グレインフリーキャットフードおすすめ15選!どんな猫に向いてる?
穀物を一切使わずに作られたグレインフリーキャットフード。穀物にアレルギーがある猫だけでなく、あらゆる猫に良い影響を与えてくれることで愛猫家から人気を集めています。
ここではグレインフリーキャットフードのおすすめ人気商品を厳選してご紹介します。メリットやデメリット、商品の選び方、向いている猫についてもお届けしていくので、グレインフリーキャットフードを検討されている方は是非参考にしてください。
グレインフリーキャットフードとはどんな餌?
グレインフリーキャットフードは、その名の通り穀物を一切使用していないキャットフードのことです。「グレイン=穀物」「フリー=不使用」を意味し、トウモロコシ・米・麦といった穀物全般を使用せずに作られています。 肉食動物である猫は、元々穀物類の消化が得意ではありません。
生の穀物を食べてしまうと、嘔吐や下痢など消化不良を起こしてしまうでしょう。 キャットフードは加熱処理されているのでほとんどの猫が食べても問題なく消化できるのですが、まれに加熱処理された穀物でも受け付けない体質の猫がいます。グレインフリーキャットフードは、そんな敏感な体質の猫に適したキャットフードとして、愛猫家から人気を集めています。
グレインフリーキャットフードのメリット
グレインフリーキャットフードは、主に穀物にアレルギーを持つ猫のために発売されているフードですが、穀物アレルギーを持っていない猫にも様々な良い影響を与えてくれます。ここでは、グレインフリーキャットフードのメリットを見ていきましょう。
メリット①猫が必要な栄養素をたっぷり補給できる
グレインフリーキャットフードは穀物による量増しがされていないため、肉食である猫のために必要な「肉」「魚」と言った動物性たんぱく質が多い栄養設計になっています。猫にとって必要な高たんぱくな栄養素をたっぷりと補給することかでき、猫本来の食事に近い理想のフードと言えるでしょう。
メリット②アレルギーのある猫でも大丈夫
先に解説した通り、グレインフリーキャットフードは穀物アレルギーを持つ猫の健康管理に適したフードです。グルテンフリーというキャットフードもありますが、グルテンとは小麦などの麦類に含まれるたんぱく質のことを指し、穀物のうち麦類のみを避けているものになります。 それに対して「グレインフリー」はグルテンフリーよりも広く穀物を避けているフードになり、穀物アレルギーの猫にとってより安心なのです。
メリット③猫の体重管理に役立つ
グレインフリーキャットフードはダイエット中の猫にもおすすめです。穀物不使用ということは必然的に炭水化物の摂取量を抑えることができるので、結果として高たんぱくで太りにくく、体重管理に役立ちます。しっかり食べても太らない、そして食いつきも良い、まさに猫にとってダイエット向きの食事なのです。
グレインフリーキャットフードのデメリット
メリットが多いグレインフリーキャットフードですが、その反面デメリットがあることも理解しておく必要があります。続いてはグレインフリーキャットフードが猫に与える悪い影響を見ていきましょう。メリットとデメリットをしっかりと把握した上で、愛猫に向いているか判断してください。
デメリット①空腹感を感じやすい
穀物不使用のグレインフリーキャットフードは消化には優れていますが、腹持ちが悪く空腹感を感じやすいデメリットがあります。人間で例えると、白米を抜くことでお腹が減りやすいことと同じ原理です。
空腹状態が長く続くと低血糖になったりストレスになりやすいので、猫の状態をしっかりとチェックする必要があります。ただし、お腹を空かせているからと言って多く餌をあげてしまうとダイエット中の猫は意味がなくなってしまうので注意してください。食事時間と給餌量を守りながら様子を観察しましょう。
デメリット②販売価格が高い
グレインフリーキャットフードは穀物を使用していない分、魚・肉類を多く使用するためコストがかかり、一般的なキャットフードと比べると販売価格が高い傾向にあります。 しかし栄養価が高い分給餌量は少なくてすむので、一概に割高になるとは言えません。商品によっても価格は様々なので、栄養と価格のバランスを考え、負担にならないものを選んでください。
グレインフリーキャットフードの選び方
グレインフリーキャットフードは各メーカーからたくさんの商品がラインナップされているため、初めて購入される方は何を基準に選べば良いが分からないでしょう。ここではグレインフリーキャットフードの上手な選び方をご紹介します。以下のポイントを参考に、愛猫にぴったりなフードを選んであげてください。
選び方①原材料表示に穀物が一切表示されていない
グレインフリーキャットフードは、基本的にトウモロコシ・米・麦といった穀物不使用で作られていますが、原材料表示に穀物が一切表示されていないかチェックしてください。
また、肉ペースなのか魚ベースなのか、肉でもチキン・ポーク・ビーフ、魚であれば赤身魚や白身魚、さらにターキーやサーモンなど、種類が明記されていれば尚◎です。穀物だけでなく肉や魚にアレルギー反応を起こす猫もいるので、原材料をしっかり確認し、愛猫に悪い影響を与えないものを選びましょう。
選び方②フードのタイプで選ぶ
グレインフリーキャットフードにも一般的なキャットフードと同様、ドライタイプ・ウエットタイプがあります。カリカリのドライタイプは水分が10%以下で作られおり、湿気にさえ気をつけていれば長期間保存が可能です。
