンティングする理由
犬同士、中でもオスがメスに仕掛けるマウンティングは交尾行動と考えられます。オスは発情期のメスが放出するフェロモンが引き金となっています。 ドッグランなどで愛犬が特定のメスを追いかけ始めたら、すぐに引き離すようにしましょう。
また、性行動以外にも上下関係を誇示する意味もあります。 自分が相手より優位であることを示す行動であり、この場合はメス同士で仕掛けることもあるのです。そのため、飼い犬がオスかメスかに関わりなく、散歩中に他の犬とすれ違う際には配慮が必要です。
人間にマウンティングする理由
飼い主の前で腰を振る動作をするときは、主に構ってほしいときや遊んでほしいときの愛情表現として行うことがあります。 最近、忙しくて愛犬と遊んであげられないな」と思ったら、愛犬が「一緒に遊んで」と訴えているのかもしれません。
最近はいろいろな説があるので、はっきりとは言えませんが、飼い犬が「飼い主を守らなければ」と勘違いしている可能性もあります。 子犬の頃に甘噛みを許していた場合、成犬になっても引き続き甘噛みをしていませんか?愛犬がいくら呼んでも来ない、好きな方向に散歩に行くと引っ張られる、そんなことはありませんか?
ぬいぐるみやクッションにマウンティングする理由
この行動には、大きく分けて3つの理由があります。1つ目の理由は、支配欲です。犬にも支配欲があるのかと驚かれるかもしれません。 愛犬が特別に気に入っているように見える遊び道具などに対して、執拗にマウントを仕掛けるようなら、「自分の所有物だ」という感情が働いている可能性があります。 好きなものを誰にも取られたくないという思いから、動かない物相手にマウント行為をすることがあるのです。
2つ目の理由は、エネルギー・ストレスの発散です。クッションやぬいぐるみに限ったことではありませんが、止めないで放置すると習慣化する可能性があるので注意が必要です。 3つ目の理由は、「遊びや暇つぶし」です。他にやることがなく、クッションやぬいぐるみにマウントすることで楽しんでいるケースもあります。この場合も、繰り返すと癖になる可能性があるので注意が必要です。
犬がマウンティングするのをやめさせる方法
本能で行なっているように見える腰振りの動作ですが、放置しておくとはその行動を繰り返すようになります。 そのため、飼い主がしっかりと躾ける(お座りや伏せなどを教え、犬に適切な行動をとるように誘導)することが大切です。ここでは、不必要な腰振りをやめさせるための方法を解説していきます。
方法①しっかりしつけをする
方法②ストレスを解消させてあげる
方法③避妊や去勢手術をする
他の犬・飼い主への犬のマウンティングの対処法
マウンティングの基本がわかったところで、愛犬しつこい腰振り行為を止める方法について、その対象別に見ていきましょう。
他の犬へのマウンティング対処法
飼い主への犬のマウンティング対処法
犬のマウンティングを放置することの影響
吠えやかみつきに発展
犬の健康状態が悪くなる
さらに、もっと深刻な影響として、犬の健康状態を悪くしてしまう可能性も考えられます。例えば、腰をブンブン振り続けることで、犬の背中や股関節に負担がかかってヘルニアになることがあります。 もともと腰痛や関節炎など、足腰に問題がある場合は、さらに悪化する可能性があります。また、先ほどもお伝えしたように陰部を傷つける可能性も高く、放置することで健康を害することも考えられます。
マウンティングされている犬・飼い主にも影響
マウンティングの癖を直さないと、散歩中やドッグランで他の犬にいきなり腰振りを始めてしまうことがあります。飼い主としてはともかく、される側としてはたまったものではないでしょう。 もし現場がドッグランであれば、一度リードを付けて距離を置きましょう。散歩中なのであれば、なるべく反対方向に歩き、2頭の距離を開けるとよいでしょう。
また、散歩中は、できれば発情期の犬を避けて歩くか、あまり人が歩いていない時間帯に歩くのが無難ですが、発情期でも普段通りに歩く人もいます。 雄犬は嗅覚がとても鋭く、本能で匂いを察知することができます。いつもと違う引っ張り方をしたら、発情期の女の子の方に向かっている可能性があるので注意しましょう。