シーズーはどんな犬種?特徴から飼い方・病気まで徹底解説!
シーズーは、友好的な性格が特徴の小型犬です。見た目もかわいらしく、飼育しやすい犬種として常に高い人気を維持し続けています。この記事で解説するのは、シーズーの特徴や飼い方、注意すべき病気の情報です。シーズーの飼育を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください!
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シーズーは、中国が原産の小型犬です。比較的丈夫な犬種ですが、寒い地方で育った犬種が祖先にあたるので、飼育する場合には環境に配慮しましょう。ここでは、シーズーの歴史とラサアプソとの違いを解説します。
シーズーの歴史
シーズーは、中国原産の小型犬です。ペキニーズとラサアプソを掛け合わさった結果、シーズーが誕生しました。ペキニーズも中国原産の小型犬ですが、ラサアプソはチベット原産の小型犬です。
シーズーの誕生には、チベットと中国の国交が関係します。ラサアプソはチベット僧院から魔除けとして、中国の貴族に贈られていました。献上されたラサアプソと既に王宮にいたペキニーズの交配によって、シーズーが誕生します。
中国で誕生したシーズーは「獅子狗(シーズークゥ)」という呼び名で、大切に育てられました。清王朝の西太后からも寵愛を受けます。清王朝が滅びた際にシーズーも被害を受けましたが、犬愛好家のイギリス人によって保護されました。
シーズーとラサアプソの違い
シーズーとラサアプソの大きな違いは、原産地です。シーズーは中国の王宮で誕生しました。一方で、ラサアプソはチベット原産の犬種です。しかし、見た目はとても似ています。
シーズーとラサアプソを見た目で見分けるなら、顔を見てみましょう。ラサアプソはシーズーと比べると、やや高めの鼻で面長です。しかし、体型や毛並みも非常によく似ています。
シーズーの特徴
シーズーは、幅広い世代から愛されています。ここで紹介するのは、シーズーの特徴です。飼育の難易度に関わる性格も詳しく解説します。
特徴①性格
シーズーは、比較的飼育しやすい性格です。懐きやすく、家族以外の人間とも意思疎通を図れる友好的な性質を持ちます。しかし、しつけ方法によってはわがままな性格になりやすいのも特徴です。
特に迎えたばかりだと一方的に甘やかしたくなりますが、悪い行いをしたら注意しましょう。お互いが心地よく過ごすには、迎えたシーズーにも家族の一員だと理解してもらう必要があります。
特徴②体重・体高
シーズーは、見た目以上にしっかりとした体格を持ちます。体重は4.5~8kgです。体高は、27cmほどになります。個体差はあるものの、平均値を参考にして体重を管理しましょう。日頃から飼い主が気にかけておくと、肥満防止に繋がります。
特徴③毛色
一般的にシーズーと言うと、白のベースに他の色が混ざったカラーを想像される方が多いです。しかし、シーズーのカラーは、どのようなカラーも認められています。
日本で多く見られるシーズーのカラーは、ゴールド&ホワイトとマホガニー&ホワイトが多いです。特に、明るいゴールドと透き通るようなホワイトの組み合わせが人気を獲得しています。
特徴④寿命
小型犬は、中型や大型の犬種と比べて長命です。シーズーの平均寿命は13~15歳ですので、10~12歳が平均寿命の大型犬と比べると長命となっています。 日本国内の飼育記録だと、23歳がシーズーの最高齢です。さらに、世界記録だと29歳まで生きたという例もあります。個体差はありますが、環境でも寿命は変わるので日頃から健康管理をしてあげましょう。
シーズーのかかりやすい病気
犬種によって、なりやすい病気が異なります。ここでは、シーズーがなりやすい病気を解説します。予防法もぜひ参考にしてみてください。
かかりやすい病気①気管虚脱
気管虚脱になると、荒い呼吸をしたり乾いた咳をしたりします。シーズーが特別なりやすい病気というよりも、鼻が低い犬種がなりやすい病気です。 犬種としてなりやすいだけでなく、肥満も気管虚脱の原因になります。
内服薬で治療する場合もありますが、重症になると手術が必要です。気管虚脱の手術は、どの病院でも行えるわけではありません。 もし、飼っているシーズーに重い気管虚脱の疑いがある場合には、事前に手術が可能かどうか動物病院に確認しておきましょう。
かかりやすい病気②脂漏症
