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猫は旅行に連れて行ける?移動時の工夫や注意点を解説!本当は留守番が最適⁈

猫は旅行に連れて行ける?移動時の工夫や注意点を解説!本当は留守番が最適⁈

ペットを飼っていると旅行に行く際に留守番させるか、連れていくか、誰かに預けるかで悩む方も多いでしょう。犬は旅行に連れていく方も多いですが、猫の場合は連れて行けるのでしょうか。ここでは移動時の工夫や注意点を解説してまいります。ペットが心配でなかなか旅行に行けないという方は、ぜひチェックしてみてください。

猫は旅行が嫌い?留守番が最適って本当?

旅行や帰省の際に、猫を飼っていると家で留守番させるのも心配だし、連れて行きたいなと思う方も多いですが、猫を旅行に連れて行くのはあまりおすすめではありません。 犬は旅行に連れて行けるのになぜ、と思う方もおられるかもしれませんが、猫の性格や習性から留守番させた方が良い場合も多いです。旅行を計画中のの方はぜひチェックしてみてください。

環境の変化がストレスになる

猫が旅行に向かない理由は、環境の変化がストレスになるからです。猫は警戒心が強く縄張り意識も強い生き物で、環境に変化があるのは大きなストレスとなってしまいます。

引っ越し、結婚などで人間の家族が増えるなどはもちろん、家具の位置が変わったり、エサ入れや寝床が変わったなども猫にとっては環境の変化になりストレスとなります。 食事の時間や、来客なども環境の変化に含まれるため、旅行に行って場所が変わる、食事の時間が変わる、知らない人と会うのは猫にとっては大きなストレスでしょう。

子猫や老猫は連れて行かない

それでも猫を一緒に連れて行きたい、長期の帰省で連れて行かないといけないということもあるでしょう。その場合は、子猫や老猫は連れて行かないようにします。猫は生後1年ほど経つと人間でいうと18歳くらいになるので、1歳以降なら体力もついているおり、連れて行けるでしょう。

老猫は11歳以降で、人間でいうと60歳くらいになります。体力も落ち、動きもゆっくりになったり風邪も引きやすくなるなど病気も増えるので、ゆっくり余生を過ごせるよう、あまり連れ出さない方が良いでしょう。

1~2日なら留守番でも大丈夫

猫は群れで暮らすのではなく、単独行動をする生き物なので、1匹でお留守番をしていてもストレスになることはあまりありません。また、猫は1日平均で16時間ほど眠ると言われており、日中でもゴロゴロ寝ている姿もよく見るため、常にお世話が必要な訳でもありません。 犬と違って散歩も必要ないため、旅行で環境を変えてストレスをかけるよりはおうちにいた方が猫も安心です。1~2日なら留守番でも大丈夫でしょう。

【乗り物別】猫と旅行するときの注意点

いざ旅行に行く際に、乗り物を使う方がほとんどです。猫を連れての乗り物は、飼い主の方にとっても不安もあるはずです。乗り物別の猫と旅行するときの注意点をチェックしておきましょう。

車の場合

まずは車での移動です。車は個室なので、つい放したり膝の上に載せて置いたりしたくなりますが、猫が運転席に入るのは運転する上で危険なため止めましょう。助手席の足元などにケージに入れておいたり、シートベルトで固定できるなら助手席にケージを置くと猫の様子も見れて安心です。

エンジンの音や揺れも猫にとってはストレスになるため、長時間の運転は避けます。また、猫も車酔いしてしまうことがあるので、スピードを出しすぎず、空調も猫が過ごしやすい温度に設定しておくと良いでしょう。

電車の場合

電車の場合は、キャリーバッグなどに入れれば乗車可能です。猫や子犬などの小動物は専用の容器に納めた上、手回り品料金を支払って乗車するのがルールで、鉄道会社によっては料金がかからない場合もあります。

料金がいくらかかるのか、専用ケースのサイズにも規定があることも多いので、事前に利用する鉄道会社に確認をしておくと良いでしょう。手回り品きっぷは改札や駅の窓口などでしか買えない場合もあれば、券売機で売っている会社もあるため、どこで入手するかも併せて確認しておいてください。

新幹線の場合

新幹線の場合も、手回り品きっぷを購入すれば乗車できます。キャリーバッグを足元に置き、足で動かないように固定しておくと、食事中の方が隣にいても迷惑がかかりません。両隣に乗客がいない場合は、膝の上で抱えて持っていても大丈夫でしょう。

飛行機の場合

最後は飛行機です。猫は貨物扱いとなり、貨物室内で預かってもらえます。JALではペットクレート1個1区間あたり4400円~6600円となっており、ペットクレートは貸し出しも行っています。ペットのお預けに関する確認書を当日、空港カウンターに提出する必要があります。

