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犬に焼き芋は与えてもいい?栄養素や与える時の注意点を解説!

犬に焼き芋は与えてもいい?栄養素や与える時の注意点を解説!

「焼き芋は犬に与えても大丈夫なのか」と気になったことはありませんか?結論から言いますと「大丈夫」です。しかし、与える際には量や気をつけるポイントがあります。この記事では、犬に与えるときの注意点だけでなく、焼き芋に含まれる栄養素の期待できる効果を解説しているので参考にしてください。

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犬に焼き芋を与えても大丈夫?

 

秋から冬にかけて旬になる焼き芋ですが、飼い主が食べていると、愛犬も食べたそうに見ているときがあります。そのとき、「犬に焼き芋をあげていいのか」と迷ってしまいます。結論から言いますと、犬に焼き芋をあげることは大丈夫です。

 

甘いもの好きの犬にとっては焼き芋はおいしいおやつになります。

 

焼き芋は、ご飯としてではなく、おやつとしてあげることがポイントなのですが、食べる量や与え方に注意する必要があります。 次の項目では、焼き芋に含まれる栄養や期待できる効果、注意点、気をつけること、子犬も食べて大丈夫なのかなどを解説していきます。

 

焼き芋に含まれる栄養と期待できる効果

 

次に、焼き芋に含まれる栄養素と期待できる効果を解説します。「整腸作用がある食物繊維」「ビタミン類で免疫力アップ」「カリウムで高血圧を予防」について見てきます。

 

効果①整腸作用がある食物繊維

焼き芋には、食物繊維が多く含まれています。食物繊維は人において便通を改善し、腸内環境を良くする働きがあります。犬においても、同じように便通を良くして腸内環境を整えてくれます。 便秘気味の犬には効果が期待できます。

食物繊維は、腸の動きを活発にしてくれるので、下痢にも効果が期待できます。焼き芋に含まれる食物繊維は、便秘や下痢などお腹の不調を改善し、お腹の機能回復をしてくれる働きがあります。

効果②ビタミン類で免疫力アップ

 

焼き芋には、ビタミンも含まれます。特に疲労回復に効果のあるビタミンCが含まれています。ビタミンCは、熱に弱い性質がありますが、加熱された焼き芋は、でんぷんにより守られているので、壊れません。 他にも、ビタミンCには皮膚の表面を良くしてくれる働きがあるので、老化防止にも効果があります。

 

また、ビタミンAやビタミンEも含まれていて、ビタミン類をまとめてとると強い抗酸化作用があります。 ビタミンの他、ポリフェノールも含まれているので、免疫力アップの効果も期待できます。ポリフェノールは、ビタミンではありませんが、ビタミンのように抗酸化作用があり、風邪などのウィルスに打ち勝つための免疫力アップが期待できます。

 

効果③カリウムで高血圧を予防

 

焼き芋には、カリウムという栄養素も含まれています。カリウムは、鉄分やカルシウムと同じミネラルで体の調子を整えてくれる働きがあります。カリウムは、ナトリウムとのバランスをとる働きがあり、水分を調整してくれる役割があります。

 

ナトリウムは、たくさんありすぎると水分を過剰にためこむ性質があり、むくみの原因になります。カリウムは、たくさんとっても排出される仕組みなので、とりすぎる心配はありません。
しかし、腎臓の機能が低下しているときは、カリウムが体の中にたまってしまうので、注意が必要です。高カリウム血症になる可能性があるので、心配な方は獣医に相談してみるとよいでしょう。

 

カロリーに注意!犬に与えてもいい焼き芋の量

焼き芋は、100g中に糖質が35.5g含まれていて、カロリーが163kcalあります。この数値は、食事として与えるのではなく、おやつとして少量あげることに留意しましょう。

では、犬(健康な成犬の場合)の体重別に与えてもよい焼き芋の量を解説します。 犬の体重が1kgであれば焼き芋の量は6~7g、5kgの場合は20~25g、10kgの場合は35~40gになります。15kgの犬であれば50~55g、20kgの場合は60~65gとなります。 焼き芋の重さが1つおよそ200~300gなので、犬の体重に合わせて4分割や8分割などにして目安を理解しましょう。

犬に焼き芋を与える時に気を付けること

では、犬に焼き芋を与える時に気を付けることについて説明します。

  • 「冷めていることを確認する」
  • 「食べやすいように小さくカットする」
  • 「加工品や味付けはNG」
  • 「病気を患っている犬には与えない」
  • 「アレルギー反応が出ないか様子を見る」

について見ていきいます。

気を付けること①冷めていることを確認する

焼き芋をあげるときは、温度に気をつけましょう。出来立ての焼き芋はとても熱く、そのまま犬に与えると火傷をしてしまいます。表面が熱くなくても、中身はまだ熱いことがあるので、与える前に焼き芋をほぐして、冷めていることを確認してから与えるようにしましょう。