脂漏症は、皮膚病です。脂漏症は、シーズーの罹患率が高い病気として知られています。シーズーが脂漏症になりやすい理由は、シーズーが脂性体質なためです。 脂漏症にかかったシーズーは、体臭がきつくなります。他にも、フケや脱毛、皮膚のベタつきといった症状も多いです。違和感を感じた時には、早めに病院に相談しましょう。
かかりやすい病気③角膜症
角膜症にかかってしまうと、目の濁りや黄色い目やにが見られます。シーズーの目は異物が入りやすい構造なので、他の犬種よりも発症率が高めです。なぜなら、シーズーの目は大きさに反して奥行が浅く、外に出がちなためです。
逆さまつげや被毛の混入でも発症率が上がります。予防として、まず目の周りの被毛に注意しましょう。他にも、ドライアイだと感じたら目薬を利用するのも有効な予防法です。
かかりやすい病気④外耳炎
垂れ耳であるシーズーは、外耳炎も罹患率が高い傾向です。外耳道に炎症を起こしてしまうと、かゆみが生じます。他にも、耳垢がたまりやすくなる症状もあります。重症になると治療期間が長くなるので、耳も普段から意識して見てあげましょう。
シーズーを迎えるには
シーズーは、環境に適応しやすい犬種です。ここでは、シーズーを家族の一員として迎える方法を解説します。シーズーと一緒に楽しい日々を過ごしてみましょう。
シーズーの迎え方
シーズーの迎え方は、3つの方法があります。ペットショップで購入する方法と保護犬の里親になる方法、そしてブリーダーから迎える方法の3つです。 ペットショップで購入する方法は、生後間もないシーズーを迎えたい方に適しています。
保護犬の里親になる方法は、行き場のないシーズーに居場所を与えられるので、相性が合えば飼い主もシーズーも幸せになれる方法です。 ブリーダーから迎える方法では、たくさんのシーズーが見られます。そのため毛の色にこだわりがある方に適した方法です。
シーズーの価格相場
ペットショップでシーズーを迎える場合、価格相場は20~25万円です。人気の犬種なので、多くのペットショップで出会えます。 ペットショップの価格は、ワクチン接種やペット保険なども込みである場合が多いです。
高い価格と思うかもしれませんが、結果として費用が節約に繋がります。 飼い方に不安な点があれば、ペットショップのスタッフの方に質問もできるので、初めて犬を家族に迎える方にはペットショップでの購入がおすすめです。
シーズーの飼い方
ここでは、シーズーの飼い方を解説します。長く楽しくシーズーと一緒に過ごす重要な知識です。シーズーを家族として迎える前に確認しておきましょう。
飼うために用意するもの
シーズーを迎える前に用意したいのは、ケージ、寝床、トイレトレーやペットシーツ、給水機、餌入れ、ペットフードです。加えて、ストレス解消用のおもちゃも容易しておくと、環境の変化に対応しやすくなります。 ブラシ、爪切り、犬用シャンプー、散歩用のリードは迎えてから飼ったシーズーに合わせて用意しましょう。
しつけの仕方
シーズーのしつけは、早ければ早いほど良いです。シーズーが家に来た日からしつけを開始しましょう。しつけは、社会適応のために必要です。 また、生後3~12週間は社会化期といわれます。社会化期は学習の吸収スピードが早いため、しつけを行いやすいです。
急速に発達する社会化期にしつけができると、シーズーだけでなく飼い主の負担も減らせるでしょう。 しつけで重要なのは、人間や環境に慣れてもらうことです。人間に触られても平気な状態にしておくと、お互い負担にならずシーズーの健康管理ができます。
ブラッシングの仕方
ブラッシングをする前に行うのは、毛玉の有無の確認です。毛玉がある状態でブラッシングをすると、シーズーが痛みを感じます。気付かずに行ってしまうと、皮膚状態の悪化だけでなく、スムーズにブラッシングができない原因になるので注意しましょう。
耳の周囲もブラッシングを行いますが、皮膚が薄いので傷めないように気をつけてください。全体をブラッシングしたら毛の流れが滑らかになります。仕上げに利用できるブラッシングスプレーもあるので、必要に感じたら適切に利用してみましょう。
カットの頻度
シーズーのカットは、月に1度が理想です。毛が伸びすぎると埃がついて不衛生な状態になったり、毛玉の原因になったりします。 特に冬が静電気によって、被毛に埃がつきやすくなる時期です。カットと合わせて、シャンプーも行うと清潔な状態を保ちやすいでしょう。
飼いやすい人気の小型犬・シーズーを迎えよう
この記事では、シーズーの特徴や飼い方、注意すべき病気の情報を解説しました。シーズーは、古くから愛玩犬として親しまれた犬種です。ぜひ、シーズーと楽しい生活を送ってみましょう!