ウェットタイプキャットフードおすすめ15選!水分補給で病気対策にも◎
水分量が多い「ウェットタイプ」のメリット
ドライフードを食べなくなった猫には、柔らかく消化しやすいウェットタイプのキャットフードを試してみましょう。ウェットタイプのキャットフードは、水分量が80%もあるので、嚙む力が弱かったり、食が細い猫に最適なのです。
また、消化しやすいことからお腹を下しやすい猫にもおすすめですし、水をあまり飲まない場合も水分補給の役割を果たしてくれます。さらに、本来の猫は肉食なので、ドライフードに比べウェットタイプのキャットフードの方が歯ごたえが好まれやすいです。 そして、ウェットタイプは大袋に入っているのではなく、小分けに梱包されているため、香りや鮮度を損なわないまま与えられるでしょう。
ウェットタイプキャットフードの種類
続いて、ウェットタイプのキャットフードの大まかな種類を紹介します。こちらでは総合栄養食と一般食・食事療法食の3種類の違いや、特徴を詳しく記載していくので、ぜひチェックしてみて下さい。
種類①総合栄養食
総合栄養食のウェットタイプのキャットフードは、それ一つで主要な栄養やエネルギーを補給できます。総合栄養食と水を与えるだけで、猫に必要な栄養が摂れるため、飼い主の安心感も大きいでしょう。
また、猫も人間同様に、成長に合わせて必要な栄養量が変化します。中でも、子猫は必要な栄養素が大人の猫と比較しても多いので、総合栄養食でも子猫用を選ぶか、全年齢対応の商品を選ぶようにしましょう。
種類②一般食
一般食は副食とも言われており、メインのキャットフードにプラスで盛り付けたり、おやつとして与えます。一般食のウェットタイプのキャットフードは、普段のキャットフードをたまたま食べなかったり、おやつが無い時に与えましょう。
総合栄養食と記載されていない商品は、全ておやつ用として販売されているため、おいしさは十分なのですが、栄養が偏り気味なので一般食をメインに与えないようにして下さい。また、1日に一般食を与える目分量は、1日の食事の2割以内とされています。
種類③食事療法食
なんらかの病気が原因だったり、体調がすぐれない猫には、食事療法食をあげましょう。食事療法食は症状に合うものを与えることが重要で、獣医師が提案した商品を動物病院等で購入して下さい。
飼い主が猫の症状を考慮し、独自の判断で食事療法食を選択してしまうと、合わない場合症状を悪化させてしまい取り返しのつかない状態になることもあります。
食事療法用のウェットタイプのキャットフードは、入院後の体をサポートするために敢えて高カロリーで作られている商品から、腎臓の働きをサポートする商品まで様々です。素人が判断できることではないので、面倒がらずに獣医師のアドバイスのもと商品を選びましょう。
ウェットタイプキャットフードの選び方
続いて、ウェットタイプのキャットフードの選び方を紹介します。ウェットタイプのキャットフードはかなりの種類があり、購入を検討されている方はどの商品が猫に適しているのか悩むでしょう。こちらでは、どこに重点を置き商品を選べばよいのかを分かりやすく説明していくので、ぜひ参考にしてみて下さい。
選び方①フードの形状
ウェットタイプのキャットフードは、商品により形状が違います。フレークタイプの商品は、ツナ缶のように少しだけ触感が残されており、比較的食べ応えがあります。ペースト状やムース状のパテタイプは、上あごと舌だけでも食べられるキャットフードなので、歯が弱い猫におすすめです。
そして、食材を煮込んだスープ・シチュータイプのキャットフードはウェットタイプの中で一番水分量が含まれているので、水をあまり飲まない猫の水分補給としても用いられます。猫の年齢や症状を考慮し、適した形状の商品を選ぶことで、食べてくれるでしょう。
選び方②原材料
原材料が何を使用しているのかも確認しましょう。ウェットタイプのキャットフードには先程紹介したように、総合栄養食・一般食・食事療法食の3種類があります。栄養タイプや疾患に関する表記を重視して選ぶことで、猫の体調や疾患が完全されるでしょう。
しかし、食事療法用のウェットタイプのキャットフードだけは素人で判断して購入しない方が良いので、獣医師に相談して下さい。また、猫は肉食動物なので、動物性タンパク質含有率が10%以上のキャットフードだと栄養面も安心です。 ドライフードと比較すると、ウェットタイプの商品は消化しやすいよう作られているので動物性タンパク質が少ない傾向があるのです。
選び方③添加物の有無
ウェットタイプのキャットフードは水分量が多いため、腐りやすいデメリットがあります。そこで、腐りにくいよう保存料や人口添加物を多く含む商品が多いのですが、添加物も気になる方は添加物の少ない商品や無添加の商品を選びましょう。 また、食品添加物の中でも、プロピレングコール・ソルビン酸カリウム・グリシリジンアンモニエートなど特に危険な添加物があり、検索すると簡単に出てくるので、確認してみて下さい。
選び方④猫の年齢
猫の症状だけではなく、年齢に注意して選びことも大切です。生後3~4週間の子猫は歯が生えはじめたら、ペースト状のキャットフードをミルクと混ぜて与えることが始めて下さい。