飛行機のチケットを取る際に、ペットクレートの貸し出しの申し込みもしておくと良いでしょう。また、JALの場合はペット料金を事前に支払っておく方が割安なので、前払いがおすすめです。

猫と旅行するときの工夫&必要なもの

ここからは猫と旅行をするときの工夫と必要なものをご紹介してまいります。家で飼っているだけでは、持っていないものもあるかもしれません。旅行が決まったら、必要なものを揃えて準備していきましょう。

工夫&必要なもの①ケージ

1つ目はケージです。ケージはサークルと違い、側面の囲いだけでなく天井や床面もついたタイプで、布製のものや底面はプラスチックで他はステンレス製など、タイプも色々あります。猫は暗い場所や狭い場所を好むため、普段から家で使って慣れておくと良いでしょう。

猫壱 ポータブルケージ


引用:amazon

猫壱のポータブルケージは、組立時に高さ50.8cm×奥行き81cmの広々したサイズですが、折りたたむと直径約30cmの小さな円形になってコンパクトに収納できます。猫2匹とポータブルトイレも入れられ、開口部が2ヵ所あるので便利です。旅行の際だけでなく災害時の避難用、病気時の隔離用などにも使えます。

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工夫&必要なもの②キャリーバッグ

キャリーバッグも移動の際に必要です。猫の体長に合うサイズを選ぶことと、お気に入りの毛布なども入れられる余裕があるものを選ぶと良いでしょう。猫は開けた瞬間に脱走してしまうこともあるため、リードを掛けられるフックが付いているタイプもあるので、途中で外に出す予定の方はフック付きもおすすめです。

PETKIT キャリーバッグ


引用:amazon

おすすめはPETKITのキャリーバッグです。リュックタイプのバッグで、スマート換気ファン付きなので夏場でも安心です。前面が透明の窓なっており、キャリー内にライトが内蔵されているので、猫の様子もよく見れます。

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工夫&必要なもの③胴輪付きリード

初めて行く場所や休憩の際に、脱走してしまったり、外を歩かせたいという場合は胴輪付きリードがあると良いでしょう。首輪のリードではすり抜けてしまう可能性が高いので、胴輪の方がおすすめです。

Angelpet 猫用 ハーネス


引用:amazon

Angelpetの猫用 ハーネスは、通気性の良いメッシュクッションのハーネスです。首回りと胴回りの長さが調節でき、マジックテープでさらに調節もできるので体にフィットします。頭を通さずに装着できるので便利です。自宅でもお散歩に連れて行きやすくなります。

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工夫&必要なもの④フード・水

水とキャットフードも必要です。環境が違うと食欲もなくなるため、キャットフードは普段食べているものを持っていく方が安心です。猫に与える水はミネラルウォーターはNGなので、移動中は水道水を持っていきましょう。

キャネットチップ キャットフード かつお味ミックス


引用:amazon

キャネットチップのキャットフード かつお味ミックスは、健康維持に必要な栄養素をバランスよく配合した国産の商品です。ビーフとチキンが入っており、食物繊維を含む天然の原材料を使っています。サクサクした食感で猫に人気です。

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工夫&必要なもの⑤ポータブルトイレ・猫砂

最後はポータブルトイレ・猫砂です。1泊2日や日帰り旅行ならペットシーツで代用もできますが、帰省や長期の旅行の場合は、普段使っている猫砂やポータブルトイレがある方が便秘にならずに済むでしょう。

nanappy 猫用 ポータブルトイレ


引用:amazon

nanappyの猫用 ポータブルトイレは、猫砂スコップ付きの折り畳みトイレです。防水・撥水加工で汚れもさっと拭くことができ、砂もシーツも両方使えます。サイズはMとLがあり、猫の大きさや年齢によって選べます。

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猫と旅行するときは移動中の体調変化にも注意して

猫は乗り物酔いや環境変化のストレスから、体調を崩してしまう場合もあります。あくびがよく出る、よだれが多くなるのも、体調が悪いときの症状です。吐く、下痢をする、失禁などの症状がでることもあるため、移動中の体調変化には注意しておきましょう。

旅行に行くときは猫が過ごしやすい環境を作ろう!

猫と旅行するときの注意点や工夫の仕方などをご紹介してまいりましたが、色々注意することが多くて、不安になってしまった方もおられるかもしれません。事前にできる準備を行うことで、スムーズに移動し猫への負担を少なくするだけでなく、当日慌てずに済むだけでもかなり心の余裕は生まれるはずです。

旅行に行くときは猫が愛用しているタオルをキャリーバッグに入れてあげたり、車の空調を猫に合わせるなど、過ごしやすい環境を作ってあげることが大事です。猫と旅行をする際は、しっかり準備をしてお出かけください。