愛犬を連れて帰省や旅行は、車でお出掛けすると思わぬ渋滞に巻き込まれることもあります。そのような中で新幹線を利用すれば、より快適に移動が可能です。
しかし、新幹線に犬を乗せても良いものか迷う方も多いのではないでしょうか?今回は犬を新幹線に乗せる際の注意点や、犬にストレスをかけないようにするための最善の方法まで徹底解説していきます。犬に負担とならないよう、情報を詳しくみていきましょう。
【PR】可愛いペットでうちの子グッズを作ろう!NIGAOE PETS
NIGAOE PETSでは皆さまの愛するペットの写真を使ってうちの子グッズをお作りしています。犬や猫はもちろん、ハムスターやチンチラなど動物であればなんでもOK!注文方法は簡単で、ペットの写真をアップロードするだけで可愛いオリジナルグッズが作成できます。
アイテムは大人気のキーチェーンやペットの似顔絵で作る額縁付きキャンバス、マグカップなど多くの商品を取り揃えております。似顔絵はプロアーティストが書いてくれるので高品質。
毎月Instagramで無料のプレゼント企画も行っておりますので是非覗いていってください。
NIGAOE PETS公式サイトはこちら
犬は新幹線に乗せても大丈夫なの?
犬とお出掛けする際や一緒に旅行へ連れていく時は「犬を新幹線に乗せていいの?」など疑問を感じる方も少なくありません。実は、犬はケージやキャリーケースを活用し、手荷物として扱えば、特に問題なく新幹線に乗せることが可能です。
とは言え、犬にとって毎日過ごしている環境とは異なるだけではなく、長時間の移動となる分、それだけ心身に負担をかけてしまう恐れがあります。そのため、犬にとって快適な移動空間となるよう、飼い主が工夫を凝らすことが大切です。
犬と新幹線に乗る方法
ここからは、犬を新幹線に乗せる時はキャリーバッグやリュックを活用する点、そして、乗車の際の料金や、切符の購入方法についてご紹介します。 また、ケージなどをどの位置に置いて移動を行えば良いのか、様々なルールをひとつずつチェックしていきます。
これから愛犬とともに新幹線に乗る予定があるという方は、以下の情報を参考にしてみてください。
キャリーやリュックのサイズ・重量
犬を新幹線に乗せて移動する際は、キャリーバッグやリュックは、タテとヨコ、高さの合計が120cmサイズに収められる場合、人間と同様に乗車することが可能です。しかし、このサイズに入らない中型犬や大型犬は新幹線には乗せることができません。
また、キャリーやリュックは、必ずしもプラスチック系のケースでなければならないという規定はありませんが、ハードケースタイプであるものが望ましく、簡易的なドッグスリングなど、生体が表に出るような固定ができないケースでの乗車は不可となる点に注意しましょう。
ペットカートを新幹線に乗せる際は、フレームとケースが分離型のものであれば可能です。一体型になったものは新幹線に乗せることができません。 なお、総重量には、犬とケースの合計が10kg以内とし、それを超える場合は乗車不可となるためその点を理解しておくようにしましょう。
切符の料金・購入方法
犬を新幹線に乗せる時は、人間のように切符の購入が義務付けられているわけではありません。しかし、290円の手回り品きっぷを乗車駅の改札口で購入し、事前に手続きを行いましょう。
ペットケースの置き場所は?