また、子猫は大人の猫より必要な栄養が多いので、栄養が多く入っている商品を選びましょう。一方、老猫にはシニア用の商品を購入して下さい。 歯が弱い場合は、スープ状やゼリー状の商品を、薬を混ぜて飲ませたい場合はパテ状が推奨されています。さらに、疾患に合わせたキャットフードを食べさせたいのであれば、食事療法食を検討しましょう。
【総合栄養食】ウェットタイプキャットフードおすすめ6選
続いて、総合栄養食のウェットタイプのキャットフードを紹介します。口コミでも高評価の一つで栄養を満たせる便利な商品を、厳選してピックアップしました。掲載している口コミもチェックしながら、商品の購入を検討してみて下さい。
おすすめ①フィリックス やわらかグリル 成猫 チキン
フィリックス やわらかグリル 成猫 チキンは、ゼリー仕立ての総合栄養食です。柔らかくほぐしたチキンのうまみをジューシーなゼリーで包み込んでおり、食いつきが良いと高評価を得ています。 総合栄養食で栄養満点な上に、上記の商品はチキン風味ですが、他にもツナやサーモン、ビーフ、鯵があるので、飽きずに食べさせられるでしょう。また、こちらの商品は成猫用で1歳から与えるものなので、注意して下さい。
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おすすめ②黒缶 ささみ入りまぐろとかつお
黒缶 ささみ入りまぐろとかつおは、ゼリー状の総合栄養食です。穀物不使用のグルテンフリーでオリゴ糖が配合されているキャットフードなので、善玉菌を増やし腸内環境を改善する役割も果たしてくれます。 また、まぐろとカツオの結合肉を使用しているため、白身肉よりもDHAや鉄分、タウリン、ビタミンEなどの栄養が豊富に含まれているのです。
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おすすめ③カルカン 12か月までの子ねこ用 かにかま入りまぐろ
カルカン 12か月までの子ねこ用 かにかま入りまぐろは、幼時期・成長期用の総合栄養食です。厳選されたまぐろに、かにかまを加えジューシーなゼリー仕立てに仕上げており、必要な栄養素がバランスよく含まれています。 また、子猫の小さな口でも食べやすい小さめのフレークに加工されているので、食いつきも期待できるでしょう。
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おすすめ④ニュートロ キャット デイリー ディッシュ 成猫用 チキン グルメ仕立てのパテタイプ
ニュートロ キャット デイリー ディッシュ 成猫用 チキン グルメ仕立てのパテタイプは、猫の一食分にちょうどいい少量使いきりタイプの総合栄養食です。使い切りタイプなので、いつまでも鮮度が保たれ開けたてのおいしい状態で食べられます。 また、良質なフィッシュオイルに含まれるオメガ3脂肪酸が含まれているため、皮膚・被毛の健康維持にも効果的で、長期的に与えると尿路の健康維持にも繋がるようです。
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おすすめ⑤シーバ 一皿の贅沢 しっとりテリーヌ
シーバ 一皿の贅沢 しっとりテリーヌは、全年齢対応の総合栄養食です。厳選された白身魚とチキンなどの肉がミックスされており、食いつきが良いと口コミでも話題となっています。 また、しっとりとしたテリーヌと美味しいソースが絡んだとろっとフレークの選べる2タイプなので、飽きることなく食べてくれるでしょう。さらに、使用後も処分しやすいパッケージなので、飼い主もノーストレスで使用できます。
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おすすめ⑥カルカン やわらかパテ お魚・お肉ミックス 着色料・発色剤 無添加
カルカン やわらかパテ お魚・お肉ミックス 着色料・発色剤 無添加は、成猫用のウェット状総合栄養食です。まぐろ・かつお・ささみ入りのフレーバーで食欲を刺激してくれるでしょう。 また、しっとりとしたパテに仕上がっており、着色料・発色剤なしの無添加なので安心して与えられます。さらに、1袋に16食分入っているため、ストックしやすいメリットもあります。
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【一般食】ウェットタイプキャットフードおすすめ6選
続いて、一般食のウェットタイプのキャットフードを紹介します。こちらで紹介するキャットフードは、あくまで副食やおやつとして与える者なので、メインとして食べさせないよう注意して下さい。
おすすめ①チャオ パウチ まぐろ ささみ・まぐろ節入り
チャオ パウチ まぐろ ささみ・まぐろ節入りは、全年齢に対応するフレーク状の一般食です。ささみのペーストに、まぐろとささみのフレークとまぐろ節を加え、おいしい焼津産かつおだしで仕上げられています。 また、素材を細かくペースト状に加工しているため、ドライフードに追加で盛り付けても食べやすいでしょう。
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おすすめ②いなば 金のだし カップ まぐろバラエティパック