また、食べる時に噛み砕く必要があるので、歯石の除去など歯の衛生管理にも役立ちます。 一方ウエットタイプは水分を多く含み、柔らかくて香りも強く、猫の食いつきが良いのが特徴です。ドライタイプほど長持ちはしませんが、あまり餌を食べてくれない猫や高齢の猫に向いています。猫の好みや状態によって、その子にあったものをチョイスしてあげてください。
選び方③ライフステージに合わせる
フードを選ぶ際はライフステージを考慮することも大切です。フードは子猫・成猫・シニアによって、栄養や粒の大きさ、柔らかさが異なるので、年齢に合わせたフード選びをおすすめします。ライフステージはパッケージに記載されているので、対象年齢をチェックしてから購入しましょう。
選び方④安全性もチェック
穀物類が含まれていないグレインフリーキャットフードでも、全てが必ず安全とは言えません。まず、原材料を見て何の肉が使用されているのか不明なものは避けた方が無難です。 愛猫の健康・安全性を重視したいという方は、人工添加物が使われていない「添加物不使用」のフードをおすすめします。防腐剤・化学合成保存料・着色料などが使われておらず、安全性が高く安心です。
グレインフリーキャットフードおすすめ15選
ここからは愛猫家に人気のおすすめグレインフリーキャットフードを厳選してご紹介します。実際に使用した方の口コミも一緒に記載していくので、それぞれの商品を比較して是非検討してみてください。
おすすめ①オーブンベークド グレインフリー フィッシュ
穀物を一切使用していないフィッシュレシピの総合栄養食です。オーブンベーキング製法で従来のドライフードの製造にかかる時間の実に10倍の時間をかけて丹念に調理されています。 低温でじっくりと加熱することで香り・風味・栄養分を損なわず、カチカチに硬くなりすぎないので簡単に噛み砕けて消化吸収に優れています。
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おすすめ②モンプチ ナチュラル グレインフリー 厳選チキン
カラダな良い美味しさを追求したナチュラル設計の総合栄養食です。新鮮な生の魚や若鶏が第1主原料で、素材の美味しさと良質なたんぱく質、さらに無着色・無香料・保存料不使用で安心です。天然由来の食物繊維配合で、体内の毛玉の排出をサポートしてくれます。
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おすすめ③モグニャンキャットフード
グレイン・香料・着色料不使用の体に優しいフードです。人間も食べられる品質水準の白身魚を使用し、新鮮な白身魚を贅沢に使うことで抜群の香りと味わいに仕上がっています。 白身魚をたっぷり65%も使用しているから高たんぱく!穀物を一切使用しない代わりにタピオカ・ジャガイモ・サツマイモを使ったレシピで栄養満点です。
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おすすめ④ピュリナ ワン キャット グレインフリー チキン
猫に必要な動物性たんぱく質を多く含む、新鮮な生のチキンを第1主原料とし、チキン、ドライとウェットのいいとこ取りの"ミックスフィーディング"のフードです。柔らかほぐし粒×美味しいカリカリ粒の異なる絶妙な組み合わせが、肉食の猫の本能が求める食事を提供します。
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おすすめ⑤ナチュラルバランス グリーンピース&ダック キャットフード
牛肉・鶏肉・ラム肉・白米・小麦粉などにアレルギーを起こす愛猫のためのウルトラプレミアムドライキャットフードですです。動物栄養士・獣医医師博士のプロジェクトにより開発、グリンピースとダックを主原料とし、栄養バランスを十分に考えた画期的なアレルギー対応食となっています。
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おすすめ⑥カナガンキャットフード サーモン
原材料の60%以上がお魚の高タンパクなフードです。穀物の代わりに、食物繊維が豊富なサツマイモやジャガイモを配合し、体にやさしいフードに仕上がっています。 生サーモンはヒューマングレードの食品工場で加工された人間が食べられるほど新鮮で上質なものを厳選、更にニシンや白身魚もブレンドし、魚の豊かな香りが愛猫の食欲をそそります。食べやすい小さめサイズで子猫・シニアにも安心です。
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おすすめ⑦グランツ キャットフード グレインフリー チキン&サーモン味
グレインフリーで消化に優しく、人工保存料・着色料無添加のプレミアムフードです。良質な動物性タンパク質でアミノ酸、ビタミン、ミネラルを豊富に含むチキンとサーモンを70%以上配合、素材本来の味と香りで食いつきUP!良質なタンパク質を凝縮した小粒サイズ&ベストなカリカリで癖になる噛み応えです。
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おすすめ⑧クプレラ ホリスティックグレインフリー・キャット
全成長段階の猫に対応できる、消化吸収に優れたグレインフリーの総合栄養食です。消化酵素、マルチビタミン、プロバイオティクス、10種類の必須アミノ酸を調理後に非加熱で配合し、腸内環境を整え健康な身体をサポート!内蔵機能が弱い猫や食後のトラブルが不安な猫にも適しています。
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おすすめ⑨ジョセラ ナチュレル グレインフリー カロリー控えめ