温度計でいちいち測る必要はないですが、与える焼き芋が人肌くらいまで冷めていたらあげても大丈夫です。どんなに焼き芋が好きな犬でも、火傷をしてトラウマになってしまい、食べなくなる可能性もあるので注意してください。

気を付けること②食べやすいように小さくカットする

犬は、与えられたものをそのまま丸飲みすることが多いので、食べやすいように小さくカットしてあげましょう。大きくカットした焼き芋をそのまま与えてしまうと、のどにつまらせる可能性があります。 小さくカットしても食べにくそうであれば、すりつぶしてペースト状にするのもおすすめの方法です。カットするときに、皮も一緒に取って与えるようにしましょう。

皮には、ポリフェノールやアントシアニンという栄養素が含まれていて、抗酸化作用で老化防止の効果が期待できます。しかし、食物繊維も多く含まれているため、消化に少し時間がかかります。 お腹の調子があまり良くない犬には与えるのを控えた方がいいです。もし、皮も食べさせたいのであれば、細かく刻んであげるようにしましょう。

気を付けること③加工品や味付けはNG

サツマイモを加工した大学いもやスイートポテトには、砂糖や牛乳など犬にとってあまり良くない成分が入っています。また、焼き芋に砂糖や塩などの調味料をたして味付けするのもNGです。

人間が美味しいと感じる味付けや加工品は、犬の体にとって負担がかかってしまい、有害になる可能性があるため、与えてはいけません。 焼き芋は、蒸しただけで調味料を何も加えなくても十分甘く、犬にとってはとても美味しいのです。もし加工品をあげたい場合は、犬用のものを与えるか、レシピ検索で自分で作るようにしましょう。

気を付けること④病気を患っている犬には与えない

焼き芋には、「シュウ酸」という成分が含まれています。シュウ酸は、膀胱結石の原因となるシュウ酸カルシウム結晶を作り腎臓に負担をかけてしまいます。また、先ほど解説した通り、焼き芋にはカリウムも含まれています。

 

カリウムは多く摂取すると、腎臓から自動的に排出される仕組みになっていますが、腎臓の機能が低下していたり、腎臓に疾患がある犬には与えてはいけません。 カリウムが排出されずに体内にたまると、他の臓器も上手く機能しなくなり、不整脈や低血圧などの症状があられます。

 

そのため、腎臓病や心臓病など何らかの病気を患っている犬には与えないように注意しましょう。 また焼き芋に含まれるシュウ酸は、ほうれんそうと違い、水にさらしたり加熱するなど、同じ調理法でも消えません。ですので、手作りした焼き芋もあげてはいけません。

 

気を付けること⑤アレルギー反応が出ないか様子を見る

食物アレルギーは、全ての食品で起こる可能性があります。そのため、初めてあげるときや久しぶりにあげるときは、アレルギー反応が出ないか注意して様子を見るようにしましょう。 焼き芋を食べたあとに、息がしづらそうであったり苦しそうで、普段と明らかに違う様子であればアレルギー反応の可能性が高いです。

その際、早めに動物病院へ行き獣医にみてもらいましょう。問診のときは、焼き芋を与えた時間や量などを細かく伝えましょう。 もし手作りした場合は焼き芋以外に使った材料や作った時間なども伝えると獣医の判断材料になるかもしれませんので、一緒に伝えておきましょう。

子犬もOK?いつから焼き芋を与える?

焼き芋は、たくさんの栄養素を含み、様々な効果が期待できるので子犬にも与えたくなります。しかし、子犬はまだ消化機能がまだ未熟なため、焼き芋を与えるのは避けましょう。 子犬に焼き芋を与えてしまうと、上手く消化できず下痢や便秘などの原因になります。

また、焼き芋は犬にとって甘味の強い食べ物になるため、子犬の頃から与えてしまうと本来食べるべきドッグフードを食べなくなる可能性があります。 栄養面においても、ドッグフードには犬に必要な栄養素が適量含まれています。

そのドッグフードを食べずに焼き芋ばかり食べるようになると、栄養不足や肥満になってしまうので、注意が必要です。

焼き芋は犬のおやつに最適!

 

いかがでしたか?今回は、「焼き芋は犬に与えても大丈夫か」という内容をお伝えしました。結論としては、「焼き芋は与えても大丈夫」です。 焼き芋に含まれる栄養素である食物繊維やビタミン、カリウムなどが腸内環境を整えたり、免疫力アップ、高血圧を予防する働きがあります。

しかし、焼き芋には糖質が多く含まれているため、食事として与えることや量にも注意しましょう。 また、与えるときは「冷めていることを確認する」「食べやすいように小さくカットする」「加工品や味付けはNG」「病気を患っている犬には与えない」「アレルギー反応が出ないか様子を見る」などに気をつけましょう。 また子犬は、消化機能が未発達なため与えるのは避け、栄養がきちんと計算されたドッグフードをメインにあげるようにしましょう。