市販のおすすめドッグフード20選！人気の理由を詳しく解説！

市販のドッグフードの選び方ポイント

ドラッグストアやペットショップ、スーパーには、たくさんのドッグフードが販売されています。まず始めに市販ドッグフードの上手な選び方をご紹介します。以下のポイントをしっかり押えて、ワンちゃんが美味しく食べられて、且つ安心・安全に与えられるフードを見つけてください。

形状は「ドライフード」と「ウェットフード」

ドッグフードは大きく分けると「ドライフード」と「ウエットフード」の2種類あります。ドライフードは水分含有量が10%以下の、いわゆるカリカリの粒状のドッグフードです。水分量が少ないので、常温で比較的長期にわたって保存でき、栄養面においても優れています。ウエットフードは、缶やパウチなどに入った水分が多くて柔らかいドッグフードです。水分と栄養を同時に与えることができ、カリカリが苦手な子や噛む力から弱くなったシニア犬に向いています。香り&風味が強いため、ワンちゃんの食いつきは良いですが、ウエットのみを与えるなら「総合栄養食」と記載されているものを選びましょう。 基本的にはドライフードをメインとし、ウエットフードは飲水量が落ちがちなシニアのワンちゃんや、ドライフードの食いつきが悪い時のトッピングとして活用するのがおすすめです。

原材料がしっかり明記されている

大切な愛犬に何が入っているか分からないものを与えるのはいけません。ドッグフードを選ぶ際は、パッケージや商品情報の原材料欄をチェックしてみましょう。何がどれだけ入っているのか、不明な原料は使われていないか、アレルギーに影響するもの入っていないかなど、しっかり確認してください。肉類というだけでなく、チキン・ビーフ・ラム・サーモンなど種類が分かるものを選ぶことで、アレルギーのリスクを減らすことができます。産地なども記載されていれば尚◎。原材料を細かく記載する義務はありませんが、原材料がしっかり明記されているフードほど信頼性が高いと言えるでしょう。

健康を害する添加物が使われていない

ドッグフードに入っている添加物には「天然添加物」と「合成添加物」があります。無添加フードに入っているのは天然添加物でワンちゃんの健康に影響はありません。合成添加物は人間が化学物質を合成して人工的に作成した添加物であり、安全が確認されていないものも少なくありません。ペットフードは人間の食品と比べて規制が緩く、ワンちゃんにとって悪影響を及ぼす添加物が入っていることあります。特に「着色料」は購入者の気を引くだけのものであって、ワンちゃんには全く無意味な添加物です。「香料」や「甘味料」もワンちゃんの食いつきを良くするために使われますが、そもそもフード自体が美味しければ必要のないものです。愛犬の健康を第一に考えるなら、できるだけこのような添加物が入っていないもの、できれは無添加フードをおすすめします。

市販のドッグフードの「子犬用」「成犬用」「シニア用」

ドッグフードには「子犬用」「成犬用」「シニア用」と、ライフステージに分けられている商品が多くあります。全年齢対象のフードもありますが、ライフステージ別のフードはそれぞれに合わせた粒の形や栄養設計になっているため、愛犬の年齢に合ったフードの方がワンちゃんの栄養管理がしやすいでしょう。

高カロリーで消化吸収に優れた「子犬用」

子犬用は1歳までのワンちゃんに与えるフードです。商品によって記載は異なりますが、「幼犬用」「子犬用」「パピー用」「1歳以下」などと表示されています。子犬用フードは、成犬用フードに比べて高脂肪・高タンパク・高カロリー・消化吸収に優れている特徴があります。子犬はまだ体も小さく、消化器官も未熟です。 1度に多くの量を食べられないため、少ない量で栄養を摂取できるよう、成犬用よりも栄養豊富で消化に優れた設計になっています。健康的な成長と発達を促すためにも、パピー期には子犬用のフードを与えましょう。個体や商品によって与える時期は異なるので、商品パッケージを確認してください。

栄養バランスの良い「成犬用」

成犬用フードは、成犬の体を健康的に維持できるよう栄養バランスの良い設計になっており、子犬用フードと比べるとカロリーやタンパク質の量が少ないのが特徴です。成長がひと段落してからもパピー用フードを与え続けていると、栄養過多・カロリーオーバーとなってしまい肥満の原因になります。パピー期を過ぎたら少しずつ成犬用フードに切り替えましょう。成犬用フードはワンちゃんが生涯いちばん長く食べるご飯です。そのため、ドッグフードの中でも成犬用が最もバラエティ豊富で、様々な商品がラインナップされています。

低カロリー・高栄養の「シニア用」

ワンちゃんも高齢になると代謝率や消化率が低下、また活動量が徐々に減少するので、成犬用のフードを与え続けると病気のリスクや肥満に繋がります。シニア用フードは高齢犬に与えるご飯です。「シニア用」「高齢期用」「エイジングケア」「〇歳から」と表示されており、高たんぱく・低脂肪・低カロリー設計になっています。老化は個体差が大きいので、愛犬にあったフードを選び、シニア期を迎えたら高齢用のフードに切り替えて栄養面をサポートしてあげてください。