美味しいレンズ豆とマスを使用した、カロリーを抑えたい愛猫にぴったりなグレインフリーフードです。脂肪含有量が控え目なので、特に屋内および避妊・去勢済みの猫に適しています。選りすぐりの原材料と特別な配合によりpH値が6.0~6.5となるようサポートし、尿管結石のリスクを軽減します。
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おすすめ⑩ニュートロ ナチュラル チョイス キャット
高品質な肉を第1主原料に使用し、穀物を使用しないことで抜群の美味しさを実現したフードです。味はダックとチキンの2種類、厳選された肉とお腹にやさしくエネルギー効率の良いポテトを使用することで消化吸収の健康を維持、おいしさと栄養バランスに配慮されています。
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おすすめ⑪ジャガーキャットフード
動物性原材料80%以上!本来肉食である猫のために、新鮮なチキンや鴨、サーモン、マスをふんだんに配合したフードです。人間も食べられるヒューマングレードの原材料を厳選して使用、グレインはもちろん、香料・着色料も不使用で、安心・安全に愛猫の毎日の健康づくりをサポートします。
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おすすめ⑫レオナルド アダルト ポートリーGF
穀類の代わりに栄養豊富なアマランサスを使用、食物不耐性やアレルギーなど食に敏感な猫におすすめのドライキャットフードです。チアシード、新鮮な家禽肉、そしてオキアミなど様々な素材を組みわせることで、よりバランスのとれたフードに仕上がっています。
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おすすめ⑬スマック フローラケアキャット グレインフリー フィッシュ味
免疫力維持・腸内細菌叢を整える、プロバイオティクス、プレバイオティクス、バイオジェニックスの各機能成分を配合した、グレインフリーのドライフードです。 下部尿路の健康維持に低マグネシウム設計、毛玉に配慮して食物繊維、美しく健康な毛艶・皮膚のためにフィッシュオイル、ニオイに配慮して植物発酵抽出エキスが配合されています。スマック独自のTaste in製法で魚の旨味を粒の中に閉じ込めているので、嗜好性抜群です。
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おすすめ⑭ニュートロ キャット ワイルド レシピ アダルト サーモン
高品質なチキンやサーモンなどを第1主原料としてたっぷりと使用、肉本来の旨みをそのまま閉じ込めた食い付き抜群のフードです。肉食である愛猫のために、高タンパク(40~42%以上)に作られた食事が健康な筋肉の維持をサポートします。 さらに消化性に優れた高品質なエンドウマメやポテトを配合し、穀物の消化が苦手な愛猫の健康維持と消化吸収に配慮しています。
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おすすめ⑮ナウフレッシュ 成猫用 お魚味 キャットフード
人工添加物不使用、グレインフリーで体にやさしい安心のフードです。消化に良く美味しい生の食材にとことんこだわり、乾燥肉やミートミールを使わない「100%」新鮮な魚を使用しています。 フルーツや野菜など20種類以上の食材もたっぷりと配合されており、多彩な食材の組み合わせで美味しさと栄養バランス抜群!食いつきがよく、食べ飽きない美味しさです。
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グレインフリーキャットフードが向いている猫とは
健康に良いとされるグレインフリーキャットフードは、穀物アレルギーを持つ猫だけでなく、あらゆる愛猫の健康をサポートしてくれます。では、グレインフリーキャットフードが向いている猫とはどのような猫なのてしょうか。愛猫が以下に当てはまる場合は、是非グレインフリーに切り替えてみてください。
おすすめの猫
グレインフリーキャットフードは、穀物を使用していないため小麦や大豆、トウモロコシなど穀類に食物アレルギーを引き起こす猫に適しています。 また、普段使用しているフードで下痢、目やに、涙やけ、皮膚病などの症状がみられる場合はグレインフリーに切り替えてみるのも良いでしょう。低炭水化物であるグレインフリーは、ダイエットや糖尿病対策にも◎です。
グレインフリーキャットフードへの切り替え方
グレインフリーキャットフードに限らず、普段食べているフードから違うものに切り替える場合、いきなり全て与えるのはNGです。猫はとてもデリケートな動物なので、 急に替えてしまうと食欲不振、下痢、嘔吐などの症状だけでなく、ストレスが溜まってしまうこともあるので注意しましょう。
フードを切り替える際は、現在与えているフードに新しいフードを少しずつ混ぜて、様子を見ることから始めてください。体調に変化がなければ、徐々に新しいフードの割合を多くし、1週間ほどかけて切り替えていきましょう。
愛猫の健康のためにグレインフリーキャットフードを選ぼう
穀物アレルギーを持つ猫以外にも、下痢や皮膚病、肥満でフード選びに悩んでいる飼い主さんはグレインフリーキャットフードに切り替えてみてください。使われている素材も肉や魚など様々なので、好みやライフステージに合わせて、愛猫の健康のために栄養バランスに優れたフードを選びましょう!