犬を新幹線に乗せることと、飛行機に乗せることを同様に考える方も多く、その場合、「犬は飛行機のように荷物の場所に入れられてしまうのか…」など不安を抱く方も多いのではないでしょうか? そのため、犬を乗せることができても、いったいどこに乗せるのかについて疑問に感じる方が多いのも事実です。
犬を新幹線に乗せる際は、基本的に予約を行った座席シートの足元に置くのが一般的です。とは言え、足元にペットを置きたくないという方も多く、そのために隣の座席シートの購入を検討する方も少なくありません。
しかし、新幹線の座席はペット用としては販売されていないため、購入することができません。このようなことから、犬を新幹線に乗せる場合は、足元や膝上にケージごと置いて乗車を行うようにしましょう。
犬を新幹線に乗せる際の注意点
ここからは、犬を新幹線に乗せる時に注意したいポイントを以下に3点ご紹介します。これから犬と新幹線に乗車する予定がある方は、ご紹介する注意点をしっかりと確認しておきましょう。
注意点①散歩とトイレを乗車前にする
いざ犬を新幹線に乗せてしまうと、その後、犬のトイレに困ることも多く、特に長時間新幹線に乗って移動するとなると粗相につながってしまう恐れがあります。そのような事態を避けるためにも、乗車前に犬を連れてお散歩を行い、トイレを済ませておきましょう。
注意点②吠え癖がある場合はしつけを
どうしても吠え癖のある犬を新幹線に乗せなければならないという場合、新幹線内で犬が吠えてしまうと他の乗客の迷惑なります。中には動物を嫌う方が乗車している可能性もあるでしょう。 そのため、吠え癖がある犬は、事前にドッグトレーナーにしつけに関する相談を行うなど、対策を講じるとともに正しいしつけを行ってから乗車を行うようにしましょう。
注意点③事前にキャリーに慣れさせる
普段からキャリーケースに入れられることに慣れていない犬の場合、新幹線の中でキャリーケースの中に留まっているのを不快に思い、ストレスに感じることがあります。
新幹線に乗る予定が決まった場合、事前にキャリーに慣れさせるよう自宅でトレーニングを行っておきましょう。そうすることで、新幹線内でキャリーケースの中にいる時でも犬が快適に過ごせるようになります。
犬と新幹線に乗る際のストレス軽減対策
この後は、犬と新幹線に乗る時に犬にストレスなど負担をかけないようにするための対策法を以下に3点ご紹介します。いったいどのような対策を講じれば良いかひとつずつ詳しくみていきましょう。
対策①おやつを用意
犬と新幹線に乗る時は、犬が狭いキャリーケースの中でストレスを感じることがないよう、長時間の移動でも空腹感なく移動を行えるよう、お気に入りのおやつを準備しておくと安心です。
また、おやつの代用として普段食べているドッグフードを持参するのもおすすめです。 しかし、一度にたくさんのおやつを与えてしまうとそれが原因で体調不良を起こす恐れがあるため、おやつは少量ずつ分けて与えてあげてください。
対策②お気に入りのおもちゃを用意
犬が新幹線で移動するとなると、当然ながら普段とは異なる空間で長時間過ごすことになります。そのため、犬にとって不安感があるのはもちろん、ストレスを抱えてしまうのは言うまでもありません。 このようなストレスを感じることのないよう、自宅で普段愛用しているおもちゃやタオル、毛布など、ニオイがついているアイテムをケージの中に忍ばせておくのがおすすめです。
犬が愛用しているおもちゃがあるだけで、新幹線内で落ち着きがなくなるなどいざという時にニオイに対して安心感を抱くことができるでしょう。 このように、新幹線で移動する際は、ケージ内にお気に入りのおもちゃやタオルなど、普段使いのアイテムを準備しておくようにしましょう。
対策②ストレスを感じないケースを選ぶことも大事
犬を新幹線に乗せる時、そもそもキャリーケースじたい、広々とした空間であるとは言い難く、その中でも、しっかりと4本足で立ち上がれる他、窮屈に感じない快適なサイズ感のキャリーケースやリュックを選ぶようにしましょう。
キャリーバッグは中で空気がこもってしまい、息苦しさを感じることがあるようです。そのようなことを避けるためにも通気性の良い2面以上のメッシュ窓がついたデザインに設計されたものを利用するのがおすすめです。
また、キャリーケースやリュックの開口部が広く開けられるものであれば、愛犬の様子をしっかりと観察できるので安心です。
犬が新幹線で酔うのを防ぐには?
犬も人間と同じように乗り物酔いをしてしまうこともあります。そのため、新幹線に乗車する3時間前を目安にご飯を済ませておくのがおすすめです。 また、極端に乗り物酔いしやすいなど、事前に愛犬の状態が分かっていれば、動物病院の先生に相談すれば、酔い止め薬の処方をしてもらえるため、事前に受診しておきましょう。
犬にとって普段の生活環境や景色とは異なる分、緊張度が高まり、過呼吸状態になってしまう犬も少なくありません。そのような状態を避けるためにも、精神安定剤などを処方してもらっておくのも安心です。
いずれにしても新幹線に乗車する際に、乗り物酔いをするという犬には酔い止め薬を活用し、快適に移動を行えるよう準備を行っておくようにしましょう。
犬も飼い主もストレスなく新幹線で移動しよう
犬と一緒に新幹線に乗る時の方法や注意点、また犬に与えるストレスやそれを軽減させるための最善の方法までご紹介しました。 旅行や帰省の際、犬を一緒に連れて行く時に新幹線を利用するという場合は、人間のように座席の確保ができる訳ではないため、ケージを足元に置き、移動を行うようにしましょう。
また、事前にケージや生体のサイズを確認し、重量等もオーバーすることのないよう新幹線を利用するようにしてください。犬がストレスに感じることがないよう、愛用しているおもちゃやニオイのついたタオルなどをケージに忍ばせ、安心感を与えてあげましょう。 これから犬と一緒に新幹線に乗る予定があるという方は、ぜひこの記事でご紹介した情報を参考に、犬と快適に移動を行ってください。