いなば 金のだし カップ まぐろバラエティパックは、成猫用のウェットタイプの一般食です。まぐろ・まぐろしらす入り・まぐろほたて味の3種類が入っているので、飽きることなく食べてくれるでしょう。 食事から水分も取れるウェットタイプなので、水分補給をあまりしない猫にもおすすめです。また、緑茶消臭成分が配合されているため、キャットフード独特の臭みも軽減されています。
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おすすめ③シーバ アミューズ お魚の贅沢スープ ささみ添え
シーバ アミューズ お魚の贅沢スープ ささみ添えは、成年期の一般食です。じっくり丁寧に煮込むことで、魚介のコクとうまみが溶け込んだこだわりの贅沢スープになっており、1日1袋を目安に総合栄養食に浸すことで柔らかく食べやすくなる商品です。 また、スープだけでなく具材にはささみが入っているので、食べ応えもあるでしょう。口コミによると、夏場の水分不足を解消するために与えている方も多いようです。
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おすすめ④ミャウミャウ クリーミー 本枯れ節風味
ミャウミャウ クリーミー 本枯れ節風味は、クリーミータイプの成猫用一般食です。魚とささみを丁寧に調理し、食べやすい柔らかさに仕上げており、そのまま食べても、総合栄養食と混ぜても満足感を与える品となっています。また、オリゴ糖も配合されているので、腸内環境の改善にも配慮されている優れものです。販売サイトをチェック
おすすめ⑤はごろも 国産 かつお 無一物
はごろも 国産 かつお 無一物は、全年齢に対応するフレーク状の一般食です。かつおと天然水だけで作られた製品で、さらに食品添加物・飼料添加物なども不使用なので安心して与えられるでしょう。 天然素材のキャットフードが嫌いな猫も食いつきが良いと言う口コミもあるので、良質なたんぱく質と水分の両方を効率的に摂取してほしい飼い主の方は、ぜひ購入してみて下さい。
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おすすめ⑥健康缶 国産 まぐろフレーク
健康缶 国産 まぐろフレークは、成年期のフレークタイプの一般食です。水分と電解質を上手に補給できるよう、猫の体液に近いミネラルバランスに調整されています。また、猫の体液の浸透圧に近くなるように、成分濃度を調整することで、猫の健康維持を促します。 さらに、栄養面だけでなく、食欲をそそるマグロフレーバーとなっているため、他の商品で食いつきの悪い子でも食べてくれると好評です。
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【食事療法食】ウェットタイプキャットフードおすすめ3選
続いて、食事療法食のウェットタイプのキャットフードを紹介します。食事療法食は飼い主の独断で購入することは危険なので、良いと思った商品を獣医師に見せて確認してから購入しましょう。
おすすめ①VET'S LABO メディムース 腎臓サポート
VET'S LABO メディムース 腎臓サポートは、全年齢に対応するウェットタイプの食事療法食です。猫の健康をサポートするサプリメント成分が含まれており、合成着色料・合成保存料・酸化防止剤などの添加物も使用されていないので、安心して与えられます。 また、グレインフリー商品でもあるので腸にも優しく、ふっくら柔らかい食感でおいしさも十分です。アメリカンショートヘアー・ラグドール・ペルシャ・メインクーン・シャム専用のペットフードとなるので、注意しましょう。
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おすすめ②メディファス 1歳から下部尿路の健康維持 まぐろと若鶏ささみ
メディファス 1歳から下部尿路の健康維持 まぐろと若鶏ささみは、成猫用のクリームタイプの食事療法食です。 マグネシウムやミネラルバランス、栄養成分を調整することで、尿pHをコントロールをし尿路の健康を促してくれます。栄養面はもちろんのこと、味もおいしいようなので、グルメな猫の食いつきも期待できるでしょう。
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おすすめ③リスクリプション・ダイエット w/d チキン
リスクリプション・ダイエット w/d チキンは、免疫システムの健康や体重管理ができるウェットタイプの食事療法食です。 長期使用を続けるとストルバイト尿石が形成されにくいよう、ミネラルと尿pHのバランスを調整する効果があります。また、低カロリーと高食物繊維で繊維反応性疾患に対応する優れものなのです。
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愛猫の好みや体調に合ったキャットフードを見つけて!
今回は、ウェットタイプのキャットフードを総合栄養食・一般食・食事療法食別に紹介しました。愛猫の食欲不振に焦るでしょうが、食べない原因を突き止め、妥当なキャットフードを与えることで、再び食欲が戻る可能性があります。 また、疾患持ちであったり高齢な猫に食事療法食のキャットフードを与える場合は、必ず獣医師と相談してから商品を購入しましょう。